劇場公開日 2023年6月2日

怪物のレビュー・感想・評価

全583件中、441~460件目を表示

5.0星5

2023年6月5日
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前半で仕掛けた罠を、後半で解いていくという有りがちな手法でしたが良かったです。

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kazu565

3.5人類みな怪物の素質はもっている

2023年6月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

小学生の息子が担任からの暴言、虐待の疑いからシングルマザーと学校側の衝突から物語が始まる。一見すると学校側の素朴な対応に見えるのだが、あくまで本作での母親目線での描写。学校側内でも校長、疑われた担任、クラスのいじめっ子、同級生女子生徒など各視点から見れば怪物と見えてしまう。特に人間は思っていることと真逆の行動をとったりと常に環境とのストレスを立ち向かざるを得なくなっていると思う。個人的にグッときたセリフは校長先生の【誰かにしか手に入らないものは幸せとは言わない、誰にでも手に入るものを幸せというの】。学校という狭くも人の階層が複雑な環境で繰り広げられる各視点はとても面白かったです。

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シネマスター

5.0怪物だ~れだ?

2023年6月5日
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自分って誰だろ?

自分って、他人が決めつけた、思い込みでしかないのかも。

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NOM

5.0音楽と脚本と、監督と。

2023年6月5日
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私はずっと是枝裕和監督の作品が好きです。
そして坂本龍一さんの音楽も好きで、坂本裕二さんのドラマも好きです。
その超一流の3人が一緒に作品を作られるという事で、ずっと公開を待ち望み、そしてまた、その才能がぶつかり合い混沌とした作品になってしまうのでは?と一抹の不安もよぎりました。
しかし映画の終演後、その3人のあまりにも美しい協奏に、震えが来るほどに感動しました。

坂本龍一さんのAquaやhibari、と言った楽曲が好きで、「怪物」という名の映画で、もしかして怖いシーンに使われたらどうしよう、などとも考えましたが、それはそれは美しいシーンでこれらの曲が流れ、私はより一層これらの曲が好きになりました。

そして俳優陣の演技も素晴らしく、特に子役の子達の演技は、さすがの是枝演出といったところなのか、あまりにも自然で、あまりにも秀逸でした。

坂本龍一さんの最後の映画作品としては、大変素晴らしい作品を遺されたと思います。
タイミング的に、坂本龍一さんが亡くなられた後だった事、台風が通り過ぎた翌日に観た事なども相まって、この映画に感情的な奥行きを感じました。私は心から、この映画を皆さまにおすすめいたします。

追伸
本作は「カンヌ」「是枝裕和」「坂本裕二」「坂本龍一」と言った、名前先行で観に行った方々を吹き飛ばすような、骨太で本物の作品でした。上映開始1秒前までずっとうるさくお喋りをしていたカップルの女性が、終演後にすっかり黙り込んでいたのには、なんだか不思議な爽快感がありました。

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MOON

3.5ひとつの視点からでは真実が解らない事を表現した作品。 本年度ベスト級。

2023年6月5日
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小学校のイジメがテーマになってる感じ。
母親目線。先生目線。子供目線の3つの視線で進むストーリー。
この3つの目線が事実が明かされる感じはとても面白かった。

2人の子供の演技が自然でストーリーに引き込まれる中、大人のキャスト陣の安藤サクラさんはじめ、田中裕子さんや永山瑛大さんなども素晴らしい。

映画賞を取る作品って、やっぱり火事や大雨はお約束なのか?
気になりながらの鑑賞で、いまひとつ作品にのめり込めず(笑)

カンヌで脚本賞を受賞しているだけに素晴らしい内容だったけど、自分の心にはあまり刺さらず。

坂本龍一さんの音楽は本作にマッチしていた感じ。
ご冥福をお祈りします。

やっぱり自分はエンタメ性のある映画が好きなのかもしれません( ´∀`)

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イゲ

5.0嵐の日に観ました

2023年6月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

長野県の諏訪市らしい街の小学校で起こった子ども同士の喧嘩。被害者の母親の視点。担任の教師の視点。同じ場面でも全く意味が違って、最後の子ども視点による真実まで集中力を途切れさせることなく観入ってしまいました。

周囲の子供達は主人公の少年たちの関係性を見抜いていてある意味残酷。それゆえに二人がお互いにかけがえのない存在と感じていく過程が自然でした。

不幸な結末の子供たちも是枝裕和、坂元裕二、坂本龍一という日本を代表する芸術家の優しさで救いが描かれ、不覚にも涙ぐんでしまいました。

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劇場の天使2

1.5“怪物”たちのための映画だった

2023年6月5日
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世界的に知名度がある是枝裕和監督と
日本を代表する脚本家の坂元裕二が
クィアをトピックにして映画を撮ったこと自体は
素晴らしいことだろう。

しかし本作でのクィア性は、
所詮、トピックでしかなかった。

“怪物だーれだ”
製作者はこの言葉を厭に気に入っているようだが、
そんなの問い直さなくても、決まりきったことだ。

母親は結婚やら理想の家族像を押し付け、
先生は男らしさを規定する。
そんなのアウトだって啓蒙するのって今更すぎないか?
どんだけクソジジイを対象に映画作ってんだよ。
タイトルからして怪しいと思ってはいたが、
怪物のために作る映画って本当に意味あるの?

そしてその“怪物”性を描くために、
それまでは二人の少年の繋がりはクローゼットされる。
単純に、後半の二人の姿から観られればよかった。
前半部分のミステリー要素なんて本当に冗長で、
特に母親と校長の諍いとか本当に見たくなかった。
田中祐子にあんな言葉言わすなよ。
(二人で演奏するシーン)
瑛太パートとか何のためにあるのマジで。
そういう諸々抜きにしても、単純に面白くなかった。
行ったり来たりしてまで描きたいものが見えてこなかった。
言葉の暴力とかをいちいち伏線にするなよ。
謎として解き明かそうとするなよ。
何年前の映画だよ。観客は先進んでんのよ。

ラストシーンとか、本当に、は?だったよ。
この主題で曖昧さを残すとか許されないんじゃないかな。

「ハートストッパー」とか
「ムーンライト」とか
「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」とか
観てんのかな?
当事者たちが映画の中に自分を探してきた
その旅の深さを舐めすぎてるよ。

結局は、マイノリティが物語として消費されただけだった。
物語でもないか、感動ポルノに近いかもしれない。
涙も流れないよ、、。
もう当事者としての涙しか流したくない。

追記。
やっぱり瑛太パートで気に食わなかったのは、
マイノリティが周囲からの日常的な圧力で
身を隠そうとしてしまったときに、
何故マジョリティが犠牲になる、みたいな
描き方をしてしまったのかという事だと思う。

だってさ、いま起きてることって、
例を挙げれば黒人差別者によって無害の当事者が
通報されたり殺されたりとか、
トランスヘイターやトランスを偽る加害者によって
無害の虐げられた人々がより不幸を被る
とかってことじゃない。
それをさ、なんでマイノリティも加害者になり得るって話にしてるの??現実と全く擦りあってなくない?

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JYARI

4.0怪物は誰か

2023年6月5日
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それぞれの目線で回収していくので、真相はこうだったのかと、ストーリーにどんどん引き込まれる。
ただ単に見えてるものを一辺倒に判断してはならないなぁと改めて考えさせられる。中村獅童の役が酷い親だなぁと息子に浴びせる言葉じゃ無い
イジメ問題はいつの時代もついてまわるけど、子供達は勿論、親御さんの心配は尽きないんだろうな。

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asgy213

3.5どこに逃げれば

2023年6月5日
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鑑賞方法:映画館

「怪物だーれだ」
これは、ちよっとしたゲームの、それ以上でもそれ以下でもない台詞。それがタイトルとなっているが故に、強烈なリードとなって怪物探しが始まってしまうのだ。これにこだわりすぎると、せつかくの本作に埋め込まれたメッセージが薄まるように感じた。個人的には、観る際にあまりタイトルに振り回されない方が良いのかと思う。エンタメとして良いのだろうが、どうしても本作の感想につきまとう「誰が怪物論」には、いささか疲労感を覚える。

子供達の真実は明朗だが、周りの大人達は自分から見えるものを自分の見たいように見て、勝手に事態を複雑にしていく。観終わればただそれだけの物語だが、その過程では怪物探しをしている観客も、周りの大人に溶け込んでいたことに気づいて、なんとなく居心地悪さを感じるところが、本作の面白さか。

1つのストーリーを、章立てごとに、何人かの人物の視点で描かれる。最後の章が一旦の真実となるのだろうが、本作は真実を追いかけるサスペンスものの面だけではなく、複雑になっていく社会で思春期を送らねばならない子供達の、シリアスな課題を汲み取る事が期待されているのではなかろうか。一昔前は若者は「自由への逃走」で良かったが、今の子供達はどこへ向かって逃げれば良いのだろう。

ともあれ、是枝監督の丁寧さがありつつ、ノンフィクションっぽくまとまっていて、テンポも良かった。背景が諏訪湖の周りの自然豊かな田舎の街だったので、ゆったりとしたシーンもあるのかと思ったが、意外に少なかったかな。
車から落ちるシーンはドッキリで、これは想定外。「レディ・バード」のシアーシャ・ローナンの同じようなシーンを思い出した。
俳優陣も人々を章立てごとに濃淡つけて演じていて、そのあたりも見どころでしょう。子役達に加えて、永山瑛太は怪しくもあり、誠実でもありの役でひとり数役くらいの感じで熱演だった。

本作を見て、大人にとっても生きづらい世の中は、子供にはどんなふうに映っているのだろうと思った。社会課題に向き合う是枝監督が、そんな作品を作ったら見てみたいですね。

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AMaclean

3.5坂本龍一のピアノが美しい

2023年6月4日
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音楽が際立って美しい。

ところどころに散りばめられるマイクロアグレッションはやや説明的でわざとらしい印象。

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zita

3.5子役が素晴らしい

2023年6月4日
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鑑賞方法:映画館

としか言いようがない。
羅生門方式の各配役の視点から、社会の分断に切り込んだ点は評価します
シングルマザー・いじめ・モンスターペアレント・教育現場の疲弊等々
今の世の中を俯瞰した脚本は良かった

まだ社会の構造的な膿はでたばかり、今後の日本社会にこの映画の登場が嚆矢であることを祈るのみです。

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ソルト

5.0凄まじい完成度。問題を見過ごし続ける“現代”そのもの

2023年6月4日
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これは傑作と言っていいと思う。

社会問題が山積で、解決できる時間も労力もない。そうして大切なことが蔑ろにされていく。

そんな現代へのあきらめと、
それでも希望を持ち続けたいという制作者の思いがひしひしと伝わってきた。

そんなメッセージを具現化させた脚本が素晴らしい。

そして、説明的なセリフがないかわりに、
映像と編集で伝える卓越した技術が素晴らしい。

本作はしばしば時系列が戻る。
(カメ止めや内田けんじ的に)

時系列が戻ったりすると、
途端に分かりにくくなるのだが、
様々なポイントで理解できるように構成され、
さらにそれがわかった上で物語が展開する。

途中で何度か登場人物の視点が変わるのだが、
それは視点によって人の印象がまるで違う、
という演出だろう。

そのすれ違い、勘違いこそが、問題の解決を遠ざけ、最も大事なことが置き去りにされるという現代の本質をついている。

諏訪湖という舞台設定も見事。
湖の美しさを感じるシーンもあれば、別のシーンでは鬱屈とした沼のような印象も受け、その表情がとても雄弁だった。

非常に複雑ではあるが、
それを理解できる形に昇華させた見事な傑作。

もう何度か見に行こうと思う。

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ルイコスタ

4.0手に入るもの

2023年6月4日
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嘘って誰のために
何のためになんだろう。
自分守って
自分に嘘つくのはしんどい、そう追い込まれてしまう世の中(マジョリティ)の都合から身を守りながら
自分の心の動きを目を凝らして見続ける気持ちを持てるか持久力と耐久性が必要。

大事なことは言葉にできない
言葉になり得ないものを抱え込んでる人たちの話、なるべく言葉にせずに伝えようと思った(是枝監督)

言葉や表情身体で伝えても応えてくれる相手が自分にとって大事で、ほんの一握しかいない。
怪物探しをするばかりでは
言えない抱え込んでいるものに気づき受け取れる社会には道が遠い。

三者三様の三部構成。
ちょっと真偽不明のところもありますが
一回観るだけでは見落としてることがあるでしょう。

是枝監督がずっとテーマにしている社会の貧困。
貧困の根源は経済か愛情か…

イジメの場面がしんどい。
2人の少年、湊と依里が教室に居場所のない様子はその空気に感情が溺れてしまう。囃し立てる子たちの社会から心の貧困を映す場面がほとんどない尺に入らないのが残念。
周りはその他大勢とし役割として都合の良く切り取って消費してしまった、その辺りが物語を薄くしているのではないか。
同調圧力、何に怯えているのか、それぞれの中に怪物は宿る。
学校で形を変えて、この様な同調圧力が日常的にあるんだろうかと思うと気が重くなりました。
本当の自分の気持ちをそのまま言えない、そして自分の言葉が人に傷を負わせるのを快感とする社会はあまりにも思いやりがなく想像が貧しい。

思春期の自分の心に対する問いは人を好きになること、
そこから自分の形が見えてくる。
そして相手を大切に思いやる感情は親からの愛情が基礎になる。
そのままの自分をどう受け入れていくか
相手をどう受け入れていくか。
自分だけ特別に手に入るものより普通に手に入るものが幸せをもたらすのかな?
異形の心は怪物なのか?
「怪物だ〜れだ」が耳に残る。
#怪物
#是枝監督
#映画

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gomako1933

3.5いた?

2023年6月4日
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悲しい

怖い

難しい

立場、視点の違いによって良きも悪きも表裏一体ってことで、そうなると、それって怪物って言うほど怖く黒いものなのかなって。教師の表現が前半と後半で全く違ったけど、それって見せ方に悪意あるよね!って思った時、ん?もしかしてどこをどう見るかを握っているこちら側が怪物なのかしら?怪物は誰の中にもあるってことなのかな?

結局よくわからずじまいでした。

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そう

4.0恐れる自分と認めたくない自分

2023年6月4日
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興奮

知的

難しい

子役2人の演技力が尋常じゃない。
日本映画界の狂犬4人(安藤サクラ・永山瑛太・田中裕子・中村獅童)が勢ぞろいしながらも、彼らを押しつぶすほどの演技力。正直、母親(安藤)パート、先生(瑛太)パートを忘れちゃうくらいすごい。黒川想矢と柊木陽太ね、覚えた。

今までの是枝裕和監督の作品だと、「さあ、あなたはどう思う?」的な投げかけ強めだったんだけど、本作は坂元裕二が脚本を書いていることもあって、テンポは早いながらも割と丁寧に、ふんわりとだがちゃんと着地している感じ。個人的にはこの手の方が後味がスッキリして好きかも。まぁ、前半パートの投げやり感は否めないが笑 だけど、胸糞悪い、どっしりと重いイメージの過去作からすると、若干物足りない。エピソードも、同じ場面を3つの視点から、といった作りであるため「万引き家族」のような見応えはあまりない。

しかしながら、カンヌで脚本賞を受賞したのに納得のいく秀逸なストーリーでした。自分の目で得る情報には限界があり、見たものは全体の一部でしかない。それを頭で考えて、どう補うか。これが人間にとって必要な力である。と、割とありがちなテーマではあるけれど、3つの視点という作りを見事に生かしながら訴えかけていました。それぞれの立場に立って目視する度に考えが変わる観客も、登場人物と全く一緒。結局は、自分の見た情報を信じてしまうから、そこから都合のいいように物語を作り上げてしまう。〈ガールズバー〉なんて特にそうだよ。

とまぁ、このことも言いたかったんだろうけど、実際はそうではなくて。「怪物」というタイトル、そして予告で散々流れていた「怪物だーれだ」というセリフから、誰が主悪の根源であるのかを探すストーリー、ある意味ミステリー要素のある映画だと少しばかり思っていたんだけど、違う。「怪物なのかもしれない」と"恐れる"自分と「怪物では無いはずだ」と"認めたくない"自分。そんな自分を守ろうとするあまりに、人を傷つけてしまう。ざわめく心に葛藤しながら生きる。どっしりと考えさせられるものがありました。

予告の魔王はやり過ぎかな。深いテーマではあるけど、ドロドロとした感じではなく、人間の成長物語のような、サスペンスよりもドラマな作品。学校側の対応の雑さは流石にどうかと思ったけど、ちょっと予告と本編がマッチしておらず、見て欲しい見方に持っていけてなかったような気がしました。特報の雰囲気がすごく良かったのにね。

面白い物語や考えさせられるテーマよりも、子役2人に目がいって仕方ない。何度も言うようで何だけど、本当にすごい役者だよな。是枝さんの見る目もやっぱりすごい。もっと長尺で子どもパートが欲しかった。逸材発見ですぞ。ぜひとも劇場でご確認を。

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サプライズ

4.5何が怪物なのか。

2023年6月4日
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観る前のイメージとだいぶ違っていました。何が怪物なのかを考えながら観ていたのだけど、いい意味で裏切られました。最後のシーンで感情がいっぱいになって、救われた気持ちになりました。ただ、脚本はよく練られているけど、緻密に計算され過ぎている気がしたかな。

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atucy

2.5子供時代から悩まされるジェンダー。

2023年6月4日
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笑える

難しい

寝られる

永山栄太さん、角田さん、田中裕子さん、さくらさん、上手いですよねぇ。初めは単に教育現場の子供と親と教師の揉め事。その揉め事の理不尽問題の審判❓映画。と思いきや。全くちがくて。あぁゆぅ展開か…でしたね。自分の望む脚本では無かったですがこれからの時代に出てくるかもしれない学校での問題かも。と、思いやられましたけど。

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Cinemaオタク女

4.5ネット上のレビューを一切見ずに観に行ってほしい

2023年6月4日
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レビューを書いておきながら、こんなタイトルにするのはおかしいかもしれませんが、まず、一切の先入観なしに見てほしい。だから、レビューもできる限り見ずに観に行ってほしい。その上で、善し悪しを判断してください。
私はいい映画だと思いました。変な先入観を持って観るのは勿体ない映画です。

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カルスト

4.0だれの中にも“怪物”はいる

2023年6月4日
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ほとんどの作品で脚本も手掛けてきた是枝裕和監督が、坂元裕二氏のオリジナル脚本を映像化した作品。音楽は故・坂本龍一氏で、それぞれの分野で輝く3つの才能が結実した映画となっている。
物語は単純そうに見えるが、同じ展開を複数の視点から描くことで真実が浮かび上がる重層的な構成となっている。ある視点からしか得られない気づきが、別の視点で問題となったことの解答だったり、別の視点でシーンの理解のヒントになったりする。さすがの坂元脚本で、カンヌ国際映画脚本賞受賞にも納得がいく。子役の2人を含め、役者陣の演技もよかった。
“怪物”とはだれなのか? ぼくはまだ正解に辿り着けていない。

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ぽてち

4.5尊い・・

2023年6月4日
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この映画のCMでカンヌでのお客の感想に「美しい」と言っている人がいた。物語が続くなかで一体このどこを美しいと言うのだろうと思っていたが・・ラストは尊く本当に美しかった。そしてなんという人間臭いドラマなのだろう。子役の(いや子役と言ういいかたは正しくないのかもしれない)二人の存在感はこれだけの大人の役者に囲まれていてもひとつも見劣りしなかった。深すぎる脚本、そこに全くぶれることなく焦点をあてた演出。
鳥肌ものでした。お見事です。

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ノベコ