「淡い恋の物語」せかいのおきく どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
淡い恋の物語
おきく(黒木華)の桜色の着物が美しく、茶色のうんこと運命の行く末にも興味が沸き、オヤジギャグの連発には戸惑ったが、漫画のように章に区切られた描写が心地よく、4対3のサイズで白黒にも拘らず、色と匂いをほのかに感じながら釘付けになった。
この作品の半分くらいは嘘だとしても、あとの半分くらいは本当だと思った。
時代劇では触れたがらない厠の糞便のことと、若者の恋物語を上手く絡めて纏めていた。
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