赦し

劇場公開日:

赦し

解説

娘を殺された元夫婦と、犯行時に未成年だった加害者女性の葛藤を通し、魂の救済というテーマに真正面から挑んだ裁判劇。

17歳の福田夏奈は同級生の樋口恵未を殺害し、懲役20年の判決を受ける。7年後、恵未の父・克と、別れた妻・澄子のもとに、夏奈に再審の機会が与えられたとの連絡が入る。娘の命を奪った夏奈を憎み続けてきた克は、澄子とともに法廷で裁判の行方を見守ることに。夏奈の釈放を阻止するべく証言台に立つ克と、つらい過去に見切りをつけたい澄子。やがて夏奈は、7年前に自分が殺人に至ったショッキングな動機を告白する。

「義足のボクサー GENSAN PUNCH」の尚玄が怒りと憎悪にとらわれた主人公・克を熱演し、「台風家族」のMEGUMIが元妻・澄子、「眠る虫」の松浦りょうが夏奈を演じる。長編第2作「コントラ KONTORA」が国内外の映画祭で注目を集めた日本在住のインド人監督アンシュル・チョウハンが監督を務めた。

2022年製作/98分/日本
配給:彩プロ
劇場公開日:2023年3月18日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12

(C)2022 December Production Committee. All rights reserved

映画レビュー

4.0被害者と加害者

2024年11月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

理由があれば
殺人の刑が軽くなるわけでは無く。

何のための裁判なのか。
裁判ってなんなのか。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
げげげな

3.5憎悪を癒やすには

2024年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

7年前の殺人事件の再審が開かれる。
殺されたのは17歳の女子高生、犯人は同級生の女子(松浦りょう)だった。
被害者の父(尚玄)は作家で、事件後離婚、憎しみをお酒で紛らわしている。
母(MEGUMI)は再婚、前向きに生きるため忘れようとしている。
裁判劇だが、犯人の贖罪と更正、被害者家族の更生などが突き刺さる。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン

3.5感想メモ

2024年10月1日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ヒラめ

3.5償うとは何をすることなのか、時に感情を持ち出す裁判制度とはなんなのか。

2024年9月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

女子高校生によるいじめが原因の殺人事件の裁判を描いた映画。被告人の女子高校生は殺人罪で決定し7年目が経過。当時未成年ということもあり弁護士の説得から釈放を要望するも、殺された現在離婚した夫婦はそれを阻止しようとする。法律に則りながらも、結局は人間としての感情や倫理観により進行していく裁判。いじめによる殺人は一つの殺人罪としては強盗などとは別の角度で考える必要があり、その償いはあまりにも広い意味合いがあり着地点がかなり曖昧であると思う。もちろんどんな理由があれ殺人は行ってはならない。この法だけは絶対なのだ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
シネマスター