ナルヴィクのレビュー・感想・評価
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何のため戦う…
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国のため、それとも愛する家族を守るため。ノルウェー軍人であるグンナーはドイツに捕虜として捕らえられ、妻イングリッドはドイツ語が話せるため、占領したドイツ側の通訳と重宝される。夫の安否も分からない中、一人息子のオーレの体調悪化のために味方であるイギリス領事官の居場所を教えてしまう。。しかし、これは責められない。誰のために行動するのか、国家は個人より尊重されるものなのだろうか。映画はノルウェー軍が束の間の勝利をした後、グンナーが帰還するが、裏切った妻を叱責するのだが、思い直し、共に避難するところで終わる。戦争は普通の精神状態ではなく、グンナーの気持ちも分からないではない。互いの生死も分からない不安なまま、生きるのに必死な極限状態、繰り返してはならない。映像が暗く、また軍服がどちら側なのか分かりづらい部分があった。
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