街をぶっ飛ばせ

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街をぶっ飛ばせ

解説

フランスを中心に活躍したベルギー出身の女性監督シャンタル・アケルマンが、1968年にブリュッセル映画学校の卒業制作作品として初監督・主演を務めた短編デビュー作。

花束を持った女性がアパートの階段を駆け上がってくる。彼女は狭いキッチンで鼻歌をうたいながらパスタを料理して食べ、調理器具をばらまき、洗剤をまき散らし、マヨネーズを浴びる。そんな彼女の支離滅裂な行動は、思わぬ結末を迎える。

日本では「シャンタル・アケルマン映画祭2023」(2023年4月7~27日、ヒューマントラストシネマ渋谷)にて劇場初公開(「家からの手紙」と併映)。

1968年製作/12分/ベルギー
原題または英題:Saute ma ville
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
劇場公開日:2023年4月7日

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映画レビュー

3.5精神状態

2023年6月10日
iPhoneアプリから投稿

アケルマンの映画は日常の切り取りから 人物の精神状態を表層化しようとする。 その表現の豊かさ、奥行きにいつも やられてしまう。

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JYARI

3.5僅かな空間で繰り広げられるアケルマンワールド

2023年4月27日
iPhoneアプリから投稿

微かに聞こえる囁くような音と何かが始まろうと予感させる不気味なアクションの連続… そして何かに取り憑かれるように引き込まれてしまうその映像力…気づけば完結しているのだが、あれこれ思慮を巡らせられずにはいられないアケルマンの処女作品。

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Marizza

3.0パンクだねえ…

2023年4月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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osmt

3.5ぶっ飛んだ!

2023年4月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

耳障りな後載せスキャットの不気味さと、マヨネーズダンスの狂気。同じ頃、トリュフォーやゴダールによるカンヌ映画祭ボイコット、そして5月革命と続く、フランス中が賑やかしい時代。、 アケルマンが感じた時代の空気は、まさに何もかもぶっ飛ばしたい気分だったのだろう。

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ラーメンは味噌。時々淡麗醤油。