劇場公開日 2023年8月11日

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バービーのレビュー・感想・評価

全509件中、1~20件目を表示

4.0こんなに長時間ピンクをみたの初めて

2024年12月16日
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鑑賞方法:映画館

マーゴット・ロビーとライアン・ゴズリングだから出来るバービー&ケン。
バービー人形からこのストーリー生まれてくるってすごいな。(アタシが持ってたのはリカちゃんだけどね)
ガーヴィグ監督がバービー?って、ずっと思ってたけどしっかりガーヴィグ節でした。脚本がパートナーのバームバックと共同も納得。
前半は「トゥルーマン・ショー」やウェス・アンダーソンみたいな展開なの??と思いきや、後半しっかりギアチェンジしてきたところがさすが。
先日観た「アメリカン・ビューティー」でも感じたことだけど、私の「幸せ」ってホントに私が求めてる「幸せ」なのかな。他の誰かが大量に垂れ流してる「幸せポルノ」に染められちゃってるのかなとピンクが少し曇ってみえるシーンもあった。
男だから、女だから、平等なんだからとかじゃなくて一人ひとりがその人らしい自分らしさを愛せる世界線になったらいいなってグレタ&ノアのIメッセージ(Weメッセージ?)
は力強かった。

難を言うなら、お二人の作品あるあるで後半のセリフ量がかなり多いのでメタバービーのキラキラ✨を求めて観たら消化不良おこすかも。

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イズボペ

〈私〉至上主義ではバービーの鬱は治らない

2024年4月19日
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鑑賞方法:その他
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まぬままおま

3.5ジェンダー平等と自己認識

2024年4月15日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

知的

U-NEXTで鑑賞。
バービーは日本で言うリカちゃんのイメージが強いですが、ジェンダー平等などのテーマで描かれていて奥深かったです。

ピンク一色のセットは派手で、可愛さ溢れる人形の街並みを実写で再現した光景には驚きました(その影響で、ピンクの塗料が品薄になったとか)。

人形をただ実写化しただけでなく、現実社会についても描かれていたのが好印象でした。男女ともに社会で活躍する機会を与えられる必要性や、自分が何者なのかを考えて生きる大切さが伝わってきました。

最近のアメリカでは、女性の社会進出が騒がれたり、自分軸を持つ人が増えているように感じます。日本でも実践されている部分はありますが、格差などの問題は未だに解決しておらず、課題は山積みです。そのため、自分らしく生きることが今後重要になってくるのではないかと考えました。

私も自分がどうしたいのかを意識しながら、少しずつ自信を持って生きようと思える作品になっていました。

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Ken@

3.0アホになれれば楽しいはずが、フェミニズム要素で我に返る

2023年8月16日
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鑑賞方法:映画館
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ニコ

4.0パロディーなのでお気楽に

2023年8月14日
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鑑賞方法:映画館
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猿田猿太郎

4.0みんな違ってそれでいい、の裏と表。

2023年8月31日
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村山章

4.0美術の素晴らしさ

2023年8月31日
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鑑賞方法:映画館

プロダクションデザインが素晴らしい。この分野ではオスカーの有力候補だろう。キッチュでリアリティを追求せず、ドールの世界を具現化してみせ、そこに生身の役者がいても違和感のないバランス感とピンクを基調にしたカラーリングをケバケバしさを感じさせずに再現。レトロなポップ感が抜群に心地よさを感じさせる。芝居のあり方もあえて戯画的で、オーバーアクティブなものにしているのも良い。リアルなだけが良い芝居ではない、こういう方向性の面白い芝居もアメリカ映画でもどんどん追求してほしい。
スタンダードモデルゆえに特定の職業やアイデンティティを持たない主人公のバービーと、そんなバービーの彼氏というポジションでおまけ的に生まれたがゆえに、やはりアイデンティティを持たないケンの2人(2体)がフェミニズムや有害な男性性の体験を経て、自分らしさを獲得しようと試みる。現実社会のマテル社は男性経営者の支配だと本作は描かれている。事実かどうかは知らないが、その体制は特に破壊されない。資本主義とフェミニズムの関わりにはある種の課題があると本作は示唆している。

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杉本穂高

3.5女性なら共感だらけ

2025年9月24日
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鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

斬新

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ひよこまめぞう

5.0女性への新しいテーマ

2025年8月28日
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この映画はとても新しく深い。一回見ただけでは、わからないかもしれない。
マーゴットがあまりにも美しく、アイドル映画だろうと思って見てはいけない。(マーゴットは当時30歳ぐらいだろうが、パーティーで踊る髪の毛ゴージャスなバービーは本当に綺麗で目を奪われる。)
バービーの頭をきのこ雲にするという不埒な宣伝をしなければ、もっとこの映画は良い映画だと認識されたであろうに、宣伝会社があまりにも愚かだった。

映画の冒頭、赤ちゃん人形で遊ぶ女の子達が、突如めざめて、遊んでいた人形の両足をつかみ、頭から粉々に割るというシーンは衝撃的だ。それほど、【女を家事育児要員にするな】という意思の表れなのだろうが、女が敵意をもって子供人形をぶっこわす、ってことをどう捉えるか。赤ちゃん人形の代わりに出てきたのがバービー人形だ。バービー人形は職業をもち、白人だけではなく黒人もおりアメリカで誰もが自分を投影できた。権威の象徴の大統領にもなれ、最高裁判所判事にもなれる女性の夢だ。
 しかし、中盤、その何にでも素敵なものになれるというDreamが、現代の高校生女子には、逆にプレッシャーを与え、ストレスにもなっていることが明かされる。
 そして、バービー自体も【死】を意識した時、人間の女性はどうしたらいいのか、問われることになるのだ。死ぬということは、どうやって生きるかになり、もちろん、時間が決められているからだ。いつまでもパーティー三昧で終わっていいのか、女が優位になることが誇れる最終目的なのか、それに子供をもつかもたないか。
 最後に人間になったバービーが、婦人科にいって自分の女性としての機能を見てもらうことで終わる。それまではケンもバービーもお股のところはツルツルで何もなく人間どころか、本当は男でも女でもなかったわけだ。再度、女性は女としてどう人生を終えるかを問われている。人形だったバービーが、自分の内臓を初めて見た時、生殖器をみたとき、きっとそれを使って子供を産んでみたいという衝動に、私は、かられるとおもう。
 この映画は、キャリアをもち独身で死ぬも良しだが、自分の人生だけで終わる人が増えた事への疑問なのであろうか?
「ただの人でもいい、お母さんになってもいい、ならなくてもいい」、と登場人物のヒスパニック系のママが言うのは、キャリア系バービー人形からの揺り戻しも垣間見える。
 実際、自分の時代にはバービーもあったが【りかちゃん人形】を選んだ。自分の頭の中で何にでもなれるのは、もちろん、りかちゃんだったからだ。なんか、女性の権利のために、最近は【ままごと】さえ女性差別とされ、出来なくなっていることを憂慮する。
 最後のビリー・アイリッシュの歌も素晴らしい。what was I made for?が心にひびく。

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スクリュ

2.0現実では男社会のままであること

2025年8月16日
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鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

カワイイ

女性主体の社会だったらの理想のバービー達。男社会である現実。女性が活躍できてないよーと言うメッセージを、バービー界と人間界を行き来できるファンタジー要素を満載にして、まろやかに伝えている。ミュージカルとダンスもありちょっと長く感じた。

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ケイト

3.5バービーについて学べた

2025年8月11日
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泣ける

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斬新

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Shimonne

3.5何だかんだそこそこ楽しめた。

2025年8月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

知的

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alala

4.0どちらに感情移入・共感しても結局…

2025年7月6日
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泣ける

悲しい

知的

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mm

3.0マーゴーットロビー×ゴズリング

2025年6月14日
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鑑賞方法:VOD

ポップでキュートな映像とバービーの完成度も高く音楽も好みだったのにワチャワチャしていてあまり集中できなかった

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ゆうき

3.0思っていたより強いテーマ

2025年5月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

カワイイ

もっと頭空っぽで観る映画だと思っていましたが、(あくまでも予想よりは)メッセージ性がありました。でも、ありふれた切り口なのであまり共感が得られなかったのかもしれません。

自分自身はバービーより少しキュートでリカちゃんよりは少しお姉さんの「ジェニー」で遊んでおりましたが、多様すぎるバービー達に笑ってしまいました。妊婦のミッヂなんていたんですね!それは売れないはず。
髪を切られたり色を塗られたり手足が取れたりと乱暴に扱われるのも、弟や妹のいる友達の家でのあるあるネタでした。

セットが完璧だったので、全編キュートオンリーで子供向けにしても良かったような気もします。
バービーの世界はリアルでとても可愛いかったです。
ドリームハウスもリアルだから、壁や柵が無く落ちそうで怖い。

ライアン・ゴズリングはあまりハンサムだとは思えないのですが、このコミカルな役は合っていてケン達のダンスも良かったです。

マーゴット・ロビーはスタイルなどは完璧だけど、顔には年齢が出ちゃってたので、もうちょっと若い人いなかったのかな…なんて言ってしまうとこの映画が掲げるテーマに絡んでしまいますね。

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SING SING

3.0楽しめた。

2025年5月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ちょっとない展開の映画で楽しめた。最初に人間界に行ったときの主人公バービーのバービー感がいい。ケンのおバカ感もよかった。あの感じをもっと楽しみたかったかな。

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khapphom

4.0ビリー・アイリッシュ「What Was I Made For? 」の唄声に痺れる

2025年5月12日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

ドキドキ

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Kazu Ann

4.0空想の世界から、後半は「女もつらいよ」の世界

2025年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

笑える

知的

国際線の映像サービスで鑑賞。
お気楽ノー天気なバービーランドの世界観から映画は始まる。でも、そこで起こったバービーの異変を追いかけて行くうちに、人生観を問われるような問題を考えさせられた。実はけっこう重いテーマを描いている映画だと思った。

具体的に出てくる問いかけは、女性の事例だけど、実は大人全体に対する問いかけでもあると思った。全く挫折することなく理想を実現することなどあり得ないのだから。誰でも、どこかで挫折したことがあるし、何かをあきらめて生きている。「こうなりたい」と努力しても、なかなか実現せず、うまく行かないことの方が多い。
そういう現実をきちんと受け止めつつ、適切な自尊心を持って生きて行くことで、「人としての魅力」がにじみ出るようになるのかもしれない。バス停でバービーが美しいと感じた老女がいた。彼女が、そういう人なのだと思った。

ラストシーンは、女性にしか体験できない幸せなことで、ハッピーエンドに感じた。でも一方で、そのことは女性が背負う宿命でもあり、「全女性が体験できるわけではない。その場合、女として生きる意味とは」なども考えさせられた。

ケンがいい味を出していると思う。「バービーの飾りのひとつ」という軽さをうまく演じていた。エピソードとしての「ケンランド」は、象徴的な意味がきちんとありながら、全体ストーリーにうまく収まりよくできていたと思う。

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p.f.naga

3.0バービーランドに現実が入り込むとき

2025年5月4日
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shin

3.0バービー「アメリカ現代女性はわしが育てた」

2025年4月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

主演、マーゴット・ロビーとライアン・ゴスリング。

【ストーリー】
今まで製造されたすべてのバービーとその姉妹やボーイフレンドたちが暮らすバービーワールド。
その中でスタンダードタイプのバービー(マーゴット・ロビー)は、毎日ハッピーにすごしていた。
あるとき、気まぐれにきみょうな言葉が口をついた。
「毎日死ぬことばかり考える」
みなが動きを止め、彼女をみる。
あわててとりなしたバービーだが、その日以来、体に不調があらわれる。
ハイヒールをはくための足がぺったんこになり、太ももにセルライトができてしまう。
バービーはバービーランドをあとにして、リアルワールドをおとずれた。

バビ肉!(バービー・リアルワールド受肉)
正直ただのキッチュなコメディだと思ってました。
たとえ目の前に日焼けしてピンクの服着たライアン・ゴスリングがあらわれて、
「ヘーイきみ!バービーに興味ある?今からスクリーンにドライブしない?」
とナンパされても、
「急いでますので」
とそそくさふりきった事でしょう。
だってこの映画の彼、こわいしきもいんだもん。

見てすぐに目をうばわれるのは、徹底的に作りこまれた美術と画面。
服、髪型、小物から車、はては建物まで、カンペキにオモチャの世界を造りあげてます。
くすみのないショッキングピンクの衣装なんか、まぶたの裏に残像灼きつきそうなドギツさ。
役者も徹底的にやりまくってて、ポーズも動きも重さのないバービーのCMのよう。
バービー好きには、たまらない映画でしょう。

この映画のすぐれた部分は、ただバービー世界をカンペキに作っただけではなく、その先に価値を作った点ですね。
アメリカ人にとって、アメリカ女性にとってバービーがどういう位置を占めていたのか、といった部分をストーリーの中核とし、"バービー文化"の存在意義を徹底的に分析して語り尽くしたところ。

テーマがブレることなく、純度を高めながらラストまで一気に走りきったストーリーは、完成度だけならトイストーリーとならべても遜色のない出来でした。

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かせさん
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