ロスト・フライトのレビュー・感想・評価
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ちゃんと一生懸命仕事をする人たちの姿が見られるお仕事映画!
最初の10数分で、ある程度映画の数を見てきたらああこれかと思うようなフラグを立てまくっているから、つい、ああこういうあるある系ねと思わされるのだが、それがとんだワナになっていて油断がならない。というのも、この身勝手な乗客はあとでみんなを困らせるんだろうなとか、護送犯に目配せした乗客はグルなんだろうなとか、自撮りに夢中な若い女性たちをどう展開に絡めるのかな、とか、そういう浅はかな予想や想像が、結局全部裏切られるのだ。なぜなら、命にかかわる非常事態だから。ガチで非常事態が起きたときに、そんなフラグを拾っているヒマはありません!というのが、おそらくこの映画のコンセプトだから。
非常事態で命の危機が迫っているときに、役に立たない人は本当に立たないし、本人たちもわかっているのかちゃんと引っ込んでる。機長は乗客を救おうとやるべきことをやるし、軍隊の心得がある者はやれることをがんばるし、航空会社だって可能な手は打とうとして、専門家が自分たちの分をわきまえつつ、最良の仕事をがんばろうとする。英雄的な派手な見せ場とかはほぼないけれど(あの不時着はちょっとエスパー入っていたと思うが)、誰もがこういうふうに仕事をしてくれたら、ちょっとだけこの世の中に希望を持てるのではないか。そんな風に思わせてくれる、ソリッドでリアリスティックでほんのりロマンのあるアクションスリラーでした!
Nineties Action Revival
One thing Plane does right is dismiss any obligation to include a backstory about its incarcerate antihero. His actions that continue the plot tell enough. It's a straightforward ransom adventure film with a series of variables conveniently strung together—and it's full of railgun-sized holes—but it's a thrill ride smelling of gunpowder. One can laugh at the pilot's choices while cheering him on.
機長の責任感
シンガポール発 〜 東京(経由) 〜 ホノルル
航路途中のフィリピン上空に嵐の予報が出てても
燃料費ケチった会社の無茶な指示で飛行しなきゃならない機長(ジェラルドバトラー)
乗客14名+直前で搭乗させなきゃならなくなった犯罪者1名を乗せて離陸
案の定、フィリピン上空で嵐に遭遇し、機体が雷を受け
電源喪失…、機体のコントロールと通信手段を失い、よくわからんジャングルな島に不時着し、運良く乗客も無事
だった
でも、このよくわからん島、実は分離独立派が支配する
無法地帯となってるらしい
政府も面倒くさがってすぐに救出も来ない雰囲気
機長は不時着した飛行機付近に乗客を待機させて
何んとか通信手段がないか探索に出かけたが、その間
不時着を知った地元民兵らが不時着場所に来て乗客らを連れ去っていく
それを知った機長は乗客達の救出に
乗客達を救出し、不時着した飛行機を何んとか離陸させ
島を飛び立ち、近くの滑走路のある安全な島に無事着陸
させてやっとら終わったって感じ
不時着した飛行機を再度離陸させて、またその不安定な飛行機をなんとか着陸させるというとこはちょっと無茶振りな感じ(笑)
14名しか乗客乗せないで飛ばすから貧乏航空会社だろ!などちょっと思いましたが(笑)
終始ちょうどいいテンポでした
ストーリー的にはよくありそうな設定だけど
さらっといい感じに観れました
バッド・フライトはベスト・ジェラルド・アクション!
かつてハリウッドスターと言えばアクション俳優だった。
しかし昨今、アクションスターを見掛けなくなって久しい。
今アクション一本でやっているスターはステイサムくらいか。ドウェインはアクション俳優と言うよりエンタメ・スター。
が、別ジャンルからアクションに参戦という視野で広げると、渋い演技派から中年アクションスターとして開花したリーアム・ニーソン。
それからこの漢も。ジェラルド・バトラー。
彼も『オペラ座の怪人』など様々なジャンルで活躍していたが、古代スパルタ戦士や無双シークレット・サービスですっかりタフなアクション俳優のイメージが定着。近年の出演作もアクションが多い。
経歴は各々だが、何だかんだアクションスターは今もまだ奮闘し続けている。
ステイサムのアクションはついつい見ちゃう。リーアムのアクションも最近一気見。
二人のアクションはよく見るけど、ジェラルドのアクションを見るのは久し振り。多分『エンド・オブ・ステイツ』以来…?
以後の出演アクションはまだ見ていないのが多い。別に好き嫌いとかこれと言った理由は無いんだけど…。
本作は題材や設定に惹かれて。
これが、面白い!
シンガポールから東京経由しホノルル行きの旅客機。
新年最初のフライト。機長のトランスはホノルルで待つ娘との再会を心待ちにしていたが…。
会社の下らぬ規定で悪天候の上空を飛ぶ事に。
さらに出発直前に、移送中の殺人犯ガスパールが搭乗する事に。
何やら暗雲立ち込めたフライトは、その通り最悪のフライトに。
悪天候と落雷で計器類がやられ、操縦不能。墜落の危機。
トランスの熟練テクニックで墜落は免れ、不時着。犠牲者は2名出たものの、何とか乗組員らは一命を取り留めた。
不時着したのは何処かの島。計算して割り出した結果、そこは…
フィリピンのホロ島。凶悪なゲリラたちが支配する危険な無法地帯だった…!
確かにプロットはB級的。
が、フライト・パニック、サバイバル・アクション、救出と脱出…これらを活かしたアクションとスリルの面白さを濃縮! 100分強があっという間!
無駄に尺が長く、CGてんこ盛りの大作なんかより遥かに面白い!
そこに、いつもながらタフな漢の魅力を発揮するジェラルド・バトラー!…と思ったら、ちょっと違った。
至って普通の機長。かつて空軍パイロットで、大手航空会社に。が、そこで問題を起こし、弱小の現会社に。
ちょっと訳ありの過去持ちは定番だが、ゲリラたち相手に一切怯む事なく闘うタフ野郎といった感じではなく。
実際ゲリラ一人と対峙した時も命懸け。常に危機に冷や冷やしながら。
所々ジェラルド“らしく”強くなったり、本当に平凡な機長?…と思う箇所もあるが、人質に囚われてしまった乗客や乗務員を助ける為、機長として、果敢に立ち向かっていく様、危機を突破する為に自ら囮になるカッコ良さ。
やっぱ、ジェラルドはジェラルドだった。
いつものような役柄設定やステイサムだったら、たった一人で。
が、今回は一人では無理。ある人物に協力を。その人物が…
ガスパール。殺人犯をバディに。
不時着の寸前、上空から見えた建物らしきに向かう。危険の中を。
乗客や乗務員を危険に晒す事は出来ない。なら、ガスパールだって…
実は彼、とある経歴の持ち主。
フランスの元外人部隊で、戦闘経験は豊富。
この状況下では頼りになるが、彼は殺人犯。いつ裏切るか分からない。
向かっている途中、早速姿をくらます。分かりきっていた事とは言え…。
ところが、銃を調達し、遭遇したゲリラ相手にピンチになっていたトランスを助ける。
その後も裏切る事なく惜しみなく協力。本当に悪い奴…?
そこら辺の描写は弱いが、ゲリラと対する為、犯罪者とタッグ。毒には毒を!
ゲリラ一味が本当に凶悪、極悪。
一般人の人質を取り、身代金を要求。
支払わなければ躊躇なく殺害。その模様をカメラに撮って公開。
地元政府や警察も迂闊に手を出せない。
アクション映画の敵を描く時、2つのタイプに分かれる。
敵側にも情が入ってしまう設定があるか、一切ナシの極悪か。
本作は後者。だから見るこちらも何の躊躇をする事なく、コイツらをブッ倒せ!
ゲリラリーダーの最期はスカッと痛快!
このホロ島とゲリラ。フィクション設定かと思いきや、実在するという。怖ッ…。
ゲリラは怖いけど、会社連中にもイラッ!
規定とは言え、あんな悪天候フライトを下すか…? しかもその理由は本当にケチケチ。言い出したアイツ、バカか…?
廃墟で何とか電話が通じ、会社に連絡。そのオペレーターが…。マニュアル通りの対応とは言え、もっと機転を利かせよ!
上層部の連中も何の救出策も思い当たらない無能な奴らばかり。トランスさん、こんな会社からさっさと転職した方がいいッスよ…。
そんな中、外部から引き抜かれた危機管理担当。強引ではあるが救出策を考え、無能連中に皮肉や一喝。この男がカッコいい!
元軍人。その繋がりで彼に雇われている救出の傭兵小部隊。トランスたちの絶体絶命のピンチに駆け付け、決死の救出。彼らもカッコいい!
頼りになるのが会社専属の身内じゃなく、犯罪者や外部の者というのが皮肉的でもあり、あるあるでもあり…?
こういう作品の場合、乗務員や乗客にも個性あって然るべきだが、もっとキャラ描写欲しかったかな…。
リアルな描写もある一方、荒唐無稽やツッコミ所も。
そういうのもこういう作品の醍醐味。ただ、邦題がビミョー…。
フライト・パニック×サバイバル・アクション×極上スリル×スカッと痛快面白さ×漢ジェラルド!
今年劇場/レンタル/配信で見た純アクションでは、現時点でベスト! ジェラルド・アクションでも見た中で個人的ベスト!
せっかくだからまだ未見の『グリーンランド』とか『カンダハル』とか、“ジェラルド祭り”でもしようかな…?
シンプル・イズ・ベスト
終始ハラハラドキドキのすごいアクション作品でした
でも、飛行機乗るのが怖くなりました
当面、移動には新幹線を利用したいです
劇場で予告編をみて
鑑賞候補の作品でした
残念ながら予定が合わず
今回VOD鑑賞させていただきました
やはり劇場で観ていたらさらによかったのに
と思います
次回作は劇場に行きたいと思います
犯人を護送する警官が・・・!
トランス機長のジェラルド・バトラーもカッコいいのだが、犯人ガスパール役のマイク・コルターの格好良さが際立っていた。服役するとかそんな未来のことより、今の乗客の命を救うことが大切。そんな彼を主役にしたドラマも見てみたい。
旅客機のシーンはかなり緊迫感がある上、息をつく暇もないくらい次から次へと危機が訪れる内容。緊急救援隊の存在も心強いし、副機長のヨーソン・アンもいい仕事していた。また、犠牲者が全くないわけじゃない展開にもリアルさが感じられた。
これはやっぱり映画館で観るべきだったなぁ・・・と、つくづく思う。
余計な部分を削ぎ落として簡潔にまとめた感じの映画。割とあっさり解決...
余計な部分を削ぎ落として簡潔にまとめた感じの映画。割とあっさり解決するので物足りないと思う人もいるかも。
無駄に足を引っ張る様な出来事も起こらずサクサク話が進む。そして後半の戦闘シーンでスカッと。時間潰しに観るにはもってこいだな。
まあでも全体的に地味っちゃ地味だし、恐ろしさは見掛け倒しで案外弱い敵とかツッコミどころも多いけれどこんな映画があってもいいんじゃない?と楽しめた。
グッドジョブ
機長! 一緒した過去に殺人を犯した人、助けに来た傭兵、更に乗組員の皆さん!
こういう映画で有りがちな、身勝手すぎる乗員等も居なく、正しく一致団結感で好感が持てた。
ただし、政府軍さえ返り討ちに合うと言ってた敵の割には、数人の傭兵に殆んど敗北しているのには笑えた。
でも、ハラハラドキドキ緊迫感あって楽しめたし、ハッピーエンドと言って良い終わり方も良かった。
なかなか面白かった!
2024
67本目
ジェラルドバトラーって事で期待せずにはいられなかったが、なんだかんだスケール小さい予感がして期待せずに鑑賞。
思いに反して、面白かった笑
ジェラルドバトラーとマイクコルターの映画だね。
スケール小さいながらもなかなか見どころありでハラハラもする。
飛行機乗りが見せる最後の着陸は圧巻(ハラハラ感)
何も考えずにまんまを楽しむそんな映画。
…ですが、
マイクコルター演じるガスパールの過去を軽くこすっただけだけで、よくわからなかった。
悪い奴には見えないし、むしろ元軍人としてかなりの活躍だった。
そんな役所だったからこそ、めっちゃ気になってしまった笑
2024 35本目
アクション俳優ジェラルドだから今回も!と期待してしまうが今回は飛行のスペシャリストの機長役笑笑
たしかに操縦はスペシャリストだが機長が危険をおかしてアクションもこなす
さすがアクション俳優笑笑
アクション好きな人は楽しめます
機長やるやん
ややちゃっちい感じ。
どうせなら乗客の誰も殺されてほしくなかったなぁ〜
武装集団から逃げ出せる辺りや、しれっと消えていく元犯罪者…もう少し造り込みが欲しかったなと思う作品。
機長のフライト技術と責任感の強さはしっかり伝わってきたよ。
可もなく不可もなく
無駄なシーンがほぼなく、トントンと話が進むので
だれることなく見れたのがよかった。
まぁすごい面白いわけでもつまらないわけでもなく、
アクション映画のお手本のような映画でした。
狙撃銃って鉄板貫通して敵吹っ飛ばすんですね。あそこは爽快でした。
機長は乗客を守る…
人質に取られた乗客の救出にまで向かう機長。本作も男らしさ全開のジェラルド・バトラーが見れる。乗客として乗り合わせた殺人犯ガスパールや、航空会社の社長や幹部陣、救出部隊、全てが怪しく見えるのだが、結局は何でも無かった。ガスパール、贖罪かもしれないが、あの島で大金持ってどこに行くのだろう。一度不時着した飛行機が復活するのもご都合主義だが、気楽に見れた。
機長がジェラルド・バトラーなので安心
シンガポールから東京に向かった旅客機が落雷で機器が停止、フィリピンのある島に不時着する。
そこはゲリラの拠点だったため、機長(ジェラルド・バトラー)は大奮闘することに。
ドラマは適当で、ひたすら話の筋を追うことになるが、潔くて結構だった。
うん、ハラハラしつつもよかった、
見てよかった、おもしろかった。
時間もやたら長くなく、ストーリーも早い展開でわかりやすく、よかったと思う。
それにしてもしかし、実際に世界にいる銃や暴力がないとなにもできないような組織やら連中は、結局のとこどうしたいのか、そんなんで世界を思い通りにできるわけでもなく、愚かだとつくづく思う。
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