REBEL MOON パート1 炎の子のレビュー・感想・評価
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脚本はありふれだが、登場人物は魅力あり♪ ★3.6
まずそれほど悪くない。 というより、制作費や作品規模は十分A級。 平均★が低く、ハードルをかなり下げての視聴が功を奏したのか、私は物語より登場人物の数人が気に入り、自身平均値 3.5より0.1加点した評価に♪
まあ物語はよくあるSF物で、序盤に自軍ロボットを弄ぶ兵士の描写に、どこまで稚拙なんだ? とかなりあきれて、その後の人集めも「七人の侍」ぐらい理に叶っていれば・・と感じた。
が、今作の女性主人公に、最近では一番に感じるぐらいの強いヒロイン像を見た!
「ソフィア・ブテラ」 視聴中はどこかで見た顔・・だったが後に調べて、「アトミック・ブロンド」でシャーリーズ・セロンと同性ベッドシーンを演じた女優さんだった! あの時はSEXYなややモデル顔の人・・ぐらいの印象だったが、まさかこんな強靱なヒロインを演じれるとは♪
アクション作品の主人公は、ただ殺陣が上手いだけでなく、目で"信念の強さ"や "清い良心"等を表現出来なければ、務まらない。 今作のブテラはその両方に加え、拘束された時の"絶望感の演技" 等も、一瞬の表情で見事に表現出来ている。 ハッキリ言って上手い!
今後さらにA級アクション作品のオファーが増えそうに思う。 「ワイルド・スピード」シリーズに"ミシェル・ロドリゲス"の代わりに出演しても十分な存在感を発揮出来ると感じるぐらいだ♪
怪鳥を乗りこなす役の、「スタズ・ネア」も今作で初めて見たが、かなりの存在感があり、この人も強い精神力や純真さ、他に暗い過去を持つ的な事も表現出来ると感じる。 B級アクション作ぐらいなら直ぐにでも主役を演じれるかと。
女剣士役の「ペ・ドゥナ」も、視聴中は"絶対みてる顔"だったが、「ベビー・ブローカー」の刑事役で、私的にメインの役者より目力を感じて印象に残った女優さんだった。 本作では剣士で「動」を演じているが、過去作の「ベビードール」では「静」を演じているから、面白い♪
ハリウッドのアクション役でオファーされ、本人が一番驚いたのでは♪
悪提督役の「エド・スクライン」も、傲慢なイカレ役を上手く演じていて、サイコ犯罪者などを演じてさせても、はまりそうだ。
そしてワンシーンだが、ビックリの表情を見せてくれたのが、ミリウス役(援軍に自ら志願する女兵士)で、自軍リーダーを失った時の絶叫シーン、「NO~~~!」と叫ぶ顔が、人ってこれほど表情を変えれる物なのかと、驚異に感じるくらいに顔を歪めている・・。 1:49:20ぐらいのシーンをリピート確認してほしい。 彼女を調べると、とても綺麗に上品に写されている画像も見つかる。 この人が、あの表情をと尚驚く! 日本女優であそこまで顔を歪めて演技出来る方は滅多にいない♪
視聴前は「ジャイモン・フンスー」以外は知らぬ名前だったのが、一気に3~4人も気になる役者を発見でき、思わぬ拾い物に♪
物語は他のレビューアーさんも記載している通り、突っ込み所も多々だが、これらの登場人物が次作でどう動くか、やや期待してしまう事に♪
スローモーション多すぎ
主演の子は黒木メイサに似ていた。
俳優陣の顔はいいんだが、話が面白くなさすぎて。スター・ウォーズのパロディでも無さそうだし。
ジミーの声はアンソニー・ホプキンスだったのか。ジェナ・マローンの名前も(村人の誰かかな)
しかしキャラクターもいきなり登場して急に戦い出したりよく分からん。兵士と村娘の恋バナがある訳でもなし。
あと将軍の汚れは顔から落としてやれよー。
パート2はまず観ない。
ビジュアル的ケレン味たっぷり
金がかかっているだけあって、映像的な迫力は十分にある。ただ、SF脳で見てしまうと、ちょっとつらい。
巨大な宇宙船を飛ばす科学力があるのに、人力に頼る農業で穀物を育てているとか、宇宙を航行する戦闘機のフロントガラスが、いとも簡単に破られてしまうとか。
「ザック・スナイダー版『スター・ウォーズ』と評する人たちがいるだろうね。しかし同時に、この作品は全く独自の異なる体験を与えるとも信じている」って、監督本人も言っているでは、ありませんか。
脳みそを、エンタメモードにチェンジ。
巨大ヒルを身体中に吸わせるリラクゼーションがあったり、マトリックスのような神経コネクターの他に青と赤のリンパコネクターがあったりと、ビジュアル的ケレン味はたっぷりでございます。
スターウォーズにケレン味を加え、デューンのカウンターカルチャー感を抜いた感じの
「スペースオペラ」とジャンル分けしても良いのだろう。監督ザック・スナイダーがほぼ完全コントロールしているようで、まさに彼の好きな方向全開。世界観が神話的、アクション表現がとにかく大仰、筋肉ムキムキに悪者はいない、という明快さ。そこが「作り物」っぽくて好きじゃない人もいるかもしれないが、どうせ虚構の世界だ、やれるところまでやったれ! スペオペでは特撮部分の出来が重要になってくるが、文句なく素晴らしい。特にキャラクターのCGは人間より本物っぽくて、逆に「人間が雑だな」と感じたりして(この感覚、実はヤバイ状態になってるかもしれない)。一方、『2001年:宇宙の旅』以降、宇宙船は汚し加工がされているのがリアルなのだが、本作では(見落としがあったかもしれないが)あまりこの加工がなく、ちょっと「よくできた模型」ぽく見えた場面があった。
ただ、『七人の侍』オマージュはいくらなんでも今さら感があって、前編ではそれぞれの紹介に留まる程度のため、話は「侍」集めの過程を繋いで行くのが中心になっているのだが、それぞれのエピソードが取り立てて面白いわけではないのが不満。言葉の壁もあるのだろうが、なんであの人仲間になったんだっけ? と思い出せない。
(好意的に解釈すれば)おそらく、前編は後編のためのセットアップ的な存在なのだろう。確かにこれで物語に関わる人が確定したし、各人が持つ得意技もわかった。後編でいよいよ、『スターウォーズ』のように父殺しのストーリーになって行くのだと思われる。つまり、前編を見た以上、後編を観なければ意味がない形式になっている。うーむ、案外策士だのう、ザック。
新たなる七人の
前提となる世界観が絵空事的なところもあり、ハードSFということではないが、それなりの歴史と規模を感じられる背景や美術などに、新たなるスター・ウォーズ的スペースオペラサーガの誕生を感じた。西部劇的でも戦争映画的でもあり、泣かせるアンドロイドも含めてラストに7人が揃うシーンに、パート2への期待が盛り上がる。
個人的にはフォースで何でもありと化した近年のスター・ウォーズよりも好ましく感じた。
地味…スナイダー版スターウォーズ二次創作的スペースオペラ
メインプロットはガッツリ『スター・ウォーズ』✕『七人の侍』!! あと『アバター』『ロード・オブ・ザ・リング』など様々な作品が頭をよぎるザック・スナイダー版スター・ウォーズ?スナイダーもやっぱりこういう作品が作ってみたかったんだろうな、という想いは感じるものの、そうした出典元を超える、あるいは並び迫るような面白さや輝きを本作にまったく見出だせなかった地味超大作…。
暴君はウクライナに対するロシアなど世の中を見てみると今なおリアルで、その辺りも無論織り込み済みのメッセージだろう、その点は価値がある。度重なる値上ばかりしているNetflixは本作と来年に控えるパート2に力を入れているようだが、正直見終わるまでちょっとキツかった。
結論 : やっぱり黒澤明の後進への影響力は今なお偉大!
素材は好きだけど
強大な国家に寄って多くの惑星が統治下に置かれていた。しかし、国王の死によって抑圧されていた人々は反乱を考え…。
ザック・スナイダー監督作。七人の侍オマージュな物語導入は好きだが、演出や展開は全然好きになれず。パート2に期待します。
これ1本でいろんな映画が楽しめる!
荒野に炭鉱…惑星ごとに全く異なる世界観の作り込みがすごい!
黒澤明の『七人の侍』にインスパイアされたということですが、
『荒野の7人』のジョン・スタージェスあり
ジェームス・キャメロンあり
チャン・イーモウあり。
村にかかる小さな橋も嬉しい。
ソフィア・デプラちゃんの身体能力の高さは『キングスマン』『アトミック・ブロンド』で折り紙つきですが
『ザ・マミー』の不思議な動きも好きなのです。
今回のアクションは、どこを切り取っても絵になる美しさ!
魅力を堪能できました。
ぺ・ドゥナちゃん演じる“ネメシス”は、ギリシャ神話の怒りと罰の女神。
二刀流のアクションが素敵でした!
同じ女性としては、鬼子母神を思わせる敵に対して、戦うよりほかないのか?と悲しく感じました。
第二部では復讐と償いにどう決着をつけるのか?
そして、品格があってチャーミングなアンソニー・ホプキンス様の声!
きっと続編では更に活躍してくれるに違いない。期待してます!
…日本語吹き替え版では、いったい誰が担当するのかしら?
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