ロスト・フライトのレビュー・感想・評価
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機長の男気
CSで「炎のデス・ポリス」を観て、ジェラルド・バトラーの「ロストフライト」を見逃していたのを思い出し、ググれば池袋新文芸坐で上映中だ。
不時着した後の話がメインかと思っていたら、不時着に至るプロセスを丁寧に描いていて、そこまでの描写も緊張に満ちている。
不時着後も、殺人犯の元軍人のスキルと機長の責任感と迅速に手配された救援部隊の活躍での救出劇は仲々見せる。
LCCが50万ドル持った救援部隊を手配出来る とか、あの着陸で飛行機の脚が殆ど損傷していないとか、2発被弾した機長がちゃんと操縦出来る(気合だ!)とかをツッコまなければ、凄く良く?出来ている。
ジェラルド・バトラーのアクション映画で涙が出るとは思わなかった。劇場で観られて良かった!
ドンパチもあるがそういう映画ではなかった
タイミングを逸して見逃しそうになっていたが、kinocinema新宿で上映されたのでありがたく鑑賞させていただいた。
あの規模の飛行機で乗客14名って相当赤字路線なんじゃないか?そんなことを思いながら観始めた序盤。意外と離島に着陸するまでを丁寧に時間をかけて描いていたことに少し驚いた。ジェラルド・バトラー演じるトランス機長がゲリラ組織とドンパチを演じる「ランボー」のような展開をイメージしていたがなるほど違うのかと。トランス機長が大暴れするわけではなく、ちゃんと銃を撃ちまくる担当が置かれていた。なんでも主人公が背負い込む必要はない。ドンパチ多めのアクション映画というより、責任感の強いリーダーが活躍するお仕事映画の印象だ。
救助に来た傭兵たちがほとんど人物描写もないままバンバン敵を撃ち殺していくのもまた潔い。そんなアクションがメインじゃないんだぞと言われている感じ。でも、説明がない割にあいつらの攻撃能力が高い。それが逆に面白かった。あのデカいライフルスゲーな!
面倒そうな客が意外とおとなしめだったり、航空会社の上層部が思ったほど腐っていなかったり、移送中の犯罪者との交流があまり多くなかったり、機長の奥さんのくだりもほぼなかったり、少し意外な展開だったことも正直な感想。若干の肩透かし感はあるが、この規模の映画なんだからこれくらいでいい。十分に楽しめる映画だった。小さめのスクリーンだったけど、音響が迫力あったし、映画館で観られてよかった。
渋いわ
おっさんの本領発揮、渋み最高。スーパーヒーローじゃないけど、自分の仕事を体を張ってやり遂げる男だねえって感じです。娘さんとの関係も良くて心が和むわ。しかし、ああいう場面では物理的な力がものを言うってことが分かってしまう。
その事故は始まりに過ぎなかった。
殺人犯の輸送中の飛行機が紛争地帯に不時着し、機長の奮闘で脱出を試みる。
短い時間だが複数の見せ場が上手くまとまっており秀逸。
傑作とまではいかないが求めるものは全て魅せてくれる良作
雑に進むが結構ハラハラ
けっこうハラハラドキドキできました。
出だしに主人公の機長が、遅刻しそうに搭乗するシーンで、「アルコール検知など数時間前のチェックは?」など、欧米各飛行会社が義務付けていることの表現がない時点で、雑にいろいろ進行してるとは思うものの。
年初に観た『非常宣言』同様、昭和の特撮で鍛えられた「スルー力」があれば大丈夫。
都合よすぎな展開に多少苦笑しつつも、敵のボスの退治の仕方に大笑いできたのですべてよし。
単純明快
本日で公開終了なので急いで鑑賞。雑な脚本が気になりました、。機長が凄く強かったり乗客が14名といやに少なかったり、不時着した航空機をまた飛び立たせたりその他諸々。けどいいんです。ジェラルド・バトラーが味方と力を合わせて敵を殲滅するわかりやすい内容で気分がスカッとしますよ!
試写会にて🎬 地図にない島に不時着した乗客員と、過去を抱えたパイロ...
試写会にて🎬
地図にない島に不時着した乗客員と、過去を抱えたパイロット、そして輸送中の犯罪者が送るスリリングな体験でした。
ジェラルド・バトラーなど有名な俳優さんが登場するらしいけど、正直詳しくないのでそれはさておき臨場感のある演技とフィジカルに進んでいく爽快なアクションが久々で、THE正統派!みたいな展開も潔くてよかったです。
ハラハラドキドキするけど、あまり客を不安にしないのテンポ感でストレスがない。
新しい発見も、今更午後ローっぽい雰囲気の作品を提供されたことにも甚だ疑問ではあるけど普通に面白いし上映時間も短くて手軽なので文句がない。
そんな状況でまで仕事します?!みたいなフライトアテンダントらの仕事への魂に単純だけど心動くよねえ…
筋肉×知的=ジェラルド・バトラー
ジェラルド・バトラーって
単なる肉体系じゃなく
そこに“知的”を兼ね備えるので
敵がみんな弱く見えるよな。
今作も(^_^;)
飛行機の不時着は単なる序曲。
武装テロ撲滅&脱出ムービー。
章分けしたいくらい
いろんなシチュエーションてんこ盛りだ。
かなり楽しかった!
とはいえ、やたら顔面アップになるカメラワークや
盛り上がる手前で「あれ?解決?」みたいなシーンも多く
なんかハリウッド慣れしてる身としては…あぁ、
監督さんはフランスの方でしたか!
なんかわかる(^_^;)
「ワイルドスピード」観た後に観る「TAXi」みたいな(^_^;)
伝わるかな、これ(^_^;)
面白いけど既存の枠を超えない救出アクション
そこそこ面白く、テンポも良く最後まで飽きずに観れました。
古い映画になるけど、全体的な味付けは、ちょっと「ダイハード」や「SPEED」に似た感じでした。
本作もダイハードのような「ツイテいない人(事件に巻き込まれる人)」としてのシリーズ化も視野に入れているのかな。
今回、英題が「PLANE(飛行機)」にて次作は「SHIP(船)」とかでしょうかw
こなると流れはバス→船と変わった「SPEED」のほうが近いのかも。
さて、本サイトのレビューを閲覧すると、まぁまぁ高評価がついているようですが、私としてはどうしても「ダイハード」や「SPEED」と比べることになります。
仮に両作を基準とすると、本作は薄味に感じてしまいます。
薄味でも最後まで飽きさせないのは編集の手腕でしょうか。編集には勝手に★5ですね。
他は少し厳しめの★3で総合は及第点の3.5です。
映像 ★★★
音 ★★★
物語 ★★★
役者 ★★★
編集 ★★★★★
粗さ ★★★
総合 3.5
ハラハラドキドキ
前半からスリルあり最後までドキドキが止まらなかった(笑)
まぁ次から次へと…それにしても機長が凄すぎ!
あの責任感からくるリーダーとしての決断力!
普通出来ないわ!色々と…。
周りの人も頑張ってたので応援してしまった!笑
単純にスリル味わいたいならオススメ!
簡単なストーリーだから入り込みやすいかな。
単純明快で面白い!
悪天候を強行に航行させられたLCCの旧式旅客機は、案の定、緊急事態に見舞われる。
主人公の機長(ジェラルド・バトラー)が墜落を回避して不時着させた島は、鬼ヶ島だった…
実在するフィリピンのホロ島がどれほどの無法地帯なのかは知らないが、イスラム過激派の拠点となっていて、営利誘拐や周辺での海賊行為があることは事実。
日本の外務省はミンダナオ島からスールー諸島一帯を危険度レベル3に指定しているから、危ないのはホロ島ばかりではなさそうだけれど、この島にも街が存在し、普通に(と言えるかどうかは判らないが)生活している市民はいる。観光で訪れる人もいたりするらしい。
ともあれ、この映画で描かれている島の山間部は本当に危険区域のようで、映画上は正に鬼ヶ島と形容したくなる様相だ。
鬼ヶ島に不時着したクルーと乗客たちが生き残るために頼りになるのは、たまたま飛行機に乗り合わせた護送中の殺人犯だった…というコンセプトも面白い。
スピーディーで、スリルがあって、バイオレンス。
バトラー機長の危機を殺人犯(マイク・コルター)が救う図式だが、実は助けに来た傭兵たちが凄かったという…。
航空会社の本部には危機対処に精通したプロがいて、傭兵も手配できちゃうのだから、こういう危機は想定済みだったのかしら。
副操縦士役のヨソン・アンは実写版『ムーラン』に出ていた人。
CAだかパーサーだかを演じたダニエラ・ピネダは『ジュラシック・ワールド』シリーズの獣医さん。
この二人だけでなく、亡くなったCAも含めてクルーは立派に役割を果たしていた。
一番情けなかったのは殺人犯を護送していた刑事かな。
機長の絶体絶命の危機は案外あっさりと救われ、敵地からの脱出も意外とスムーズだったりする。
必要以上に煽らないから観ていて疲れない。
極めて単純な物語構成がいい。
最後、傷ついた機長バトラーがなかなか旅客機を折りないので、死んでしまうのかと思った。
仕事帰りに気軽に観て、疲れも飛ぶ面白さだった。
まあまあ
雑な脚本、粗いカメラワーク、原題が何の捻りもない「Plane(飛行機)」などチープ感満載の一本だがエンタメ作品としてはそれなりに楽しめるとは思う。
基本は銃撃アクション映画なのだが、パイロット役をやってみたかったジェラルド・バトラーのために飛行機を舞台にした脚本を用意したみたいな感じかな。
ただ、せっかくなら娘が父の救出のために一役買うような設定でも良かったかな。
一作で二度美味しい。
前半の航空パニックと、中盤からのアクション。
全く緊張感の緩みもなく、エンディングまで
しっかりと描いていて、とてもよくできている作品です。
キャストもよく、ジェラルド・バトラーはもちろんですが、
マイク・コルター演じるガスパールが
すごく良いし、事態解決後の身の振り方もいい。
それと航空機がレーダーから消えた場合の対処を
どうするのか、あまり描かれることのない航空会社の
動向を見られるのもいい。
スピンオフでガスパールのストーリーも観てみたい。
LCC機長が実は只者ではなかった映画。
Gバトラーと物語りを牽引していく囚人の描き方が中途半端。救出に来る民間傭兵部隊と雰囲気も被っているしキャラも立ちきれていない。シンプルに救出班と機長との乗客救出劇を描いた方が個人的には好みだった。バレットM82ライフルでの鉄板貫通狙撃、さらには救出班の銃撃フォーメーション、同Gバトラー主演の傑作「ザ・アウトロー」に近付けたのに惜しい。でも、今作品はそんな映画ではなく無双する機長と飛行機が主役の映画でした。
“本当に面白い映画”は、差別される。
“本当に面白い映画”は、差別される。
考えてみれば当然のことで、“本当に面白い映画”が広く知られてしまえば、お客は“本当に面白い映画”にばかり殺到して、“実は面白くも何ともない映画”や“面白さを売りにしていない映画”を作ったり売ったりしている連中はまとめて映画から足を洗う羽目になる。
そんなわけで、興行面でも批評面でも冷遇される“本当に面白い映画”に出会うためには、控えめな宣伝を敏感にキャッチしたり、限られた上映に合わせて劇場に駆け込んだりといった積極的な努力が観る側にも要求されるわけである。
さて、「首」とか「ザ・キラー」とか「ナポレオン」とか言うやけに簡潔なタイトルの作品が立て続けに公開され注目を集めているが、名匠・巨匠によって監督されたこれらの作品は、“本当に面白い映画”ではない、という点においても奇妙に共鳴している。
名だたる監督が演出しただけあって、それぞれの作品にも感心する部分がないわけではないが、では“本当に面白い映画”かどうかと問われれば、誰もが顔を見合わせ答えに窮するのは明々白々である。
そんな中、ひっそりと上映を開始し、これまたひっそりと上映を終了しようとしている「ロスト・フライト」なる邦題をもつ本作も、「PLANE」というあまりに簡潔な原題によって先に挙げた3作とのひそやかな符合を感じさせる。
そんな「ロスト・フライト」が先の3作と決定的に異なるのは、本作が“本当に面白い映画”であるがために、徹底的な無視という典型的な差別を受ける被害者であるという点にある。
事実、「ロスト・フライト」を観た人は、唐突に始まる生死をかけた肉弾戦に「ザ・キラー」の取っ組み合いよりも遥かに強い緊張を覚え、嘘のようにあっさり訪れる訣別に「首」の木村祐一の別れよりも遥かに強い動揺に囚われ、そこに登場する軍人たちの戦闘に「ナポレオン」のホアキン・フェニックスよりも遥かに強いプロフェッショナリズムを見出すことになる。
さらに、この“本当に面白い映画”に巡り合うことのできた映画的感性の持ち主であれば、見せかけの投降で敵方の通訳係と対峙したその後ろからボスが現れる、という画面が丁寧な縦の構図になっていたり、幾度か挿入される実に繊細なズームアップが人物の輪郭を強く印象付けていたり、映画のラストで、手持ちのカメラによるブレの画面からふいに切り替わる安定したクレーン・ダウンとクレーン・アップのショットが映像に見事なリズムを生んでいたりすることに、ささやかな感動を覚えることだろう。
“本当に面白い映画”によってしか味わえない覚醒の感覚を求める人ならば、デヴィッド・フィンチャーよりも、北野武よりも、リドリー・スコットよりも、ジャン=フランソワ・リシェの「ロスト・フライト」に駆け込まなければならない。
航空業界に携わったことのあるものとして、 ありえないことだらけで初...
航空業界に携わったことのあるものとして、
ありえないことだらけで初っ端からかなり違和感だらけだったけど、
そんなことも吹っ切れちゃうような魅力があった
B級前提でかなり満足
最初の方のシーンで出てきた台詞との矛盾がラストで出てきたけど、
そんな細かいことはスルーで許す
全181件中、41~60件目を表示