「食事などしながらは無理ではある。コーヒーブレイクも✖️」せかいのおきく asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
食事などしながらは無理ではある。コーヒーブレイクも✖️
昔のヨーロッパは 排泄物はおまるにして 朝 窓から外に投げていた。
イタリアの裏路地はなんだか公衆トイレの匂いがいまだにすると。
だからきちんと清潔な暮らしをしている日本という国は素晴らしいと安土桃山期に来日した宣教師が書いて自国に送ったらしい。
だいたい ウンコ窓の外に捨てたりしてネズミちょろちょろしてたらそりゃ ペストも流行るわよ。
ベルサイユ宮殿の庭もうんこまみれだったというのも有名な話ですしね。
それに比べて日本は、長屋ごとに厠があって 糞尿を買いにくる職業がある。
それらの収入は今で言う町の不動産屋のような差配さんの懐に入ったと 宮部みゆきの江戸ものの中で描かれている。
この映像見てると 匂い 臭い する!
して来る気がする!
でもこの当時 肉食は あまりしてないだろうから ウンコの匂いももしかしたら 今ほどじゃないのかもしれない。
まあそういう話ではない。
佐藤浩市と寛一郎親子の共演と
池松壮亮と黒木華
超演技派の池松壮亮と黒木華の中に入ると 寛一郎くんの演技は見劣りがすると 佐藤浩市は思わなかっただろうか。
まさかウンコは 実物ではなかったんだろうけど
(だったらびっくり)というか 実物だったら 撮影機材も何もかもしばらく匂い取れなかった事だろう。
とにかくずっと うんこ。
佐藤浩市演じる殺害される侍。
そして ウンコ売りの若者。
どっちがマシか。
この時代の 一応の士農工商
そして その下にある下賤の仕事。
そう言った事が 白黒 時々カラー の映像で
そして短く章立てされてる 構成センスは 感じられる。
面白く 興味深く 観た。