バービーのレビュー・感想・評価
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ピンクでレトロポップなドールの世界
採点3.7
その美術が面白く、ピンクでレトロポップなドールの世界に見事に落とし込んでいて実にキュート。
マーゴットも素晴らしくフィットしてましたね。
そのリアリティの薄い世界に、人間が入っていても違和感が無いのもすごい。
ちょっとウェス味のある世界観ですが、意外と真面目なテーマを置いているのはやはりグレタ・ガーウィグ作品って感じです。
バービーとケンを通して男性性と女性性を掲げ、男性主導となっている社会を痛烈に揶揄。
自分は自分のままで良い。そして自分を変えようとする一歩の大切さ。
全体的にとてもおバカなノリですが、とても前向きになれる素敵な作品でした。
原爆ミームの問題は残念でしたが、米ワーナーの異例とも言える対応は凄かったです。普通だったらありえない事だと思いますね。
ポップな世界観だが、なかなか強いメッセージ性。
カラフルな色調で二次元素材を多用したスクリーンに、明るくてチャーミングなバービー(マーゴット・ロビー)が笑顔を振りまく。
マテル日本法人のサイトによると、バービーは1959年に誕生。バーバラ・ミリセント・ロバーツというのが本名とのこと。
バービー人形の生みの親(マテルの創業者)はルース・ハンドラー(リー・パールマン)で、本作に重要は役どころで登場する。
ウルトラマン最終回のゾフィーのようにバービーを連れて行き、二人で会話しエンディングに向かう。
バービーとケン(ライアン・ゴスリング)という存在を借りて、男はこうあるべき、女はこうあるべき、という「役割論」を一蹴してみせる。
結論が早いかもしれないが、
これが50年前に製作された映画なら、もっともっと高く評価されたのではないか、と思う。
米国で第2次ウーマンリブ運動でも起こっているのかと思うほど、本作に込められたメッセージは、とても力強く見る側に届いたのではないか。
アカデミー賞では歌曲賞を受賞した。
グレタ・ガーウィグのメッセージは健在
グレタ・ガーウィグの一ファンだ。主演だった「フランシス・ハ」の衝撃から始まり、彼女の学生時代を描いた自伝的映画『レディ・バード』の絶妙な演出が記憶に新しい。『ストーリー・オブ・ライフ』の少女たちの青春群像も心に残る。
ところが本作は、今までの彼女とは趣向が違う。バービーという人形の世界と人間世界を描いた空想ファンタジー。主演も今までとは異なる強烈な個性派女優マーゴット・ロビー。奇想天外なミュージカル。その世界観は、ウェス・アンダーソンに通じるものがある。ただ、バービーを通して彼女の作品に脈々と流れる人間としての自立への希求が、本作でも描かれている。
印象に残ったのは、後に人間界に舞い降りたバービーの面倒を看ることになる母娘の娘が、初対面の時に言った言葉。
「フェミニズムを50年後退させ、女子の自信を奪い、大量消費をあおり、環境破壊している」
バービーはその言葉にショックを受けて号泣し、自分を変えようと決意する。
グレタ・ガーウィグの強烈なメッセージを実感した。
狭い世界
バービー達の暮らす世界と人間界ってそこそこ簡単に行き来できるんだ・・・・
ウィル・フェレル演じる会社のボスの言っている事もやっている事もよく分からん
ただただマーゴット・ロビーのスタイルとファッションショーを楽しめる映画
単なるおバカ映画ではない
スゴいバカな映画だなぁと言うところから始まって
男社会における女性の不条理を描いて、
最後は男も女も関係なく
自分で選択することの素晴らしさ、
みんな人と違ってそれで良いんだよと言うところまで
描いたところはスゴいなと思いました。
ただ表現がアホ過ぎて途中ノリがしんどいところも
あった。
女性から観たら男はこんなアホなんだ!
と恥ずかしくなりました。
ケンのように、
お前はこう言う風に生きなきゃダメだ!なんて
ものはなくて、お前はお前なんだよ!
と子どもたちに伝わっていてくれれば親として
嬉しいです。
人間として現実世界に生きるという選択
色々と苦労はあるのかも知れないけれども。
理想郷(バービーランド)に隠(こも)るよりも、一人の人間としてのバーバラ・ハンドラーとして生きることを選んだということですよね。
結局のところ、定番のバービー人形だった彼女は。
実際には、いわゆる「リアル・ワールド」なる人間界というところで暮らしていると、色々と気苦労も多いことではありますけれども。
世界的な人気を博し、世界中の少女を虜(とりこ)にして、彼女らを、まだ観ぬ大人の女性という夢の世界へと誘(いざな)ったバービー人形―。
しかし、人形ならぬ人間として現に生きている訳ですから、そのことをちやんと意識・正視して、日々の生活を組み立てなさいということでしょうか。
バービー人形として、世の少女たちに「大人の女性となることの夢を売ること」と、「実際に大人の女性になること」との間には、途方もない懸隔(けんかく)があることには、多言を要しないことと思います。
彼女が婦人科を訪れたということも「バービー人形としての女性」であれば経験することがないけれども、「人間の女性」であれば多くが経験する、出産ーそして、そのために必要な、いわば「事前作業」(?)として毎月、経験しなければならない―といった女性に特有の生理的現象が(人間となった)バービーも訪れたことを象徴していたのでしょう。
意外と良作ではあったのたも知れません。そんなことにも思いが至ったということであれば。
評論子の鑑賞力不足による思い過ごしではないことを祈りつつ、良作と評しておきたいと思います。
<映画のことば>
女でいるって、苦行よね。
あなたは美しいし、頭もいいのに、劣等感に苦しむなんて、おかしい。
女は、常に素敵じゃないといけない。
でも、なぜかうまくいかない。
スリムでも、痩せすぎてはいけない。
「痩せたい」は禁句、言うなら「健康的になりたい」。
でも、スリムでなきゃ、ダメ。
お金は持つべき。
でも、ガツガツしちゃあダメ。
偉くなれ。でも、偉ぶるな。
リーダーになれ。
でも、下の意見を聞け。
母親業は楽しめ。
でも、子供自慢はダメ。
キャリアは持て。
でも、周りの世話もしろ。男のワガママに付き合え。
でも、指摘すれば、文句扱いされる。
美しくいろ。
でも、やり過ぎるな。
男にモテすぎると、女友達に脅威を与える。
目立っちゃダメ。
常に感謝すること。
世の中は不公平だけど、それは飲み込んで感謝しろ。
老(ふ)けちゃダメ。
失礼なのも、気取るのも、自己中も、怖がるのも。はみ出すのもダメ。
苦行だし、矛盾してる。
でも、評価も感謝もされず、結局うまくいかなくて、女が悪いせいにされる。
もう、ウンザリ。
自分だけじゃなく、あらゆる女性たち全員が人に好かれようと苦労するのを見たくない。
(追加)
架空のバービーランドを舞台に設定した、架空の物語とは見せながら、どうして、どうして、ジエンダー問題については、俄(にわか)には侮(あなど)りがたい洞察を含む一本と見ました。評論子は。
その意味では「ジェンダー論の先にある人生の生き方」を描くという、bionさんの評は、正鵠を得ていると思います。
本作のレビューの投稿について、大いに参考にさせていただいたことについて、ハンドルネームを記(しる)して、お礼としたいと思います。
<映画のことば>
ケンたちは、ここからよ。
いつか、彼らも、もっと力を持つでしょう。
人間界の女性のように。
<映画のことば>
普通のバービーを作るの。
大統領じゃなくていい。
母親でも、そうでなくてもいい。
夢は何でもいい。「母親」だけでも。
「母親兼大統領」でも、どっちもイヤでもいい。
似合う服を着て、自分でいることが幸せって思えればいい。
<映画のことば>
「人間には、たつた一つの結末しかない。
架空の存在は永遠。でも、人間は違う。
人間が男社会やバービーを作るのは、過酷な現実を乗りきるため。」
「それでも、人間として、生きる意味を見つけたい。空想されるよりも、したい。」
「何が待ち受けているかも分からずに、背中は押せない。」
ケン
2024年4月27日
映画 #バービー (2023年)鑑賞
すべてが完璧なバービーランドで毎日ハッピーに暮らしていたバービーが、ひょんなことから人間世界に飛び込み、次々と大騒動を繰り広げる大冒険
ジェンダー的視点を盛り込みつつカラフルなヴィジュアルでユーモラスに描く
能天気でいいね、ハリウッド!
私には響かなかった
意外や意外、メッセージ性が強い内容だったのね
だけど自分には全く響かなかったし普通にバービーランド内での出来事やハプニングとかの内容だったらもっと見やすかったし分かりやすいと思う
映像美はずっと映えてて満足度は高い でもただそれだけ
思ってたのと大分違くてなんか残念
ビリー・アイリッシュの歌が良かった
バービーの世界とは全く違う人間の世界
男社会がまだまだ蔓延っている社会
口では多様化、男女平等といっているものの
現実は全然達していない
そんな社会風刺を効かせてくれています。
でもなーバービーがピンとこないから
もうひとつうわすべり感がどうしてもぬぐえない
アカデミー作品賞ノミネートされたけど
そこまでは思わなかったな。
ビリー・アイリッシュの歌は良かった。
バービーランドのプリンスだぃ⭐︎
バービーのボディを借りて真顔で説教するわけじゃなく、ライトな悪ノリに振り切ったフェミニズムコメディ。
2001年のパロディ予告(英語)を見た時は優勝!って思ったけど本編ではナレーションで説明しててややがっかり。。これではキューブリックがナレーションを切った件について小一時間マンスプレイニングされかねない。
こんな企画が大バジェットで作られる背景にはやはり「LEGOムービー」があると思うけど、こっちはリアルワールド側の問題をバービーが解決する方がよかったんじゃないかなー?
冒頭、バービーの異変が足から始まるって着眼点はすばらしく、靴からジェンダーの問題を切るのかと思えばそうでもなく。かつてモノリス並のインパクトを与えたバービーが、今では悪しき女性像になってしまった件とか、重役が男だらけ問題とか、どんな意図で今まで色んなバービーが生み出されてきたのかとか、おもしろくなりそうなネタはいっぱいあるのに深掘りされず。それこそ「ピンク色」だけでも女には言いたいことが山ほどあるわけだし、とにかく色んな問題の端緒だけばらまく割に、縦に掘らず横に散らかるばっかりで、映画的なカタルシスはいまいち。ケンにもバービーにもあの親子にも、あまり感情移入できなかった。画面はゴージャスでも肝心なところは割とセリフで解決しちゃうし…
コメディとしても、フフッと笑える部分といまいち乗れない部分があって、全編バキバキのLEGOムービーの偉大さを再確認した。天丼というか、アイデアが連鎖していく快感がない。
もちろんマーゴット・ロビーとライアン・ゴズリングはじめ、言うまでもなく役者のがんばりはすばらしい。歌って踊ってボディも鍛えて…生身なのに完璧な人形になる準備&プレッシャーは相当大変だっただろうなー
バービーランドの憲法をめぐる結末、あれはリアルワールドなら男性優位な価値観が温存されるってことで、まだまだウブで社会的地位の低いケンたちのことも包摂しうる修正とかは入れないんだぁーと拍子抜けした。マテル社の体制も変化ないし、心の中が呪縛から放たれたらそれでOK?フェミニズムって社会運動だよね…?
正直私にはなんだかよくわからない映画だった。ウチらすでに「大奥」とか見届けてますし…。劇場ならもっと楽しめたかも?
ただオチはよかった。男性なら泌尿器科に行くとかの、自分を大切にするために「恥」の心理的抵抗を乗り越えるっていう、とくに若い観客に向けたメッセージかな?と思えた。
OST良すぎる
殴りたいほど言いたいことがある強めの主張をポップでキュートな世界観で包み込んでる感じたまらん刺さった。ビジュでも楽しめるしジョークもいい感じに下品で笑える!
当初、ケン役がライアン・ゴズリングゥゥ⁇って思ってたけど漢の感じとイケボーイの感じと情けない感じをすべて待ち合わせてるのはおまえしかいなかった、ごめん。
なりたい自分になるために誰の許可も必要ない。誰も蔑ろにしない世界にはやくなるといいね。誰かが誰かを従える権利なんてどこにもありゃしないのだよ。
バービーによる男性社会への復讐劇。
序盤は心の底から楽しめました。
まずバービー出現のカルチャーショックを表した「2001年宇宙の旅」オマージュのアバンが衝撃的。
モノリス出現から骨を投げるシーンまで、"人類の夜明け"シークエンスをバービーで再現してくれます。
同年のエブエブと言い、みんなキューブリック作品好きすぎだろとw
バービーの玩具を体現したピンク一色の世界観。歌にダンス。ノリノリでキレッキレのライアン・ゴズリング演じるケン&マーゴット・ロビー演じるバービー。
視覚的にも多幸感に溢れていました。
極才色の世界とノリは、チャリチョコを初めて見た時の感覚にも近く心地よかったです。
が、幸せな気分に浸れるのもここまで。
後の展開は男性視聴者にとっては中々にシビアと言わざるを得ませんので、覚悟して臨んでください。
バービーの世界は現実社会の反転になっており、つまりは過剰なまでの女性中心社会なんです。ケンはあくまで添え物、主体性のない"おまけ"です。そんなケンが、男性的自尊心に目覚めるところから話は大きく転がっていきます。
この先はネタバレになるので伏せますが、男性性と女性性。遂になる要素、その社会の受け止め方をバービーの世界と現実の世界との比較で嫌というほど突きつけられる事になります。
見ようによっては…いや、むしろ露骨なまでに男性批判女性讃歌的な表現が含まれてきます。
はっきり言って仕舞えば、女性から見た男性社会イジリや批判が多分に含まれています。
正直、私個人はあまりノレない…というよりこの表現は少々不快でした。
不快という事は…、自分自身の中にどこか男性的優越感がある事の裏返しなのかもしれません。そんな身につまされる部分もこの作品が持つ特異性でしょうし、アメリカヒットの要因なのかもれません。
エンディング間近のケンの姿には泣きました。哀愁溢れる姿はゴズリングにピッタリです。
男性優位は良くない、ジェンダー平等というのはわかる。けどもだからと言って男性が女性に軽んじられる事で復讐されるストーリーが評価されるというのもどこか違うように感じました。
深読みすると色々言いたい事はありますが、表層的なエンタメ性と社会性、どちらも持った作品がヒットしているのは評価すべき所だと思います。
ガールズパワー!
ガールズパワーガールズパワーガールズパワー!!
女女女女女!!
太っててもなんでもいいじゃん!みんな素敵なんだから!!
ほんとにそうか!?
明日起きてマーゴットロビーになれるならなりたいだろうよ!!
自分が可愛いと思われてたいから太らないだけで男に強要されてるわけじゃないと思うけど。あんなことやこんなことも。
ここまできっぱり男vs女みたいな構図がなんとも、、、。
女便所クソ汚いし、女性専用列車は女vs女のリングみたいなもんだぞ!!!
君の彼女も後輩の女の子にはきっと意地悪してるよ!!
それが女さんなの!!
そこも可愛くて愛しいの!!!
それが現実です。
ディズニーランドでSDGsの話をされたような感覚
まずはひとこと、
「っお〜、、メッセージ性が、、つよいぞ、! (汗) 」
マーゴット・ロビーのバービー、
ライアン・ゴズリングのケン。
「正直期待するっきゃないっしょ!バカバカしいやつ、THEアメリカのエンターテイメント!みたいなやつ、見せてくれんでしょ!」って、数年前から公開を楽しみにしてたのだけど、、、
「おお、そういう感じか、!」
と、観てる途中で"社会的な自分"に、切り替えて鑑賞した。
ん〜〜〜〜なんだろなあ〜〜〜
もちろん、伝えることの大事さ、みたいなんもわかる。
おそらくアメリカで「バービー人形自体」が議題に上がるもの、時事的テーマにされるものなんだとは思うのだけど、そういう「時代」「時代の切り替わりのはざま」なのはわかってるんだけど、
最近エンタメが、ちょっと説教くさくてしんどくなっちゃうな。
窮屈な社会で生きてるからこそ、エンタメに救われたい。
それさえも、許してはもらえないのだろうか〜?
や、社会的メッセージを唱える映画はもちろんあっていい。
ただ、なんか「バカバカしくて現実逃避できそう」な映画っぽいじゃんこのバービーのポスターや宣伝!笑
だから期待しちゃったのよ、バカバカしさを。真逆だったね。
現実忘れるためにディズニーランド行ったらミッキーがめちゃくちゃSDGsについて説明してきた、、、みたいな。
しんどかった、、、NOとも言えない、、向こうは正論だろうから、、
そんな気持ちになった、今回の「バービー」
ミッキーが伝えるからこそ影響力があるんですよ!!
的な感じで、バービーだからこそ、なのかなあ、、、。
インスタやyoutubeでも思うけど、
「影響力」にすぐビジネス結びつけすぎてたり、SDGsくっつけたりするの
ちょ〜と目にしすぎてしんどいな。
エンタメの世界って、なかなか守られないな
や、エンタメはビジネスと昔から切っても切れない仲だから仕方ないのか。。。
難しいね〜。。。いつの時代も、芸術(アート)とビジネスの関係性。。。
とにもかくにも、
みんなが「夢の国」へ行くように、
私は映画「バービー」に、現実世界を忘れるためのエンタメ、として期待してしまってたんだろなあ。
「息抜きの場」「ただただエンタメを楽しむ場」として
期待しちゃってた
これは勝手な私の期待で、勝手に撃沈してるけど。笑
エンドロール
Nicki Minaj & Ice Spiceの「Barbie World」の時間が
もしかしたら一番アガってたかもしれない。笑
あそこが一番「バービー」だったわ。笑
日本人が作るバービー映画も見てみたい
もう色々テーマのテンコ盛り!
それなのに、凄まじい完成度の一本の映画に仕上がっていて、ちょっと普通では考えられないレベル。興行的にも全世界でバカ売れ大ヒット!
しかし日本では大コケだったそうですね。
公開時、日本ではネットであれこれ炎上したとかいう話ですが、そういう炎上事件がなかったとしても、この映画は日本でヒットしたかなぁ…。
これはね、そもそも日本ではバービー人形が思うほど成功しなかったのと同じ感覚があるんじゃないかなぁ…。
お人形についても、日本にはリカちゃん人形があるからって言い訳がされるけど、もしリカちゃん人形がなかったとしてもバービー人形は日本でヒットしなかったと思うんだよね、なんとなく。
どうして日本でバービーがヒットしないのかっていう問題は、きっと各方面の専門家が分析しているんでしょう。それはそれとして、私は日本人の感性で作られたバービー映画が見てみたい!
リカちゃん映画じゃないですよ?バービーの映画!
それと同じくらいゲイの人が作ったバービー映画も見てみたい。
その次に、ゲイじゃない男性が作ったバービー映画も見てみたい。
黒人女性が作ったヤツとか、ユダヤ系の映画作家が作ったヤツとかも見てみたい。
もちろん一定水準以上のクオリティは求めてますよ?
発売開始からの長い歴史の結果、バービー人形も本作 映画『バービー』も、なんだかポリコレの権化、フェミニズムの権化みたいになってしまったじゃないですか。それはそれで大事なことなのかもしれないんですけど、アメリカ人女性作家以外のバービー映画も作って比べてみたいです。
世界中でこれだけヒットしたらお金の面では多少赤字が出ても会社はビクともしないでしょ?
ここまで来たら、広島・長崎に原爆が落とされて敗戦した日本が、バービー人形の着せ替え服を作ることで復興していき、やがて豊かになってもバービー人形は根付かず、リカちゃん人形の亜流、「じゃない方」人形としてのバービーがニッチな活躍をする映画とか見てみたいよ。
テーマ性を勝手に想像して敬遠している者よ、観るべき
タイトルが偉そうになってしまったのは申し訳ない
だがこれは悲劇であり喜劇でもある全ての人間、その人生に贈る良い映画だと思う
何が正しいか?間違いか?それを手を取り合いつつ、孤独に模索する。それが人生ってもの(かも)しれない
老化も生物には抗えないものだし、それが"劣化"かどうかなんて人それぞれだ
普遍的でありふれた『個』を取り戻すというテーマはやっぱり刺さる
老若男女だれにでもオススメできる作品だ。なにを受け取るかは自由だけれど
メタ発言マシマシ、ユーモアに溢れていて真面目に悪ふざけしている様に終始ニコニコして観られた
入れ子のような皮肉の応酬。それを解説する頭は私には無いことが悔しいがそれでも文章が長くなり過ぎるため割愛する。
ちなみにケンの「なぬ!?」やラストのシャツの文字など、翻訳にも笑わせられた
映画に罪はないけれど…
映画の内容とは関係のないことでかなり話題を集めた本作。あの問題もあったので観ようか悩んだが、映画自体に罪はないので鑑賞。
うーん、最初の人形を壊すシーンからして嫌悪感。全く笑えない。最後の終わり方も気持ち悪い。
確かに共感できるものもあるけど、大部分で共感できひん。
唯一、ゴッドファーザーとシックスセンスのシーンはちょっとクスッとした。
ライアン・ゴズリングが頑張ってるなあという印象。あのトラブルがなかったとしても、日本ではあまり賞賛を得られる映画ではないやろうなと思った。
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