劇場公開日 2023年7月7日

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「CGアニメならではの良いところがある…んだなあ。」バイオハザード デスアイランド 浅見探偵さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0CGアニメならではの良いところがある…んだなあ。

2023年7月21日
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知人から、CGアニメ長編映画「バイオハザード:デスアイランド」のチケットをいただき、一昨日、京都駅前のTジョイシネマで観賞をしてきた。★は4つ、かな。

たぶん、チケットをもらっていなかったら、自分では行かなかったかもしれない類いの映画…。サバイバルゲームとかバトルゲームとは全くやらないし、ホラーも根っからの苦手。そんな私が今回、ご縁があって、映画館に足を運ぶことになるのだが、不思議なことに、実写ではないからこそのCGアニメ映画の、微妙な魅力に、予想以上に魅せられたのだった。

本作品は長いシリーズものなので、ほんとは登場人物のこととか背景のこととか、前もっての知識があったほうがよいのだろうけれど、私のように予備知識ゼロでも、十二分に楽しむことが出来るほど、テンポもよく、後味もすっきりとして、みたモノが最後にしっかり救われるという、よく出来た映画だったと思う。ともかく、エンターテインメントはこうでなくちゃねえ。このところ映画館に行くたびに寝落ちしていたけれど、寝る間もなくワクワクゾクゾクで、ゾンビ映画の苦手さを割り引いても、星4つなのである。

ホラーやゾンビが出てくる映画は前から苦手な私なのだか、今作は実写のリアルさがないから、逆に全編見やすかったし、確かにアクションシーンやカーチェイスは実写のほうが何倍も迫力はあるのだろうが、キャラクターたちのぎこちないCGアニメによる不思議な動きの故に、残酷なシーンでも目を瞑らずに見ることが出来たし、あるいは常に実写の映画では、ポルシェやBMWの高級車が無碍に壊されるカーチェイスを観るたび、車ファンの私としては、いつも勿体なくて耐えがたい気持ちになるのだったが、CDアニメだからこそ、安心して楽しめたと確信している。

みなさん、いい映画ですよ。

追伸 惜しいのは観賞したTジョイの音響の悪さ。・・・最近、IMAXやドルビーシステムのめちゃ凄いよい環境の映画館に行く機会が増えて、逆に音響が悪いとなんかえらく損をした気持ちになったのである。

浅見探偵