ミステリと言う勿れのレビュー・感想・評価
全536件中、101~120件目を表示
ドラマと同様、整くんの言葉が胸に刺さります。的を得たことを、背中を...
ドラマと同様、整くんの言葉が胸に刺さります。的を得たことを、背中を押してくれるようなことをさらっと言う、そんな整くんはやっぱり良いです。
犯人がわかりやすいとこだけが微妙でしたが、充分楽しめました。エンドロールのラストまで楽しめます。
期待度△鑑賞後の満足度△ 『ミステリと言う勿れ』という題名は皮肉か自虐?日本のミステリは小説にせよコミックにせよ映画にせよ確かにレベルが低下していて正統な「ミステリ」と言えるのか?…
①本来は別の映画を観るつもりが開始時間を間違えて、映画館に着いたらもう始まっておりました。どんくさ!
そのまま帰るのも癪だったのでちょうど始まっていた本作を鑑賞することに。
②予告編では「遺産をめぐって殺し合う一族」だと?
終戦直後を舞台にした『犬神家の一族』ならともかく現代でなんと大時代な…と思って観ていたら、中盤から遺産をめぐる殺し合いの話じゃないということがわかって(此処までは演出も平板で少々退屈していたが、やっとそれなりに面白くなってきた)良かった良かった、と思ったら真相はもっと大時代なものだった…「あのねえ、あり得ないでしょ」という話…
③整君の言うことはいちいち正論でキャラ自体は面白いものだが、物語がこれではねぇ…
観察眼は確かにあるが推理してたっけ?という感じだし、犯人と動機?多分こうだろうと思っていたらその通りだっただけ。
同日に読み終わった英国産ミステリーM・W・クレイヴンの『グレイラットの殺人』(原題:Dead Ground)が大変素晴らしい出来で非常に面白かっただけに、尚更その落差に愕然とさせられる…
④鈴木奈保美も松坂慶子も松嶋菜々子も別に彼女らでなくてもよい役で単に画面を賑やかにするための出演か…?
こういうのはオールスター映画とは言わない…
⑤菅田将暉は適役好演だが、アップになるとほうれい線が目立ち大学生には見えない。
整くんの”斬り込み”が最高!
原作未読、ドラマ未視聴の状態で観たが非常に面白かった。
菅田 将暉が演じる、久能 整が世間一般には当たり前のように受け入れられている考え方いして”斬り込んでいく”シーンが痛快だった。
固定観念で凝り固まった考え方を柔らかくして、優しい方向へ導いてくれる。
そんな整くんは「推せるなぁ」と思った。
ストーリー自体もとても面白かった。
『ゲゲゲの謎』しかり、”相続争い”を題材にした作品は多くあるが、相続人たちが誰も死なないというのは予想していなかった。
前半部分の、他作品であれば死人が出る場面で誰も死なず、最終的に相続人全員で協力して謎を解くとは...
こういう、家族同士の殺し合いのない”相続争い”が一番いいなぁと思った。
”世間に斬り込む”整くんがもっとみたいので、原作を読んでみようかな。
ドラマ通りの世界観に好印象
ドラマ視聴済で映画を鑑賞。
刑事組の3人が本編では出て来ず、出演者だけでいえば主演の菅田将暉だけが出ている。そんな中でも映像やテンポはドラマ通りで、主人公の設定も独特なので、きちんと世界観が守られていて違和感なく鑑賞できた。登場人物が全然違うのにそこを担保できるのは素晴らしいと思う。
本編の方は評判通りの面白さで、シリアスさに加えてクスッと笑えるようなコメディ要素も相まって飽きなかった。特に汐路役の原菜乃華の演技がコメディ・シリアスともに光っていた印象だった。
他の俳優陣も当然のように違和感のない演技で好印象だった。特に松下洸平が人畜無害そうな感じでありながら犯人というのは、本当に自分がやっていることが正義だと信じているようなサイコパス味が伝わってきて非常に良かった。
(菅田将暉は言わずもがな)
ただいくつか不満点をあげるなら
・最初の方の町田啓太への露骨なミスリード
・自分のやっていたことを正義だと妄信している割に深掘りされない生い立ち
・そもそもなんで弁護士&税理士一家は現代でもあんなことをしていたのか、理由はもちろんあるがその理由が腑に落ちなすぎる。
・結局遺産はどうなったのか?
などストーリー自体に違和感はしばしばあった。
原作の漫画を未読のため、漫画の設定自体がそうなのか、それとも映画用に端折った結果で上記のようになったのかは気になる。
ただ目を瞑ろうと思えば瞑れるレベルなのでそこまで気にならなかった。
総じて面白かったが、ドラマ視聴者以外には特筆して勧めるほどではないと感じた。
整くんの言葉が好き
なんで高評価なのかがミステリ
ドラマも原作も知らずに、評判がいいようなので観に行ったが、冗長で退屈してしまった。
笑わせようとしている場面でも、泣かそうとしている場面でも薄っぺらいかんじがして、全然ハマれなかった。
冒頭の爆発シーンだけしか印象に残ってません。
コミックスが原作と言う勿れ
日本のコミックスのレベルはめちゃくちゃ高いのに、いざ映像化となると残念なモノが多いのが残念。それでも原作もドラマも未見でおまけに予備知識ゼロで観に行ったら、いや本当に面白かったです。広島の旧家でのおどろおどろしい遺産相続事件に巻き込まれた大学生が、金田一耕助ばりに活躍するミステリーで、適度に笑いを取りながらも横溝正史的な雰囲気としっかりとした伏線と謎解きのバランスがとてもよくて最後まで楽しめました。ディ○ニーのマー○ルシリーズみたいに、シリーズどころかTVシリーズからチェックしていないとサッパリ分からないような作り方ではなく、映画単体で十分に楽しめるのがいいですね。役者では、菅田将暉がカメレオン振りを発揮のハマり役。脇役の皆さんとのバランスもよかったです。
嫌いじゃないけど、映画としては淡々としすぎかな
急に予定が空いた土曜日の午後に、「整くんの蘊蓄でも聞きに行くか〜」と思いたち観てきました。
「ミステリと言う勿れ」は、原作から大好きで、テレビでドラマもみてました。
菅田将暉氏の整くん、はまり役だと思います。
刑事役の(本編では出てこないけど)伊藤沙莉氏ら刑事さん達も大好き。
でも、この作品は映画としては淡々としすぎかなと思いました。
いや、もともとそういう作品だからしょうがないのかもしれないですが。
演技力のせいなのか演出のせいなのかわかりませんが、ヒロインの心理描写や言動が唐突で不自然に感じる場面が多くて、ちょっと違和感でした。”そういう子”設定なのかもしれませんが、それでもそれなりの”深み”はあったほうが良かったと思うのですが・・・。
その他の俳優さん達はとっても良かった。
最後に出てきた松嶋菜々子氏も違和感なく馴染んでいて素敵でした。
冒頭の車のシーンは迫力があって、とても良かったです。でも何度も回想シーンで使う必要があったのかな、と演出には疑問が・・・。お金かけたから元を取りたかったのかな、とか思っちゃいました。
お話の肝になる過去のエピソードも、わかりやすく、気持ち悪く表現できていて良かったです。
整くんの洞察力も切れ味が鋭くて、蘊蓄も好きでした。
エンドロールの後のくだり、「これこれ、この感じ〜!」とホッとしてニコニコして観終わりました。
続きはテレビドラマになったら嬉しいな〜と思います。
ドラマを見ている前提で、なかなか面白かった
表題通り、TVドラマを見ている前提で、なかなか面白かった。
TVドラマを見ていない人には???かと思われる。
また、映画館で観るべきかと言われると、残念ながら、それはないかもしれない。
それでも映画という枠をしっかり使って良質な2時間ドラマに仕上がっている。
TVの2時間ドラマが無くなって久しいので、ちょっと懐かしい感じもした。
内容的には小さな粗は散見されるものの、あまり引きずることなく見過ごせる範囲かなと。
話しのテンポも良く、大きくダレることもなく楽しめました。
まぁ、主人公がユルッとした設定なので、全体としては良い意味でユルユルですね。
さて、私はエンドクレッジトまで観て、そこで自分なりの発見をするのを楽しみにしている。別の映画で例えば”沈黙の艦隊”では「コロナ対策」のスタッフが居るのを見つけて、なるほど、ご時世だねと勝手に楽しんでいる。
本作では、「松島菜々子(メイク)」と「松坂慶子(着物)」という担当者が居るのを見つけた。流石大物だなぁと、これも勝手に楽しんでいる。
また、エンドクレジットでTVドラマでは準主役の刑事役だった「伊藤 沙莉」の名前を観たが、本作には出てなかったはず・・・と思ってたら、エンドクレジットが終わった後で出てきて、なるほどと納得したりしている。
皆さんもエンドクレジットを楽しみましょう。
映画館で観る意味
ドラマは未視聴ですが…
主題歌のファンですので、映画も拝見いたしました。
ドラマは残念ながら見ておりませんので、細かい部分は省略して、甘めの採点。
菅田将暉さんは、おそらくは、キャラを作られての敢えてのセリフ回しかな?
あの独特な感じは、漫画も未読ですが、いいですね~。ドラマも漫画も見てみたくなりました。ストーリーは割と入り込めます。広島が舞台になっていたので、近く広島旅行に行こうかと思っております。広島って割と雪が降るんですよ。雪降る広島県立美術館は綺麗でしたね。
内容としては、早めの段階で犯人は想像できました。
滝藤さんがとにかく良かったですね。最近、滝藤さん働きすぎじゃない?と思うくらいよくお見掛けしますが、滝藤さん出るなら見るか、となっているくらい好きな俳優さんです。
そして、原菜乃華さんがとても良かった。彼女、声がいいですよね。聞き取りやすいんですよね。俳優にとって声ってとても大事だと思うのですが、これから活躍されるんだろうな、と楽しみにしております。
他にも有名な共演者ばかりですので、ドラマがおそらく人気だったのだなというのがうかがえます。最後に、主題歌ファンなので、もちろん主題歌良かったです。大満足です。映画館で聞けて良かったです。
常田さんの書く歌詞って難解なワードが多いですが、是非とも歌詞も見て頂けると嬉しいです。ドラマは見てないので、年末年始にはミステリを見ようと心に決めてます。
横溝正史シリーズにも一脈通じる?
原作未読、テレビドラマ未鑑賞で、もっぱら映画作品そのものの評として、ご理解いただきたいと思います。
本作自体が「犯した罪の償い」というモチーフをそのストーリーに通底しているという意味では、いわゆる角川映画として映画化された、一連の横溝正史シリーズ『犬神家の一族』『悪魔の手毬唄』などと一脈通じる一本だったと思います。評論子は。
いわゆる「名探偵モノ」のように、派手なパフォーマンスもないのですけれども。
天パの風貌とおしゃべりという、どこかユーモラスというのか、独特のその空気感のある主人公のキャラクターも楽しく、一応はミステリーモノを謳いつつも(?)、そうかと言って前掲2作品のような、際立つような不気味さもありません。
肩ひじ張らずに、気軽に観ることのできる一本でした。評論子には。
娯楽作としては、良作としての評価が適切だろうと思います。
面白いが、もう少しインパクトが欲しい
テレビドラマシリーズの映画化ではじめて観たがなかなか面白い。
久能が頼りなさそうに見えて、実は観察眼が鋭い。なるほどこういう
設定もありかなと思った。
菅田将暉の演技はさすが。幅広い演技をすることを改めて再認識。声の出演も
やるのだから。
ただ、人気シリーズ化するならもう少しインパクトが欲しいし、人気ミステリーシリーズ
である科捜研の女や相棒と比べるとまだまだ。
フジテレビもこの作品がなぜ人気かなのか、どうすればテレビ朝日のミステリーシリーズに
追いつき追い越せるか試行錯誤してほしい。個人的には毎年のドラマシリーズもあり。
面白いシリーズだけに今後に期待を込めて。
贅沢な一本
おもしろかったが少し違和感
最後まで飽きることない展開でおもしろい。
犯人になり得そうな人も複数いて、絞り込めはしたものの特定には至らず。
3つの家族が本家を乗っ取った後、3つの家族を象徴する特徴をもつ血族を自分たちで殺していく点は少し違和感。
その家族を象徴する遺伝的要素があるということで、自分たちで後継ぎを殺していくのはどうなのか。
後継ぎが誰もいなくなる可能性があるのでは。
全536件中、101~120件目を表示