アナログのレビュー・感想・評価
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最後すすり声が聞こえた
ストーリーとしての目新しさや斬新さはないが、演出、演技、雰囲気で飽きずに登場人物に寄り添いながら最後までもって行かれた。上品で、アナログな女性に隠された秘密が何かに観客もモヤモヤしながら鑑賞することになる。
二宮和也の人物造形と波瑠の上品でミステリアスな人物造形、そして演技が素晴らしい。
気になったのはシーンごとの暗転といきなりの手の動き(←ぼやかしてます)。
そして自分は携帯持ってなくても相手の連絡先を聞いたり、自宅や職場の連絡先交換しておけばいいのにっていう点。
ジャーマンポテトは伏線だったのでびっくり。
ニノかわいい
ある意味シンプルなストーリーですが、ちょっと泣きました。ニノよいね。最初の頃のはしゃいだ中学生の恋みたいな空気が好き。Wけんたの友達っぷりも最高。くすくす笑いました。アドリブ入ってそう。
波瑠もよかったし、リリーフランキーがいるカフェも行きたいし、良いメンバーでした。
素敵な恋と深い愛。よきです👏
木曜日の奇跡 (追記:鑑賞2回目)
素敵な映画でした。
やっぱり二宮くんの演技は凄い。
ナチュラルなのにグイグイと
魂揺さぶられました。あっぱれ。
前半の軽やかな展開もよかったし
後半の展開は涙腺崩壊、数回嗚咽。
(自分の経験と所々重なりヤバかったw)
波瑠さんとにかく終始ずっと美しい。。
あの役は美人にしか務まらない。
謎めきながら見た目だけでなく
見た目に伴う心の美しさが滲み出ていて
とても素敵でした。
男子の友情の描き方も最高でした。
(結構声出して笑っちゃいました)
一生大切にしたいと思える仲間、
みんな裏表なく素直でいい奴ら。
3人の人柄、よかったなぁ。
カタカナ上司、最初から笑えました。
ピアノカフェ、リリーマスターの
空間、空気感、存在感、さすがでした。
コーヒーというより“珈琲”、
飲みたくなっちゃいますね。
ピュアな純愛、友情、家族、それぞれの絆、
全体を通じての人間愛に心温まりました。
時の流れ方もシンプルながら
不自然さも違和感もなく
心地よかったです。
ストーリーも配役も
無駄な部分が全くなく
必要最低限な絞り込みといいますか
絶妙な引き算が効いていたと思います。
秋になると思い出しそうな
しっとり静かに心に響いた
上質で素敵な映画でした。
また観たいです。
心洗われ浄化されました。
ありがとうございました。
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【鑑賞記録】
①2023.10.13㈮13:40〜@新座
②2023.10.17㈫ 8:45〜@板橋
まさか2回目鑑賞するとは。
しかも中3日で。
初回より更に深く響き刺さり没入
結末がわかっていても涙腺崩壊。
笑える場面もやっぱり笑えるし最高。
スラダンぶりに何度でも観れる系。
終始展開が心地よく美しく素晴らしい。
やっぱり引き込まれました。
「今日から毎日が木曜日」(涙涙涙)
近々3回目、4回目・・あるかも。
インスパイアソング「With」も最高。
先週鑑賞後にDLし聴きまくり。
劇中に流れずビックリでしたが
幾田りらさんの魂と感情込もった
美しい唄声と歌詞、曲は耳と心に響き
鑑賞後の余韻用に完璧すぎる名曲です。
役者さんたちも、りらさんも、
ますます好きになりました。
素敵な素晴らしい作品(名作認定!!)、
関わった皆さんに改めて感謝♡
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北野たけしだからこそ描けた、純愛物語
原作が、あの北野たけしというのは、本当に驚かされるピュアなラブ・ストーリー。しかし、携帯もネットも無い時代を生きてきた、北野だからこそ描ける物語でもあったと思うし、昭和を歩んできた自分から視ても、非常に共感できる作品でもあった。
いつでもどこでもLINEで連絡が付き、あらゆる情報がネットで手に入れることのできる、デジタルな生活が染みついてきた現代社会。こうした昭和の匂いのする、スマホを持たない恋愛を若者はどう視るのだろう?公衆電話で100円玉を用意して、ダイヤル回し、彼女の父親が出たら何と言おうと、冷や汗かきながら電話していた青春時代が懐かしい(笑)
個人的な見方だが、原作よりも映画の方がストーリーに入り込めたし、感動も大きかった。おじさん一人で観たのだが、後半は目頭に熱いモノが溢れてきた。それは、主人公のみゆきを演じた波留が、原作のイメージ通りの、清楚で、揺蕩う中に謎を纏い、それでも凛とした美しさを備えた女性を見事に演じていたからなのだろう。特に、立ち姿や姿勢の良さが、より一層の美しさを引き出していて、改めて、波留の魅力を感じた。
また、水島を演じたニノの、みゆきを前にした微妙な距離感も切なく、この2人のコンビだからこその、より透明感のあるアナログな世界観での純愛物語を作り出していた。そして、脇を固めた水島の親友・高木を演じた桐谷健太と山下を演じた浜野謙太が、多分、アドリブかましながら、みゆきと水島をしっかり支える役所に、とても好感が持てた。
但し、みゆきが水島の前から居なくなった後の描き方は、「実際は、こんなに美しいものではないだろう」というのが、正直なところで、「そこは映画だから仕方ないか…」と、現実的な思いには、蓋をした。それを差し引いても、久々に私達世代からしたら、共感度が高い作品となった。
涙がキラリ
ビートたけし原作の恋愛小説を映画化、という話題性だけでは語れない。
何でもかんでも効率を重視するあまりデジタル化する社会に、私自身も違和感を覚える。残すべきアナログ感覚はあると思いたい。
来るか来ないかわからない木曜の「ピアノ」に通う。この発想は現代人の無くしたものだろう。
純愛ストーリーが一転して辛い展開になり、それが深みを増した。
余談であるが、監督は伝説の番組「ビートたけしの元気が出るテレビ」のディレクターもしていたようだ。たけしさんへのリスペクトは半端ではないんだろう。
以下、軽いネタバレ
たけしさんは、交通事故で生死をさまよった経験がある。突如としていなくなったヒロイン美春みゆきのことは、それを連想した。
アナログというよりアナクロ感
ビートたけしの恋愛小説が原作ということと大スクリーンでの波瑠を観たくて鑑賞。波瑠が生成AI画像か?とビビるほどツルピカの美しさ。ジャニーズ案件の中では相変わらず演技がうまいニノ。素レベルのナチュラル感の桐谷健太。たけし原作らしさが出た浜野謙太を交えたボケシーン。よかった点は以上で、正直感動どころか展開が進むほどに鼻白らんでしまった。
陳腐な恋愛話は設定以上のおもしろみがなく、話の表面をなぞるだけで具体的な細部の作り込みがまるでない。ニノも模型作ってるだけで売れっ子建築家らしい教養や知識の幅広さがあるように見えないし(本人のキャラ問題かも…)、市民会館的なとこでの貧乏くさいコンサートは眼をつぶるとしても、クラシックをネタにしながらクラシック音楽というイメージしか描かれない。
波瑠もかわいいだけのお人形さんで人間的な魅力を感じられず、ずっと敬語を使われ続けて2人の距離が近づいてるようには思えなかった。そもそも今どきいい大人がこんだけデートしてキスもしない、でもプロポーズを考えるってどんな精神年齢なんだよ? 10年前に高校生の波瑠は濱田岳に胸まで揉ませてたってのに。
単純にオレ自身の好みの問題なのかもしらんけど、とりあえず中村義洋監督のみなさん、さようならは必見(濱田の役名は偶然にもおんなじ悟!)。
友人はボロ泣きでしたが、、、
結婚を申し込もうとしたその日に、、、
ありえるようで、そう来るか!と思ってしまい。
携帯のない時代、まちぼうけすること4時間。
それでも待っている時間は好きだった。
そんなアナログ世代で、昔を思い出す場面も
ありましたが、観終わってみたら、??
もしかして、私の感性鈍った?!
そう思ってしまいました(ToT)
演技を見れば、皆さん素晴らしい!のですが。
仕事が忙しすぎて、心身疲弊していて、の厳しい現実の中に
生きているから、純粋でキラキラしたストーリーが
余計に遠く感じたかも、です。
補足で、、
感情移入が出来なかったです。
交通事故のタイミング、
CDで波瑠を発見(展開が予測出来た)、
忘れてと言われて読んだ日記。
次に繋げるきっかけが安直すぎるように思えてなりませんでした。
日記って、本当はもっと生々しいものだとも思うのです。
、、って、理屈っぽいこと言わず、思わず、映画を楽しんでいればいいのでしょうが(^_^;)
映画 アナログ 友達と…
ビートたけしが70歳にして初めて書き上げた恋愛小説を映画化。
原作にひかれ、映画どうかな?とおもいながら見に行きました。
映画本当によかった~!
見終わった後、めっちゃ心が温かくなったお話でした。
終盤は涙がとまらない…。笑えて泣ける。
何より二宮君の演技がすごくいい。
自然な感じの演技、間の取り方、目の演技はやっぱりうまいな~と思った。
はるちゃんも演じるヒロインのみゆきにすごくあっていて
健太、謙太が演じるリアルな4人の友人同士のやりとりもおもしろかった。
もう一度映画館で観たい♡
最初何かしゃらくさいのおと思ってたけどちゃんと良かった。 僕は役者...
最初何かしゃらくさいのおと思ってたけどちゃんと良かった。
僕は役者が〜とか音楽が!とかじゃなくて、
男ってあーゆーキレイで知的でハイソな良識ある色白の女神のような、アングラを知らないけど素質ありみたいな子に憧れに近い好意を抱くんだよなあ。
それが転校生とかだったら尚更〜。
みたいなとこでチューニングが合って、
それまで何でも無かった事や日々が、そしてアナログなことも色付くんだよ
二宮君、コメディっぽい所の方がイキイキしてたよ。
便利さ故の不便なとこ……
若かりし頃を思い出させてくれて、キュンとなれた映画だったかな。
初めての彼氏との連絡ツールは家電と手紙。
親が寝静まってからかける家電。
もし、カレの親が出たら……ドキドキ。話す内容をメモしてた頃もあったなぁ
メールのやり取りも便利だけど、話しをするって大事だって改めて思った。
会話を重ねて、お互いを知っていく、理解するって……
とても切なくて、でも、あったかい気持ちになったなぁ……
糸電話をしたくなりました。
(でも、しませんでしたが・・・)
週に一度携帯を使えない日を作ろうかと思いました。
(でも、多分無理ですが・・・)
水島さんは友達に恵まれた人だと思いました。
映画としてはちょっとやりすぎでしたが、そんなことはどうでもよくなるような、恋人同士や好きな人と見に行って欲しい作品です。
タケシさんの事故がヒントかなぁ
とにかく感動しました。波瑠さんと二宮さんが純真無垢で良いです。ビートたけし名で出版されているのはご自身のアノ経験からかも知れませんね。
謙太と健太♡
何度も予告を観ていたので、何で波留ちゃん来なくなった?!って知りたかったけど、ラブストーリーが苦手なのです。。
そして「芸人 ビートたけし」の笑いにはあまり触れて来ず、
「映画人 北野武」としての活躍の方が知っていたりするのですが、こちらもやや苦手。。
原作となる恋愛小説は知りませんでしたが、さて、どうかなと少々不安。。
加えて二ノ宮君。
マルチな才能をお持ちで、多方面での活躍も勿論知っています。彼の演技は引き込まれる魅力があることも。。
しかし。。
とっつぁん坊や感が、、
どーしても苦手。
m(_ _)m m(_ _)m ごめんなさい。
なので、スルーするつもりだったのですが、皆さんの高評価を見て、気になり鑑賞。
おおお!!
何とも優しくて美しい!
人を想う事、愛する事を丁寧に丁寧に描いた作品でした!
人物描写が素晴らしい!
悟(二ノ宮君)の人としての誠実さ、優しさ、謙虚さ。
仕事に真摯に取り組む姿勢。
友人に見せる素の表情。
息子としての母に対する愛情。
等身大の悟という人物が、そこに存在していた!
二ノ宮君が演じたからこそ、悟に命が吹き込まれたのだと思う。
とっつぁん坊や感は拭えませんでしたが、改めて彼の演技力には驚かされた。
今時、携帯を持たない謎めいた女性
みゆき(波留ちゃん)
焼き鳥屋さんに行った事がなかったり、クラシックが好きだったり。。
どこかのお嬢様なのかと思ったが、想像を上回った真実。
世界的バイオリニストだったとは!
辛い過去をゆっくりと時間をかけて癒している途中で悟と出会う。
惹かれあって行く2人の心の変化もリアルに伝わって来た。
みゆきの気品ある佇まいが美しい。
落語も可愛かったし、あの突然のハグには、もうドキュン♡
悟!イケるぞ!!と応援していたw
悟の友人高木(桐谷君)と山下
(ハマケンさん)が最&高!!
上辺の付き合いではなく、真の友人としての姿。他者との向き合い方の本質を見せてもらいました。
個人的に男性の友情物語に弱いので、3人のパートは心鷲掴みにされました♡
そして後半の母の死やみゆきの事故。
不幸が続き、観ているのが辛かった。
悟同様に、私も高木と山下に助けられ、救われました。
悟の覚悟の決断。
実際にこの立場だったら、とても難しく、勇気を伴う行動だと思うが、悟ならその選択をするだろうなと理解できた。
みゆきの姉(板谷さん)の、悟に対する戸惑いや申し訳ないという感情。
妹を想ってくれる嬉しい気持ちを含めた複雑な心境。
誠実な態度で対応していて、素晴らしい人間性を感じた。
高次脳機能障害は、軽度ならリハビリである程度回復は見込めるが、みゆきの場合は深刻そうで、とても心配だった。
それでも悟に迷いはないんだろうと分かるけど、どうにかしてあげたいとずっと願ってしまった。
だからあのラストは嬉しかったです。
又、2人でピアノへ行ける未来を信じる事が出来ました。
脇を固める
リリーさん♡高橋恵子さん素晴らしい!
藤原君、鈴木浩介さん、坂井さん、
筒井さん、みなさんナイスキャスティングでした。
大輔も出しゃばり過ぎずで良かったです(^。^)
そして、いつもピーピーうるさいイメージの愛美ちゃんも、抑えた演技で良かったです笑
たけしはロマンチストだなぁと改めて思いました。
11月の「首」も観るよ♪
優しい気持ちになれる良い作品でした。皆さんの高評価も納得です♪
愛するって、こういうことじゃないか?
というビートたけしさんの問いに、確かに…と心から納得できました。
映画は、とても丁寧に話が進んでいき、決して視聴者置き去りにはならなくて、むしろ所々にたけしさんの笑いが散りばめられており、セリフの言い回しや友達との距離感は、たけしさんを思い出すようなところが沢山あって、監督さんが原作をリスペクトしているのがよく伝わってきました。
とにかく今年は、二宮和也さんに泣かされる。
自分でもこんなに泣くとは思っておらず、泣くとしても一筋二筋くらいだろと思っていたらとんでもなく、
ラーゲリより愛を込めても今作のアナログでも号泣でした。
私個人的には、今年1番の映画です!
映画の映像美もロケーションも役者さんの演技力も素晴らし過ぎました。
板谷由夏さんや監督さんがおっしゃっていましたが、奇跡的なことが重なってることもあり、正に神様から愛されてる映画だなと思います。
こんな行きつけのカフェが欲しいなー
前半は2人が惹かれ合う様子や、アドリブと思われる友人達とのシーンも楽しく観ていました。
ただ大阪のシーンはちょっと浮いて見えたかな
連絡が取れなくなってからの後半は涙が止まらず…ベタな展開なのかもしれないけど、泣けるものは泣ける!今年イチの号泣でした。
ハンカチ必須です。
今日からずっと木曜日
15分前に観た『アンダーカレント』に続き、リリー・フランキーがコーヒー淹れてて笑った。
主な舞台は悟(これも『アンダーカレント』被り)の職場、病院、ピアノ。
これにデート先がアクセントで加わるコンパクトな展開で、非常にテンポよく観ることができた。
最近はコメディも多いが、やはり波瑠の王道はこういう役だよなぁ、と改めて思う。
あの上品さに添えられた控えめな茶目っ気、そしてハグ…惚れるわ!
また、Wケンタ演じるバカ友が最高に素晴らしい。
茶化してるようで本気で嫌がることはしないし、サポートするし苦言も呈するし、それでいて気遣いもある。
何度も笑わされ、作中のジャーマンポテトの如く、作品のスパイスとしても効いていた。
悟は誰といてもどこか微笑ましく、彼の視点で描かれているからか、部長すら悪役という印象がない。
みゆきが穏やかな心を取り戻せた説得力もここにあり、ニノの演技の賜物だと思う。
中盤までニヤニヤして観てたぶん、みゆきを紹介すらできずに母を亡くし、みゆきの事故を知る後半は辛かった。
いきなり回復するラストは違和感もあるが、奇跡でもご都合主義でも何でもいいから、と願ったので文句は言えない。笑
お姉さんの対応も非常に真摯で好感度が高い。
幾田りらを主題歌に抜擢し、予告でガンガン流しておきながらインストアレンジしか使わない。
勇気のいる選択だったハズだが、(曲の良し悪しではなく)作品の余韻としては最高の決断だったと思う。
最近はバイオレンス映画ばかり撮ってるイメージのビートたけし原作が意外なくらい、名作です。
🎼ト音記号
とある芸人さんの小説を読んで、刺激を受けた
北野武さんが書いた小説を映画で。
切なさが残る純愛小説を書きたかったのだろう。
主人公、悟は自分が設計してデザインしたPiano
(コーヒー屋)でみゆきと出逢う。
ト音記号の窓の飾り、ペーパーホルダーを
彼女に誉められ、逆にみゆきは母親が大切に
使ってたバッグを誉められる。そこから話が弾み始まる。まるでピアノを弾くように。
携帯を持たないみゆきとの約束は毎木曜日にPianoで会う約束。来なかったらお互いの用事があった認識で。
悟役の二宮君の細かい表情、黒目の動き、仕草はうまいなぁ。そこを補佐する小学生からの友人の
Wケンタもバッチリ盛り上げるし、頼りがいがある友人。みゆき役の波瑠さんも品があり似合う。
去り際が素敵な女優さんと言ってたけど、納得。
高橋恵子さんもお綺麗で、勝手に波瑠さんの30年後は近い感じになるのではと想像して観てしまった。
結婚をお互いに意識した頃、みゆきは事故にあい
脳障害と下半身麻痺に。
悟はPianoで待てど彼女は来ない。そして大阪に
転勤。知人山下の妻が偶然持ってきたCDにみゆきの過去が印されていた。
姉、香津美と会ってみゆきが書き留めてた日記を
手渡され『読んだ後は忘れて欲しい』と言われる。
読みたいけど読んだらさ、本当に忘れられないよね。
悟が毎日少しでも顔を見たいと香津美に伝えると
『貴方にとっては一瞬だけど、私達家族には一生なの』と言われた内容はずっしりくるし言葉が出なくなる。
悟は会社を辞めて独立して、海沿いに引っ越し。
みゆきの家族にも認知され二人で良く来た海沿いを散歩。糸電話の記憶と日記の言葉が甦る。
最後、悟の手の上にみゆきの手が重なり、微笑む顔が見れて良かったと思う。
二人で遇う時に、苗字から急に名前で呼ばれた瞬間から純愛から本愛になったんだろう。そしてあの抱擁も確実に。
これからも二人しかない旋律を奏でて欲しい。
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