「真実という名の怪物」怪物 joeさんの映画レビュー(感想・評価)
真実という名の怪物
あの美しい湖も、おだやかな湖面の下は、深く深く、藻が絡み、水流が渦を巻いているかもしれない。外から見てるだけでは何も分からない。
そして人は、あのカードゲームのように、自分が何物なのか実はまったく見えていない。
そして私たちは、母親の視点、担任教師の視点、
子ども二人の視点から真実を分かったつもりになっている。でも、校長の視点、教頭の視点、一年生の時の担任教師の視点、猫の死骸を見つけた女の子の視点を加えれば、真実は別の様相を呈してくるかも。
真実という名の巨大な怪物はいつも私たちの前に立ちはだかる。
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