アイスクリームフィーバーのレビュー・感想・評価
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「こう言う映画好き」
今年119本目。
女性4人を撮影。これが面白い。この4人が人生でどう絡んでくるかそこが一番の見所。銭湯は昔一人暮らしの時は行ってました。福本伸行の「金と銀」漫画をそこで読破しました。須藤元気が知り合いの悩み相談受けたらとりあえず一緒に銭湯行ってデトックスすれば、悩みも解決する。一般の人でも家でシャワーがデトックスですね。悩みも吹っ飛ぶ。今日は一年振り位にファミレスでアイス3つ入ったチョコサンデー食べました。
100万年君をアイス
短編小説「アイスクリーム熱」を原案にして4人の女性の想いを繊細に描いた小さなラブストーリー。美しく繊細な雰囲気でイメージは良いが、ストーリーに纏まりが無く、メリハリに欠ける印象で何度も眠気に襲われた。
2023-108
音を使った演出が伏線に乗る心地よさ
演者の各個性が光りながら、潰し合わずに引き立て合う。
ストーリーが複数の軸で進みつつも、けして散漫にならず、先が気になり、しかし時に立ち止まって考えたくなる。
絵作り、音作りで、それらのリズム感やストーリーの起伏を大切に演出していて、とにかく心地よく鑑賞できるし、悲しさや切なさがところどころにあっても鑑賞後は爽やかな気持ちでアイスクリームが食べたくなる、そんな映画でした。
私は大好きです。
映画とは
7月14日に公開された映画、あまりに個性豊かすぎる。同時に、映画とは何なのかを考えさせられる。絵画のようなもの、全編真っ暗なもの、60分のもの、MVのようなもの。映画館で見るべき作品とはどのようなものなのか。映画は、新たなステップへと足を進めているのだろうか。
モトーラ世理奈劇場。
彼女から湧き出る謎のオーラを、そのまんま映像化したかのような作品。今までになくこの女優の魅力が生かされている。が、奇妙。画面酔いは酷いし、不愉快な音楽で気分は最悪。1ミリ足りとも没入できません。完全にMV。昨年公開された蜷川実花の「ホリック xxxHOLiC」を思い出しました。蘇る嫌悪感...。
不思議な体験、感覚って言われたいのか?
マジで内容は薄っぺらくて面白くなく、視覚効果や音響によってその隙間を埋めようとしている感じ。埋めるどころか覆いかぶさっていて、ストーリーも無いに等しいんだけど。なんだこれ。無理やり2時間近く伸ばし、映画にしてまでやることじゃない。個展をやってはいかが?
はぁ。何が言いたいんだか。
好きな人はとことん好きだろうけど、私はこのビジュアルに全振りしているタイプの映画がどうも好きなれない。しかもエンドロール後のあのシーン。イラッ。余計な要素多すぎます。
キャストが面白いけど、それが仇になったかも。
モトーラ目当てですがなにか?
これは映画じゃない!って初めに逃げを打つのはいささかダサいと思ったが、映画じゃないとしてもこの点数だなぁ。
モトーラの使い方もよくある感じ。
詩羽の出番多すぎ、1/3で良いと思う。
松本まりかの声が甘すぎて気になった。
コムアイと松本の見分けが出来なかった。
南琴奈は初見だけどカッコ良い、鼻が好き。
吉岡はあまり期待してなかったが見終わった時には好きになってた。
ちょっと厳しめに書くけど全体的に登場人物に色々見所作りすぎてテンポ悪くなり、観てる人の求心力を失ってしまったんじゃないかと思う。いい感じの映像とインサート、ふんわりと雰囲気で持っていくにしてもアイデアが積層されず、どこかポイントずれてる感じがした。
音楽は変わった使い方をしていたがカッコいいと思えなかったし効果を感じなかった。こういうのが今の渋谷系なのだろうか?この辺は個人の趣味だからまあいいや。
アートディレクター初監督だとこんな感じかな、ギリ原作と役者に助けられというところだろうか。
オシャレな群像劇
原作は小説らしいですが未読です。
予告編を観て、尋常じゃないオシャレ具合に心を撃ち抜かれました。
邦画ギライな僕が、楽しみに待っていた作品です。
予告編どおり、まーオシャレ♪
オシャレなインスタみたい、画を観てるだけで楽しめる♪
カラフルにオシャレに色が凄く印象に残ります。
フィンランドの映画『ガール・ピクチャー』を彷彿。
同映画が好きな方は好きなのでは?
不安だったラブストーリー具合ですが、ラブストーリー度は弱く、
生き方を模索する女性達、オシャレな群像劇
って感じ。
キャストは90パーセント女性で、男性が極端に少ないです(笑)
オシャレさんに強くオススメ、ぜひ観て下さい♪
美術系の学校へ通ってる女の子とかは、特に好きそう(笑)
話は、少し考察いりますね。
もう1回観たい♪
諸行無常
ファッション系CMかと思うようなお洒落な映像に目が行きがちで、
観ている間は盛り上がりに欠けて何だかなあともやもやしていたが、
観終わってからあれこれ考えてみたらこれは諸行無常を描いた、
ある意味達観した人にしか描けない世界観の映画だと思った。
登場人物の感情に寄り添うというよりは一歩引いた視点から出来事を
追っていく。観客に共感を求めたり感情を揺さぶることは避ける。
監督自身、特段登場人物の人生観に思い入れは無いのではないか。
むしろ画面サイズや撮り方を工夫して自分らしい絵柄を残すことが
一番やりたかったことだろう。
舞台となるアイスクリーム屋の佇まいは普通だしアイスクリームを
食べる場面、その他食事をする場面いずれも飯テロ的な描写はなく、
ありがちな「映画の帰りに○○を食べたくなった」のような感情を
呼び起こさないのも徹底されていた。
主要な登場人物は○○を目指していたけれど結果的に△△に落ち着く。
それ以外にも人生の中で節目となるような体験があったりもする。
この映画ではいずれもさらりと描く。ドラマチックにしようと
思うなら葛藤の末に・・・とかショックで呆然と・・・みたいな
描写を入れて熱量を上げてしまうだろうがそれをしない。諸行無常を
描くならこういう映画があっても良い。
大手映画会社の映画ならこうは撮れなかっただろう。商業的成功の
ために泣かせどころや感動的な場面を盛り込んで受けの良い映画に
しようとしただろう。そうしなかった製作者の潔さを感じたし、
自主製作映画のように監督が自分の撮りたいように撮った感じが
伝わってきて良かった。千原徹也監督は演出家というよりも映像作家
と呼んだ方がふさわしい感じ。103分の上映時間も程良い。
出演の女優たちは個性がはっきりしていた。原作がそうなのか、
男性はあまり出てこないし影も薄かった。
商業映画としての成功を目指していないから当然と言えば当然なのだが
「売れる」映画ではないと思う。現に7月14日公開ながら映画館に
よっては7月27日終映予定となっている。仕方がないか。
かく言う自分も、もう一度映画館で正規の料金を払って観たいか?
と聞かれたらう~ん?となってしまう。
終わり近くになって伏線回収っぽいところがあったが、自分は
頭が悪いので完全には理解できなかった。説明しすぎないところが
良かったりもするけれど。VODならもう一度観るかな。
入り口のABCのオブジェがかっこよく見える人にはお洒落なんだろう
広瀬すずが出てる岩井俊二の映画かと思ったら違った。
途中で帰りそうになったけど最後まで見てよかった。
松本まりかと姪役の女の子がよかった。
ジャルジャル後藤もお父さんの年になったんだ。
ピーウィのセーターとかオバQのバックとかお洒落って言って欲しいんだろうな。あ、言っちゃった。
田舎のイオンシネマには、吉岡里帆観にきてる年寄りしかいなかったけど、都会の映画館にはこの作品観に来る若い人いるのかな。若い人はこれお洒落って思うのかな。
韓国映画が面白いのは、映画製作をしっかりと学び身につけたスタッフが、お金払って観に来る客を満足させようとして作ってるからなんだな、と思ってしまいました。
幸せか幸せじゃないかじゃなくて、私か私じゃないか。
なんだかオシャレな出だし。若い女性向けの映画に間違えて来てしまった感。しかも、ストーリーもどこか、なにかのプロモーションビデオにも似た底の薄さを感じていた。
でも、まず役者陣の演技がたしか。特に松本まりかの抜群の良さ。飛びぬけて光ってた。そして、若手二人(南琴奈とモトーラ世里奈)の存在感。とはいえ、相変わらず吉岡里帆はあざとさを隠すことはできなかったけど。
と、だんだん見慣れていくうちに、終盤、この人たちはなんでつながっているのか?の疑問が解ける。知り合いだったとかいうチープな接点ではなくて、そこか!とくる。てことは、その次のそれで、またその次かって爽やかさの伴う気づきがある。そしてアイスクリーム屋の屋号の意味に、ちょっとニヤける。下手なラブストーリーじゃないとこに。「あんた貰う。一生、大事にする。」ってそういう関係にだって成立するんだなって。迷ってる30代女子あたりに強く刺さりそうな映画。
これが映画じゃなかったら、何が映画なのだろうか?
冒頭、「これは映画ではない」とクギを刺されるため、もしかしたら、前衛的で実験的な映像や、文学的で哲学的な台詞が延々と続くのではないかと身構えた。
確かに、角を丸めた正方形に近い画面は独特だし、映像の作り込みや音楽の使い方にも、随分「攻めている」と感じられるところが多い。
主役でない登場人物のモノローグが突然始まったり、「言語化できないということは、その魅力を独り占めできるということ」とか「幸せか幸せじゃないかではなく、自分か自分じゃないか」といった小説のような台詞もある。
しかしながら、これが「映画ではない」かというと、「紛れもない映画である」としか言いようがない。
何よりも、2組の女性たちの物語を交互に描きながら、その過去や背景を徐々に明らかにしていく脚本がよくできているし、彼女たちが、悩み、迷いながらも、自分の居場所を見つけ出していく物語自体も、しっかりと映画として成立していると思う。
主要な4人の女性の誰もが魅力的に感じられる映像は、まさに、映画そのものだし、ベランダのサッシの上の花びらの模様と、富士山麓の町を走るバスの窓越しのショットによって、2つの物語の時間軸が明らかになるくだりからは、映画的な驚きと面白さを味わうことができるのである。
終わってみれば、若干クセは強いものの「良い映画を観た」という心地よい後味を感じることができた。
ところで、松本まりかが演じる主人公の1人が、姪とフルーツパフェを食べている時に喫茶店に入ってきた男性は、姪の父親(主人公が姉に奪われた昔の彼氏)ということで合っているだろうか?(それにしては、少し若すぎるような気もするのだが・・・)
「言葉にできないモノは共有されない」って、ヴィトゲンシュタインかよ?
時系列をつかみ損ねると訳が解らなくなりそうなのと、音響効果が独特なのとで好き嫌いが両極化するだろうが、この、ほろ苦さと解放感が入り混じったような感覚をなんと表現しよう?
途中からニヤニヤが止まらなかった。
あまり期待せずに観たが、かなり得した気分。
松本まりか最高!
メッチャお洒落な感じで最後に本作が表したかった事が解る邦画。 本年度ベスト!
本作が何を言いたいのか解らないまま鑑賞。
最後に本作の軸となるアイスクリームショップ。
SHIBUYA MILLION ICE CREAMのお店の名前の意味を知り腑に落ちた感じ。
言われてみればのナルホド感が良かった。
吉岡里帆さん演じるアイスクリームショップの店員、常田。
銭湯に癒しを求める松本まりかさん演じる髙嶋。
この二人を中心に進むオムニバス的な感じのストーリー。
店長の常田のお店のお客役のモトーラ世理奈さん。
髙嶋の姪役の南琴奈さん。
この二人がキーポイントになってる感じ。
出だしからよく解らない展開(笑)
映像や音楽、登場人物のヘアスタイルや小物などお洒落な感じを前面に押し出した感じで進む展開。
それだけの映画なのかと思うほどの感じで不安になる(笑)
常田と髙嶋の2人のストーリーも関連性が無かったけど後半で2つのストーリーが繋がるナルホド感が良かった。
アパートのベランダ天井の落書き?が受け継がれて行く感じが印象的。
予想外な収穫は髙嶋の姪っ子役の南琴奈さん。今後に注目したくなる。
手持ちカメラが多目でスクリーンのブレブレ感はあるけど、ブレながらベストな構図にピタッと持って行く感じにカメラマンの力量を感じる(笑)
松本まりか&安達祐実さんのヘアスタイルが特に美しい。
色んな愛が詰まってた感じでもう一度観た方が満足度は高くなるかも。
アイスクリームのコーンを毎回なげ捨てるならカップで注文した方が良くね( ´∀`)
ずっと続く素敵な予告編のような映像に楽しめる
全ての映像に細やかなアートディレクションが施されており、映像にこだわりを感じる作品だった。
一方で音楽の使い方はとても独特で、デザインされ過ぎる整理され過ぎがちな映像に独特な異物感、アクセントになっていたと思った。
癖の強い作品ではあったが、出演者のスタイリングをはじめ、出演者の被写体としての魅力が引き出された作品だったと思う。
彼女たちの住む世界に自分も触れてみたいと鑑賞後浸ることが出来ているので、素敵な作品だと思った。
主要人物はすべて女性。女性の人間関係
映像の縦横の比率が正方形で、映画館の幕の比率を全部使っていなかったが、敢えてこの正方形で上映することにしているのかなと思えたし、映像も部屋の間取りやアイスクリーム屋さんとか、わりとデザイナーっぽい垢抜けた感じだったので、おしゃれな空間でした。
主要な登場人物はすべて女性。アイスクリーム屋のバイトの主人公・奈摘、その後輩、さらに店長も女性。お店にやってくるお客で後に菜摘と友だちになる小説家も女性。菜摘の人間関係と同時に展開する群像劇のもう一方の展開は、姉・愛と妹・優。姉の子どもの高校生は女子高生。さらに、妹・優の行きつけの銭湯屋さんの主人も女性。
女性同士の関係性、群像劇はみていて繊細、共感力あって、人間関係に大切なものは、共感力、小さなことにも気づいて言語化する能力、そういったものが大切なんだと思えた。男性もそんな女性の関係の持ち方って見習うべきかなと思えた。人間関係で面倒だなって思えるけど共感できるときって、シアワセな気持ちになれるから、孤独でいるよりはたのしいことが多いのかもって思える。
特に、優が別れた男、姉の旦那でもある男に、姪の女子高生と一緒にスマフォのスピーカーONにして、思い切って電話をかけるシーンはドキドキでしたね。
カメラワークは、ドキュメンタルタッチを出そうとしたのか、手持ちや首振りが多くて、ピントが抜けたり合ったり、フレームが揺れたりするので、酔う感じもするし、固定カメラでもよかったのではとは思うけれど、そこは監督の創造を尊重します。
綺麗な映画
好き嫌いは別れるかもしれないが、「綺麗」であることに異を唱える人はいないのでは?
出演する女性達がすごく綺麗に撮られているだけでなく、一つ一つのシーンが、アーティスティックで美しい。
ストーリーも、後から思うと割と単純なのだが、幻想的な映像やおしゃれなセリフ、2つのストーリーが交互に織りなす演出などのおかげで、とても素敵なものに感じられた。
あの世界に浸るためにもう一度観たいと思った。
若者の群像劇は基本的に苦手だけど、 それでも見たのは奈良ふしぎ図鑑...
若者の群像劇は基本的に苦手だけど、
それでも見たのは奈良ふしぎ図鑑の人が出ていたから
結果、そこそこ良かった
曲のテンポがナイス
田中知之さん (Fantastic Plastic Machine) がサントラを手掛けたというので、気になって初日鑑賞です。
アイスのような彩り、切れの良さ、屋内でラウンジ的に聴きたくなる曲の数々、耳が喜びました♪
映像のデザイン性も興味深かったです。
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