アナログのレビュー・感想・評価
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上映前に原作者の北野武監督の「首」の予告が流れたせいか、16ビート...
上映前に原作者の北野武監督の「首」の予告が流れたせいか、16ビートで、時代劇を撮る人が、こんなロマンチストだとは思わなかった。
泣く人が多いと聞くが、私は涙一粒もこぼさなかったが、ストーリーの豊かさ、終わってみて、こんなに優しい気持ちにさせてくれる映画は少ないと思う。
情報が溢れかえっている、今こそ、この映画は見る価値があると思う。
波留さんの消えてしまうような儚さとニノの不器用だけど素直な表現は素晴らしかった。
もう一度見たい、映画になりました。
いい話だけど
連絡手段がないからいつも同じ場所で待ち合わせ。会えなかったら今日は会えない日だと納得する。
なかなか今の時代には出来ない出会い方で、会えた数時間で愛を育む、優しい作品。
ただ、突然会えなくなった理由がよくあるパターンだったり、宣伝であまりに『泣ける』を連発され過ぎて、泣けなかった私はダメな人間なのかと思ってしまった…
いい話だけど、号泣するほどではないかな。
普段のたけしさんからは想像出来ない純愛ものですが、セリフの中には彼...
普段のたけしさんからは想像出来ない純愛ものですが、セリフの中には彼らしいユーモアも感じ取る事が出来ました。特にヒロイン役の波瑠さんが良かったですね。最初の構想では竹内結子さんだったようですが、最終的には波瑠さんの透明感が作品にとてもフィットしていたように思います。来月には監督作『首』の上映を控えてますので、こちらも凄く楽しみです。
ありきたりだけど温かい映画
ドラマばかり見てる私からすると、やっぱり映画って尺足りないんだな、と思った。
話の内容はありきたり。
ただ、見終わった時にはじんわりと温かい気持ちになった。
そして、腐れ縁の友人とのコミカルなシーンが挟まれていたからこそ、ただの感動モノとして中弛みすることなく、脚本や監督の手腕が垣間見れた。
・ラストシーンは個人的には、波瑠が一言「◯曜日…」と発したあとニノが涙流して映像無しのエンドロール。の方が余韻残って良かったんじゃないかなと思った。
・リリーフランキーこういう映画のこういう役に当てられがち。
すがすがしい
果たしてひとはこんなに純粋になることができるのだろうか。
ファンタジーだよねと抵抗するあまのじゃく的な声がかすかに聞こえたのは聞こえたのですが、ラストでは涙を抑えることはできませんでした。多分そんなあまのじゃくな反論をねじふせるような力がこの作品にはあるように思います。
それは、今ではWEB会議やWEB飲み会さえあたりまえのこの時代に、携帯電話はおろか固定電話すらなく、連絡手段が毎週木曜日に「対面で」会うしかないという・・・それって明治時代かよ・・・・とツッコミをいれたくなる設定だったり、PCの3Dソフトではなく手作り模型を使って建築デザインを考えるこだわりであったり、母親の形見のすり切れたオーダーメイドバッグだったり。効率重視のデジタルの世界では、失われつつあるかもしれない、非効率だけど、ゆっくり発酵させるような、人やものとの丁寧なやりとりで紡がれ、うまれてくるもの(感情や愛情を含む)・・・つまり「アナログ」の良い部分と思える部分が満載なのです。
先日ラジオで作家の村上春樹氏が「デジタルでほんとうに便利になったけど、これでよいのかなと思う自分がいる」と言った趣旨のことを言っていましたが、私も含め社会の進化についていけない年寄りの繰り言かもと思いつつ、アナログにもよいとこたくさんあるよねとさりげなく、でも説得力ある形で提示された感じで、それがまたすがすがしいです。
それにしても、二宮の演技、波瑠の上品な美しさは素晴らしかったなあ。
良い作品でした。
誰かに好きだって言いたい
終わったときの感想はタイトルの通りで劇中のセリフ。
・携帯電話で連絡しない
・毎週平日の決まった場所と時間での逢瀬
学生ならまだしも勤め人でこれを成立させるのは難しい。
だからこそ題材になるのだろうけどまぁおとぎ話だよなあと思いながらも悪人が一人も出てこない、ピュアでプラトニックな恋愛とバカで仲間思いな幼馴染みの男友達のやさしい世界のおとぎ話に惹き込まれ120分があっという間。
ところどころにたけしの笑いのエッセンスが散りばめられて泣けて笑えて起伏があると尺に飽きがこない。
あくせくして汚れた世の中と違って映画やお芝居の中ぐらいこんな世界があってもいいよね、と思える素敵な恋愛映画でした。
やわらかな時間でした
波瑠さんは、どう見ても波瑠さんだけどちゃんと役で全く違う波瑠さんになってて、たくさん出てるけど全く飽きない。ニノが桐谷さんハマケンさんとの会話は、素のまんまですよね!3人の会話は、セリフあったのかなと思うほどめちゃくちゃ笑いました。そして、ニノが歌上手かったことを初めて知ってソロで歌えばいいのにと驚き。どういう秘密が隠されているのか全く想像つかなかったけど、なるほど。まんまと、号泣です。
君水以来のラブストーリー
とにかく涙腺崩壊状態。主演二人がよかった。特に二宮さんはなんと演技がうまいのか。それと波瑠さんのお嬢様然としたところあってました。ストーリーはよくある恋愛物ですが肉体的なつながりを排除しているからか非常に綺麗な、ファンタジー的なまた多少の緊張感も伴う映画でした。脇を固めるリリーフランキー、桐谷健太もよかったです。ぜひ映画館で観て下さい。リピーターが多いのも頷けます。
ピュアさを図るリトマス試験紙のような映画
古典的な純愛映画で、観ていてずっと展開が読めた映画。
なので、最後の最後まで驚きもなく、感動もさほどなく、涙も出ず。。。
それでも観客の方々からすすり泣く声が聞こえてきていたので、響く人には響くんだろうな。
まさにピュアさを図るリトマス試験紙のような映画だと思う。
まさかありがちな予測できるようなオチじゃ無いですよね?と思いながら...
まさかありがちな予測できるようなオチじゃ無いですよね?と思いながら鑑賞
ピーク過ぎだし平日だし人数少なかった
同じ列の人、泣いてたなぁ
お姉さん役の板谷さんとても良くて、セリフにグッときちゃいました。
ウソだ! ウソだ!
二宮くんと波留さんが主演で、観ようか迷っていたら、原作がビートたけしさんという事を知り、見に行く事に。
今のこの時代に携帯を持たない女性との恋愛をどう描くのか…
私なら、連絡手段無しで恋愛出来るだろうか? 来るか分からない、待ち合わせなんて出来るだろうか。イヤ、私には無理だ。
携帯があれば簡単に出来る事ばかり。
でも、携帯が無いからこそ出来る事も…
二人の関係が切ない。
切なすぎて、愛しすぎて、悟が1人で「みゆきぃ〜」って呼ぶシーンは、1人ドキドキキュンキュンしてました。あんな風に自分自身の名前を呼ばれたら…
悟の2人の友人も最高。
アドリブなの? セリフなの? という自然な雰囲気で、とっても良かった。
2人の気遣いも行動も、最高の親友だ。
みゆきの過去にどんな秘密があるのか、想像しながら観てましたが、後半の内容は想像の上をいってました。
ホント、ウソだ!ウソだ〜!
思った通りの終わり方かもしれませんが、この終わり方以外を望みたくも無いから、終わり方は良かった。
そんな気持ちで見終わったのに、隣に座っていた女性3人組の1人が「王道だね〜」って鼻で笑って1言。その3人組のうち1人はうるさいほどズルズル泣いていた。
感想は人それぞれだが、言葉に出さないで欲しい。せっかくの満足感が台無しだ。
最後のニノのセリフで涙
この作品はSNSでの繋がりが盛んな令和の時代には珍しいアナログな恋愛を描いており人と人が実際に会って話して色んな場所に行き思い出を重ねる尊さ、大切さを教えてくれます。
「この人と会いたい」という気持ちは生きていくための原動力となり人生の彩りをより濃くしてくれる気がします。
今作品における男女2人は週に一度の木曜日にカフェで会うという楽しみが生き甲斐となりお互いの人生を輝かせていたのかなと感じました。
個人的にLINEやDMなどのメッセージを会うまでの間でしていないのに週に一回会える期待をして足を運んで待つのはお互いのことを信頼していないとできないと思いました。むしろ、そのような過程でお互いを強く信頼し最後のセリフに繋がったのかなと思いました。
主演二宮和也さんの涙の演技に注目して頂きたいです。
想いが伝わる美しい映画
想いが伝わってくる、美しい映画だった。
悟とみゆき、友達、マスターとの関わりをずっと見ていたい気持ちになるような。
今の時代は娯楽に溢れ、心がいったりきたり、せわしなく動いている。
しかし、人を想う時間が心を豊かにするのかもしれないと、思いました。
後で原作を読みましたが、自分には合わず。もはや別物でした。
原作をここまで昇華させるとは。
余韻に浸り続けたい
この映画すき
それが観終わった後の感想
前情報を入れずに映画を観るタイプで
直感で選んだこの映画
いい意味で裏切られる展開
そんな…またまた〜な展開も
二宮和也の演技で納得する
難しい役どころの波留も見事
板谷由夏、リリー・フランキー、
桐谷健太と浜野謙太が本当にいい味だしてる
テンポ感、展開や雰囲気、キャスト全て良かった
前半はコミカルなシーンも多くて
口もと緩んでニマ〜って観てたけど
後半涙が止まらない…本当に止まらない
涙腺崩壊ハンカチ必須
ステキな時間を過ごせました
観ようか迷っていましたが、友人から「絶対観た方がいい」と勧められて観ました。
何故迷っていたかというと、最近恋愛をメインとした映画やドラマを面白く感じなかったから。
でも、こちらの作品は 確かに恋愛映画なのだけど、日常に流れる時間が心地よく 非日常な事もたくさん起こるのだがわざとらしくなくて、ああこんな事も起こりうるよね と納得させられてしまう自然さがいいと思う。
ニノや波瑠の演技がそう思わせてくれるんだろう と思う。
とても良い作品でした
夫と2人で観に行ってきました。
主演の二宮和也さんの演技は安定して良かったですし、相手女優の波瑠さんとの相性もとても良かったです。
私は耐えましたが夫は見終わったら泣いていました。
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