自分革命映画闘争
劇場公開日:2023年3月25日
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解説
2006年から神戸芸術工科大学教授を務めている石井岳龍監督が、「パンク侍、切られて候」以来5年ぶりに手がけた監督作品。石井監督の原点とも言えるハードコアな実験精神にあふれた意欲作。
自身の思想である「自分革命映画闘争ワーク」の実践に駆られて狂的状態に陥った神戸芸工大映画コース教授・石井岳龍が突然失踪した。石井が残した「個の想像力や認識の拡張、意志の強化を目指す内意識革命の為のワークテキスト」の扱いに、同僚の武田助教授たちは困惑するが、学生たちとワークの実践を試みることを選択する。武田は失踪した石井の影を追うが、それは謎の洞窟探検にまで至ることに。それぞれが選択したテキストの実践をする学生たちは、まるで映画の中のように拡大した想像力と意識拡張の迷宮世界へと迷いこむ。
石井岳龍教授を監督本人が演じ、制作スタッフもカメラの前に立ち、フィクションとドキュメントがせめぎ合いながら、映画制作の混濁したプロセスを石井監督流に描いていく。
2023年製作/165分/日本
配給:ブライトホース・フィルム
劇場公開日:2023年3月25日