「小作品だが奥は深い 職業に貴賎の別なし、恋愛に貴賎の別なし だが現実はパンドラの箱でもう戻れない。」せかいのおきく 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)
小作品だが奥は深い 職業に貴賎の別なし、恋愛に貴賎の別なし だが現実はパンドラの箱でもう戻れない。
基本 根底が
①SDGs だかの江戸時代の循環環境社会 モノを大切にする、使い切る
②上から入れて下に出す 人間に境界線などないのだ
③時代劇温存保護
と言うわかりやすいテーマで
恋愛、職業に貴賎の別なし
【威張り腐っている武士はいらないが、下肥、糞尿業者がいなければ江戸は回らない】
プラス➕木挽町【銀座か❓明治以降は官庁街から商業地へ一等地になった】
の長屋の民衆讃歌的
コレ 有料パンフ受け売りだが、短編のパイロット版だかから、結局長編になった模様
だから、別れた8章が、別個にまとまりがあって面白い
1858〜1861
基本モノクロだが途中の章まで、一部カラー挿入されて、ハッとする
基本 黒木華のおきくさん 佐藤浩市の息子、三國連太郎の孫の 寛一郎 の恋❤️
だが糞尿業者 金払って江戸の糞尿を買い 田舎に売る商売 の過酷さ しかし人間臭さ の2つが軸
池松壮亮の矢亮ヤスケが 寛一郎・中次の兄貴分だが
このヤスケのセリフが効いている 味噌もクソも同じ、ここ笑うとこだぜ とか 素晴らしい
コレでお前と俺は臭い仲だ❗️【狼藉威張りくさる武士にモノをかけて】
舟漕ぎながら【鼠小僧 だかの講談調】も台詞回しが上手い。池松壮亮 器用な役者だ
いつのまにか老成の真木蔵人の坊主の【🍡団子】の話も愉快
糞 を巡る 会話が良いのだ。
それ以上に和服の似合う黒木華が良い
紙も人間も家も、最後は土に還る循環社会
それでも、人間は 汚穢おわい だと 臭い汚いと 差別する。
でも、最後に二人が乗り越えるのだ。それが良い⭕️ 言葉を発せられないおきくさん と 表現がわからない不器用
な中次 不器用すぎて素晴らしい👍
1時間30分の小作品 だが 説教臭くない啓発作品で素晴らしい
だが見てるワシ、水洗便所どころかウォッシュレットに慣れきって
もはや戻れない、 汚物は見ない と言うパンドラの箱開けてしまったズラ。
イヤイヤ皆んなZ世代は気取ってる気がするが、つい最近まで汲み取り便所当たり前にあったし
戦前までは糞尿を当たり前のように畑の肥料にしてた
肥溜めに落ちる と言うのは一つの通過儀礼だったことは認識に入れような、ワシも人のこと言えん。
佐藤浩市と寛一郎の親子共演も ウィル・スミスに比べれば極めて真っ当
映画好きの❤️皆さんのための叙情的作品。是非❗️
hum さん。コメントありがとうございます♪😊 💩なのに 品と風情 💩の前に偽りなし の情感作品でした。💩は人の上に人を作らず とYOUきち 勿論言ってたかと・・思いました。今は亡き昭和一桁の親父からの伝聞ですが、肥溜め転落は かなりポピュラー【同級生、同じクラスに1人はいた】と亡き親父が言っておりました。入り込める良い作品でした。
こんばんは
レビュー楽しく拝見いたしました。
叙情的作品でしたね。💩の話がいっぱいながら、なぜか、品と風情が漂よう。モノクロがきいた景色にそこにある風を感じ、会話のひとつひとつに今を生きている人の温度がありました。時代に入り込んだように見入りました。通過儀礼は😱遠慮しておきたいですが。笑
ゆり。さんおっしゃるとおりの作品です。お褒めの言葉ありがとうございました😊うんこ💩に関しては水洗便所の導入が欧米が早かっただけで、昔のパリは窓から捨てまくってたらしいので、日本の方が昔もマシかも?ただ、確かにおっしゃるとおり、【駅の便所、公衆便所・男子用】除き、今の日本のうんこ処理水準は間違いなく世界一なので、欧米人びっくり‼️カモですね。繊細さ素朴さもですね。イイねコメントありがとうございました😊
満塁本塁打さん、今回もとても面白いです。糞への拒絶感は私もありますが、耐性の有無で非常に評価が分かれる作品ですよね。海外ではウケそうな気がします。日本人の繊細な感情表現、白黒の映像の美しさ、の他に、あの清潔な日本も昔はこんなだったの!という所が。
書くの忘れましたが重要な鑑賞前のチェック✅ポイント ・汚物、うんこ💩耐性が標準以上に無いと厳しいですから ごく、ごく稀に出会う 道端の犬のフン に拒絶感ある方 はムリかもです。 投稿主
琥珀糖さん コメントありがとうございます。単純と言えば単純、まあ糞尿のカラーは厳しかったですが、糞尿の描写に神経的に耐えられるかどうかですね。今道端に犬のフンですら滅多に落ちてないですから。😊阪本監督のセンスがヒカリます。
おはようございます。
とても珍しい内容の映画のようですね。
驚きました。
満塁本塁打さんが4点をつけていらっしゃるから、
秀作ですね。
阪本順治監督、バラエティ豊かな監督作おおいですね。