「怪物の正体」怪物 ぷよさんさんの映画レビュー(感想・評価)
怪物の正体
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怪物の正体が誰なのか?は、鑑賞した各個人に依って異なるのであろう。
私は、事なかれ主義の世間と、事なかれ主義の個人、それとそれを取り巻く嘘だということだと感じました。
この映画は、3人の主観が少しだけ異なる時間軸で描かれています。
①主人公である、小学5年生の息子のお母さん
②小学校の先生、
③最後は小学5年生の息子さん。
怪物は、小学校のイジメっ子同級生、学校を守り嘘を突き通す校長、それと母に嘘をついてしまう主人公。
①のラストシーンから少しだけ先が②のラストシーン、②のラストシーンの少しだけ先が③のラストシーンでした。
但し、②のラストシーンが正しい時間軸だとすれば、③のラストシーンにならないため、③のラストシーンは別の世界なのかもしれない、と感じました。
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