散歩屋ケンちゃんのレビュー・感想・評価
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オブライト級の投げっぱなしジャーマン!!
ちょいと縁があって観てきました あらすじは30年前に父親に捨てられた過去を持つ中年の洗濯屋ケンちゃんが飲み屋のママの頼みで犬の散歩をする事になり次第に周囲の人々と…的な感じ 石田親子が主演であり親子ものとくればちょっと期待するのも無理はない 実際途中はアレっ?思ったよりいい話かも いろいろ詰め込んでくるねぇ😃 ってかなり好印象だったんだけど… いろんなものをぶん投げるが如き展開は衝撃!! 俺くらいのマニアじゃないと受け身はとれないね(笑) でも人生なんてちゃんとした結末かなんて最後までわかんないからなぁ…なんて勝手に結論づけました でもやっぱりスッキリしないね よかった点はビッグ錠先生 スーパー食いしん坊ファン的には売店でデキらぁめんが買えただけで大満足 キャラ的には某キャラ妹のドヤ顔がお気に入り
石田親子初共演との話題もあり、実際の親子関係とオーバーラップも感じ...
石田親子初共演との話題もあり、実際の親子関係とオーバーラップも感じつつ 銚子の情景と人情が素敵なBGMで包み込んでくれました♫ 気の利いたギャグもあり 流石エンタメを掲げる銚子電鉄! 100周年の記念映画の意味は特にラストで感じさせられました! 人々の「想い」を原動力に走り続け 「絶対にあきめない心」と「ありがとう」で地元に愛され続けてきた銚電・・・ 親子の絆だけでなく 四世代が紡ぐ 時の物語なんですネ☆★ 凄い感動というよりも、ほのぼのと感動させてくれる超C級迷作品です!
親子愛に感動しました
初上映会に参加しました。内容は自主制作映画のノリで、ユルい学芸会的な雰囲気もあるのですが、それでも石田純一・いしだ壱成親子の共演シーンには、思わず涙が出てきてしまいました。基本コメディながら、ラストの方は背筋が凍る場面もあるので、どんでん返しが好きな方には、おすすめしたいですね。
タイトル:天職はいつまでも未完(orange)のまま
人生も折り返しの近いであろう40代~50代、古来の40代は「不惑」50代は「知命」などと言われたものですが、いやもうそんな古くさいのは辞めて自分の物差しで勝手に生きましょうという現代。その無責任のツケを払わされる子供も居れば、自分は何者にも成れなかったなぁと悩む世代を最近では「思秋期」と呼んだりもするんだそうで。 ケンちゃんを観ていると、そんな世間知を吹っ飛ばしてくれるような明るさに救われる気がしました。そりゃあ悩みもあれば苦衷もある中で、それを笑い飛ばしてヒリヒリするような現実をギリギリ生きている。そのなかで挑戦し続けるケンちゃんを見守る周囲のあたたかさが沁みます。父が子を語り、子が父を語り、それを孫が、曾孫がと続く4代の物語は、百周年を迎えた銚子電鉄さんの応援映画にふさわしいエールと僕は受け取りました。 もちろん、寺井監督や竹本社長の繰り出す駄洒落や小ネタが散りばめられているところも見所の一つですが、鑑賞後の素直な感想としては、ほのぼの観られた映画だったと思います。 「父の背中を見て育つ」「父を越えていけ」「父の背中が小さく見えた」など、とかく『男子たるモノ"偉大(かどうかは人によるが)にして身近な先人"という壁を越えるのが成人の証』などと言われ、「汝、今生で何を成すか?」と問われ続け、未だに見つけられないで居る窮屈極まりない現在40代後半世代からの感想です。 そんな意味で、天職はいつまでも未完のまま(A Lifework Orange)、というサブタイトルもお見事です。
父親と息子との「絆」
「母親」と息子の関係は比較的表現しやすいと思われますが、表現が難しい「父親」との関係。それを周囲の人たちとの関係性の中から描き出すところに、この映画の魅力を私は感じました。しかも、それを演じるのがいしだ壱成さん・石田純一さん。「うぅ~ん深い、もぅ1回」と複数回見たくなる映画です。
壮大な前振りと最後の演出が必見
小ネタが詰め込み過ぎで、お腹いっぱいになりかけた際に訪れる大オチからの、エンドロールに続く演出はこれまでに無かった斬新さで秀逸。
思わず涙を溢してしまいました。
ラストシーンでの挿入歌が素晴らしいです。
ほろ苦くも、元気が出る映画
父と生き別れになったケンちゃん。定職に就かずクリーニング業、ガチャポン管理人などやりながら散歩屋稼業を始める。散歩屋は、犬の散歩から引きこもりの青年、お年寄りなど様々な境遇の人たちに寄り添って散歩をする。ある散歩依頼者からの頼みに奔走するケンちゃんだが… 淡々進む展開の中で、一瞬一瞬見え隠れする中親子愛について考えさせられる。ジメジメする事なくクスッと笑えるシーンが重なり元気を貰えたりする。 観ている側が、「こんな人いるな」「わたしの父親をみているようだ」「今のオレだな」とか、共鳴する箇所がいくつも出て楽しめる作品。一見の価値はあると思う。
愛に溢れた名作
私は父に捨てられた経験を持っていますので、
ケンちゃんのように父に憎む思いを持ちつつも、
父と仲良く過ごした少しの時間を忘れられないという、複雑な思いを共感できます。
映画を観ながら、私の父を思い出し、「もう一度会いたい」「もっと話しておきたかった」という思いが溢れてきました。
「ひきこもりの思い」「犯罪被害遺族の思い」「父に捨てられた子の思い」「子供を捨ててしまった親の思い」・・・など、心に傷を負った人に寄り添う作品だと思います。
父の死をきっかけに引きこもりになった翔太くんを励まそうと「指名手配ガチャ」を開発したケンちゃんの振る舞い。
ケンちゃんに後悔させないように、危篤の父に会うことを勧めるバーのママや紙芝居師さんの振る舞いなど、
心に傷を負った人を励ます演技がジーンと心にしみました。
またちょいちょい出てくる、コウガさんの迫力の演技やSEKIDAIさんの渾身の演技も見応えがありました。
さらに、指名手配ガチャの写真をみて「イケメン」という女子高校生のむちゃくちゃな発言は、ある意味、ええんか!とドキドキしました。
いや〜。私は心がぐるぐる揺さぶられる映画でしたが、みなさんはどう評価するのでしょうか。
まさかの本業洗濯屋w
小学生の頃に父親が出て行って以来疎遠になったケンちゃんが父親を想う話。 クリーニングに証明写真にガチャガチャにと店舗を構えて何屋だか良くわからない状態のケンちゃんが、知り合いの飲み屋のママさんから犬の散歩や亀の散歩を頼まれて散歩屋を始めて巻き起こっていくストーリー。 かなり雑なつくりでストーリーなんかは取ってつけた様なものだけど、親子揃って自虐ネタをカマしてくれたり、訳のわからないガチャガチャだったりと小ネタがくだらな過ぎてニヤけどころが結構ある感じ。 ヒッキー君の言ってることも指名手配になっているなら警察はちゃんと対応していると思いますけど?と訳分からずw そしてオチはまさかの展開、からのあーそういうヤツw まあ真剣に見入る様な作品じゃなく銚子電鉄応援の企画ものということで。
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