「アメリカ人の抱く終末の恐怖」終わらない週末 sasさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカ人の抱く終末の恐怖
クリックして本文を読む
本当に惜しい。世界観、俳優陣とそのセリフ、いい線を行っている、途中までは。。コロナ禍を超えて目に見えない恐怖と戦争と社会崩壊の予感を題材に話は展開する。でも、なんなんだろうこの生煮え感は。
いろいろアメリカ人の嫌なもの嫌いなもの、そして怖いものを混ぜ込んで製造された映画。
以下コメント箇条書き
・日本人はもはやアメリカ人の嫌いなものに入ってなかったのが隔世の感あり。
・テスラの自動運転への不信感、神経質でいつも何かに怒ってる年配の女性?(年配の妻?)やスマートだけど役に立たない父親への皮肉など散りばめられてます。
・ティーンエイジャーの息子はペラッペラに表現されてます。
・紙ストローの皮肉まで、映画としての肩の力も抜けております。
・鹿の目キラーん🤩
・ディープステートの黒幕なんて居ない、というスタンスを貫いた淡白な感じの世界観は唯一共感できた。
・アメリカ人の心の拠り所(日本でいう寅さん的なもの)がフレンズというのが皮肉混じりでありながらリアリティがあって良かった(何気にこの映画のプロデューサーと自分の感性って合ってて映画を楽しんでる自分がいる)。
・最後、フレンズの最終回、自分も気になった。
・確かにアメリカの崩壊の最終形を予測するのは難しいけど、そういうことを普通のアメリカが真面目考え出すぐらいにはアメリカも変わって来たんだなーと目線を変える映画にはなるかも。
コメントする