バービーのレビュー・感想・評価
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先の読めない展開で面白い。
予告見てバービーランドで異常を起こしたバービーが現実世界で一悶着起こして体を直して帰るのかと思ったら全然違った。
序盤からナレーションでバービー販売元のマテル社をディスりながら話が進み、中盤ではそのマテル社と異常の原因である親子を巻き込んで大騒動を起こして、どうにかバービーランドに戻ったら現実世界で間違った男性社会の知識を仕入れたケンがランドを支配するなど先の読めない展開続きで面白かった。
出演者はマーゴット・ロビーのバービーも良いしおじさんに見えるケンのライアン•ゴズリングも今回は合ってると思う。
吹き替えで見てバービー役の高畑充希は悪くなかったけど他の声優が豪華過ぎて演技が負けたのが残念。
男女の有方に付いて説教臭いところもあるけど笑える演出だから気にならないから興味がある人は見て損は無し。
【”人間界にやって来たバービーとケンが知った真実。”グレタ・ガーウィグ監督が、現実社会が男社会である事を痛烈に揶揄した華やかムービー。今作は現実を知った、バービーの成長物語でもある。】
ー 冒頭からイキナリ、「ツァラトゥストラはかく語りき」が爆音で流れ、その後も「ゴッド・ファーザー」などが画面に映る。”グレタ・ガーウィグ監督、完全に遊んでるな!”
序でに言うと、バービーがあんなに沢山いる事も知らなかったし(妊婦の人形は製造中止って・・。)”添え物”のケンの存在自体初めて知った。-
◆感想
・序盤はバービーランドのド派手なショッキングピンクにクラクラしながら観賞。そこはバービー人形が主役の世界であり、ケンは”添え物”である。
ー バービーランドには、明るい陽光が燦燦と振り注ぎ、青空が広がり、挨拶は”HI、Barbie””Hi、Ken"である。-
・そんなある日、バービー(沢山いるが、ここではマーゴットロビー。)の踵が地に付いたり、身体に異変が起きている事に気付くバービー。
そして、バービーは人間の世界へ向かう。
そして、何故かケン(沢山いるが、ここでは、ライアン・ゴズリング。何か、メンドイな。)も後部座席にチャッカリ座っているのである。
・そして、着いた人間界。そこは男性優位の社会であり、悩む人が居たり、少女が最早バービー人形には興味がない事を知ったバービーはショックを受ける。
逆にケンは男性優位の社会に目覚めていくのである。
ー 物凄く、シニカルである。グレタ・ガーウィグ監督の真骨頂であろう。-
・バービーランドに戻った二人だが、ケンはバービーランドを男社会に変えて行く。だがそんな中、バービー達はケン達に媚び諂う振りをして奪回を企てるのである。
ー もうさ、ケン達が可哀想になってくるよ。能天気過ぎて・・。
”悲しいほど、能天気”Byユーミン・・。-
■劇中、ルース・ハンドラーと言う女性がバービーを助けるが、ナントこの女性がマテル社を立ち上げ、バービー人形を発明した件はビックリである。
郵便詐欺及び米国証券取引委員会への虚偽報告に関して有罪となったという点も、劇中、語られるとおりである。
だが、この女性が居て、多くの女の子が幼い時に楽しい時を過ごしたのだから、功績は大きいよね。
男性役員ばかりのマテル社に対する皮肉も効いています。
<今作は、バービーが厳しい人間社会とバービーランドで様々な経験をしたことで、人形からリアルな人間になる決意に至る過程を、能天気且つド派手なショッキングピンクで彩られたバービーランドでの攻防を絡ませつつ描いた作品である。>
女子の好きが集まっている作品
マーゴットロビーとライアンゴズリンでハズレ作品なんてない!と思い、本当に楽しみにしていた作品。
8割おふざけ2割真面目なお話と思っていい。ミュージカルのような夢に塗れた女性中心な世界(バービーランド)と男性優位なありのままの人間界を、コメディ寄りに表現していた。
楽観的に見るなら楽しい作品だが、女性・男性目線をそれぞれ考えると結論が出せない難しい作品である。多様性に注目しながら、様々なバービーたちが色んな職種・衣装を見に纏って登場するのは、見ていて高揚した。
作中でお母さんが女性の立場を話しキャラクターたちの洗脳を解くシーンがある。女性の人生において、無意識な行動を的確に言語化されると辛く感じた。男性中心な人間界とバービーランドという女性中心世界が真逆であり、バービーランドで男性が人権を主張し始めることに少し違和感を覚えた。私たちの中では男性が女性よりも優位になっている感覚がこんなにも根付いていたんだなと一女性として気付かされた。
演者のクスッと笑える間の取り方だったり、ナレーションで劇場内がワッとなるほど盛り上がる楽しい作品だった。
タイトルなし(ネタバレ)
マーゴットもライアンもホットで最高でした。ライアンは歌も踊りも最高で、マーゴットはひたすら美しかった。字幕で観に行きました。会場は満席で外国人の方が多く、笑えるシーンがたくさんあったのですが大爆笑w声を出して笑う会場は日本ではないような、素敵な文化を体験させていただきそっちも感動でした。服装もセットもバービーの世界で夢のよう....この手の映画は最後は結婚してというのかと思ったら、なんとケンとバービーは恋に落ちない!!キスもなく!!!結婚や恋愛ゴールではないという....新しい時代が来たな...と感じました。ただ!個人的にはバービー&ケンになって欲しかったですが,,,何回も観れる映画の一つです
結局、人間の世界は何も変わっていない
バービーの世界を具現化したバービーランドのビジュアルは面白いし、随所に散りばめられたバービーにまつわるネタも楽しめる。
その一方で、ストーリーとしては、人間の世界にやって来たバービーが、「男性優位の社会にクサビを打ち込む」みたいな話になるのかと期待していたら、案外早く舞台がバービーランドに戻ってしまい、ある意味、予想外の展開に驚いた。
そもそも、バービーが人間の世界に来たのは、自分の持ち主からの影響を改めるためだったのに、結局、持ち主の母娘をバービーランドに連れて帰っただけで、問題が解決したようには思えない。
それどころか、「死を考えてしまう」というバービーの個人的な問題が、「男性優位になってしまった社会を元に戻す」というバービーランド全体の問題にすり替わることで、作品のテーマが不明確になってしまったようにも思う。
バービーの売上げは上がったのだし、人間の世界に危機が訪れるわけでもないのに、マテル社の重役たちが慌ててバービーランドに行こうとする理由もよく分からない。
極めつけは、最後のバービーの選択で、永遠に続くハッピーな生活を捨ててまで、彼女が人間になりたいと願った理由が、どうにも腑に落ちないのである。
そして、観終わった後に残る疑問は、バービーランドは男女平等の社会になったのに、人間の世界の方は、何も変わらなくて良かったのかということ。
それとも、この後、人間になったバービーが、人間の世界も、バービーランドのように改めて行くということなのだろうか?
面白い‼可愛い‼美しい‼実は深い‼(ワイスピファンの方も必見!?)
とにかくポップで美しくて
めっちゃ可愛かった!!
マーゴット・ロビー最高♡
最初から何度も可愛いなぁ〜と
つぶやき連呼しながら観てました。
他のキャラクターも個性が光り
みんなよかった〜♡
前半、愉快な単純おバカ映画か?と
若干心配になりつつも、
色々面白くて爆笑しまくりつつ、
観進めると実は深かった!
シンプルでわかりやすく
ちゃんと心に刺さり響きました。
不覚にも何度か涙出ました。
全体を通してとにかく爽快‼
これでいいんですよね映画は。
観客である我々受け取り手が、
どう感じるかは自由。
正解不正解を求めなくていい。
好き嫌い、賛否両論もわかりますが、
私は率直に大好きです!
これを素直に楽しめて幸せ者です。
映像だけでなくポップなBGMや、
ビリー・アイリッシュの挿入曲
&エンディングも気に入りました。
(今日の公開前から聴いていましたが
更に気に入り帰宅後もリピート♡)
目も耳も心も元気に癒やされた
とっても素敵な映画でした☆
映画を観るたびに思いますが
役者さん監督さん
すべての関係者の皆さん
ありがとう!(敬意)
やっぱり映画って素晴らしい。
映画館で観るべしですね。
ちなみにちょっと古い映画ですが
「キューティー・ブロンド」が
お好きな方はオススメですよ。
元気になれる爽快、
同じハッピー波動系です♡
今年もすでに様々な
あらゆる映画を観てきましたが、
観ている途中で(スラダンぶりに)
「プログラムほしい‼」と思い、
鑑賞後に買っちゃいました!
ハッピーオーラが溢れる
キラキラ美しい写真集のような
素敵なプログラム、かわゆーいです♡
買ってよかった!
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【余談】※ワイスピファンの方向け
5月に観たワイスピの弟役で最後亡くなったかも?なジェイコブおじさんことジョン・シナさんが、なななんとバービーランドの男人魚として登場‼びっくり‼ (奇跡の生還?輪廻転生?笑) 台詞なし、2度程度のチョイ役でしたが、隠しきれないさすがの存在感、お見事なスーパーマッチョ健在、おまけにニコニコ笑顔が可愛すぎて、キュンキュンしてしまいましたよ。リトル・マーメイドではなく、バービーで人魚かいな‼ 最高かよ‼とツッコまずにいられなかったスーパー隠れキャラ、もっと観たかった!笑
ただ紹介を期待していたプログラムに写真掲載もなかったのは残念でしたが致し方無し。ワイスピ&バービーファンとして、3ヶ月後にまさかの夢のコラボ(生還?笑)をスクリーンで拝めたことも個人的には大満足でした♡
(暑苦しめな余談失礼しました♪)
企画の時点で凄味があった。
しかし、「マーゴット・ロビーに言われても説得力がない」って劇場全体の心の声が聞こえた時は驚いたね。最近はグルートの言葉も聞き取れる様になったし、人類は少し進化してるのかな?
さておき、
誰も文句のつけようがないマーゴット・ロビーのバービーのルック。
誰かにやれと言われたのではなく、自らプロデュースしたのは年齢的にも知名度的にも最高のタイミングでしょう。監督のグレタ・ガーウィグも「ストーリーオブ〜」の次作という脂の乗り切ったタイミング。
多少とうのたった感はあるがライアン・ゴズリングの写真を初めて観た時はぶったまげた。
2023年にこの面子が集まっただけ奇跡的なものを感じる。
一見フェミニズムの映画の様に見えて、それをケンの視点から男女逆転させて見せて、その上で男性性のステレオタイプも描く。何層構造にもなった視点が凄まじく、全く説教臭くない。
後半バービーランドに戻ってからはずっとドラッギーで浮世離れしすぎる映像で頭がクラクラしてきて、男が好きなものあるある大会と女つらいよあるある大会で脳にダメージを与えてきます。カップルで観にきたら気まずくなりそうね。確かに『オッペンハイマー』と同時に観たら頭おかしくなりそう。ありゃ、ミームにもなるわ。
クライマックスも大変エモく、性別を超えてみんなに優しく締め括った。
バカな振りをした、本当に奥深い超高度エンタメだったな。
多様性にも踏み込んでいると感じて、奥の深い作品と感じた。リカちゃんコラボの続編求む
てっきりコメディ映画だと思っていたら、観た後、かなり考えさせられました。
バービー人形は名前だけしか知らないです。
バービー(マーゴット・ロビー)の住むバービーランドは、女性中心の社会ですが、人間社会では男性中心の社会になっていました。
バービーは、バービー人形を女性にパワーを与える源になっていると思っていたため、女の子にもメンヘラ女扱いされ、愕然とします。
一方、ケン(ライアン・ゴズリング)は人間界の馬や男性社会に興味を持ち、バービーランドで男性中心の社会を作り上げます。
結局、バービーランドは元の女性中心の社会に戻るのですが、バービーは人間になりたいと言い出します。この事から、「なりたい自分になる」という多様性にも踏み込んでいるのかなと感じました。
人間界の男性中心社会にも疑問を感じているのでしょう。本来ならバービーにとって、バービーランドは1番幸せな世界のはずです。敢えて人間社会に一歩踏み出す勇気は、バービーの並大抵ではない覚悟を感じました。
個人的な感想ですが、まとめると男性中心社会への疑問と多様性への提言です。
例のバーベンハイマー騒動の影響か、観客は6人ぐらいでしたが、リカちゃんコラボの続編があったら日本人にも馴染みやすいかなと思いました。今のところ、続編の予定はないらしいです。
好きな所と嫌いな所がハッキリしてる
好きな所
キャストのハマり具合
設定、テーマ性
嫌いな所
ステレオタイプの男が好きな映画の例としてロッキーやゴッドファーザーといった作品を出すのはあまり良い気はしない
中性的なアランの主な活躍が格闘といったいわゆる「男らしい」活躍
滑稽な男(ケン)達、だが救いはある
「バービー」と「ケン」でゲシュタルト崩壊を起こしそうになり、制作により世界中でピンクの塗料が不足しているというニュースにも納得の今作品。しかしテーマもノリも対照的なクリストファー・ノーランの最新作「オッペンハイマー」と同時公開となってしまったことで詳細は今更語らないがケチがついてしまった印象である。筆者個人としては爆発を前にオッペンハイマーがバービーを抱える画像は正直男女バディ物のアクション映画みたいで好きであり、ビデオスルーでもいいから観たいところである。
閑話休題。今作のグレタ・ガーウィグ監督はフェミニズムに傾倒した監督という印象があり、男性目線としてはどうしても「ケン」=男性の側に感情移入してしまう。特にケン(ライアン)が人間界から「男社会」の概念をバービーランドへ持ち帰ってバービー(マーゴット)の家を占拠した際の「(爪弾きにされるのは)面白くないだろ?」と言うシーンは象徴的だ。でも「そんなの関係ない、男社会は害悪だからブッ壊す!」となると思えば(壊されはしたものの)そんなことはなく、最後にはキチンとケン達も救われる(まあ最高裁判事にさせないのはどうかと思うが)。そしてケン達と同じく人間界の男性、特にマテル社の首脳達もひたすら幼稚で滑稽に描かれる。男性がどちらかというと蔑ろにされる映画ではあるが悪意を感じなかったりフォローがあるのは評価できるところではある。また、本作の英語版wikiで見かけたバービーの生みの親ルース・ハンドラー(バービーという名前は彼女の娘バーバラの愛称)が既に鬼籍にあるのでどう絡むのかと思ったらとてもいい使い方であり、単にバービーという人形の映画ではなく母親から独り立ちする娘の物語とも取れた(ルースの口から出た「脱税」という言葉が非常に気になるし、マテル社は秘密組織か何か?)。
ただ冒頭の「2001年宇宙の旅」のパロディシーンで赤ちゃんを模した人形(本邦でいうポポちゃんやメルちゃんか)を壊すのは絵面がよくないし、最後に人間界に移住してバーバラ・ハンドラーを名乗ったバービーが婦人科を受診するシーンがよくわからなかったので減点。廃盤になった妊婦(お腹に赤ちゃんの人形が入っているのが生々しすぎる)人形のミッジ、人気が出なかったのか商品展開がされなかった人形アラン、持ち主にあるあると頷いてしまうほど荒い遊び方をされた変てこバービー、他にもイロモノ路線のバービーなど知らない部分も知れて楽しめました。
ギャップのせかい。
世界中で愛されるバービー人形が実写化映画された話。
バービーランドに住む色んなバービーとケン、あとアラン、そんなある日定番バービーの足に異変が...その異変がきっかけで人間界へ旅することになったバービーとケンのストーリー。
字幕にて鑑賞、かなり話題性もあり気になってたんですがちょっと上映時間約120分でしたが観ててキツかったです(笑)
主役のバービー役の方はキレイだしスタイルもよくて良かったんですけどね~
吹替版にて観たら違ったレビューになったのかな?(笑)
バービー好きな方達はこの作品を観てどう思われたのだろう!?気になる。
カラフルな世界
バービー自体は知っていたけどりかちゃんしかわたしは知らなかったので。バービーは女性は何にでもなれるという題材で作られたのは初めて知った。
ミュージカル風だったのには驚いたけど、定番バービーが死について考えたことで物語は進み出す
バービーの役割、ケンの役割 まったく関係性を知らないわたしでもケンが軽く扱われているのはわかった
バービー自身が劣化し始めるのは、人形の持ち主が
そんな空想?思想?を持つことで人形自身に影響が出るのは面白かった
てっきり、予告では人形が死を感じ始めたから影響が出たのだと思ったけど違ったみたい
バービーが人間界に出てきて見てきたものとは…
そこからどう考えてバービーは行動するのか
最後のバービーを作ったルースから
母親はね娘の後ろを歩くのは娘が振り返った時にどれだけ歩いたかの目印になるのよ
がものすごく心に響きました。泣いた。目がうるうる
マーゴット・ロビーはいつでも美しい
ハーレイクイーンからとりこです
バービー
人形と持ち主は繋がってる
ヨーロッパで鑑賞しました、予告からは想像できない内容でした
ヨーロッパの映画館で鑑賞しました。
ネタバレ含みますが、これは男女平等を目指そうというストーリーです。
バービーランドでは、女性優位社会、すなわち女性たちが実権を握っていました。リーダーも女性だし、医師も女性。
バービーの足が壊れたことをきっかけに、バービーとケンは現実世界に行きます。
そこでケンは男性優位社会を知ります。現実のアメリカでは、男性の方が活躍している。自分は今までバービーランドで虐げられていた存在だったと気づきます。
先にバービーランドに戻ったケンは、バービーランド自体も男性優位社会にします。今まで医者やリーダーとして活躍してきた女性たちまで、ケンたち男性の言いなりになっています。
そこでバービーと仲間たちが一念発起して、バービーランドを男女平等な社会にします。
現実世界の人間たち(バービードールのデザイナーやバービーの販売会社の社長など)も、バービーランドに入りこみ、現実世界とバービーランドの住民たちの交流もあります。
これは男性女性問わずあらゆる人をエンパワメントする映画でした。いわゆるアメリカのハッピーエンドのストーリーです。
私はもう少し楽に見れて、もっとキラキラした映画だと思っていたので期待外れで星2.5にしました。
良くできました
タイから観ました。
バービーはもはや単なる子供向けの人形ではなく、この映画が男女平等や自由意志や女性の力など紹介された、これ、かなり驚きました。最初は「Toy Story 」のようにおもちゃの心を表現する物語だと思うけれど、間違いました。
バービーの望むは人間になりたい。
ケンの望むはただケンではなく、自分らしく生きている。
最後に「2001年宇宙の旅」と「エヴァンゲリオン」のシーンがある。お楽しみ
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