オットーという男のレビュー・感想・評価
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幸せなひとりぼっちトムハンクス
オットーという男
トムハンクス主演
孤独と孤立は違う。
町内で一番の嫌われ者
今の自分状況に重なりそう😅
考えのアウェーは辛い
しかしオットーが世間に言うのは正当な抗議
だから人が周りにいる。
親友とのクルマのやりとりは主義主張の違いを楽しんでいる面もあります。
スウェーデン版はもっと徹底してたな。
正当な抗議を貫くには何もかも受け入れてくれる奥さんの存在が無ければ闘えなかった。
オットーの不器用だけど誠実な人間はつながりをつくるのだ
映画には関係ないけどやっぱりオネスティだよと自分を慰めようと思います。
偏屈オヤジの変わり行く心情に自然と涙が溢れるストーリー
まじめで曲がったことが許せないオットー。周りからは偏屈オヤジだと思われている。近所でもこういう人っているよなと思った。だけど若い頃から偏屈だった訳ではない。映画が進むにつれてそうなってしまった理由が分かってくる。それと同時に、オットーの凍っていた心が、周囲の人々によって徐々に溶かされていく。
見終わってみると映画やドラマではよくある話の展開だし、現実ではありえない展開も多いと思うのだが、人はこの手の凍りついた心が溶けていく話って好きなのだと思う。トム・ハンクスの名演もあって、自然と涙が流れてしまう作品。
ひとりぽっちなんかじゃないよ
幸せなひとりぼっちは見ていて、良い映画だと思ったのでこちらも楽しみにしていました。しかもトム・ハンクスさんが演じる。悪い訳ないだろうと。そして、その考えは間違っていませんでした。最愛の人に先立たれた悲しみというのはやはり中々癒えることはない。そんな内に悲しみを抱えたオットーさん、頑固で曲がったことが大嫌い。間違ったことを言ってる訳ではないがご近所さんにしてみればやっぱり面倒な人になっちゃいますね。でもそれがオットーさんという人間。それが彼の道理なのです。そしてマリソル。何かとオットーさんに関わってくる彼女一家の存在はひとりぽっちのオットーさんにとって大きかったです。始めは煩わしく思いますが、日々彼女たち家族を見ていればこれはもう気にするしかないですよね。実はオットーさん本当は優しい人なんです。だって本当に嫌われ物なら子供が懐く訳ないと思うのです。そして死ぬのが下手なオットーさん、これはもう生きるしかないですよ。マリソル一家と関わってしあわせな晩年を過ごしたオットーさん、きっとしあわせだったでしょうね。さすがトム・ハンクス。そしてマリソル役のマリアナ・トレビーニョ。初めて見ましたが、とてもチャーミングでした。人は一人じゃないと思わせる温かい映画でした。
ただのよい映画!!(よい意味で)
愛する妻を失い、時を止めてしまったオットー
家の中は妻の生きていた頃のまま
時を動かすことは、妻の死を受け入れること
受け入れ、時を進めることは、
愛する妻を自ら再び失うかのよう
それほどまでに悲しみと絶望に打ちのめされている
そんなオットーを救うのは、しかめっ面でルールに厳しく、人にやっかまれそうなのにもかかわらず、本当はとても心優しい彼が救った人々
周囲がオットーを死なせない
ありきたりといえばありきたりかもしれない
けれど、やさしさが心にじんわり残る
心臓と心が同じハートなおかげで、ビックハートには、そりゃ笑わずにはいられない
ところどころ笑ってしまうシーンが、またよかったな
劇場にも笑いが起きて、ほんわかした雰囲気になっていた
劇場で観てよかったです
良き。
「グラン・トリノ」、「ヴィンセントが教えてくれたこと」など、偏屈おじさんと関わる映画は結構あるし、このプラットホームはどこか同じ様な印象を受ける。
けど、それをもってしてもオットーには泣かされてしまった。しかもかなり。
お向かいさん家族(特にママ)非常に良し。
50代オッサン、号泣させされた(T-T)
頑固親父から好々爺へ
不器用なほどまっすぐな男オットー。そんな彼が変わっていく姿を描いた作品です。実際には60を超えた人の価値観が大きく変わり、行動や態度が大きく変わるという事はないだろうと思います。そう思っているからこそ、そうした人の話が美しく映るのかもしれません。
高齢で独身の男性は、未婚や離婚にかかわらず、頑固になっていく傾向があるように思えます。私も年を取った時に頑固爺にならないように戒めたいと思います。
人と人との繋がりを考える
最愛の妻に先立たれた孤独で偏屈なオットーが、明るく人懐こいマリソル家族との出会いにより再び「生きる」ことに向き合えるようになる様をコミカルに優しく描いた作品。
冒頭のオットーは、細かいことにケチをつけ、挨拶への返事もろくにしない、嫌な奴感満載のおじいさん。生きる意味を感じず自死を心に決めた彼は、生きながらに死んでいるようでした。
そんなオットーのお向かいさんに越してきたマリソルは、相手の反応なんて無視してどんどん距離を詰めていくとにかく人懐こい、悪く言えば図々しい女性。どこか抜けた旦那さんのトミーと2人の子ども達との日々に、半強制的に巻き込まれていくオットーが、鬱陶しがりながらも心が温まっていく姿に、観ている私も嬉しくなりました。
マリソルをきっかけに少しずつ変わっていくオットー、そしてそれを優しく自然に受け入れていくご近所さんや古い友人達。なかなかもうこういったご近所付き合いは少なくなってしまったし、それはそれで面倒なこともたくさんあるのだと思いますが、「お向かいさん」というだけでこんなにも気にかけてくれる人がいるのは羨ましいですね。
とても優しい気持ちになれる素敵な作品。人との付き合い方や繋がりを前向きに捉えて、私も生きていきたいです。
おっと!がない
予告編ですでに感動してしまいましたが、本編もほぼ想定どおりでした(苦笑)。愛する妻に先立たれ、しかし、そこまで思い詰めてしまうところがわかるようでわかりませんでした。オットー本人(トム・ハンクス)にとって埋められないほど大きな穴を埋めようとする存在となる隣人、マリソル役のリアナ・トレビーニョがとても魅力的でした。緊急入院したオットーのお見舞いに行ったマリソルが、彼の無事をみて笑い出す演技がとても印象的でした。普通なら涙を見せて感動のワンシーンになるところですが、あそこでそうならないのがマリソルであり、それを体現できるトレビーニョさんの演技だったように思い、とても好きなシーンでした。トム・ハンクスは安定の演技でしたが、それゆえに意外性はなかった印象でした。
生きる意味を問われたような
久しぶりに、映画観て泣いた〜
大切な人を亡くした喪失感を、ひた隠しに隠して生活し、自ら旅立とうと企てるものの。
そうなんだ。
人は人生を全うしないといけないらしい。
その、ひたすら死に向かおうとするオットーと、心の隙間に入り込む隣人の屈託なさが、ほんとにホッコリする。
でも、その人の持っている本質って、どんなに悪態ついても、悪くは映らないのかもね。
何度も、涙を誘われる。
なんだろう?
真っ正直な人たちの、想いが刺さる、そんな感じ。
丁寧にだしを取って作ったみそ汁のような、心に沁みる映画でした。
出だしは、正論ふりかざして周り無視の、超イタイ主人公じゃんと思った。
ホームセンターでロープを買ったのも、首つり自殺のためかい!とビックリ。
その後も、手を変え品を変え色々なやり方で何度も自殺を試みるし。
そんななか、お向かいに、明るく超フレンドリーな若いファミリーが越してくる。
こんなにグイグイ来る?というくらい厚かましくオットーに頼ってくるお向かいさん。
気が付けば、まるで親せきのように行き来するようになっていく。
オットーの表情も、言葉も、どんどん柔らかく変化する。
人と人は、分かり合えないけれど、互いに尊重し、助け合うことはできる。
ひとりで頑張っていくのもアリだけど、家族でなくても他人と心を通わせて生きていくのもいいなあと思った。
後半は、私自身がオットーの人生を伴走している気分だった。
派手なアクションも、仕掛けもない。
けれど、静かに熱い涙が流れる、上質な映画だった。
ハリウッド映画もいいなと心から思えた作品。
終映に間に合って、映画館で観ることができてよかったです。
車はやっぱりマニュアル?
「オットーという男」鑑賞!久々の普通の?映画。バレエのライブビューは映画って感覚ではないからね(笑)
トムハンクス主演でそこそこ話題になってたけどあっという間に上映館少なくなり…
この作品はスウェーデンの「幸せなひとりぼっち」のリメイク。
原作は見たような気もするけど記憶なし。
妻に先立たれた偏屈な男、オットーが近隣の人との関わりを経て心を開いていくヒューマンドラマ。まぁどこの国にもクレーマーとかうるさい老人っているもんですね(笑)自死を決意して電気解約して首吊りとか色々試すけどことごとく失敗し、電車で飛び降りようと思ったら落ちた人を助けてSNSで有名になるとか、終始明るく描かれていてクスクス笑えるところ多数!
キーマンとなるのが向いに越してきたメキシコ人4人家族でマリソルという女性。
欧米の人から見てもラテン系ってほんと明るくて図々しくて?な感じなんだなーと苦笑。小うるさく嫌われ者のオットーの心を開くのは野良猫、メキシコ家族の子供たちとこの辺もかなり王道ですね。
主人公に共感できる人はあまりいないかもだけど、近所付き合いや人との関わりが希薄になってる現代人には響くなー(笑)まぁ日本も田舎行けばこんな感じなのかもだけど、詮索したりとかじゃなく、本気で心配して助け合う様子は心が温かくなる…
臨月のマリソルがオットーに子供見てもらって夫婦で外食行くとかは欧米ならではの文化ですね。
亡き妻は若き頃事故で車椅子になるけど、当時は公共施設でも車椅子が大変だったというエピソードも。
ベタな展開ではあるけど、こういうヒューマンドラマは派手な展開はない分、俳優の演技にかかってるのも見どころ。トムハンクスの息子が出演してることでも話題ですね!あ、車の運転練習中の方にも見てほしいです(笑)鑑賞前はシャンテでオムライスでした!#映画 #映画好きな人と繋がりたい #映画鑑賞 #tohoシネマズ日比谷 #オットーという男 #トムハンクス #トムハンクス主演 #日比谷カフェ #日比谷シャンテ #東宝シネマズシャンテ #日比谷グルメ#オムライス#神田グリル日比谷シャンテ店
死ねないじいさん
スウェーデン原作のリメイクらしいのだが。なんで見逃したのだろう?
死にたいじいさんは謀ったように邪魔されて、死んでも死にきれない状況に追い込まれていく。終いには先立たれたばあさんにも止められる。大きなheartを持つ彼はその名の通り、寛大な心で晩年を過ごした。えぇ話や
最後の「戸田奈津子」先生のお名前に驚いた。また、心のダイヤル的なテロップも何か心に染みた。
愛すべき者たち
妻を失くしてから生きる希望もなくし、真面目だが口煩く、疎まれながら淡々と暮らしいている男の物語。
少しコミカルな描写を挟みつつもあたたかなドラマ作品。
もう死んでしまおうとしたところで現れた陽気な夫婦や、皆風変わりな住人達、そしてオットーと同じく孤独なノラネコ…
それぞれに問題を抱えながらも明るく生きる姿は力強い。
そんな中ただ1人、無愛想に振る舞い他人をバカモンと罵るオットーだったが…。
いやぁ〜ホント、ググっとくる映画は数あれど、本当にホロリと来てしまったのは久々!!
改めて、辛くとも生きる大切さや想ってくれる人がいることの幸せを思い出させてくれますね。
あぁいう感じだったけど、何だかんだで面倒見の悪くないオットー。彼も本当は生きたいと思っていたんじゃないかな、なんて感じながら観ていました。
オットーだけでなく、周りの人々の存在感もグッド。彼らにも物語があり、それぞれに垣間見える死生観のようなものに深く感動させられた。
そして痛快な展開も。かなり気持ちが昂ぶってきたところで、僕がいる…でワタクシ、無事崩壊。
とても心が洗われた作品だった。
やっぱり、少し笑えてしっかり泣ける作品は良いですね。
間違いなく今年暫定1位の作品!!オススメです!!
A Man Called ・・・・
誰もが、Ottoになりうるのだろう。
あそこにいる男は自分なのだと思うこともあるだろう。
偏屈なのだろうが、
堅物なのだろうが、
人に優し口することを強迫的に迫られるこの時代には逆行するのだろうが、
このような生き方はあっていい。
自分のこだわりをなくしてまで生きようとは思わない。
そんな生き方があってもいい。
あの猫は、彼の、ソーニャのような守護天使だったのだろうか。
絶えず傍に居続け看守り続けた。最期まで。
こんなことを思った50代後半オヤジだった。
#TOYOTA嫌いは、共感!笑
泣かせにくる映画ではなく、しんみりと感動させてくれる映画
結論から言いますと、良い映画でした。
人生でベスト10には入らないけど、良い映画だったと感じるような作品です。
ネタばれは控えつつ軽いあらすじを説明しますと
主人公のオットーという偏屈で融通が利かないが、根は良い人間が妻に先立たれ、
生きる希望を失い自殺を試みている最中に、近所に越してきた子連れの明るい夫婦との交流と、オットーの妻との過去の回想シーンを交えながら物語は進んでいく
といった内容です。
見終えて感じたのは、すべての描写が無難に上手くまとめていたといった印象。
良く言えばくどすぎず、悪く言えばあっさりめのシーンが多いので
それが理由で"印象には残らないけど良い映画"止まりに感じました。
がっつり泣ける映画を見たいわけじゃなくて、しんみりと感動できる映画を見たい
といった方に是非お勧めです。
こんな人とは一緒になりたくないけど、部下としては良いかも
神経質な主人公
物語が進んでいく中で、過去の主人公の生いたちが明らかになっていくと同時に、対面に引っ越してきたメキシコ系移民の底抜けの明るさに翻弄されながらも次第に溶け込んでいく主人公
映画としては良くあるパターンでは有るが、回想シーンと現実がとてもテンポ良く進んでいく
最後も想定できる終わりかたではあるが、主人公らしい最後でした
全220件中、81~100件目を表示