劇場公開日 2023年7月14日

君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価

全1245件中、1101~1120件目を表示

4.0摩訶不思議

2023年7月15日
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色々情報が出る前に見るのをお勧めします。
掴みどころが無かったというか、単純に読み取ればいいのか観る側に委ねられる作品。
見覚えのあるシーンが多いのは、往年のファンには良いと思います。

子供向けではないです。

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あど

1.0かわいいキャラクターは出無いよ。

2023年7月15日
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世界観が独特と言えば聞こえはいいが、意味がわからないと言った方がこの作品には正しいだろう。
別にかわいいキャラクターを求めてた訳でも無いがせめてもう少し楽しめる作品にして欲しかった。
この作品が気になる人はファーストデイかサービスデイに行く方が賢明だろう。
ジブリ飯というのか取ってつけたようなパン食べてるシーンが不快だった。

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はまぐりの短い感想文

2.5日本の映画の巨匠、黒澤明監督が晩年取った『夢』と、なんとなく印象が...

2023年7月15日
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日本の映画の巨匠、黒澤明監督が晩年取った『夢』と、なんとなく印象が被る作品でした。
取り留めがなく…。なんとなくメッセージは伝わるものの、インパクトはそれほどない。
『夢』はそもそもオムニバスなので、ストーリーはエピソードごとに様々なので纏まってはいないのですが、各話の始まり時に、「こんな夢をみた…」とはじまるので、一つのお話である印象も与える、そんな作品でした。『夢』はなんとなく人の心の中で思っている事は、他人にはわかるはずもなく、面白いと感じるか、否かは、人それぞれであるのはあたりまえかな……と、改めて思わされた作品でした。
こんな作品を最後に世に送り出せるのは、宮崎駿監督は幸せなら人だなぁ…と思います。本人的にはいろいろ苦悩もあったでしょうが。

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のさのさ

5.0君たちはどう生きるか

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

難しい

正直、こんなに凄みがあるとは思っていなかった。
監督自身も訳がわからないらしい。

あまり長く書きたくないので、
スパッといえることだけ。

確かに高齢化と共に作る映画に変化はそりゃある。
でも、それを抜きにしても一番輝いていた。
『今までの作品の中でも』と言いたくない。
単一の作品として一番に輝いていた。

わかるわからない?

そんなの解るもんじゃないからそりゃあ解らないよ

解釈を求めているだけだから

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れんまやろー

4.0まだ観て無い人へ

2023年7月15日
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この映画で注意すべき点は
















こんなとこで他人の感想漁ってないで
自分の目で観て感じた方がいいです。
自分の脳みそで考えた方がいい。
劇場にいきなはれ。

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モ-ts

率直な感想(難しい事は抜きにして)

2023年7月15日
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寝られる

とにかく面白くない。ポスターのアオサギへの期待感がガッカリに変わり、ものすごい脱力感。戦争とファンタジーをこれまでのジブリ感を無理やり詰め込んで見繕った感じ。久しぶりにジブリ見ると顔のデカいババアとか目が多い妖怪みたいのとかキモいしワンパターンよね。引き込まれるポイントが無いのよ。そのシーン意味あった?みたいなのいっぱいあるし。

戦争からスタート時点で失敗作だと思ったが、火垂るの墓みたいな衝撃的なものをぶつけてくるか、この世界の片隅でのようなものか風立ちぬ系か。。と想像したけどどれでもない。

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Chako

2.0息子よコレを遺していく

2023年7月15日
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上回る駄作を遺して巨匠が息子に伝えるメッセージとは

インディジョーンズ同様に今までお世話になったのだから劇場で見ましょう。

以上

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紺野

4.080点 宮崎駿監督10年振りに映画監督へ

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

単純

知的

幸せ

※少し予備知識あります

少し微妙だなと思ったが見て良かったと思う。
内容、声優、ポスターのみの情報しかなく、初めての予備知識ナシでの映画観戦はある意味良かったと思う。

声優、主題歌、画も素晴らしく、IMAXにふさわしい作品だと思う。時代背景はというと日本が戦争時代の話。主人公は小学生の小さい男の子。そしてキーキャラクターはアオサギ。
序盤からいきなりインパクトを与え、とにかく画が凄い!
中盤から後半へ可愛らしいキャラクター。

これこそジブリ映画!
みんなで協力して宮崎駿監督の作品を10年振りに作りました!見てください!ジブリ映画を応援してください!という感じでしょうか。

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あっぷる

4.0夢だったのか…?

2023年7月15日
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昨晩観まして、今朝目覚めて「あれは夢だったんだっけ…?」となりました。
まるで夢の中のような、美しくも不気味で不穏な。世紀末感ある世界の中に潜り込んでしまったような。

いやぁ、本当にやりたいことを詰め込んだんだろうな…と。エンタメではあるけど、あえてわかりやすくはしていないからきっと苦手と思う人もいるだろう。

ただ、集大成という言葉では括れない斬新さと、日本人なら郷愁を抱くような親しみをあわせ持つオリジナリティはすごい。

哲学的でもあり、ファンタジックでもあり、ダークな世界観。
ただ、紛れもなくスタジオジブリの、宮崎駿の手がける冒険活劇であったと思います。

躍動感、疾走感、愛くるしくもどこか生意気なキャラクターたちが織りなすジブリワールドはやっぱり他では味わうことができません。
フランスとかでもウケそう…。

今回、製作委員会方式を取らず自社で制作費を賄ったので宣伝をしないという手段をとれたこと。

それに伴い、鈴木プロデューサーが今までは興行のために言えなかった「好きなようにやってください」という後押しで宮崎駿監督が10年ぶりに、手掛けた作品ということ。

スタジオジブリだからできる強気な方法ではあるけれど、鑑賞前に事前情報がほぼゼロなことによるワクワク感はこんなにも興奮させてくれるのか…

映画を観る楽しみ、その作品のもつメッセージを自分なりに汲み取る、受け取ろうとする映画体験の醍醐味のひとつを堪能できました。
はぁ〜楽しかった。。

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山田あゆみ

2.5完成度の低さ、それ自身が作品

2023年7月15日
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厳しいご意見が目立つ作品です。
それは、よくわかります。
名作古典をタイトルにしてこの完成度。
受け入れられない方が多いでしょう。
宮崎駿が吉野源三郎を描いてこれなの?
とガッカリしてしまうのは当然の低クオリティです。

しかし、そのこと自体がこの作品の主題ではないでしょうか。
2つのメッセージを込められたように感じます。

一つは、
どんな天才でも年齢が一定になると成長は止まる、ということ。
10年も制作の手を休めてエネルギーを溜めても、
皆さんをドキドキワクワクさせることは、もう出来ないのです。
あの天才でさえそうなのです。
時は常に流れていきます。
皆さんの限られた人生で一体何をなしとげるのか。
大衆に向けて、直接的でないメッセージを発信されています。

二つ目は、
新海誠さんや細田守さんなどの新世代作家さん達へのお説教。
テレビ系や電通系のお金が入り、派手な作品でお金儲けをするようになりました。
作品は芸術性が薄れて、クオリティが大幅に下がりました。
純粋に作品作りを楽しみつつ、ビジネスとしても成功したジブリ。
アニメ業界のお金と芸術の均衡を保ってきた守護者です。
そのバランスを壊した新興金満アニメーターへの強い怒りが後半に描かれています。
もう好きにしろよ、と突き放したかったのでしょう。

この二つを人生の最後にどうしても伝えたくて、
老体に鞭打って作ってくださった作品。

君たちはどう生きるか、
私たち個人も、
派手な金儲け作品にハマってしまった監督たちも、
もう一度考えてみませんか。

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saltsnow

2.0不安と期待と恐れと

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

公開初日行ってきました。
内容もわからず、
絵の雰囲気もわからず
声の出演も誰かわからず。
ここまで徹底して秘密裡に進められるって凄いですね。
その分、不安と期待も大きく
会場に来られているお客さんの
ボルテージも凄かったです。

エンドロールで流れてきた声の出演陣には
あまりに豪華過ぎて驚きましたが、
ひとりしかわからんかったです🤣
それほど声に特徴があるんだなぁ🤔と感心したくらい

さてこれは賛否両論あるかと思います。
そしてわたしには合いませんでした💦
劇場を出る時、ジブリファンの方々が
考察をめちゃくちゃしていて、愛あるその会話を
聞いてるのがとても面白かったです(笑)

既視感しかないストーリーとキャラクター
前半はあまりに退屈で船漕ぎそうでした🚢
タイトルと内容に捉え方の相違がある気がします🤔

色々疑問が多く残りました。
「宮崎駿作品を1回観ただけで理解しようと思うな」なんて手厳しいコメントを見かけまして
こんなレビューをしたわたしとしては
正直恐れおののいております😨

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みき

2.0多くの人が???になるであろう、一般向けの作品ではありません

2023年7月15日
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映画博愛主義の者ですが、一切のネタバレ無しで珍しくシビアなレビューを綴ります

ただの「わけのわからない映画」、が大方の感想だと思います
テンポも悪くダラダラ進むので前半はとても退屈
さらに、特に後半は「馬鹿馬鹿しい」とさえ感じました
これは”グレードG(年齢にかかわらずどなたでもご覧になれます)作品”にしてはダメではないでしょうか、皆さん???となってしまうと思います
途中退場がチラホラ・・・も理解できます

あたかも哲学的で意味深げですが、そういった作品の上っ面を真似した「っぽく」作ってあるだけの作品で偽物の印象、そこを表現するには宮崎駿さんでは力量不足だと思いました

引退宣言した宮崎駿監督が「やっぱりやる」といって10年ぶりに作った作品だが、なぜこんなのを作るがために大いなる人生の決断を撤回したのか全く理解できない、その二流な振る舞いが作品全体のテイストに滲み出ているとも感じました、とにかく中途半端

中学生の頃から「ルパン三世/カリオストロの城」「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」などなど宮崎駿さんのアニメ映画史上に刻まれる超傑作ジブリ作品を劇場で観てきました
その超一流のキャリアを自ら落とす必要はないと思います、哲学的なのは力量不足だと思うので、宮崎作品はそういうのじゃなく、従来通り老若男女に解りやすいファンタジーを突き詰めるべきと思いました

いろんな不思議な事が起こるストーリー展開だけど、ほとんどが回収されず謎のまま、とても消化不良になります

前半のノスタルジックな戦時中の日本はとても良かったし、キーキャラクターとなる1人”夏子さん”がすごく綺麗で色っぽかった、など全般的に映像表現はさすがだなあとは思いましたが、なにぶん内容が・・・で全く乗れませんでした

エンドクレジットを見ると、超大作の邦画を観た?というぐらい超豪華なキャスティングでした
いやーホントにもったいない

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Jett

4.5宮崎駿はすごいものを作った

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

わたしはこの作品、好きですね。いやあ、宮崎駿はすごいものを作りましたね。もう1度見よう。いや何度も見るでしょう。

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くによし

3.0期待しすぎずに

2023年7月15日
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ジブリ作品は言うまでもなく傑作揃いですが、ここ10年くらいのジブリには今一ピンと来ていない中年が、期待しすぎずに見に行きました。
 作画と音楽は流石。ぼんやり見てればなかなか良いですが、批評的に見ると、これは物語でなくそれらしいシーンをつなぎ合わせているだけとか、ジブリっぽさが過剰で人工調味料の如きしつこさがあるとか、粗も結構あります。
 宮崎駿監督の作品だからみんな何らかの解釈したがるだろうけど、新人監督がこの脚本書いたら酷評されるのではないか?

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coquelicot

4.5私にとっては、母の不在、家族の解体と、喪失の再解釈の物語

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

喪失を経験したひとの物語のように思えた。
私にとっては、母の不在、家族の解体と、喪失の再解釈の物語だった。

映画を見終わって、深く沈み込む気持ちになったが、それと同時になにか救われるような感覚も併存していた。

わからなさを持ったまま、もう一度みたい。

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おたけ

4.0宮崎駿監督からの問いかけ

2023年7月15日
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楽しい

見ていると昔見た懐かしいシーンが随所にありました。それらを見ていて私はこう感じました。これは宮崎駿監督が生きて残した結晶、私はこうやって生きてきて、こういう物を残しました。あなたはこれからどう生きて、何を残しますか?そう問われているのではないかと。
感じ方は人それぞれで良いと思います。人生のどの地点で見るかによって感じ方は変わると思います。そういう意味ではあまり人生を生きていない子供達にはあまり響かないのかな、と感じました。

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こぺる

1.0君たちはどう解釈するか?!

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

難しい

ジブリの良いところを変な感じで詰め込んだ
難しい作品でした
メッセージ性が強く、観る人によっても、その日の気分によっても様々な解釈ができる
よく言えば奥が深い作品といえるのかな?
しかし、映画は娯楽の単純な私には向かない作品でした

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ばんぶ

4.0色んな感情が込み上げた

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

好きだった芸能人が自死した訃報の翌日だったこともあり、感情が少し高ぶりやすいこともあったのか、
【君たちはどう生きるか】と問われたことで込み上げてしまうのか、度々涙目になった。
どんな作品なのか、どんな話なのか、何も分からないまま臨んだ宮崎駿氏の最新作。
まるで人生のように目まぐるしく物語が進んでいく。
たくさんのシーンが賑やかに移り変わっていく。
キャラクターも様々でお屋敷のお手伝いのおばあちゃんズも本当に可愛くて、懐かしくて…
これまで本当に色んな作品があったなぁと思うし、
そういう作品の背景も思い出みたいに脳裏をかすめていくような、そんなシーンがたくさん散りばめられていた。
この映画に何かストーリーを説明づけさせるのは少し難しいかもしれない。
それでも、私にはたくさんのシーンが人生のように思えた。悲しかったり苦しかったり楽しかったり…
大切なものを守っていくことは簡単じゃないこと、
この、今を生きてる世界線とは別の世界があるかも知れないけど、
今を生きていること。
私たちは生きていくこと。
しんどくて、バルスと隣り合わせだけど
私は頑張って今日も生きようと思う。

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Yuune.

3.0我々が問われたことってひょっとして

2023年7月15日
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見てきたまま、他レビューを一切見ていない状態で感じたことだけを書きます。

本編開始序盤からこの映画が意味するところは何なのか、いつそれが出てくるかを期待しながら見ていたのですが、何一つ見つけることができず中盤からやや困惑しながら見ていました。

ただ画面からところどころ漂う「既視感」がひっかかっていて、とあるシーンである仮説が浮かびました。

「これはシンエヴァ?いや、こっちは〇〇、これは〇〇のオマージュ?」

そんな考えが出てきた途端、それまで映像音楽がどれも宮崎駿自身のセルフオマージュに加え庵野?新海?細田?ひいては富野松本手塚…日本アニメ史が辿った歴史をストーリーや人物、演出に準えて総括してあり、その香りを序盤から感じとっていたのだとすると、自分の中ではきれいに合点がいきました。

つまり私の妄想では今作の意図するところとは、宮崎駿監督が我々に対して

出自も容姿も母親に似ているが別人である継母とそこから生まれてくるものを愛せる覚悟があるのか?

現在の日本アニメの根幹は自国発祥の文化ではない、しかし長年培養されその間独自の文化として変貌を遂げ、やや過剰に変質してきた今とこれからの日本アニメをお前たちは今後も愛していけるのか?

と問われていたのではないかとの考えです。
そう、一見勇猛だが子狡い部分がありしかもそれを自覚しているような、賢しいが基本悪い人間ではない主人公。一切感情移入のできない彼は宮崎駿からみた我々ではないのかと。

そしてそれをわざわざ今作で問うた理由としては、次に控える真の最終作として宮崎駿のリミッターを解放した作品をぶつけるに値するかを計るため…
そんな解釈でとりあえず自分のなかで納得してしまいました。
もっと穿った見方すると、はたして今作にそんな奸計を仕組んだのはご本人なのかプロデューサーなのか?など妄想がつきません(笑)

まあ商業的には今回一切広告宣伝費を掛けず話題を作ったとはいえ、作品的には正直爆発的な要素は見当たらず苦戦が予想されます。

しかし個人的にはオンユアマークよりもっと趣味的な、商売度外視的個人趣味作品を見せてもらいたいので、願わくば次につながるぐらい今作で成功を収めてほしいと願っています。
…大丈夫、受け取る側の我々も覚悟も度量も製作側が思っている以上に大きくなりました、いやさせて頂きました(笑)次回作を期待しております。

だからナウシカは庵野氏に譲ってあげてもいいんじゃないですかね

長文妄想垂れ流し、大変失礼しました😅

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サリ夫

3.0面白い夢を見た後の気持ち

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

難しい

面白い夢を見て目覚めた後、漠然とした楽しさだけが残る時があります。
その時の感覚に似ていました。
いざ見た夢をまとめてみると、特別面白いという内容ではなく、人に話しても共感を得ることはないでしょう。そのような映画でした。

物語も難解で、コンセプトや目的が分かりませんでした。

千と千尋の神隠しやラピュタ、ナウシカなどの宮崎駿作品を期待している方には向いていないです。エンタメ性はなく、美術作品に近いです。

星を3にした理由は、もう一度見てみたくなる不思議な魅力を感じたからです。心に響くものはありましたが、言語化するのが非常に難しい作品であり、何度も見て感じ取る他ないのかもしれません。

まとめると、夢のような抽象的な作品であり、声を大にしてオススメはできないです。

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kiyu