君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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何度も寝てしまった(泣)
ほんとに何が言いたいのか理解できなかったから、終わってから残念に思った。
君たち、、の本は読んだことがあり、理解の難しい映画だからと、事前に皆さんのレビューを読み、下準備していったにもかかわらず、、、である。
途中何度も寝てしまった(;_;)
大きな音でびっくりして起きる始末。。。
わかろうとすればするほど睡魔との戦いだった。悲しい。
最後の作品と聞いて楽しみにしてたのに。
できれば子供が観てもわかりやすい単純に、綺麗!面白い!感動した!と思える作品に最後はしてほしかった。
ジブリは可愛くて大好きだけど、
難解なのは課題出されたみたいで、後味が悪い。
関係性が成り立たないまま
話題性はあるから観るよね。
途中眠くなってしまった。
関係性が成り立たないまま展開を迎えるからおかしくなる。
救いたい相手の対象もコロコロ変わるからおかしくなる。
単純にそう思いました。
義理の母をそこまでして救いたいのか?義母に対して自分を犠牲にしてまで救いたい感情なんていつの間に湧いていたのか?
幼き実母。いつそれに気づいた?途中の抱擁は、恋愛感情すら感じるわ。
関係性が雑で成り立たないままストーリーが進むから、観ている側は置いてきぼり。
いいたい事は感覚的になんとなくわかる。
あとはサブキャラクターのビジュアルが可愛くない。愛着がわかない。アニメーションでは死活問題では?
追記
義母が帰りたくないっていう理由もなんだったのか?あっちの世界には一体なんの魅力があり行くのか?
登場人物の心理描写も無かったように思う。
みんなが何を考えているのかがわからなかった。
だから感情移入しにくいのかな?
挑戦を諦めた3流ジブリ映画
あーこれ過去の○○ぽい。ジブリで見てしまうとは、、、作品がよくわからない。とかじゃなくて。
過去の○○ぽいを意図的にやってるじゃん。ジブリにもとめてるのは、そこじゃないのよ。知らない世界を観たいのよ。
それが終始○○ぽい。ぽいの劣化だらけ。この映画の象徴的絵が見終わった後に浮かんで来なかった。
話はシンプル。世界の均衡は継がれずに壊れた君たちはどうするのー。だけ、お家騒動とかドヤられても困る。
歳を重ねて自分の原風景をそのまま描いてしまうのは仕方ないとして、自分が作り出した作品にまんまのっちゃうは流石にアレ。
挑戦を諦めたこんなジブリは見たくなかった。
-- 追記
過去のジブリアニメを観るたび、私達は宮崎駿の原風景に憧れを強めていた。ので「原風景なんてこの程度」と描いてくれたのはありがたい。
過去に憧れた作品は、宮崎駿"そのもの"ではなく、宮崎駿という"職人"が綿密に作り上げた構造物だったと再認識できた。そして、職人芸に私達は感動をしていたんだなと。
出してしまったからこその終わり。残された私達はどうするん?とまるできかれてるよう。
ただ、出し方のアイディアが、自分の作品のオマージュってなんつうか流石に俗物すぎてやっぱ好きじゃない。日本に蔓延する後ろ向きをもろに受け止めすぎでしょ。。もっと希望を出してほしいわ
ソフト部分のチャレンジを期待していた…
7/14初日に都内で鑑賞、劇場の席は9割ほど埋まっていました。
今ネット上で様々な人達が書いている「意味分からない」「難しい」「エンタメではない」「本当に宮崎駿の作品?」「様々な考察」「言語化出来ないけどスゴイ」「これぞジブリ!」「圧巻のアニメーション!」「宮崎駿の原液」などなどどれもこの作品から人が受け得る感想・感情・印象の1つとして理解できる気がします。でも「クソ映画」「神映画」はどちらも当てはまらない気がします。この映画がクソならもはや表現方法が存在しないほど酷い映画はもっとあるしこの映画が神ならもはや表現方法が存在しないほど素晴らしい映画ももっとあります。
私がこの映画を観て感じたのは「またこれか…」です。
ゲームで言うならオープンワールドで明確なストーリー無し、自分で目的や解釈や楽しみ自体を見出し、その方法も結論もどれが正解・間違いなどなく、自分の中で味わい尽くせる形にできれば良いようなゲームです。私は映画でもこのタイプが大好きです。
でも…ジブリが宮崎駿がまさか今更この方向性で映画を一本作るとは思っていませんでした。。。ジブリなら宮崎駿ならアニメ映画界の次の新たなムーブを起こしてくれると期待してました。既存フォーマットの使い回しではなくまだ誰も経験したことない世界を体験させてくれると期待してました。10年ぶりの満を持しての新作ということもあって勝手にそのような期待を持ってしまっていました。ところが蓋を開けてみたらなんと既に出来上がっているセオリーに沿った小さめにまとまった思ったより優等生な作品でした。
もう古今の国内外の様々な監督の作品でこのジャンルがハマる人にはとことんハマるということは証明されている気がします。日本国内のアニメ映画なら庵野秀明がまさにこれを最大限活用してエヴァを巨大コンテンツまで育てましたし、押井守にとっては最も得意とする手法ではないでしょうか。しかしそれをあえて今、ジブリが宮崎駿がやることだったのか…。
なので「またこれか…」と感じてしまいました。
マーケティングに関しては新しいことへのチャレンジに感動しました。
宣伝無しの戦略です。世の中からの大きな期待がかかっている中、大きなプレッシャーの中、まだ世の中に多くの実績や正しいやり方が用意されていない手法に大きなリスクを抱え果敢にチャレンジしたことと、そしてこれを結果に結び付けたことに本当に感動しました。
この実績は今後の映画業界の形を変える可能性を秘めているとさえ感じます。今後この事例はビジネスの世界でも多くの方が参考にされ口にされることと思います。
マーケティング部分だけではなくコンテンツ・ソフトの部分でもこういった真の大きなチャレンジをしてほしかったものです…だって誰でもない宮崎駿ですよ?!それを期待していました。
最後に。もう多くの方が書かれていることではありますが念のためこの作品の特徴を書いてみます。
・単純明快な最大公約数の客が楽しめるタイプの作品ではない
・小さなお子さんには良くわからない可能性が高いかもしれない
・受動的な体験を期待している方にはちんぷんかんぷんな作品になるかもしれない
次回作も楽しみにしています!
**7/21追記**
書き忘れたので追記します。
私は絵と動きと色とカットと人・人以外を含めた生物の造形などに宮崎駿の魅力をあまり感じませんでした。宮崎駿のユニークなものではなくやはりこれも今世の中に溢れているアニメの一般的なフォーマットに近いものを感じました。
今作ではこれまでの宮崎駿作品と違い宮崎駿は絵コンテに集中し作画は作画監督に委ねたといった書き込みをネットで見かけました。この情報の真偽は分かりませんが適切な情報であるならそれに起因したものかもしれないと思っています。これまではアニメ制作の多くのパートに宮崎駿が監督として介入していたが今回はこの範囲を狭めたのかもしれないと、これは完全に私の妄想ではありますが、感じました。
とは言えアニメーションのクオリティは平均を大きく超えていると感じます。どんな観点であれこのアニメーション部分に何かしらの文句を付けるのは贅沢過ぎる素晴らしい品質であることは付け加えておきたいです。
宮崎駿監督、最高です。
「風立ちぬ」から10年ぶりとなる、宮崎駿監督の長編映画です。
宮崎駿監督の最新作というだけでも非常に嬉しいし、やっぱり作画・動き・音、どれも最高でした。
所々に散りばめられた作品たちは、子供の頃に映画館で観た景色を思い出させてくれましたが、終わった後は寂しく感じます。でも人間って永遠じゃないし、理解するしかありません。
ー「君たちはどう生きるか」
まさにこの通りだと思います。
宮崎駿監督、最高です。
(でもまだ新しい作品作ってほしいな)
日本人アニメクリエイターに向けた遺言
通常版とDolby Cinemaの計2回観賞してきました。この作品は日本経済の現状とスタジオジブリの現状をアニメに落とし込んだ内容に感じました。2回観賞して思ったのが、眞人とアオサギの関係が興味深かった。アオサギは鈴木プロデューサーと想定して観ると、眞人と共に行動しているときは過去のジブリで描かれたシーンのオマージュが頻繁に描かれていて答え合わせの気分で最初は楽しめましたが、だんだん退屈に感じられて集中しづらかった。
この既視感を踏まえてポスターのアオサギは、宮崎監督の「創造の領域」に案内するナビゲーター=鈴木敏夫と解釈して本作を観賞すると、不思議な塔の中と外はスタジオジブリのアニメーションの技術がハッキリわかりました。塔の中は過去作の描写がふんだんに使われているのに対し、外の世界は今までにない描写が描かれていました。
空襲に怯える人々は陽炎のようにモヤモヤしていて「恐怖・不安」の心情をわかりやすく伝えていた。個人的にびっくりしたのが「大人の」キスシーンを音だけで表現していて、一歩踏み込んだ演出に関心しました。外の世界は「今現在のジブリ」、塔の中は「今までのジブリ」という考察に至りました。
終盤の積み木のシーンは「日本の経済に組み込まれたスタジオジブリ」という印象でした。いびつに積み上げられた積み木は負債まみれの日本そのもので、現状維持のためにアニメを利用されていることに嫌悪感を抱いているように見えました。
宮崎監督の創造の根源は戦争経験かと思えるあの「どす黒い雲」のような抽象的に描いているシーンがありますが、これは現実で経験したからこそ、13の善の積み木を具現化できたことがモノづくりに対して真摯に取り組めた結果であって、決して金儲けのためにアニメを作っていたわけではないと伝わりました。
何処かで観た感じ。
「もののけ姫」で観た。
「千と千尋」で観た。
「ハウル」で観た。
「紅の豚」で観た。
「風立ちぬ」で観た。
宮崎駿監督作品だから、ジブリ作品だから鑑賞しました。
作品を観た後、余韻を楽しむこともなく。
不思議の国の真人
ジブリさ満点と見終わった人が言っていた。
どういうことだろうか。キャラクター、質感、食べ物の描き方、水の描き方、確かにジブリだ。
お説教臭くないお説教、ストーリーの部分が確かに難解ではあるが原罪に向きあいながら前向きに生きていくというメッセージを受け取った。
巨人なき後、僕たちはどう生きるか
一時代を築いた人がいなくなった後、その意志を継ぐ者たちはどう生きていけば良いのだろうか?
どう生きるか?という内容ではなく、
さあここからどう生きますか?
と問われて終わった内容だった気がする。
ちゃんと一例を示してくれないあたり、やはりという感じ。
真人は君であり、私であるなと。
メッセージを受け取った。
No. 1261
賛否両論あるかもしれないけど、想像力と映像力は文句なし
まったくの事前知識も何もないまま観ました。
リアル寄りなのかファンタジー寄りなのかも分からないまま観るなんて久しぶりで、とても新鮮でした。
物語としてはふわっとした筋はあるものの、時代背景やその他もろもろの要素についての必然性にはあまり説得力がなく、まとまりに欠けているように感じられた。
少年の内面の葛藤とファンタジー要素との絡み合いで、あやふや度が増しているからこそ、人によっては混乱し、消化不良に陥るかもしれない。
でも、私は82歳という老齢の宮﨑駿氏が未だにこれほど自由な想像力を持ち、広さを感じさせる映像美を作り出せることにただただ驚嘆しながら観ていた。
お行儀の良い、まとまった作品ではなく、どこか少年のような粗削りさが目立つ作品だと思うのだが、自分の中の空想の扉が開いていく感覚はとても心地よい。
私は観て良かったです。
ただ、エンディング曲に米津玄師を採用したことにはガッカリ感がある。ちょっと食傷気味である。歌ではなく音楽だけで良かったし、歌にするならばもう少し透明感のある新鮮な歌い手による歌が良かった。
ジブリワールドが懐かしかった。もくもく雲、うねる波、険しい目つき、...
ジブリワールドが懐かしかった。もくもく雲、うねる波、険しい目つき、希望、老人のしわ。昔のような構想力はなかったけれど、やはり、宮崎さんの絵と力は素晴らしい。
面白くはない!何回か観てやっとわかるジブリ映画!
風たちぬから10年ぶりの宮崎駿監督のジブリ映画期待して観に行ったんですが、
中盤ぐらいからかな、
う〜ん、
なんかよくわからなくなってきた〜
あ!ダメだな〜ってなってきた😅笑
公開前から、
ネタバレ注意とか言ってたわりには、なんだこれ??みたいな感じ😅笑
正直、もののけ、千と千尋などに比べたら、天と地の差ほどぐらい面白くない😥
多分、何回か家でゆっくり観て、やっと宮崎駿監督が何を言いたかったのかわかる映画になってるんだと思う😅笑
子供には難しいから、レンタルで十分かな🙆笑
これを面白いと評価してる人はかなりヤバい人間🤭笑
むずいって
まず、ネタバレくらわずに鑑賞できたことで最低ノルマ達成
そして、
ネタバレせずにコメントするの
無理じゃない?笑
気をつけながら感想言うと、、、
私が期待したような内容ではなかった
びっくりするような映像体験も無かった
(美しいが想像の範疇)
正直、難解な内容だったので
今後出てくる考察やインタビューなどで補完すると印象変わるかも?
てな感じかなー
これは鈴木さん宣伝しようがないわw
宣伝しない!って鈴木さん言ってたけど、宣伝しようがなかったんだねw
これにどんなコピー付けるか?って言ったらタイトルがコピーそのものだしねw
あらすじ書いても訳わかんないだけだし
ジブリ映画としてのタイトルだったら絶対「の」を入れる事にこだわったはずで、その点でも匙を投げたんだろうな
この映画って万人に向けたメッセージなんかでは無くて、ジブリに関わってる、関わってた人へ向けたメッセージなんだろうなと思った
だからある意味内輪ネタしか無いので一般人には意味不明になる
ネタバレはするつもりは無いけど、雰囲気としては後期ジブリ作品のそれを引きずっていて、アリエッティ、マーニー、ぽいのを駿がやったら…的な感じ(^◇^;)
お話が分からん…って言われてるけど、多分これはそれほど重要じゃ無くて、登場させたい人物や物が決まっていて、それを出すための装置に過ぎないんだろうな…と思った
ハウルやポニョあたりからか、やたら年寄りが出るようになったが、今作もまた同じだった
美しいものを描こうというのを拒否して、敢えて醜いものを出し始めた
ミュゼットみたいな七人のババアは正直なところ気持ち悪かったし…
あと群体シーンもしょっちゅう出てきて、苦手な人は苦手だと思う
ポニョの魚はオオ!スゲェ!と思ったのにな
コダマの風船版みたいなのはもうキャラ戦略上のものとしか見れんかった…
涙のシーンはようやく千と千尋から変えて来たのはさすが駿と思ったが、、それほどでも無かった…
アオサギはまあ見るからに鈴木さんなんだろうけど、、カオナシとカルシファーとジコ坊と…みたいな役回りをミックスしたようなので、、これも心地悪かった(まあ実際鈴木さんはそのような人なんだろうけどw)
大体くちばしの中に歯がある表現が気持ち悪くて、あとブヨブヨした部分とか、後年の作品はやはり醜いものを出したがるのがイヤ
音楽は、四度重ねの久石節は薄められてた(ミニマルぽいのは少しあったけど、北野武映画の何か、、あれももういいわて思ったし)
ピアノ主体の演出はゼルダブレワイぽくてwちょっと逃げたかな…とも思った
アオサギのとか
でもそう言うのは酷かもしれない
この作品に曲作れってなったら頭抱えるだろうし
ご老体に鞭打ってよく駿に付き合われたと言うべきなんだろう
さてさて、、
さあ、次は少女が主人公の冒険ファンタジーものを皆待っておりますw
いつまでもいくらでも待っております!
駿さま、どうかお元気で作り続けて下さい!
追記)
2回目観に行ったので追記
今回出てくる女性キャラって、全て駿のお母さんのそれぞれの年代の姿だなと思った
ポニョの時もそうだったけど、今回それを全開にしたんだな、と思った
ポニョの時にトキさんに飛び込むシーンを、駿はボロボロ泣きながら描いてた
ホントは一番抱きつきたい人に、それをためらって、そしてようやく胸に飛び込んだ…風に見えた
でも今回はいろんな人に抱きつくシーンが描かれてて、ポニョの時にあった躊躇みたいなのが無くなった感じがした
母に対する思いが解放されたのかなぁ、、と思った
うーん
もうちょっと、こう‥
なんていうか
10年もの時を経たんだし
感動したかったというか、
やってくれたな、パヤオ。
期待したものが
これ??
ジブリ作品を長きにわたり
観てきた作品たちの中で
こんだけ意味のわからんものが
あっただろうか。
過去の作品で
裏設定を画だけで見せるとか
不親切なものはあったけど
ネットで検索すれば
親切な人が説明してくれてるサイトがあったりします。
誰か
助けて ヽ(´o`;
声を演じた役者はとても豪華で
エンドロールで見て
えっ
という人ばかりです。
なんだかそれすらもったいなくて。
さすが宮崎監督!
これぞジブリ!!
館で観たほうがいいよ!!!
と言いたかったです。
⭐️が1つか5つか
評価が分かれるのが
後に語られる作品になるというのは
よくあるかもしれませんが
どうしても5つには振り切れません。
僕は原作の本とか読まない派です。
原作は同じタイトルだけど
内容は違うらしいです。
ということは宮崎監督の
イマジネーションが全てですよね。
作画的には
ジブリぽさが随所に見られたんですが
いかんせんストーリーが。
一回見ただけじゃわからなさすぎて
しかし2回見ても理解する自信もない。
ただシンプルに
セリフで聞いたことだけ理解しときゃいいのかな。
だったらタイトルが全てということに落ち着くかもしれません。
映画を観る時は
出来るだけ予告は見ないほうがいいです。
良い場面を見せすぎて
本編を観ているときに
あ、CMで見たシーンだ〜
と要らないことを感じてしまうからです。
この作品は予告を一切見せてなかったので
その宣伝方法は賛成だったのですが
もっともっと内容を深く
理解させて欲しかったなと思います。
もちろん感じ方は人それぞれなので
これで十分伝わったという人はいるでしょうけど
僕は初見で納得できるものではなかったです。
僕ごときは5点以外つけられない
いろいろ不安がありました。
不安とは結局「面白くないのではないか」
ということだ。
ただ、50を過ぎた僕は宮崎作品にこれまで大いに
それこそシャレにならないほどに救われたのだ。
という自己の人生においての歴然たる事実は、
そんな不安をかえりみず映画館に足を運ぶことへの動機として
これ以上はないのものであり、僕は観に行くこととなった。
作品に関して。
雰囲気としてはハウルと千と千尋的。
全体的に意外ですが「ゲド戦記」だった。
まるでまさかの「ゲド戦記」に対する
アンサー又はオマージュとさえ感じるのは、
まさに遺言的な映画なのだからかもしれない。
それは吾朗に対してだけではなく、
生死を問わず、彼と親密な関係するクリエイター達への、
あの世とこの世の人宛の遺言のような。そんな気がした。
その遺言の宛先に一般の僕たちが含まれるのかと言えば微妙に思う。
結局、僕らは彼らの養分に過ぎないから。
でも、僕らがいなければ彼らは成り立たない。
変な意味でそんな残酷であるが当たり前な現実を、
この突き放し感が半端ない映画を目の当たりにして
むしろ僕は心地がよかった。
最高
迎合要素がかなり少ないと感じた。描きたいことを描ききった感じ。見る側のことなんておかまいなし感が最高だった。
理解しようとする人には、評価低いだろうなあという印象。観客にあわせちゃうと多少ぼんやりしたりレベル下がったりしちゃうから。。
つくり手がつくりたいようにつくった作品、最高。
内容については、共有せずに自分の中にしまっときたい映画。
さすが宮崎駿監督。巨匠です。
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