バレリーナのレビュー・感想・評価
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チェプロ(キムジフン)の色気がぷんぷんしてカッコいい
コールが好きでその監督作品だと知り鑑賞。良かった点は2つある。
1つめは、敵役のチェプロ(キムジフン)の色気がぷんぷんしてカッコいいこと。
長髪が似合う甘い顔立ちと、メキメキに鍛えてる肉体美が美しい。名前をわざと間違えるナンパでもほいほい付いてく女の子の気持ち分かる。
見た目は良いのに中身はクズなのも、ギャップがあって怖い。最後は火炎放射器で成敗してくれてスッキリした。(少々やりすぎな気もしたが笑)
2つめは、セリフ少なめでテンポが良いこと。
オクジュ(チョン・ジョンソ)とバレリーナ・ミニ(パク・ユリム)の回想やオクジュの表情だけで2人の関係が伝わってくる。
回想パートの色調が鮮やかでポップ。暗めの現代パートとの対比がオクジュの心情を現してるようで良かった。
韓国産ニキータ?
少女を主人公に置いたクライムムービー。
韓国産ニキータといった感じでしょうか?
導入のアクションは格好良いです。
が、ストーリーがすごい強引の連続。
あと敵ボスがKREVAにしか見えなかったです。
割り切りと意気込みを感じた
清々しいほどに割り切った映画だった。ストーリー的な深堀りは一切ない。主人公の経歴や友人との関係性や友人とあの男との関係、そんなものをさらっと触れるだけで済ましている。格闘だけでなく銃の扱いにも長けているんだから、過去に何やってたんだって話。軽く示唆するシーンはあったが、結局明らかになっていないし。時間が短いんだからもっと丁寧に描いてもいいのにと思ってしまう。
でも、あまり問題ではない。意外とインパクトがあった武器売人とのやりとりもいい。あの武器たちはもっと別の使い方になると思っていたが、それもまぁ問題ではない。それくらいにアクションがよかった。工場(農場?)でのアクションは素晴らしかった。あそこで撃つかね。カッコよすぎだ。とにかく女性がカッコよく戦うアクションシーンを撮りたいという意気込みが伝わってきた。映画としてどうなんだ?と思うが、これは好みの問題だと思う。
「モナリザ・アンド・ザ・ブラッドムーン」でもそうだったが、チョン・ジョンソはミステリアスな役がよく似合っている。続編を期待したいところだが、タイトルが主人公じゃないからタイトルつけるのに苦労しそう。でも、あれだけいろんなことを明らかにしていないのは続編で明かすつもりなんじゃないかと期待してみる。
頭空っぽにして普通に楽しめます!
特に何かを掘り下げてる訳じゃないし100回くらい見てるような鮮度ゼロの内容で余韻もゼロだけど
飽きずに最後まで余計な事考えずに見終われました!
コールの監督と主演のコンビで実際に交際してるという事で自分の彼女を上手く使って作品作ってるから
バイオハザードのミラジョボと彼氏の監督と同じ手口やんけ!
アクションシーンはKPOPの人達のMVなどで多用されてる臨場感を作り出すカメラワークと 変に色彩が綺麗な絵面とセブンの雰囲気をめちゃくちゃ意識した武器を調達するときの荒野に車が来て銃やら火炎放射器を物色するシーン(周りの風景やら夕方みたいな色合いとかマジでセブンのあの箱が届くシーンの場所とほぼ一緒)最後に悪いヤツにトドメを刺すのか辞めるのか迷うシーンとかマジでセブンに影響受け過ぎてて面白かったです。
あとラブホの戦闘シーンの廊下のシーンとかはオールドボーイっぽいし笑
あと主演の姉ちゃんをカッコよく撮るのが上手いのな!
キムジフンの肉体美
親友の自殺を目撃し復讐に燃える。
野暮ったいかと思いきや
キャストは豪華、ロケーションは美しい。
キムジフン、あの体完璧です。
森の中に佇む豪邸に、高級車がずらり。
そして寝室にコレクションされたUSBとSMグッズ達。
フィフティシェイズを思い浮かべたが
優しいものではなかった。
女性をモノのように扱うケダモノに化けたギャップは
ファンとしてはショックでしたが
見応えありでした。
アクションの無いアクションは悲惨
題名に釣られて見ない。
題名と内容は別物。
やっぱり、韓国映画だぜ。
申し訳ないけど、何もかも、作り物に見える。
復讐劇と言いながら『プロミシング・ヤング・ウーマン』の様な被害者に対する愛を感じられない。また、復讐への動機がはっきりしない。
とにかく、30分位の復讐劇を色々付帯を付け足して、四倍位の長さのストーリーにしてしまっている。目が痛くなる。下妻物語のカラー(色彩)だけがリスペクトされている。
アクションが無い。
サディスティックVSマゾヒスティックだけ。
使われている音楽がダサい。
後、11分、最後が分かった。最後まで銃。アクションが全く無い。
この地球の主を人間と思い込んでいる所が韓国映画が世界的になれない要因でしょう。もっとも、日本映画はそれすら分かっていない。
美しくも容赦ない復讐が始まる
原題
Ballerina
발레리나
あらすじ
親友を守ることができず、深い悲しみに暮れる元警護員オクジュ。彼女の残した最期の願いを叶えるため美しく壮絶な復讐計画を実行に移し始める。
感想
強烈な復讐劇を描くNetflix映画
韓国ネオンと独創的なBGMが印象的でした。
何ヶ所か痛々しい描写ありです。
ほっぺた刺す、口の中にガラス片突っ込んで殴るなど!
チョン•ジョンソはかっこよかったです!
まさに女版ジョン・ウィックって感じでした。
悪役のキム•ジフンがイケメンでした。
ラストが呆気なかったですが最期の火炎放射器は良きでした!
※私よ バレリーナ
思わせぶり
タイトルに惹かれて鑑賞
ballerinax 復讐なんともワクワクする組合せではないか。なんか意味するところがあるのかと思ったが…コードネーム的な事に落ち着いてしまった。
アクションが3つ程あるのかな?オープニングと厩舎のヤツはそこそこ面白かった。
韓国は俳優の層も厚いがアクションマンの層も厚いなぁ…女性がやるアクションは大好物である。
脚本は王道っぽいとこがあって、特に隠し玉のようなものはなかったなぁ。SMグッズにBGMが重なるとこをみると、アブノーマルな事に嫌悪感が強い印象だったな。
一本道な脚本のせいか思わせぶりなカットが多く、テンポがスローに感じる。
助走が長い。そんな風に思うシーンが結構ある。
ヒロインの素性は明かされずで、どうやら傭兵なような匂いもする。不明な事が不快なのではなくて、ちゃんと成立してるし、次回作以降のネタにもなるのであろう。
厩舎のロケ地が美しく…普段見ないものなのでそこは凄く新鮮で惹かれた。
掘り下げなさすぎ
流石にあまりにも表面的すぎでしょう。
オクジュとミニの関係も過去を振り返る程度で二人の関係の深さはまるで分からないし、
それゆえオクジュの気持ちが見る側に伝わってこない。
また、組織もなんだかふわっとしてて裏にボスがいるかと思いきやまさかの瞬殺。
さらにチェプロの悪党さも全く描かれていないのでただの雑魚。
そしてさらに女子高生も勝手に想像してくださいくらい何も分からない。
アクションはいいんだけど、そもそもアクションの回数はめっちゃ少ない。
火炎放射器はどう考えても組織に突入した時一発目の攻撃に使うべきだし、デリンジャーはもっとギリギリのピンチに使わないと登場させる意味もない。
つまらなくはないけど目立ったよさもなく、明日には記憶から消えていそうな作品。
女性アクションがいっぱい出てる中これではちょっと弱すぎかな。
オクジュが水川あさみっぽくて良かったけど。
問答無用の韓流復讐アクション
Netflixで鑑賞(Netflixオリジナル映画,吹替)。
自殺したバレリーナの友人のため、主人公が悪の組織に壮絶な復讐を仕掛けるノワール・バイオレンス・アクション。バレリーナが殺し屋のストーリーだと思っていたら違った(笑)。
主人公の怒りは凄まじく、問答無用で徹底的に行われるキリング・アクションは華麗な上にキレ味抜群。アクション構成がジョン・ウィックを連想させ、目が釘づけになりました。
強い復讐劇
友人が自殺した。
復習して、できるでしょの遺書。
そこから始まる壮大すぎる復讐劇です。
主人公が弱いのに強い。
ちゃんと女性なのに強いです。
手が震えてたり、表情作りが上手い。
すごい女優さんだって思いました。
めちゃくちゃかっこいいです。
けどあの人数のマフィア?から勝てるの強すぎます。
殺すという方法での復讐劇でしたが
女の子たちが救われたと願います。
こんなぽんぽん進む?ってくらい結構どんどん進むので
見飽きないですが、すごいスムーズです。笑
ややこしいシーンがないため
見やすい復讐映画でした。
どの作品で見たのかわかりませんが
韓国ドラマ?か何かでこの女性を見たことがある気がするけどなんだったんだろう、
この作品みて、好きになりました。
魅力的でした。
独特の世界観と映像美…
主人公の生い立ちなど詳細は明かされず、回想シーンで分かる女の友情。ジョン・ウィックばりのガンフー、痛みが分かる接近戦アクションがスタイリッシュな映像と共に展開される。ラストの男の死に様があまりにも情けなかったのが残念。有無を言わさず、ギッタギタに悪を斬るのが気持ち良い。
ジョンウィックとか長くて見てらんないよって方へ
親友に呼び出されて家にやってきた主人公。
風呂場で見つけたのは、自殺した親友。
机に残されたメモには
「復讐してくれるよね?」のメッセージと
寿司屋のアカウント名。
話はシンプル。
ためらいなく無駄なくサクサク進むので
「アクションはちょっと眠くなっちゃうんで..」
て人にもおすすめ。
復讐の鬼と化す
イ・チャンドン監督のバーニング(2018)でチョン・ジョンソをはじめて見たとき、こう書いた。
『後からチョンジョンソが初出演だと知って驚きをおぼえた。どこにも出た経験がないらしい。が、堂々としている。カラーも出している。なにをしても牛刀を隠していそうなギラつきがある。
そして、切開し過ぎ(みたい)な超切れ長のひとえがギラりとする。怖い。彼女のそこはかとない怖さが、ミステリアスなバーニングを一層ミステリアスにしていた。と思う。』
バーニングのあとTheCall(2020)でパクシネと共演しているし、A Girl Walks Home Alone at Night(2014)で名をはせたAna Lily Amirpour監督のMona Lisa and the Blood Moon(2021)でケイトハドソンと共演してもいる。ノンキャリアから瞬く間にグローバルな立脚点を掴んだといっていいのではなかろうか。
チョン・ジョンソにはいわくありげな暗さとヒリヒリするような危険さを感じる。
なんか“花嫁はギャングスター”で“鋏組”の組長を演じたシンウンギョンに似ている。ポジションも影がありそうな気配も顔つきもウンギョンを思わせる。
ふたりに共通するのは、ふとしたとき、なんとなく寂しそうなところ。
そう、なんとなく寂しそうなんだわ。イ・チャンドンに抜擢されたのも寂しそうな雰囲気を買われた結果だったにちがいない。
さてバレリーナは復讐鬼と化した女が無双する話。
キムオクビン主演の“悪女”の感じとそう遠くないがスタイルにはこだわらず全員ぶっこ○してヒャッハーする描写に執心している。とにかくクズどもをやっつけるシーンが痛快。
アクション映画にはしばしば“ひとりで相手の組織を全滅させる”というモチーフがあるが殲滅シーンがうまくできているとアドレナリンが出まくって昂揚させてくれる。たとえばリベリオン(Equilibrium、2002)のクライマックスみたいな。本作でも相手(の攻撃)は書き割りみたいに当たんない。ひとりで全員ぶっこ○すのが楽しいのなんの。いい殲滅っぷりだった。
とはいえやられた値にたいして応報かどうかを勘案せず、とにかくなにがなんでもみんなぶっこ○すので、結果的に相手のほうが大損を被る。なんせ復讐鬼なんだから。そのやりすぎは楽しいが、動機に弱さは感じた。親友が性的人身売買にとられて自尽したわけだから、どこまでも復讐してもいいが、回顧シーンに親友との繋がりの逸話がもっとほしかった。誕生日を祝ったとか、一緒に将来を語りあったとか、そういう回想を挿入して憎しみと処罰感情を煽るが、親友ならばもっと具体的な共同体験があってもよかったのではなかろうか。それがなく淡い回想だけなので、復讐動機に弱さが感じられた。タイトルもややズレている。(気がする。)
そうは言っても娯楽作品として過不足のないNetflixパッケージだった。
リベンジは徹底的に
B級アクションかと思いきや、全編アートな画作り。イコライザーやジョンウィックのを意識した韓流アクションで、体技、ガン捌きのスピードは申し分ないというか、凄すぎ。
道具屋から買ったガラクタ拳銃と秘密兵器が見事にラストに繋がっていく気持ちよさ。
韓国らしい、問答無用のラストでカタルシスを超えて、呆気にとられる。
チョン・ジョンソの次回作の『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』がめちゃくちゃ楽しみになった。
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