「少しだけど、ユージュアル・サスペクツ的な？」告白、あるいは完璧な弁護 グレシャムの法則さんの映画レビュー（感想・評価）
少しだけど、ユージュアル・サスペクツ的な？
創業社長の娘ムコ（たぶん）
美人スタッフと浮気
頭の回転が速い→自信家→傲慢
映画にはよく出てくるタイプの男。
なのに、平凡でありがちなやり取りはまったくない。
浮気相手と別れ話がもつれて、はずみでつい…などというタイプの陳腐さは徹底的に排除され、綿密に計算されたシナリオが何パターンも出てくる。
もしかして『怪物』の羅生門方式？と勘違いしそうに、ひとつひとつのプロットがしっかりしている。
自分が頭がいいと思ってる男の心理をうまく衝いて、真実を導き出していく一連の展開を見ていたら、宮部みゆきさんの超傑作『模倣犯』を思い出しました。
男って、基本的には幼いんですね。
それ言ったらアウトじゃん、という内容の悪事であっても、なんか言いたくなっちゃうところがある。
自慢であったり、認めて欲しかったり、慰めて欲しかったり、言い訳だったり、理由はさまざまだけど、つい口にしてしまうことがある。
（妻や子どもが聞いてくれないからと言って、職場で言って煙たがられている方、いらっしゃいませんか？……私はなんとか二割以下にとどめてます）
主力の3人が、
毎熊克哉さん、寺島しのぶさん、北川景子さん
に見えたのは私だけかな。
サスペンスとしては好みではないタイプの作品なので、今作がリメイクと知っていたらみなかったと思いますけどねw
こうなったらインド版もみてみたい気が…ww
オリジナルはシネマートのスペイン映画特集、イタリア版は未体験ゾーンだったみたいです。
そう言えばユージュアル・サスペクツも私は苦手なんですよね…（汗）
毎熊克哉さんは知らなかったけど似てますね。
日本の俳優でリメイクされるかな?!
寺島しのぶさんは、弁護士役演じてた女性でしょうか。
キム・ヨンヒ、ナナの女優さんは私も北川景子さんに見えました。
観たのですね！
主演の男性がIT、インフォメーションテクノロジーの仕事だったのでコンピューターに不正にハッキングすることあると思いました。確かに傲慢に見えました。男性が幼いと理解してる方は成熟してる方かもしれません。
