散歩屋ケンちゃん

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散歩屋ケンちゃん

解説

いしだ壱成と石田純一が父子共演し、銚子の街を舞台に父と息子の再生を描く物語。千葉県銚子市のローカル鉄道・銚子電気鉄道(銚子電鉄)が製作した映画「電車を止めるな! のろいの6.4km」で企画・原作・プロデューサーなどを務めた寺井広樹が今度は自らメガホンを取り、銚子電鉄の100周年を応援するために企画・製作した。

定職に就かず「何でも屋」として働くケンちゃんは、ひょんなことから「散歩屋」をはじめる。それは、お年寄りや引きこもりの人など支援が必要な人々と、時には犬を連れて一緒に歩くという仕事だった。さまざまな事情を抱えた、一癖も二癖もあるお客たちと出会うなかで、ケンちゃんは生き別れた父への思いを募らせる。そして、ある出来事をきっかけに、ケンちゃんは父への思いと向き合うことになる。

主人公ケンちゃんをいしだ壱成、ケンちゃんの父を石田純一が演じ、漫画家のビッグ錠、フォークシンガーの友川カズキ、コラムニストの辛酸なめ子、俳優の佐伯日菜子、「ミスマガジン2022」グランプリの瑚々ら個性的なキャストが顔をそろえる。

2023年製作/76分/G/日本
配給:たきびファクトリー
劇場公開日:2023年7月7日

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映画レビュー

4.5ちょっと不思議な迷子の散歩道。

2024年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

萌える

ケンちゃんはとても愛嬌のある、ズシリとした存在感の狂言回しで、それを取り巻く人たちが適度な距離感を保ちつつ、一癖あり気を漂わせていて。
小津安二郎やカウリスマキの世界に昭和をブレンドしたような。それが私の感想でした。

脇役の方、カメさんの名演?また、似顔絵を描く鉄道アイドル?の瑚々さん、自分で描かれたとか!すごい!
あと、ヒキコモリの方、髭剃りはサボっても、きっと自室で筋トレとかされてたのでしょうね。ヒキコにしてはお元気そうなwww

ポスターからのイメージ、そして「石田親子初共演」「散歩屋」というワードから、ホコホコと心が温まるスープなような作品を予想していたのですが・・・
いい意味で、裏切られたというか。
既視感のある、見覚えのあるような小道に入ったつもりが、とこか日常とズレている世界に通じていた、みたいな。そして、その「ズレ」もまた既視感のあるような感じ。
もう一度見られたら、伏線を意識しつつ各エピソードのバックグラウンドを想像したりして、グッとくるかも。

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真路

5.0予想以上に面白い

2023年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

出演されているビッグ錠先生のファンという理由から鑑賞しました。
石田親子が初共演という話題性があるものの、観るまでは正直あまり期待をしていませんでした。
鑑賞後、正直な感想としては《予想以上に面白かった》です。
主演のいしだ壱成さんはもちろんのこと、しっかりと脇を固めるキャストの方々も安定感のある演技で違和感がなく、<ミスマガジン2022グランプリ>瑚々さんの演技も初々しく可愛かったです(この作品で瑚々さんを知れて良かった)。
ミスリードを誘う演出や思わず感傷的なる場面、最後のオチ、意外性のあるストーリと作品の持つ不思議な魅力にどっぷりとハマりました。繰り返し何度でも観たくなる作品だと思います。

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サルマネー

5.0主人公の周りの人々がステキ♪

2023年8月20日
スマートフォンから投稿

楽しい

怖い

幸せ

主人公のケンちゃんは結構不真面目ですが、周りの人たちのあたたかさというか、地域愛というか、そういう細かいところまでも作り込まれているのがステキな作品です♪

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makomi113

4.0日常喜劇?

2023年8月17日
スマートフォンから投稿

泣ける

笑える

けんちゃんの周囲に集まる人たちからけんちゃん自身の人間性も垣間見える人間ドラマで面白かったです♬
行くたびにいろんな登場人物の視点から楽しめそうでいろんな発見があり、見れば見るほど味が出そうな作品です!

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せいご
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