劇場公開日 2023年3月10日

オットーという男のレビュー・感想・評価

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3.0熱い男の静かなストーリー

2023年2月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

妻に先立たれ
自暴自棄になっている男のストーリー

正義感が強く
曲がったことが許せない故に
周囲との軋轢を生み
ギクシャクした生活を送っている

そこに現れた
自由奔放なファミリー

本作は
このファミリーや
その他ご近所さん等々との交流を通じ
主人公のトムハンクスが軟化していく物語
です

全体的にとても
静かで穏やかな映画です

トムハンクスが
様々な策を講じて
妻のそばに行こうとしますが

それも淡々と行われ
激しいシーンは特にありません

しかしながら

トムハンクス演じる主人公
そして
ご近所ファミリーのママ
の心はとても熱いです

本作品を鑑賞し
胸が熱くなり
心を動かされるのは
このギャップ故でしょうか?

ネット社会となり
人と人との関わりが希薄な現代において
本当に必要なものは何か?

そんなことを
教えてくれた映画でした

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HIDE

4.0いい話

2023年2月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

楽しい

幸せ

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TAICHI

4.5同級生だつたかも。

2023年1月16日
Androidアプリから投稿

孤高の老人が、周りの無原罪にも思えるピュアな人々(子供や移民家族)と出会うことによって化学反応をおこし、心が溶けてゆくモチーフ。ある意味『クリスマス・キャロル』以来のしゃぶり尽くされたテーマであり、あとは演じる老人の役者の存在感次第となる。逆に功成り名遂げたベテラン名優の「ご馳走」役なのかもしれない。
思いつくままに挙げると、『グラン・トリノ』(2008年)のクリント・イーストウッド。『ヴィンセントが教えてくれたこと』(2014年)のビル・マーレイ。ケン・ローチ監督が2度目のカンヌ・パルムドール受賞の『わたしは、ダニエル・ブレイク』(2016年)。
本作は、2015年にフレドリック・バックマンのベストセラー小説をスウェーデンで映画化し、大ヒットした『幸せなひとりぼっち』のハリウッド版だ。
主役はトム・ハンクス、なるほど。泣かせる人情ものとして、しっかりした幹がある。原作の勝利でもあるだろうが、ハリウッドが大好きな「イマドキの社会矛盾やdiscrimination」を散りばめて2020年代の物語として構成されている。
主人公の生年が1955年!なことに、いささか心が動揺する。

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t2law
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