「誰が怪物だったのか。」怪物 おおとろさんの映画レビュー(感想・評価)
誰が怪物だったのか。
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皆さんのレビューで分かりやすい解説がいくつか載っていたので、私はこの作品の題名について考えたことを述べたいと思う。
羅生門スタイルで進んでいく物語だが、はじめの母親視点では、教師側が怪物に見えた。
そして、後半教師側の視点となると、母親側、もしくは子供が怪物かもしれないと視える。
結局のところ母親も子供も担任も怪物ではないと分かったのだが、では誰が怪物だったのか。
それはこの映画を視ている我々こそなんじゃないだろうか。
演出一つで対象を怪物だと思い込む…
少なくとも私はその怪物のひとりになってしまった。
今後のものの見方について一面だけみて結論づけるのは怖いと感じた。
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NOBUさんのコメント
2023年6月15日
今晩は。
コメント、ありがとうございます。
今作はイロイロな見方が有るとは思いますが、当方のレビューに共感頂けるのは有難き限りです。では。これからも宜しくお願いいたします。返信は不要ですよ。