パリタクシーのレビュー・感想・評価
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運転手さんとおばあさん
二人ともとてもよかった。雰囲気のあるよい映画。
最近、映画を見る機会が多いが、つい先を予想してしまったりする。
少し見すぎかなあ。(でももっともっと見たい気もする)
マドレーヌ
最初からお客なんですね。
シャルルには、最高のお客様でしたね。
マドレーヌとシャルルのシーンはどれも素敵でした。
25年の有罪は、ビックリしました。
息子の死は悲しい。
ラストは、マドレーヌの死後でしたが、素敵なエンディングでした。
マドレーヌの人生はパリの街並みと等しく美しい
マドレーヌが語る過去は波瀾万丈で逞しく生きてきた彼女の人生は終始映るパリの街並みと同じく美しいと思いました。
マドレーヌを演じるリーヌ・ルノーさんの愛らしく芯がある演技がとても良かったです。
シャルルがマドレーヌとの対話を重ねていくにつれて、マドレーヌに対して思いやりを持った対応をしていく事やシャルル自身の心が柔らかくなっていくのが観ていて良かったです。
お金には代えられない何か
その出会いが、ほんの一日の出会いが人生を変える。
92年は長かったであろうに、過ぎてみればあっという間。
どう生きて、そのことをどのように意味づけているかが、結局、その人の人生がどうだったかになるのかな〜
壮絶かもしれないけれど、大事だったのは最後の夜。
ディナーの話が出たときの、嬉しそうな顔!
人生の終わりが見えてくると、一瞬一瞬が大切になるんだろうな〜
それに、お金に困っているはずなのに、そんなことは露ほども出さず、男気を見せる彼も素敵。
誰かに背中を押されて、人生が変わる。
その決断ができるのもステキ。
人との出会いは、長さじゃない、年齢でもない。
何なんだろ〜
中身の濃い90分
原題通りの映画だった。素晴らしきタクシー・ドライブ、美しい人生の来し方。
時代に翻弄される人間の姿がカレイドスコープのように映し出され、フランスを戦争から解放したアメリカのポップスやジャズがバックに流れ、それは若いマドレーヌのときめきで今も美しい彼女の大事な思い出でキラキラしていた。
マドレーヌ役はキュート、シャルル役とても上手い役者さんで表情がどんどん変わっていった。たくさん笑える箇所があってユーモアもあって良かった。辛辣なテーマー今でもシビアな問題ーをいれつつも泣かせ過ぎない、そのさじ加減、フランス映画はうまいなあと思った。
文句なし!映画の全てが網羅した作品
文句なし!素晴らしい作品だった。今まで観たフランス映画の中ではNo.1と言える。まず、映画の醍醐味である笑いあり、涙あり、考えさせられる事もあり全て網羅している作品。また、設定も92歳のマダムで終活中のケレール、タクシー運転手のシャルルと設定もいい。老人ホームに向かう途中、寄り道しながらお互いの過去の話をする。この内容は考えさせられるし、お互いを理解し合う内容には胸がジーンとした。
ラストシーンもまた、涙。人生について改めて考えさせられた作品。映画はこうでなくてはと教えてくれた作品。1950年代のフランス社会も知る事ができた。文句なし素晴らしい作品でもう、今年のベスト作品トップ3に個人的には入る作品。おすすめします❗
素敵な老婦人と根は優しいけど怒りっぽい男の不思議な終活パリの旅!
FansVoiceさんのオンライン試写会で鑑賞!
オンライン試写会だったのでスマートフォンの小さい画面での視聴でした。
せっかくの綺麗なパリの街をたっぷり味わえるロードムービーなら劇場で観たかったー!と思うくらいキュートで可愛く美しいフレンチ映画でございます!
少し怒りっぽいタクシードライバーと老婦人マドレーヌの不思議な終活パリの旅🚗
美しいパリの街に隠されたマドレーヌの意外な過去。
50年代の甘い青春、60年代の女性の現実…。
重いテーマをキュートな2人の掛け合いで可愛く描かれていました!
マリーアントワネットが拘束されたコンシェルジュリーを眺めながら話すシーンは、マドレーヌの若い頃とマリーアントワネットが重なって見え、切なくも女性の強さが感じられ美しいシーンでした。
とても心温まるロードムービーでパリに行きたくなりました🛩✨
映画のホームページに、マドレーヌが巡ったPARIsMAPが載っているので、いつかパリに行けたら巡ってみたいな。
すごくカッコいいお婆ちゃん、これに尽きる
フランスを東西に走り抜けるロードムービーなのだけど、その間にお客のお婆ちゃまと運転手が心の交流を深めていく話。面白かった。
高齢者が主人公の映画なのだけど、例えば動かなくなった体への苛立ちからくる不機嫌や、今昔を比較してのちょっと嫌味な言い回しなど、観ている人が何かしら気分が落ち込むような話が全くない、すごく気持ちの良い映画だった。
高齢者だからこそ語れる人生の教訓、アドバイス。
色んな山あり谷ありを逞しく生き抜いてきたからこそ伝えられる言葉の重みがすごい。
今現在、納得のいかない仕事でなんとか糊口をしのいでいるタクシードライバーの彼も、最初はよく喋るお婆ちゃんだなくらいの気持ちでいたけど、段々と彼女の魅力に引き込まれて最後にはすっかりトリコになってしまっていたのも良かったな。
50年代はフランスも仕事も旦那さんがOKじゃないとダメ、離婚もできないという女性にとってとても生き辛い時代だったそうだ。愛と自由の国フランスでさえもそんな時代があったのね。
女性の権利のための活動みたいな映画が最近多いかな、と思ってみてるけど、若い人が語るのと素敵なお婆ちゃんが語るとまた違うなと思う。
なんか祖母に会いたくなった。
みんなもうこの世にいないけど。
ロードムービー
2023年3月21日
映画 #パリタクシー (2022年)鑑賞
タクシー運転手と92歳の老女が繰り広げるパリを舞台にしたロードムービー
最初は、面倒くさそうな客だなと思っていた老婆のことを、だんだんと好きになってきてしまい、最後は涙してしまう感動作です
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
タクシー運転手と謎のマダム パリで予想外のドライブへ パリの優雅な...
タクシー運転手と謎のマダム
パリで予想外のドライブへ
パリの優雅な街並みと共に
人生の寄り道
美しい旅路
ひとつの怒りでひとつ老い
ひとつの笑顔でひとつ若返る
波乱万丈の人生を送った
強くチャーミングな女性の
素敵なことば
人生はまだまだこれからだ!!!!
(オンライン試写会につき一律でネタバレ扱い)
今年94本目(合計746本目/今月(2023年3月度)29本目)。
※ 朝に「シン・仮面ライダー」を見てから自宅に戻り資格の勉強をしつつ、こちらのオンライン試写会に参加したのですが、アニメ作品にレビュー需要はないと思うので飛ばします。
さて、こちらの作品。
なかなか売り上げがあがらないタクシー運転手のもとに「あそこまで連れて行ってくれる?」という「90台かそこらの」、いわゆる「マダム」が載ってきて、なんと行先は…というとかなり遠いところ。それだけならただ単に(値段や時間はかかっても)「つきましたよ」になるだけですが、このタクシー運転手と乗ってきたお客さん(マダム)のこれまで歩んできた歴史(特にフランスの歴史)などにまで触れられています(ストーリー自体は架空ですが、この「もとになったできごと」自体は存在します)。
また、「タクシー映画」として見るという立場も可能で、このコロナ事情でフランス・パリ観光もなかなか…というところですが、フランスの「一般的によいといわれるスポット的なところ」についてはだいたい触れられています。
この映画はいずれの解釈にもとれますが、個人的には、「フランスが歩んできた、男性・女性にまつわる権利がどうで、どのような変化を歩み、今はどうなっているのか」という筋でみました。このことは映画の公式サイトには一切描かれていませんが、御覧になるとすぐにわかります。
とはいえこの面も「少な目で」(そういう論点があるよね、といえば気が付くに過ぎない)、いずれの解釈も可能だと思います。
色々な解釈が可能な映画ですので、一つの参考としてどうぞ。
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