「是枝監督こそが「怪物」である。」怪物 溶かしバター大盛りポップコーンさんの映画レビュー(感想・評価)
是枝監督こそが「怪物」である。
深く重いジグソーパズルのピースが
時間を追うごとにはまってゆく。
徐々に視えてくる全貌。
全てがはまった時に観えたものは
心に響く景色。
個々に違う答え。
とんでもない物語。
校長先生が生徒の前で深夜に川沿いで
煙草を吸うシーンひとつ取っても
役者全員の異常さを感じる演技力。
子供逃げ?と思える脚本やシーンと思っていたら
しっかり意味がある。
坂本龍一教授の音楽、いや音も
優しさの裏に恐怖すらある。
このプロフェッショナルを
自分の色に纏める監督。
ずばり「怪物 」とは是枝監督の事。
コメントする