静かなるドン 前編のレビュー・感想・評価
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思わず膝を正してしまった
新田たつおさんの原作漫画を読んだことはないし、TVドラマも知りません。ましてやショーロホフの大長編小説になど触れた事もありません。でも、伊藤健太郎さんの復帰を応援したい思いから映画館へ向かいました。 真っ当な社会人として生きていたヤクザの親分の息子が次期跡目として祭り上げられて抗争の前線に立つお話です。でも、ゆるゆるの気分で観ていたところ、 「ヤクザの無益な抗争を無くしたいのならば武力で全国を統一するしかない」 という深い問題が持ち出され、「あれっ?」と膝を正してしまった。結局は、そこまでする程の事もなかったのですが。でも、仕方ない。こりゃあ、後編も観なくちゃあなるまいな。
安っぽいがそこそこ面白かった
関東最大の暴力団新鮮組の総長ひとり息子の近藤静也は、ヤクザを嫌い、堅気としてデザイン会社に就職し、草食系男子として日々を過ごしていた。しかし、新鮮組の総長が射殺されたことで、静也は次期総長の候補となってしまった。当初はその頼みを断っていたが、跡目争いにより一般市民に危害およんできたため、見て見ぬふりはできなくなり、デザイン会社での仕事を続けながら次期総長を引き受けることになった。そのデザイン会社の憧れの先輩が拉致され、助けに行った静也は・・・てな話。 暴力、決闘、アクション、ちょくちょく挟まれるコメディ、ストーリー、全て中途半端で大したことないのだが、そこそこ面白かった。 ヒロインの筧美和子もそこそこ可愛かったが、食事の時、会社の後輩とヤクザの総長が似てる、って言ってたが、普通なら、えっ!同一人物?なんて思わないか? 関西の日本最大のヤクザの親分がトロトロと入ってきた車に轢かれ死んだが、あんなあっけないコメディみたいな死に方はないだろう、って笑ってしまった。すぐに病院運べば助かるんじゃない?なんてツッコミどころ満載。 ま、これ前編らしいので後編も楽しみ。
ドンちゃん
関東最大のヤクザ新鮮組二代目総長が殺害され、ヤクザを嫌いカタギとして生きてきた二代目の息子が兼業ヤクザになる話。 跡目争いで一般市民にも被害が及ぶ中、それとは関係ないけれど同僚がヤクザの被害にあって、正義感から三代目を襲名するストーリー。 Vシネとして作られたのか何かですかね? 前後編2部作の前編ということだけれども、一章と二章に別れており、二章の冒頭は一章の振り返りという構成だったけど。 実父が殺されているのに普通に出社しちゃう息子に始まって、どうみても同一人物なのに気づかない上にヤクザを善人だと思っちゃう女性とかand more…リアリティのないチャラいエンタメ作品なのでツッコミどころは目を瞑るとして、テンポも悪くないし面白かったけど、二章の結末はそんなアホなw ドンの圧倒的強さも壊しちゃってたしなんか色々惜しかった。 それと、生倉と肘方はちょっとやり過ぎ&やらな過ぎで鬱陶しかったかな。
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