サイド バイ サイド 隣にいる人のレビュー・感想・評価
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癒し系の映画
「誰かの想い」を見ることが出来る青年 未山(ミヤマ)が過去の出来事と向き合うことになるヒューマンドラマ。
序盤は隣にいる人の存在や登場人物達の所作がホラーな印象だけど、悩み相談を受けて心を癒す場面はヒューマンドラマだった。
観ていると、ストーリーはあって無いようなもので、、。過去の出来事もそこまで深掘りはされず、理由も曖昧なまま。
登場人物達もどこか無機質な人が多く何がしたいのかは良くわからなかった。
劇中の景色はとても美しい。
観たことある景色と思えば、
松本市にある上高地の大正池でした。
物語よりもどちらかというと、景色や空気感を楽しむ映画と感じました。
予告が素晴らしい
フワッとした坂口健太郎から、何かシリアスな展開に持ち込まれ最後は感動? or 鳥肌? な結末になりそうな予告。
見てみると、チョット他の人の見えないものが見える逃げ出し負け犬男子、メンヘラ妊娠初期女(負け犬の子じゃない)、更にダメンズ製造機シングルマザーがトチ狂って一緒に住んじゃうお話。
序盤に生霊ついてる割に、中盤病床では『この人死んでないからワカラナーイ』って言ってみたり、霊がお話の中の核って訳でも無く、誰が見えてて何が見えてないのかを観客に混同させたいだけの設定に見えた。そしてやたらと間が長く何度寝そうになったか…。そんなに見ている人に考えさせたかったのか? っていう結末。
うん。イマイチワカンナイしワカンナクテモイイカナ。
齋藤飛鳥は可愛かった♪
映像が印象的
とにかく優しい空気感を感じたけど、
説明セリフや説明風景を削りに削ってるので、
感受性を高めていないと観ていて
迷子になる難しさを感じた作品(^◇^;)
光や照明を印象的に使っていて、
カメラアングルも記憶に残るような強い絵が多かった
岩井俊二監督の作品を観た時のような映像美と世界観。
衣装の変化やトンネル、
隣人がいるシーンといないシーンなど、
きっと意味がありそうだけど、なかなか難しい
クリーミーマミとか懐かしかったけど、
なんであれだったんだろうか
坂口健太郎さんが演じる主人公の未山くんが横になってると鳥が集まるシーンは
仏陀かよっと思わず笑ってしまった(爆笑)
あと齋藤飛鳥さんのデコルテと二の腕の素晴らしさについて小1時間語りたいレベルの素晴らしさ
陰影や自然の美しい映像と謎のストーリー
誰かの思い、を見ることができる未山は、その能力を使って傷ついた人々の心身を癒しながら、恋人で看護師の詩織とその娘・美々と暮らしていた。ある日、自分の近くに謎の男が見えるようになった未山は、遠く離れた東京へやって来た。未山の高校時代の後輩のその男・草鹿は、未山に対して抱えていた感情を明かし、さらに未山の元恋人・莉子との間に起きた事件の顛末を語った。未山は草鹿を介して莉子と再会し、過去と向き合うことになる話。
陰影が特徴的で、自然も含め美しい映像が観れる。
しかし、このストーリーはよくわからない。謎。
それと、齋藤飛鳥を楽しみに観に行ったが、彼女の魅力は無くて、暗い冴えない女、って感じだった。こんな役なら齋藤飛鳥じゃなくて誰でも良いのでは?って思った。
詩織役の市川実日子やもちろん主演の坂口健太郎は良かったと思うが。
色即是空
何が現実で、何が妄想なのか。
何が実在で、何が架空なのか。
鑑賞中も鑑賞後も、悩む映画でした。
子役の女の子、シャマラン「ノック」の女の子と、ぜひ共演して欲しいです。彼女達の演技対決、観たいです。
坂口健太郎×齋藤飛鳥で期待したが
坂口健太郎さんの主演で、齋藤飛鳥さん共演で、脇に名だたる俳優で期待大だったが。
特殊な能力を持つ主人公の坂口さん中心に巻き起こるというのが主な内容だが、うーんというのが感想。
場面の変更は多いが、結論や伏線になる前に次のシーンなので、頭が中々ついて行かなかった。
映像は美しいのはグッド。
坂口さんや齋藤さん、牛とソフトクリームファンなら鑑賞してもいいと思う。
ぜんぶが上滑り
この監督の1本目を鑑賞してて、うっすら感じていたことなんだけど、われわれ観客の事1ミリも信じてないなー。と言うことが今回良くわかった。
説明しなければ馬鹿な観客はわからんだろうからここで説明したくないけど台詞入れる→この繰り返しで、誰も求めてない説明の繰り返し
説明したくないのに説明させられてる→ なので観客に委ねるっていう映画設定が破綻しまくり、
あとスタッフとちゃんとコミュニケーション取れてるのか?ナイーブな監督なのは分かったけど、我を通すならちゃんとスタッフが説明できる様な表現させた方が良いのでは?
行定勲の不快な映画群をもう一度映画を観終わった後にリスト見たらほとんどこの名前が脚本にあった。
ゲージュツ映画が好きな人向けの絶望的に退屈な作品
前作「ひとりぼっちじゃない」がアレだった伊藤ちひろ監督の次作は
坂口健太郎と齋藤飛鳥が大好きな人じゃないと130分の長い拷問。
冒頭のバス車内のシーンからのんびりした演出でストーリーに
関係ない無駄なカットや殆ど状況説明のない不親切な脚本のせいで
キャラクターの立ち位置が今ひとつ分かりにくい。
考えるな、感じろ的なヨーロッパの芸術映画のような悪いノリ。
さて主人公未山は「見える人」でしかも「あっちの人」を引き寄せる
体質みたいでそっち関係の相談に乗ったりしている癒し系の人らしい。
冒頭から隣にいる謎の若者が何者かと思ったらそういう事でした。
祓う事は出来ないらしくずっと隣に立たれると凄いストレス。
そんな訳で大した活躍もできず全然役に立ってない使えない奴。
おまけに仕事もしないでコブ付き恋人詩織の家に寄生しているニート。
外国人研修生の悩み相談、迷子の牛など小話を挟みつつ
ここまでで上映時間の半分くらいを費やす。30分でできるよね。
中盤でようやく登場する元恋人の莉子は正体不明の不思議ちゃん。
個性的な黒づくめの謎の出立ちで序盤に個展を開催していた件から
どうやら芸術家らしい。始めは未山が借りている(?)蔵みたいな所に
ほぼ幽閉していたのだが詩織に見付かり同居する事に。
余談ですがこの蔵みたいな家屋のボロボロの室内はセットだろうけど
何故か引きで撮った外観のカットが無い。これは配慮に欠ける演出。
で、唐突に莉子の妊娠が発覚。父親を誰も言及しないので最後まで謎。
その後特筆すべきトピックもなく4人で暮らす描写がダラダラと続く。
そして問題の結末のシーン。
また迷子の牛を見つけた未山は牛舎に連れて帰ろうとするが
牛を追いかけてカメラのフレームから消えてそのままフェイドアウト。
牛になんかされたの?先が崖っぽかったけど滑落死?
他の人と会話をしていたので実は未山は幽霊でしたのオチは違うと
思うし何がなんだか分かりません。
己の芸術的センスに酔いしれて撮ったマスターベーション映画です。
このスタイルで芸術的謎映画を撮り続けて欲しい。
坂口健太郎さんありきの映画かな
私は好き。気に入りました。どこまでも、たゆとうと…そんな映画です。
不在を思うと最後、片目からだけ涙こぼれました。でも不思議と、生命感に溢れていました。牛さんや猫ちゃん、蚕もすごいな。そして美美ちゃん❤️
山岸涼子の「白眼子」とか、カート・ヴォネガット・ジュニアの「青ひげ」の感触。映画館で観て良かった。
瑞々しい不思議な空気の余韻
現れた蝶々が姿をみせたり、消えたり時するのを追うような感覚で、彼らのつながりや言葉の流れを眺める。握らされたのは行き先の書いていない切符で、時々、不安や期待をいりまぜた長い夢をみている気分だ。
眩く広がる光や一筋の強い光を自由にあやつり誰かの心とシンクロさせながら来る終わり。
水彩絵の具が水にとけていく時の、あの掴みどころがない感じの最後に、あの部屋で彼女につたう涙だけが現実のものとしてくっきりとフォルムを伝えてきた。
そして、ほわっと耳に残る未山くんの「おいで」の音も未山くん自体もすべて幻だったとしても…と思ったのだ。
あの「おいで」は、知らないふりをしてきた自分のこころをはっとさせる。
それに気づいたひとだけが、さし出された未山くんの乾いた手から伝わる温度となにかを受ける自分を知る。
未山くんはもうこないことを知ってる美々と猫のないしょ話がきこえそうなここだけのあと味がする。
修正済み
ああ‼️❓そのまんま‼️❓シツクスセンスのブルースウィルスやないかい‼️❓
映画を観る前に、楠葉モールのエスカレーターで斎藤飛鳥に似た人がフリーズしていた、なんだろう、近くで観たら、エスカレーターの手すりを掃除してた🧼、パントマイムかドツキリかとおもた、関係ないけど。
ところで、前作に比べて、観やすい、訳の分からないミュージシャンじゃなくて、坂口健太郎や市川などの名優揃いだから。
幽霊が、生霊が、見える様に見えて、坂口健太郎が霊であるオチ、良い霊、いろんな人を結びつける、幼い子が、素晴らしい。
なんだかほのぼのはした。
前作は最低でしたが、今作は次第点です、どうぞ。
頭に❓が浮かんで何も解消されない(笑)
終始『どういうこと?』と思う場面があり、最後に解消されるかと思いきやそんな事はなく終わる(笑)
更に謎を残して終わってしまい最後スッキリしたい派の私には合わない映画でした😂
でも役者さんも子役の子もとても良かったです!!!
霊感を持つ不思議な青年の話
坂口健太郎がいろんな人を癒し?透視?
していく映画、霊の生き方の話、除霊?
なんか、絨毯ひろげすぎ、まあ、後半一部ストーリー回収あるからわかる人にはわかるけど、わからない人には?になっちゃうかとおもいます。とくにラストの牛のシーンは?になりがち。では、難解な映画ですが、坂口健太郎他素晴らしい役者、女優さんがでていますので癒されたい方にはもってこいの作品です、是非とも劇場にて。
正解がないのが現実じゃないですかね
何でもかんでも「正解」と「エビデンス」、「コスパ」と「インパクト」を求められるこの時代に、稀有な映画だった。
この映画には正解がない、解くための手がかりもないから、誰も解けない。いや、そもそも解くべきストーリーも無いと言っていい。
そこにあるのは、明確なストーリーのない「生きる辛さ」と「生きる美しさ」。でも、雰囲気映画というには勿体ない。
前半でファンタジーかと思わせつつ、特に後半は痛々しいまでのリアリティ。筋書きがあればまだそこに救いがある。それがない。
どうやって救われるか、探しながら生きる生き様を表した作品。
刺激を求めるより、答えを探すより、難しいことから解き放たれたい人に見てほしい映画です。
なにも起きない。なにも残らない。
監督の『伊藤ちひろ』は
過去多くの映画の脚本に、
とりわけ『行定勲』作品に携わっているとの認識。
なので企画・プロデュースとして
『行定』の名前がクレジットされているのだと理解。
その期待で観に行ったものの
『伊藤』が原案・脚本・監督の全てを務めた本作は
がっかりの一言。
他作との比較では
『河瀨直美』による〔沙羅双樹(2003年)〕に類似の印象。
要は、記憶に残る事件も起きず、主人公の行動も不可解。
総じて登場人物のキャラクターは相当に掴み辛い。
とりわけ『未山(坂口健太郎)』は
過去が絡むとまるっきりの別人のように態度がよそよそしくなり、
観ている側は言行の不一致感に混乱させられる。
その『未山』はいわゆる「見える人」なのに加え、
死霊も生霊も引き寄せてしまう体質。
ただ、霊が何を言いたいのかを正確に測ることはできず、
なんとなく意図が伝わる程度の能力。
血は繋がっていないものの、
同居している恋人『詩織(市川実日子)』の娘の方が、
そのチカラは長けているよう(不思議なめぐりあわせだが)。
もともとは東京出身の彼は、富山にも居たことがあり、
今では長野に流れ着いて一年。
しかし、その間の事情や、
『詩織』との馴れ初めが詳らかにされることはない。
それがどうにも共感できない一因にもなっている。
東京に出るにも身一つ。
普段と変わらね服装は浮世離れしている。
所作も現実感が無く、
遊離した雰囲気を醸す。
近所の人に頼まれては些細な能力を発揮し、
居場所を確保しているのだが、
自身に憑いている生霊については
幼い『美々(磯村アメリ)』に指摘されたことで
ようやく物語りは動き出す。
もっとも、そこに至る序段部の描写は相当に冗長。
変哲の無い日々の暮らしを繰り返し見せられ、
驚くべきエピソードも無く、
次第に欠伸が出そうになるほど。
嘗ての恋人に再会する鍵となる
後輩のミュージシャンとの関係性も、
その当人である『莉子(齋藤飛鳥)』との過去も
同様に模糊とし、
説明の描写を拒んでいる様にさえ見える。
勿論、制作者サイドは、編年でしっかり作り込んでいるのだろうが
ファンタジーの要素を色濃くするためか、
曖昧さを善しとする方針の打ち出しが失策にしか感じられない。
最後のシークエンスにとりわけそれは顕著。
『未山』の存在は、他の人達にとって
一体なんだったのか。
もやもやとした思いが胸の中に渦巻き
困惑した感情だけが残される
理解不能…
個人的な感想として、
今まででみた映画で1番「えっ、終わり⁉︎」て映画だった。
上映後ザワザワと聞こえてくるのは初めてだった笑
自然美はわかるが、10くらい理解ができない描写があった、、いろんな解説をみたが半分は不明のまま。
アニメならまだ理解できなくもないが、リアルで表現するのには難しすぎるかと。
友達がこれをおすすめしてきたら感想に困る映画No.1である。
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