アナログのレビュー・感想・評価
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奇妙な出逢いからの物語
嵐のファンである。二宮さんの格好良さと演技力を深く感じた。原作はビートたけしさんの同名小説というか信じえなくて主人公は工学部の人材から見ると段々わかる。
キャストたちにも自分の演技力を表せている。ただ その物語個人的に平気に過ぎると思っている。更に ある場合のカットの転換ちょっと唐突ではないでしょうか。三人飲み残したのコップのような必要ではない大写しがあるので 特殊な情報だと思って そもそも勘違いしちゃった。
長い時間をお楽しみに待っているので 厳しい採点である。
友情シーンに引き込まれた
三人で焼鳥屋のシーンでは、思わず声を上げてしまいそうになった。そのくらい楽しい雰囲気にのまれてしまった。波瑠を加えた四人での焼鳥屋も、とても楽しそうだった。まるで三人が本当に旧知の仲であるかのようで。
海に行って、紙コップでコーヒー飲んで、それで糸電話作って、聞こえない位で本音を伝える…って、昔に戻ったらカミさんにやってみたいなぁ。
岩井俊二監督のようなリリカルさを感じる、素敵な映画だった。本業はイラストレーターって嘘でしょなリリーさんのマスターも良かった。横文字を羅列する鈴木浩介さんは違和感あって良かった。
ニノはどんな役やってもアレだけど、今作の不器用で実直だけどよく喋る主人公は合ってたと思う。
原作がビートたけしとは驚き
ハッピーエンドとはいえないけど、二人が紡ぐ果てしない純愛
予告編が解禁された時から気になっており、絶対に映画館で鑑賞しようと決めていました。
二宮和也さん演じる悟と波瑠さん演じるみゆきの二人のどこまでも澄み切った純愛が描かれています。
映画のタイトルにあるように「アナログ」な関係に重きを置いた作品だと思いますが、この誰しもが携帯を持つことが当たり前となった世の中で、今の時代携帯を持たないみゆきの存在そのものが、時間をかけてゆっくりと真実が紐解かれてゆくことへの布石でした。
正直なところこの作品はストーリーが展開されていく中で次々と悲しい出来事が重なるため、個人的にはハッピーエンドではないと思います。
ただ、悟が貫いた大切な誰かを想い続けること、愛し続ける姿に涙しました。
演者の面では、普段男前な女性を演じることが多い波瑠さんが、今回のみゆきのように静かでおしとやかな女性を演じられている姿が美しかったです。
素敵な作品に出会えました。
お涙、頂戴します。
愛し続けることが一番の幸せである!
ネタバレをしてしまうと、これから観る人はがっかりするかもしれない。しかし、これだけは言いたい。愛する人がどんなことになろうとも愛し続けること、これが一番美しくて人の心を打つのでしょう。人生は自分自身が幸せになるために、自分なりにシナリオを書いて、それを演ずるために生まれてきています。そのシナリオを一部始終知ることはできないですが、自分で書いたのですから幸せにならないはずはないのでしょう。だから、自分が正しいと思った道を突き進むだけです。二宮はその苦難の人生をあえて選びますが、辛いからこそ得られる果実は宝ものになるのでしょう。人生の醍醐味は、幸福と不幸のどちらにも振り子が振れるからこそ、珠玉の人生を味わうことができるのだと、この作品は教えてくれてます。だから、どんなことがあっても、周りにいる大好きな人は、愛し続けたいと思いました。それにしても、前半のストーリー展開は謎だらけでしたが、後半にその謎が解かれていくと、まるで「君の膵臓を食べたい」のオマージュのようで、涙腺は崩壊してしまいます。また、全体の物語の雰囲気は、静かに川の流れのように進んでいくところは、過激な展開よりむしろ心にヒタヒタと迫ってきて胸を打ちます。ヒロインの波瑠が演じる「みゆき」という名前もとても素敵だし、スマホを持たないことによって、木曜日の夕方に喫茶店で会うという設定も、昭和の時代を彷彿とさせていて、とても懐かしい思いに浸れました。
アナログ
やはり二宮和也はすごいなぁ
北野武の映画がしばらくなかったので、原作が出たばかりに読んだ時は頭の中で北野武演出になっていて、「あの夏いちばん静かな海」がアップデートされた感があったけれど、それがこんなデート映画っぽくなるのは凄い。思えば原作はスタンス自体がアナログで、それはたぶん自分の創作姿勢踏まえてのものだったろうからこの映画は根本的に別物ではある。
振り返ってもいいストーリーというか、よくできた男のファンタジーで、そんな人いるかよ、というお姫様の設定がタケシならでは。原作は男の側面から描かれていたような気がしたので、最初から姉が出てきた時は余計なことを、と思ったが、しっかり観れる。ただ演出は冒頭からバタくさい。いくらシネコン映画だからといってそこまで軽薄にやらなくてもといっていいくらい軽く、喫茶店の佇まいも惹かれるものはない。本当はこの喫茶店がもっとアナログ感が必要な気がする。時代から取り残されたような。そこがデート映画には不用だったのだろう。
手がなかったのか狙いかわからない長回しのアドリブのジャンプカットを多様しての展開は雑な感じなんだけど、しかし、全編を通して、それが二宮和也なら違う、というのを見せつけられる。思っていてもリアクションが素晴らしく、完全に惹き込まれる。
という男のお伽話なのだけど、二宮和也の芝居と純愛を観る映画としてハマっているが一般の女性からしたらどんな感想を持つのか知りたい。
ワイングラスのビール
映像はものすごく綺麗で、ニノの演技は自然体で最高だし、ストーリー構成も良ければ音楽もいい。だけど、どうも物足りない。殺しとか犯罪とか壮大なアクションだとか、そういうのを最近見すぎているからだろうか。このあまりにシンプルな脚本が、どうも好きになれなかった。
予告を見て抱えた違和感。「どういうことなんだろう?」を払拭するために劇場へと足を運んだわけですが、どれもこれも想像の範囲内。驚きがほとんど無いため、感情もイマイチ揺さぶられない。ビートたけしが書いたとは思えない、すごく上品な恋愛ドラマではあったものの、〈アナログ〉というタイトルの深さはそれほど感じられなかった。いや確かに、こんな世の中だからこそスマホを持たない恋愛は儚く美しいよね、と言いたいのは分かるけれど、にしてはそれにまつわるエピソードが薄い。頭に残るようなインパクトのあるシーンが見受けられなかったのも、このなんとも言えないモヤモヤの原因。
前述の通り、映像は異常なまでに美しい。
「鳩の撃退法」のタカハタ秀太監督による演出、編集、役者陣の引き出し方は、例え恋愛映画になろうとも文句のつけどころがないほど完璧。特に、笑いを起こし、親近感湧かせるような、ぶった斬るカット割りはかなりいい。日本とは思えない、異国のようなカフェやバー、風景。それもまた、監督による見せ方の上手さあってのものだろう。
桐谷健太と浜野謙太のケンタコンビによる、華麗な漫才も見どころ。本作、恋愛パートよりも友情を描く場面の方が見応えがあって面白い。40になっても中学生の頃から変わっていないような、世話を焼いてくれる友達って羨ましいな〜。本当の家族かのように、主人公のそばにいて見守ってくれる2人。ラスト際の表情と明かされた真実には、非常にグッとくる。この3人のトリオ漫才、また見てみたいな笑
印象に残るかと言われればかなり微妙な感じだけど、作りは丁寧で見やすい作品だったので、個人的はラーゲリよりオススメできるかも。ただ、所々で疑問点があり、ラストに至っても残念な終わり方なため、全体を通してみればこの点数。結構泣いている方多かったけど...すまん分からん。ビートたけしだから意外性のある映画と勝手に想像してたけど、予想外に王道ラブストーリーでした。ニノ好きはぜひ。
210 波瑠ちゃんは切ない役が良く似合う
嫁さんはニノのファン。
ワタシは波瑠ちゃんが好き。
てことで一緒に見に行ったのですが
ま、泣くように計算されたつくりで
まんまと泣いてしまった。
ひょっとしたら波瑠ちゃんは宇宙人かかぐや姫か?
とも思ったんだけど
そんなファンタジーではなく
ストーリーとしては結構リアル。
音楽も真実がわかる場面での強調が
身に染みた。
サントラを聞いてみたい。
桐谷健太と浜野謙太のツッコミも良かった。
75点
イオンシネマ草津 20231008
パンフ購入
世界観が美しい✨✨✨✨
まっすぐな二人の恋愛模様に魅入られる傑作
切ない 切ない
ゆったりとした映画
観て良かった
誠実な人
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