劇場公開日 2024年2月9日

夜明けのすべてのレビュー・感想・評価

全439件中、121~140件目を表示

4.0邦画の良さがギュっと詰まった大傑作

2024年3月3日
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鑑賞方法:試写会

幸せ

(試写にて鑑賞)
観終わった瞬間から、周りに優しくしようと思える作品。
それぞれの苦しみは当人にしかわからないけど、少しでも手を差し伸べる努力はできるのではないか。夜明け前の最も暗い瞬間にいる人々にとって、栗田科学は一筋の希望の光のようで…。

そして作中に散りばめられた気の抜けるような笑いの瞬間たちが、本作をほっこりとした雰囲気にしてくれていた。

主演の二人が下手に目立たず、周りと程よく溶け合っている様が非常に心地よい作品でした。

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MarieFilm

5.0日常を覗いている感じ

2024年3月3日
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鑑賞方法:映画館
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otaku

4.0歩きみかん…^_^

2024年3月3日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

主役2人の演技は、それがリアルかどうかはともかく、感心した。自然に“変”。
散髪してあげる方も、させる方もどっかおかしいが、距離が近づくエピソードとしてとても面白いし、実際笑った。
こんな理想的な職場はそうないだろうし、実際に疾患に苦しんでいる人たちが見たら“何を気軽に描いてんだ”と思うかもしれない。
だけど、いい映画だし、人間が一段親切になれる映画かな、と。

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Ferma

4.5世界は救わない...でも社員を救うヒーロー

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

萌える

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LittleTitan

4.0やさしい気持ちになれる映画

2024年3月2日
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幸せ

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スパイク

5.0やさしい時間をありがとう。

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

なんでもテキパキ仕事をこなせる人だけが評価される世の中。
のんびり屋さんやおっとりした優しい人、いろいろな特性を抱える人もたくさんいるのに、窮屈な世界だな、仕事がなかなか出来ない自分はペット以下なのかなと悩んでいました。
映画では、終始優しい時間の中で流れる人々の温かさに触れることが出来ました。
こんな社会があるのかもしれないなと希望が持てました。

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mikansuisei

5.0持ちつ持たれつ、お互いがお互いを自由に。

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

PMSに悩まされる藤沢さんと
パニック障害に悩まされる山添くん。

生きたいとは思わないけど死にたくはない。
そんなふうに思いながら生きていくのは
とてもつらくて毎日が退屈で苦行。
電車に乗れず行動できる範囲が狭く世界も狭い。
ひとりの世界に閉じこもるような山添くん。

普段は温厚で人当たりが良さそうな藤沢さんは
月経の前になるとまるで人が変わる。
ちょっとしたことですごく怒る。
炭酸水を開ける音にさえ怒る。

そんな2人が徐々に心を開いていって
お互いがお互いの世界を広げてあげるような話。

そのきっかけになったのは…
山添くんの髪の毛を藤沢さんが切ってあげたこと。
なのではないか?と個人的に思っている。

このシーンはゆるいオーダーを受けて
あとは北斗さんと萌音さんのアドリブだったのか?
と思うくらいに自然だった。すごく面白かった。
北斗さんの笑い方がほんとに弾けていました。

山添くんはPMSを理解しようと
パニック障害のかかりつけのクリニックで
本を借りて読んでみたり…

藤沢さんは電車に乗れない山添くんの
行動範囲が広がればと乗らない自転車をあげたり…

あたたかな人間関係がおだやかに築かれていく。
観ていて心が和やかになっていきます。

山添くんと藤沢さんが勤めている
中小企業の方々もすごくアットホーム。
一緒に働く方にも2人は恵まれていたと思う。

僕も昔、中小企業に勤めていたんだけれど
なんだかとても懐かしかったな。(余談)

生きても死んでもどっちも良さそうな山添くんが
希望を見出して「すごくないですか⁈」って
前職の上司に仕事の話をしていたシーンは
僕もその上司と泣いていました。

出会う人、出会う環境よって、
人は変われる。生き方が変わる。

山添くんと藤沢さん以外の登場人物も
重い問題を抱えているのだけれど
みんなで支え合って生きているという描写が
しっかりとあって全体を通してあたたかな作品です。

エンドロールがこれまた良かったです…

山添くん、これからもゆったりと生きてね。
藤沢さん、辛くなったらまた戻ってきなね。

そう、声をかけたくなりました。

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羊

4.5「夜明けは必ず来る」

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館

知的

今年26本目。

「ケイコ 目を澄ませて」の三宅唱監督。助けられるものはある、いい言葉。松村北斗が自転車に乗って行く時の太陽の光が何と美しいのでしょう。どんな事でも夜明けは必ず来る、そう思います。

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ヨッシー

4.0全てが優しい良い映画だった。俳優陣全員素敵で、上白石さんが特に良か...

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館

全てが優しい良い映画だった。俳優陣全員素敵で、上白石さんが特に良かった。劇伴の入り方、映像の質感、リズム感、星との自然な関わり方感、どれも丁寧で良かった。
しいていえば、終わりがあっさりだったので、少し期待しすぎてしまった感はある。

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おれ

4.5三宅唱らしさは所々にあって。でも彼特有の若さ・瑞瑞しさ故の荒々しさ...

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館

三宅唱らしさは所々にあって。でも彼特有の若さ・瑞瑞しさ故の荒々しさはなく。ベテランのような、巨匠のような。「きみの鳥はうたえる」のラストの素晴らしさが大好きな自分にとっては寂しいけれど、
しかし彼の作品を見るには今が一番いい時かも知れない。嵐と静粛の間。

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kazuyuki

5.0未だ頭の隅にひっそりと

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

3回観ました。1回はコメンタリー付き上映です。
主人公ふたりはあるきっかけをもとにお互いが「相手に何かできないか」と考え
始めることでストーリーが動きだします。

ふたりが恋愛には発展しない物語というのは知ってたとはいえ、お互いを気遣い
相手の為に一生懸命何かをしてあげたり、ふたりきりのシーンが多いと普通なら恋愛に
発展しない訳はないと思うのですが、目を合わせて会話することがほとんどなく、
萌音さんと北斗さんの自然な演技で「このふたりは無いな」と思わせてくれます。

ふたり以外の登場人物もとても魅力的に描かれていて、そんな優しい人ばっかり
いるわけない!ではなくどこかに優しい人がたくさん集まった場所がひょっとしたら
あるのかもしれないと希望が見えました。
静かに、贅沢に、心に残る余韻にずっと浸れる作品です。

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えこ

1.0自分には合わない

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館

高評価なんだけど、自分には合わなかった
グッとくるところもなかったし、ワクワクも感動もなかった
ただ、淡々と日常が描かれている。また、そこがいいんだと言われればそれまでなんだけどね。

同じ病で苦しんでいる人の辛さや大変さがすこしでも世の人々に浸透してくれればいいなと願う

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千恵蔵

3.5人生の接点での深い出来事

2024年3月2日
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PMSの若い女性と、パニック障害の青年。その病が泣さなければ出会わなかったかもしれない二人が、成り行きで会社で隣同士の席となる。
誰しもその人生でたくさんの人と出会い、すれ違うが、ほんの短い期間、あるいは一度切りの接点しかなく、場合によっては名前も知らないその人から、大きな気づきや深い学びを受け取ることがある。そんなことを思い起こさせてくれる作品だった。

【注】以下は若干ネタバレ。
プラネタリウムでの、社長の弟の言葉。地球が公転し、自転し続ける限り、一度として同じ夜はない。夜は必ず明ける。
自ら人生を終えているその弟のことをあえて描かず、観客に委ねたところにも、監督の哲学を観た思いがした。

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ダーレム

4.5好きです、この映画

2024年3月2日
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とても良い映画だった。
現代社会で生きることの辛さが根底にありつつ、
なんかほっこり、観ていて嬉しくなる、優しい映画。
すきですね😊

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しょうたろう

5.0生きづらさを感じる人たちと社会の距離感

2024年3月1日
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ポスター見て恋愛ものか‥といかないつもりだったけど、勧められたのでいったけどよかった‥!
生きづらさを感じる人たちと社会との距離感の話だった
恋愛とかベタベタしたところではなく、いい距離感を保ち見守って人たちのいる職場(社会)は優しい
ラストの夜明けについての語りがいい
主演の2人がよかった。見てよかったな

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サート

4.0生き辛い、しかし、生きたい

2024年3月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

うつ病が心の風邪と言われて久しいが、実態は何も変わっていない。本作は心の病に苦悩しながらも、社会と向き合い懸命に生きようとする二人の男女の物語である。

人間は一生の間に色々な病に罹る。治癒する人もいれば、持病として一生その病と闘う人もいる。それでも、大抵の人は、普通の社会生活を送ることができる。日本の社会もそれを認めている。しかし、一つだけ日本の社会が許容できない病がある。心の病である。

本作の主人公は二人の男女。PMS(月経前症候群)で、月に一度、月経前に精神状態が不安定になり発作が起きる藤沢美紗(上白石萌音)と、パニック障害で、突発的な発作が起きる山添孝俊(松村北斗)である。二人は転職先の会社で隣り合った席になる。そして、ある日、山添のある行動が美紗の発作を誘導してしまう。そのことを切っ掛けに二人は自分の境遇を打ち明け、友達とも恋人とも違う互いに助け合う関係を築いていく・・・。

二人の距離感が絶妙。発作が起きた時には助け合う。普段は自己主張をぶつけ合うが、喧嘩にはならない。心の病に罹った者同士の相互理解、相互信頼ができ、心の病と闘う戦友と言うべき関係だから。

生き辛い、しかし、生きたい。という文字が画面に映し出された時には、はっとした。二人は心の病に不寛容な生き辛い社会に絶望せず懸命に生きようとしている。挫けていない。胸が熱くなった。

二人は、出会ってから徐々に生気に溢れ、プラネタリウムの企画では、見事にミッションをクリアする。生まれて初めて二人が生きている喜びを感じた瞬間だろう。

二人が出会った転職先での仕事仲間達は、二人の病に寛大で、出来過ぎ感、違和感があったが、社長もまた心の闇を抱えた人間だと知り得心した。己の痛みを知るものは他者の痛みを理解できるのである。

日本社会の心の病に対する不寛容は、過去の偏見と理解不足が生み出したものである。心の病を熟知し、心の病に罹った人達が生きがいを感じる社会作りが喫緊の日本社会の課題だろう。

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みかずき

5.0あっと言う間の2時間

2024年3月1日
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映画は左側

4.0社会の中で苦しんでる人を知ってもらうことも映画の魅力

2024年2月29日
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パニック障害、PMSなど見た目では認識できない病が沢山あります、私達が認識することで優しい社会になっていくんだと思った。
零細企業の社長役の光石研さんがとても優しい、それが社員に連鎖していく。
そんな優しさに上白石萌音、松村北斗の心も穏やかに周りのことも見られるように変化していく様子がわかりやすく描かれている。
中でも松村北斗が会社や同僚に否定的な態度だったのが、自転車に乗り、会社の作業着を
着るようになり、出先から差し入れを買って帰る。
病で苦しんでる人だけでなく、精神的、家庭環境に苦しむ人を助けるのも周りの人なんだな。周りの人の優しさは伝わり、連鎖するように。
夜を苦しみに例えるならば夜明けは優しさという太陽により夜明けが来るとさえ思えた、人に優しくなれる映画でした。

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梅じんの相棒

4.5心地いい余韻が残る作品

2024年2月29日
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幸せ

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たーさん

3.0やや単調

2024年2月29日
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単純

レビューが良かったので見てきました。
俳優の演技は素晴らしかったですし、評判が良いのも分かるのですが、大きな事件もなくて単調に時間が過ぎていった印象です。
職場は社長も含めて皆いい人過ぎて、もう少し波風があっても良いかと思います。
原作者がある別の邦画と同じと後から分かって納得。どうも相性が悪そうです。

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MAC