告白、あるいは完璧な弁護のレビュー・感想・評価
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よくできた作品です!口コミで観客を増やしましょう!
前にもどこかで書いたと思いますが韓国映画の凄さ(良さ)はわかっているものの、正直自分には(あくまでも主観ですよ)合わないものも結構あるのでちょっと二の足踏んでいました。
でも土曜朝のルーチンワークでわが家の天使をお迎えに行く前に観られる映画がないかな?って最寄りの映画館を探していると「松たか子さんのリメイク?」でも弁護士は関係ないよね?!ってなレベルの予備知識で(予備にもなってませんが)臨みました。でも『かがみの孤城』を観たときと同じく「みっけもん」でした。
観る側の期待(予想)をことごとく裏切ってくれる展開!最後まで観てもあれ?真相はなんだっけ?って思うくらいの感想です。
『怪物』はそれぞれの視点から観た真実ですがこちらはどれもこれも嘘???みたいな不思議な感想でした。「真実はただひとつ!カラダは大人、頭脳は子供」になってしまったみたいで、まさに『みっけもん』でした。
主演男優さんは(劇場入口で彼のカード(ブロマイド?)みたいのもらいましたがどうしましょうか?!マルベル堂で買取してもらえます?)『恋はつづくよどこまでも』で『魔王』(佐藤健さん)の同僚医師でヒロインの『勇者』(上白石萌音さん)に好意を抱くいい人でしたよね!?
ってグレシャムの法則さんのレビューに乗っからせていただきましたが、お三方の形容、お見事すぎます。その配役で是非日本リメイク版みたいですね!
追伸
いつも書きますが、観客が1桁だったのとここのレビューの少なさが気になりますがホントよくできた佳作です!韓国映画、恐るべし!
音が大きい
サスペンスの逸品!!
長けたものの集結力で魅せられ、足を運んだ価値をかみしめる謎解きサスペンス。
戯曲のような演出
正直、公開前にトレーラーを観て「いかにも芝居がかったナレーション」が鼻について鑑賞候補から外していた本作品。ところが公開が始まって評価を確認してみると、ずっと高評価のまま一向に下げる気配を見せません。諸々の事情や巡りあわせで、最近の私にしては珍しく前の劇場鑑賞から十日以上も空いていたこともあり、仕事を片付けて遅ればせながらシネスイッチ銀座で鑑賞です。
予告やあらすじ紹介にもある通り、「ある密室殺人の容疑者と弁護士による心理戦」なのですが、観ていて若干ご都合主義的な展開や、やや意図的すぎる編集と感じる部分があるものの、そこに囚われたり拘ったりするとこの作品の醍醐味は半減してしまい、それこそ「野暮な観方」なのだと思います。そもそも我々が観せられているものは事実の回想ではなく、いずれも容疑者或いは弁護士によって語られる「過去」であってそれが真実かどうかは判らないわけで、その純粋な心理戦こそがこの作品の見どころです。何なら一時期「流行った」伏線回収みたいなことをしていない潔い展開は、なるほど評価が高いのも頷けるよく考えられた脚本だと思います。
そして観終わればなるほど、予告に感じた「芝居がかった」は演出こそ実はこの作品を巧くTrail(牽引)していると思いました。おそらく、映画としてだけでなく舞台でも楽しめそうな戯曲のような演出で、主演の二人ソ・ジソブとキム・ユンジンの顔芸対決も間違いなく「見もの」ですし、さらに脇を固めるナナ、チェ・グァンイルも素晴らしい。
どうしても劇場でなければとは言いませんが、ネタバレ回避は必須。いずれ配信でも、是非一度観て損はない作品だと思います。良作です。
なかなか良質な重厚感!
緊迫
集中力途切れることなくドキドキ。
邦題も「告白」だけで良かったような?
子鹿を躱しただけなのに
ミンホとヤンの対話を軸にした、サスペンス・ミステリ。
しかし残念ながら、最序盤に電話番号の登録名を変えているところでヤンが偽物だと分かってしまう。
しかも、登場人物も少ないのでソンジェの母というところまで察しがつく。
中盤でフロント係にミスリードするものの、母親の顔を映さない演出で確信。
最初のシーンを削るだけで全然違ったハズなのに、何故入れたのか…
回想シーンも結構穴だらけで、フロント係が母親説だけでも、
・真冬でコートを掛ける可能性も高いのにクローゼットに隠れる
・外壁を渡るリスクが高すぎる(せめて低層階にしとけ)
・ドサクサに鍵をかけるのは、警察が全員ミンホに集中するという偶然に頼りすぎている
という3つが気になってしまう。
勿論これは偽の推論なので構わないのだけど、観てるこちらがミスリードされない。
とはいえ、本筋のところの整合性は取れているし、散々嘘回想見せられた割に混乱もしない。
脚本の組み立てが非常によくできていたのだと思う。
ただ、ラスト車の引き上げを長々と映すのは蛇足。
ミンホかヒジョンの心理面にフォーカスして終わってほしかった。
初見だがナナがとても美しく、北川景子をベースに、角度や表情で池田エライザなど様々な美女を彷彿とさせた。
奈落系サスペンス映画
鑑賞を諦めなくて良かった!
観たい作品があっても全てはムリなので。。時間もマニーもないし。。でもその中で取捨選択して楽しんでいるのだが。追いかけたい監督さんでも好みじゃない作品だとスルーしがち。
(今だと前田監督の大名◯◯とかは、、ごめんなさい配信待ちます泣)
自分で選ぶ基準が偏りがちで勿体無いとも思ってるし、見逃した傑作が多々あるだろう事もわかるので、本作のように、他の方が勧めていた作品はスルーせずに観たい!!
でも上映館が少ないし遠いんだよぉ!!でも観たいんだよぉ!!!
な時は本当に困ります( ; ; )
でも行くんですけどね(╹◡╹)
。。いや!観られて良かった!!
かなり好みの作品でした!!
冒頭から翻弄されますが、ついていけない程難解ではないので、私でも楽しめました♪各所でえっ?!、わっっ!!、おおお〜〜!!と裏切られるのが面白い!
単純なので正にまんまと騙されました。
そして、シネ(キム・ユンジン)が怖い。顔が怖いのよ。その表情、目線、声のトーン、語り方、赤い口紅までも怖い!絶対に対峙出来ません_:(´ཀ`)
IT会社社長で勝ち組のユ・ミンホ(ソ・ジソブ)の狼狽する演技も見所。
告白。。?う〜ん。。自白?!w
嘘つきはじょう舌になるって事ですな。浮気すんなや!( ̄  ̄)
「世界で最も美しい顔100人」堂々1位のナナちゃんも重要な役どころでたっぷり出てきます♪
ラストまでハラハラドキドキ出来ました。子供を亡くした親の執念はすごいです!!
逃げ切るか?!からのどんでん返し!最後までスリリングな展開で良き良き!
劇場で鑑賞できて良かったです!
近頃のナナちゃん、全身タトゥーまみれですね( ; ; )おばちゃん心配。。
3年ぶり3回目
別れた不倫相手と共にホテルにいる際に何者かに襲撃されて彼女が殺され、容疑者となった男の話。
仮釈放されるところから話しが始まり、女性弁護士に経緯を話しと巻き起こって行く韓国製サスペンススリラーということだけれど、襲われた際の様子とか何だか既視感が…。
そしてそれに至る事故の話しになり、あれ?これってやっぱり…確かインビジブルなんちゃらじゃ?
ってことで観賞後タイトル確認したら日本では2017年に公開されたスペインの作品インビジブル・ゲストですねー。
2020にイタリア版リメイクでインビジブル・ウィットネスもあったし。
まあそんな訳でイジっていなければオチまでわかった状態で鑑賞した訳だけど、やはりペラペラアホみたいに喋る主人公だし内容的にも概ねそのまんま。
こういうサスペンスの作り方は好みじゃないけれど、韓国映画の雰囲気だったり、韓国人の人柄というかお国柄というかそんなものがこの話しにはマッチしている感じがして、過去に観た2作よりは良かった気がする。
予告から既に始まっていた物語
素直な人ほど楽しめます!
気になってはいたものの、休日出勤で時間を取られていたのでスルーしようかと思っていた本作。しかし、馴染みのレビュアーさんからのおススメもあり、なんとか時間をやりくりして鑑賞してきました。いやー、これは観てよかったです。
ストーリーは、不倫相手のキム・セヒ殺害の容疑をかけられたIT企業社長のユ・ミンホが、無実を訴えて雇おうとした敏腕弁護士ヤン・シネから完璧な弁護のために嘘をつかずに全てを話すように促され、事件当日のあらましを告白し始めるが、そこに別の失踪事件との関連性が浮かび上がり、隠された真相がしだいに明らかになっていくというもの。
主要人物の対話から真相に迫るという構図には既視感がありますが、本作はテンポのよさと話のわかりやすさが秀逸です。まずは開始10分で観客に状況を把握させ、ここから始まるミンホとシネの対話のお膳立てを整えます。そして、登場人物を必要以上に増やさず、うまく整理しながら話を運んでいきます。そのため、事件はしだいに複雑化していきますが、置いていかれることはありません。しかも、それを緊迫感を維持しながら描くので、スクリーンに釘付けです。
そうして背後に隠された事実が徐々に明らかになり、真相が見えたかと思いきや、そこから二転三転する展開にさらにゾクゾクします。中盤あたりまでは完全に騙され、物語にグイグイ引き込まれます。後半あたりで、「ん!これは…」と思い始めてからは、オチが透けてきてしまい、ちょっとテンポが落ちたように感じたのは残念です。ただ、そこからさらに一押しも二押しもあり、最後の最後まで楽しませてくれます。とはいえ、できるだけ先を考えたり、深読みしたりせずに、展開に素直に身を任せて騙されるのが、もっとも楽しめる鑑賞スタイルだと思います。
ちなみに、私としては、社会的地位と名声、裕福な生活、美しい妻を手にしながら、別の美女と不倫を続けるミンホは、その時点で真相に関係なく「完璧な極刑」です!
主要キャストは、ソ・ジソブ、キム・ユンジン、ナナら。真相推理に合わせて、首謀者だったり、共犯者だったり、被害者だったりと立場が変化するわけですが、その演じ分けがお見事です。そして、ナナが美しすぎます。
ナナが美しかった
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