「これは・・」サイド バイ サイド 隣にいる人 しろくろぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
これは・・
何と言っていいか
分からない世界観だった
未山を演じる坂口健太郎が
ゆったりした動き
ポツりと話すことば
先月観た🎬
ひとりぼっちじゃない
と似たテンポとゆるやかさ
同じ監督。伊藤ちひろ
ひとりぼっちじゃないは
謎めきが思い巡らす範囲だったけど
サイドバイサイドは中々難しい
坂口健太郎さんの
独特な佇まいがこの世界観を
つくっていて不思議さが味わえる
映像が場面ばめんで変わって
しまうとわからないシーンもあり
(・・? となる所もあった
のでもう一度観ると
…感じが変わるのかも
バンドの歌や詩織役の市川さん
の声で元気をもらい
明るい娘役の美々ちゃんにも
ラスト近くに井口くんも出演して
何かほっとした(わからないけど)
ひかり(光)に
こだわっていたのか
自然の陽。家の中の灯
山頂の光り
いきものも出てきて
死んで逝くもの
新たに生まれてくるもの
の世界観…
トンネルの意味するもの
あるのかな
坂口くんもゆっくりな動作は
大変だったと思います
コメントありがとうございます。
私が勝手に思うに、この作品にはいわゆるテーマという明確なものはないように思いました。
この作品が表現しているのは、対局、二極性、光と影、生と死という日常にあるコントラストだけなのかもしれません。
だからミヤマとリコの間に何があったのかという物語も不要で、ミヤマの持つ霊視能力という設定は、「ミヤマ本人が何らかの事情で死んでしまうことを本人が勝手に感じ取ってしまった」と設定する以外の目的は持っていません。
この対局は、ミヤマとシオリが対局で寝ていることで表現されています。そして最後だけそうではなくなりますが、そこに来る新しい変化、つまり誕生と死。
それが、それらはすべて日常にある変化でしかないというのがこの作品が表現したかったことなのかなと思いました。
?がいっぱい浮かぶ作品でしたね〜。
それがおもうツボなんでしょうから、委ねたほうが、楽になるというかなんというか。
あのテンポに慣れたら、撮影後の坂口さん、普段の暮らしに戻りにくいのか、はたまた反動で、すっごい喋るのか、、なんて思ってしまいました😅