アイスクリームフィーバー

劇場公開日:2023年7月14日

アイスクリームフィーバー

解説・あらすじ

芥川賞作家・川上未映子の短編小説「アイスクリーム熱」を原案に、世代の異なる4人の女性の思いが交錯する姿をつづったラブストーリー。

常田菜摘は美大卒業後にデザイン会社に就職するもうまくいかず、現在はアイスクリーム店でアルバイトをしている。今後の身の振り方について思い悩む彼女は、常連客の作家・橋本佐保に運命的なものを感じ、彼女の存在が頭から離れなくなる。菜摘のバイト仲間で後輩の桑島貴子は、そんな菜摘を複雑な思いで見つめていた。一方、アイスクリーム店の近所に暮らす高嶋優の家に、疎遠になっていた姉の娘・美和が急に訪ねてくる。数年前に出て行った父を探しに来たという美和との突然の共同生活に戸惑う優だったが……。

吉岡里帆が菜摘役で主演を務め、モトーラ世理奈が佐保、音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」の詩羽が貴子、松本まりかが優をそれぞれ演じる。広告、ファッション、テレビドラマなど多方面で活躍するアートディレクターの千原徹也が初メガホンをとった。

2023年製作/103分/G/日本
配給:パルコ
劇場公開日:2023年7月14日

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(C)2023 「アイスクリームフィーバー」製作委員会

映画レビュー

4.0女子たち、スタイリッシュ、おしゃれ系、そしてウォン・カーウァイ

2025年6月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

癒される

カワイイ

面白かった。監督がアートディレクターだからか映像感覚がファッショナブルというかスタイリッシュで、音楽の使い方もアート的に一風変わってて、全体的にアートっぽい映画だ。だからといってストーリー性が希薄とか、前衛的でわかりにくいとかではなく、その辺はちゃんと映画になっている。アート系というかおしゃれ系映画とでも言いますか。2つの話の間の時系列がややわかりにくく、また全てをあえて説明しない部分もあるが、そのあたりは行間を読ませる小説的というか純文学的な感じ。

観てて、なんとなく90年代のウォン・カーウァイっぽいなと思ったら、監督のインタビューを読むとやっぱりウォン・カーウァイを含めた90年代映画のムーブメントや空気感を意識してて、それを再現したかったらしい。キャッチコピーの「100万年君ヲ愛ス」も、『恋する惑星』での金城武の台詞「一万年愛す」を連想させる。エンディングテーマが小沢健二ってのもいかにもという感じで、おお、と思ってしまった(別にオザケンファンではないのだが)。

出てくる人物が吉岡里帆、松本まりか、モトーラ世理奈、詩羽、南琴奈のメイン5人を含め、ほとんどが女子(松本さんは30代後半だが雰囲気が女子)で、男はほんの少しの脇役しか出てこない女子映画でもある。悪い人も極端にいい人も出てこない、等身大の彼女たちが描かれてるのも良い。女優さんはみんな上手くて可愛いんだが、セクシャルな(性的な)感じを全く描かないのも印象的だった。あと、どうでもいいけどモトーラ世理奈って松田龍平に似てる。

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バラージ

4.0新鮮

2025年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ミュージックビデオのような感覚で観た

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ゆうき

1.0妄想的男目線な少女に対する願望論

2025年5月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 2件)
マサシ

3.5人生は出会いから動き出す

2025年4月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

幸せ

アイスクリーム店でバイトする菜摘(吉岡里帆)は美大を出て就職するも挫折、後輩の貴子(詩羽)はダンスが生きがいみたい。
そこへ客としてやって来たのはスランプの女流作家の佐保(モトーラ世理奈)で、菜摘は運命的なものを感じる。
一方、近所に住む優(松本まりか)のもとに、疎遠になっていた姉の娘(南琴奈)が突然押しかけてくる。
漂っていた人生が動き出すのはいいなぁ。

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いやよセブン

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