ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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そんなかね俺はビミョーだね
いやぁね海外で受けたかったんだねって感じの映画だったね
東京大空襲で爆撃されてスラム街ですゴミと浮浪者ばっかですなんて戦争ってひどい
って感じだよね
そもそも空襲で燃やされてなんであんなゴミが残ってるのか
しかもあれ空襲って3月10日頃ですよ
舞台12月ですよあれ
日本人は何してるんだって話ですよ
零戦乗りで実践経験はないけど優秀なパイロットです
いきなり震電でびゅんびゅん飛んでゴジラ威嚇ですか
できるかって話ですよ
速度も旋回もあまりに違うぜあれ
ミリオタからしたら違和感しかねえ
こんなの普通の人からしたらなんも思わないのだろうけど俺はちょっと架空の話過ぎてフィクションが過ぎたね
ほんと昔のハリウッドが作った日本の戦国武将みたいな
それにゴジラ
みんな怖い怖い言ってるけど予告で流れた家の奴の方がまだ怖かったよ
なにあれ
ドキドキが無ければ絶望もない
このゴジラなんと皮膚修復できます怖いでしょ
いやいや機雷一つでダメージ喰いすぎでしょが勝つだろ
嘘だろだよゴジラの威厳どこだよって感じ
高尾の主砲でほんとに少しけがして修復ならわかりますが
追いかけられてるシーンもうちょっと近づかれて船が沈没もうちょっとで噛まれるくらいまで行っていいと思うけどムズイのかなぁ
怖くなかったねぇ
あとは伏線つまらなすぎでしょ
ストーリー単調ほんと単調だし
一人も死なせないって言って一人でも死んだらゴジラの勝ちじゃねぇか
絶対みんな生き残るやんけ
まあ映画としてはすごかったとは思いますが
アカデミーもとれたしね
でも面白いかって言われたら面白くはなかったですね
リアルじゃなさすぎた
僕はタイプじゃなかったです
追記あと怖いと恐いどっちが正しいの?
予想以上!
受賞の様子をTVで見て観てきた。これまでのゴジラの中で一番面白かった。
IMAXシアターで観たから迫力も凄くてより楽しめたのかも。ストーリーも演出も押し付けがましくなくてわかりやすい。敬礼のシーンでは心で敬礼してしまった。映像は本当に素晴らしくて久しぶりに邦画もいいなぁ!って思った。ただ、唯一神木くんが……山田くんと入れ替わってくれてたらな〜なんて思ってしまった。どんな窮地でも号泣出来ない俳優さんって何なの?と何度も気になった。主人公として物足りなかったかな。でもアホ程俳優さんが出演してたゴジラより少数精鋭で良かった。
あと、最後の最後にエンドロールでいいから2人の結婚してる姿を見たかったなぁ!!
ラストのまとめが素晴らしい
映像はもちろん素晴らしく、ゴジラが強すぎる絶望感がよく伝わった。
ストーリーも良く、神木くんのモヤモヤを生きたまま解決したし、浜辺さんが生きてたのも、なんとなく想像できたけど、とりあえずハッピーエンドでまとめてくれて、後味良かった。
アカデミー賞VFXノミネートしたので映画館で
記念に見に行きました。
ゴジラはシンに続いて2作目の視聴の新参者ですが…。
自分はあまりゴジラに縁がないので、あまりライド出来ないだろうと思いつつも見に行き、
やはり内容的にはノれなかったなという印象
導入パートでは、現代人の考えた戦後像みたいなものが少々わざとらしく、あまり入り込めなかった。もうちょっと泥臭くしてもらったほうがノれたかなぁと思う。
重巡洋艦が主砲ぶっ放してるのに何で甲板に人いるの…?w
甲板にいたら主砲の衝撃で一生直らない障害負うと思うんだけど…w
(大和とかの戦艦の主砲は甲板にいたら肉片になるくらいの衝撃があるらしいし)
ゴジラ浮上させるの早すぎない?w
漁船で引っ張るパートいる…?
最後に何故敬礼…?
雰囲気で敬礼するのやめて…w
などなど、度々気になるシナリオや演出が多く、
終始集中が途切れるところがあった印象です。
とはいえ、VFXはやっと違和感なく見られるレベルになったんだなと、
安心して見ることができました。
ゴジラのブレスも、渾身の演出という感じで、
これがやりたかったんだなと納得の出来でした。
これが見られただけでも価値はあったのではないかと思います。
巷ではゴジラ可愛い説みたいなのを見てましたが、納得する部分はありました。
つぶらな瞳でぷかぷかしてるからね。仕方ないねw
こんなシーンがあれば・・・
銀座で敷島と典子が出会うシーンが唐突すぎて違和感を感じている人が多いと思います。
これは予算の都合なのか、上映時間の都合なのか・・・
もし二人が出会う前に敷島が必死になって典子を探すシーンが、あれば唐突感はなくなると思います。
さらに敷島と典子が出会った時は、ハグをするのも良いと思います。これで二人が愛し合っていることが明確になります。
その後、典子が吹き飛ばされ、敷島が絶望するシーンでの感情移入が深くなると思います。
本作は大ヒットしたことだし、東宝も山崎監督へのご褒美としてお金を出して追加撮影をしてくれないでしょうか。
そして、その映像をディレクターカットとして上映、販売してほしいです。
目ガン決まり作品
私はあまりファンタジー作品を好んで見ることがなく、今までのゴジラシリーズも見たことがありませんでした。なのでゴジラという作品にはでかくて黒い怪物のゴジラがでてくるくらいの知識しかなく想像ができませんでした。予告を見てみたら時代設定が戦後の日本ということで、戦争映画をよくみる自分にとっては戦後とゴジラでどんな作品ができるのだろうととても興味がわいたので映画館へ足を運びました。映画が始まると冒頭からゴジラが故障した戦闘機の修理場付近の海へ出現。おおとんでもねえ迫力だなとまず恐怖と驚きでした。そこで神木隆之介演じる敷島がゴジラに対して攻撃をすることができず仲間が死んでしまうところから物語が始まります。
ただの怪物と戦う話だと思っていたのにそれと並行に、特攻、ゴジラへの攻撃から逃げた自分を責め続ける敷島が戦中行く場所がなかった典子(浜辺美波)と孤児のあきことの出会いやゴジラを倒すための仲間との団結などのサイドストーリーがありとても感情移入しながら自分もゴジラを倒すんだ!と思い見ていました。ゴジラを倒す作戦の中でのヒューマンストーリーも感動しましたが、とにかくゴジラがすごすぎる。何度もゴジラが現れ、とくに銀座を襲撃したシーンはとてつもない絶望感で、戦後すべてを失い0になった日本をさらに恐怖に陥れマイナスにしていく、それがものすごく伝わってきました。映像の技術がすごすぎて臨場感がたまらなく始終ドキドキしました。アクション映画はいくつも見てきましたが、今までで一番迫力を受けたのではないかなと思います。しかもずっとアドレナリンが止まりません。戦闘機の臨場感やゴジラに攻撃をするときの緊迫感がすごく、最後のゴジラを倒す作戦の間、私は身を乗り出して手を握りしめ、目をかっぴらいていました。文字では表せないほどの迫力で興奮しっぱなしです。最後には感動で自然と涙が出ていました。現実ではありえない生物と戦争に使われた兵器が戦うということがこんなにも違和感なく入り込めるなんてすごすぎる。監督に脱帽です。
監督が誰かなんて知らなかったので調べてみたら、永遠のゼロやアルキメデスの大戦と同じ監督だったのですね。納得です。永遠のゼロは私の大好きな作品ですし、アルキメデスの大戦も冒頭の戦艦が沈没するシーンがとても記憶に残っています。戦闘機や艦隊などの演出だけではなく、ドラマ部分も素晴らしい話を創る本当に天才なんだなと感じました。これを機にゴジラに興味がわいたので山崎監督以外のゴジラを見てみようと思います。
ps.喪中の時の山田裕貴めっちゃかっこいい
永遠の0とか好きな人は泣けるはず(というか同じ監督)
ゴジラ本当に良かった!普段のゴジラと毛色が違ってゴジラを格好いいものではなく恐怖の対称として描かれてたのが好き
戦争を1人だけ生きた主人公が、悔恨を抱えつつ新たな人生歩んで行こうとした矢先、ゴジラが全部壊していく所とか絶望〜
ずっと泣いてたし(感動の方でね)観て損無いす
以下 ネタバレ と感想
特攻兵だった主人公が戦争で1人だけ生き残ってしまう1人だけ戦わなかった自責の念と新しい生活を歩もうとする狭間、亡くなった仲間たちの写真を見て「もう忘れてもいいのかな」と呟くも、銀座にゴジラ襲撃、妻を失ってしまう「俺の戦争はまだ終わっていない」と呟くシーンがとても印象に残ってます
私自身、もう死んでしまいたいと思うことは多く、生きなくちゃいけないという言葉が刺さりました。
東京空襲で子供と父を亡くしたお母さんが、1人戦わずして帰ってきた主人公を責める、日常的に主人公に嫌味を言う嫌なやつだった。が赤ん坊の存在を聞いて次のシーンではあやしてそして自分の数少ない金を子供のためにと渡す、自分の家が壊れているのにも関わらず。このシーンも大好きだ、余裕がに無いのにも関わらず、まだ母性を失わず、その子の為に行動できる短いが印象深いシーン
ワンダー典子
特攻崩れの敷島の思い悩む様子に比べて、典子のなんとたくましいことか。戦争孤児を育てあげ、銀座で就職し独り立ち、電車内に宙吊りにされて落下しても無傷で、爆風のなか敷島をかばって行方不明。そしてラストは。ゴジラの逆襲のように昭和の映画なら敷島がゴジラに特攻し、夕日に向かってありがとう敷島と皆が敬礼して終。といったストーリーになったことだろう。でも作戦中死者はゼロ。令和のゴジラはこうあるべきなのだろう。特撮?の海戦は見どころで、ゴジラも生々しく猛々しい。あのゴジラのマーチにもゾクゾクした。
水中立位姿勢!
モンスターものとかヒーローものは、時代とともに、より自然に見えるように格段に進歩しているといつも感じる。今回もゴジラの動きが、ジュラシックパークの恐竜のようになっていて、より生物らしくみえるのは良かったし、時代考証された乗り物や、終戦後の東京の様子もこだわりがあって違和感なく観られたのだが、相模湾の1番深い場所でのゴジラの水中立位姿勢は、どう考えても違和感がある。もちろん最終作戦のためには胴体にボンベを巻きつけなければならないから、立位でないと無理があるのかもしれないけど、臍付近まで水から飛び出しているのは流石にどうか。せっかく細部にまでこだわっているのに勿体無いと私は思いました。
山崎貴が描きたいのは、物語ではなくシーンとアイテム
山崎貴監督の作品は『鎌倉ものがたり』を観た際に「なんて下品な作品を作る人だ」と感じ、性に合わないと判断しているので、普段は避けています。
ただ今回は大好きなゴジラだし、周りの友人が「良かった」と言ってたので鑑賞。
うん、事前に想像してたよりは良かったです。
●良かった点
・ゴジラの造形が格好良かった
・第二次世界大戦の戦時中 → 戦後の時代設定が秀逸
・CGが良く出来ている
●悪かった点
・生き残った者が苦悩しながらも生にしがみついて戦う様が本作のテーマなのに、ラストシーン、死んだはずのヒロインが「G細胞のお陰でじつは生きてました」と、目先の軽い感動を取りに行きたいがための理由で生き返ってた。映画通して長々と語ってたテーマを、最後の最後でひっくり返すとは。どんでん返しとかではなく、これはドッチラケ。
・感動させたいシーン、魅せたいシーンが点として複数存在し、物語はその点を繋ぎ合わせるだけの役目(普通は逆)。そのため、キャラクターの言動理由が取って付けたようなものばかりで、結果、物語に深みが無い。
そもそも山崎貴という方は、CGやVFX畑の出身者なので「見せたいシーン・場面」をまず考える方なんでしょうね。物語や感情の起伏なんてのは二の次。見栄えが良く、それっぽい感動を届けられるシーンがあれば、多少の破綻は気にしないという感じ。
パンフレット記載のインタビューで監督が「高雄と震電を出したかった」と仰っていたのですが、高雄と震電がゴジラと何故戦うのかの理由は特に無く、出したかったから出てるだけなんですよね。この一文を読んだときに、私が山崎監督映画に対して「下品だ」と感じた答えを見た気がしました。
逆に言うと、西武園ゆうえんちの『ゴジラ ザ・ライド』みたいに、迫力だけを求められる物語性の無いアトラクション映像を作る分にはめっちゃ有能な方なんだと思います。
何故敷島だ主人公なのか
何故敷島だ主人公なのか、敷島が居なくても呉爾羅は大戸島の守備隊基地の兵員を殺略したし、日本に来て銀座は破壊された、 このことを考えると予告で言っていた「その怪物は許してくれない」の意味が変わってくる 敷島は、自分が取らなかった行動により虐殺された大戸島の守備隊の怨念が自分を殺しに来たと思ったのではないだろうか、だからその怪物の体も大きくなりより凶暴になって自分の前に現れた、だから敷島は主人公になりえた 本編の中で典子が吹っ飛ばされた後の葬儀の時に大戸島の守備隊基地の兵員の写真を手に取り「許してもらえないんですね」とつぶやく 敷島から見た銀座に現れたゴジラは大戸島の守備隊の怨念が乗り移って自分を殺しに来た怪物と思っていた証左だと思う、 敷島が主人公になったのはこの思い込みが全てなのだと思うと、典子が死んだのも自分が生きているせいだと、大戸島の呉爾羅が襲撃する時間を戻したかった、だから橘を引き入れた!「許してもらえないんですね」この思いに白黒を見て気が付いた。
轟音 なかなかの迫力
初めてのゴジラ。轟音で見たのだけど、なかなかの迫力。
戦後の混乱期では身も心も限界で余裕ないんだなって思った。
そんな所からようやく復興仕掛けたところに、なんでゴジラが来るのよ! アメリカに行けよ!
って映画を見終わって思ったよ。
8割が人間ドラマ。昔の東京の街並みに懐かしさ。
一言で言えばとても良かった。
浜辺美波さんは、こんなに演技が上手かったんだ(または上手くなったんだ)と感動した。神木龍之介さんや安藤サクラさん、青木崇高さんの演技も安定していた、
戦後の日本を舞台にしている所は、三丁目の夕日と通じるところがあって、時代背景は当時の日本そのまま、復興に向けて、みんなが必死になって生きる姿は監督の思いとしてきっと描きたいのだろう。銀座、有楽町に日劇があった時代は懐かしさを覚える人もまだいるでしょう。
そんな東京を、そんな頑張って生きている人々を無慈悲に破壊するゴジラを一致団結して倒そうとする市民の姿は、日本人の団結する姿でもあります。
最後があのような形で終わるのは、予定調和の範囲内ですが見た後に清々しさを感じられるという点ではとても良いと思います。そして続編を推察させるエンディングもこれだけの作品ですので悪くはないと思います。
ゴジラ -1.0=ウルトラマン+永遠のゼロ
SFなので細かいところは良いとして、本作のようにゴジラのような怪獣が出てくると、そのうちウルトラマンも登場して成敗してくれる!、というイメージがあるのだが、本作では出てこない。当たり前だけど。代わりに、永遠のゼロ??とも言うべき特攻隊崩れの主人公が絡んで、成敗に向かう、という展開。画像クオリティも高いし、もちろん音響効果も素晴らしい。某オタクおじさんYOUTUBERが「今年度No1!」と推すだけのことはある、芸術性高い大人の娯楽作品だと思いました。小学生にはちょっと怖いだろうなぁ。
大事なのは大義よりも命
ゴリゴリの怪獣映画かと思いきや、人間ドラマに比重の置かれた構成で、しっかりメッセージ性もあって、過去シリーズ含めゴジラ未鑑賞の自分でもちゃんと入り込めましたし、脚本も日本映画らしくよく練られていて面白かったです。
また、海外ウケの良さそうな展開で海外でもヒットしている理由がよく分かります。CGも細部まで丁寧に作りこまれ、ハリウッド映画と比較しても遜色ない仕上がりで、音響含め終始ゴジラの迫力に圧倒されました。
以下ネタバレ。
主人公の敷島は特攻隊員でありながら機体の故障だと偽って逃げ帰り、さらに機体の修理を依頼した島でも、遭遇したゴジラに怯んで攻撃を逡巡し、仲間を見殺しにしてしまいます。
戦争が終結し、生きて無事本土に帰還した敷島ですが、自身の不甲斐なさと罪悪感に苛まれ、自分を責め葛藤する日々を送ります。さらに度々、夢に出ては思い出すゴジラの恐怖。
そんな敷島ですが、偶然出会った典子やその連れ子である明子と疑似家族のような共同生活が始まり、高収入で安定した職にも就いて徐々に落ち着きのある生活を取り戻していきます。
そんななか再び訪れた悪夢。ゴジラが東京に襲来し、敷島を助けようとした典子は爆風に巻き込まれ、消息不明となります。そして、悲しみに暮れる敷島は元軍人で構成されたゴジラ退治の民兵組織に参加することとなります。
戦艦の大砲をもろともしない頑丈な装甲を持ち、傷を負ってもすぐに再生。さらに放射熱線という強力な兵器を備えたゴジラ。そこに立ち向かうのは敗戦直後で、大半の兵器と将兵を失った日本の民兵組織。
あまりに無謀な戦いで、強大な米軍に弱小戦力で挑んだ日本という太平洋戦争の構図とも重なりますが、そんな戦いでも民兵組織は生きて帰還することを望みます。
劇中『この国は人の命を粗末にしすぎた』という指揮官の台詞が出てきますが、この映画を通して訴えたかったのは、未来ある若者に玉砕を命じ、捨て石のように扱った過去の日本軍に対するアンチテーゼであり、『大義なんかのために自分の命を無駄にするな。自分の命を大事にすることは決して否定されることでも、恥ずべき事でもない』ということなのかなと。
結局、民兵組織によるゴジラ討伐作戦は失敗するのですが、敷島は自らの飛行機をゴジラの弱点である口内に突っ込ませることで見事、ゴジラ退治に成功します。また、敷島も衝突寸前に脱出ポットから脱出し、生きて帰還することに成功します。こうして敷島は特攻から逃げ、島で仲間を見殺しにした自らの戦争に終止符を打ちます。
人間ドラマと怪獣映画を両立させるには少々時間が足りないのか、人物や心理描写の掘り下げがやや甘かったり、ストーリーの整合性に違和感を感じる場面もあるにはありますが、全体的には採点通り面白かったです。
満員でした
なかなか鑑賞する時間がなくようやく今日見てきました。一日一本上映になっていたので空いているかと思いきや、ほぼ満席でした。
最後はみんな無事で良かったというエンディングでしたけど、やや無理があるような気がしましたので4点。
原点をリアルタイムで見た世代ではないのですが、畏怖の対象としてのゴ...
原点をリアルタイムで見た世代ではないのですが、畏怖の対象としてのゴジラは、庵野さんのも含め、別格にカッコいいです。
今回の時代設定も、新鮮でした。人間模様も良かった?です。敷島と典子さんのやり取りは、特に。本当の戦地に行かれた方達の心のキズは、計り知れないです。
ゴジラ映画の感想とは思えないですが、色々な設定含め、面白かったです。
最後に敷島が生き残るのは、橘が震電のシートを触っていた所で、分かっちゃいましたけど😅
これは映画で見たほうがいい
理屈なく面白い映画だった。感情が何度も揺さぶられたのがその証拠。原爆の要素をしっかり取り入れてエンタメに昇華している。見る人に視覚的に訴えるもいいバランスだと思った。見終わったあとにゴジラよりも痣のシーンが一番印象に残ってます。海神作戦も限られたリソースで必死に繋げていく様は映画ならではでよかった。最後に、轟音シアターは初だがこれもよかった。
怪獣映画だけじゃない!?
ゴジラ映画としての出来は様々なレビューや結果からもとても素晴らしい作品です。
それとは別に海戦映画として見ても非常に素晴らしい作品だと思います!
重巡高雄や雪風他駆逐艦の細部のデティールも秀逸ですがその艦達があれほどヌルヌル動く(褒め言葉)日本映画として見ても珍しい作品だと思います。
凄く面白かった!……それだけに-1.0点!!
ゴジラシリーズ9割方観賞済み。
山崎貴監督作も8割方観賞済み。
好きな山崎監督作は『バラッド』と『ヤマト』
本作も予告発表以来公開を楽しみに待ちつつ、公開初日に観賞。
結果ドハマりし、現在までモノクロ版含め6回観賞しました。
それほどまでに本作は面白く魅力的であり、それは興収と海外公開での高評価が証明していると言えるでしょう。
第二次大戦敗戦直後の日本にゴジラが現れ、元特攻隊の主人公が、なけなしの戦力や船や幻の飛行機を駆使してこれに立ち向かうと言うアイディアを、2020年代のVFX技術を駆使し、キャスト陣の熱演と共に大迫力の映像化を成し遂げたことは、ただもう素晴らしかったとしか言いようがなく、間違いなく全ゴジラシリーズの中でも5指に入る傑作と言って間違いありません。
中でも、独創性と説得力と時代設定と映像栄えと主役の活躍という条件を全て満たした『海神作戦』は見事としか言いようがありません。
……しかしながら、一部の方々の本作の感想でも散見されるように、VFXを駆使したゴジラや艦船パートに比して、キャラのみで繰り広げられるドラマパートに対し見過ごせないレベルの引っかかりを覚えたこともまた、他が素晴らしかったがゆえに気になるのも事実です。
セリフや演技が大仰で棒読みとの意見も散見されますが、自分的にはキャスト陣の他作品での功績を鑑みるに、ドラマパートの演出や脚本に要因がある気がしております。
中でも特に自分が気になったのは二点。
◆〈敷島のキャラ造形と特攻に対するスタンス〉
◆〈ゴジラ銀座襲撃前の一晩〉
……です。
まず◆〈敷島の特攻に対するスタンスとキャラ造形〉についてですが、映画冒頭でゼロ戦から降りた敷島の橘との会話などの様子を見る限り、彼は極めて冷静で自覚的・確信犯的に“特攻”を拒否し、大戸島に降り立ったものと受け取れます(少なくとも自分には)。
あの滑走路に爆装したままのゼロ戦ですんなり降りたてたことからもそれは伺えます。
ということは同時に敷島という人物が、あの時代にしてはとても先進的な価値観の元、冷静かつ打算的な判断力を持って、仲間と共に挑んであろう特攻より生を選び、その結果を覚悟して行動している人物というような印象を受けます。
……この敷島のキャラ造形が自分には納得がいかなかったというか、そういうキャラにした脚本上の利点が見えない判断であったように自分には思えてならないのです。
もしも冷静に確信犯的に特攻を拒否するような人間ならば、後の呉爾羅に大戸島守備隊が襲われた際にゼロ戦の機銃を撃てなかった理由が『恐怖のあまり撃てなかった』から『撃ったら呉爾羅を怒らせて自分が死ぬから』ではなかったのか? という疑念が芽生えてしまいます。
特攻を冷静にボイコットできる男なのですから、その判断はあり得る話ですし、怖かったのと生き残る為の両方で撃たなかったのもありえるでしょう。
実際、敷島は呉爾羅襲撃後の夜明けに、大戸島守備隊の亡骸を前にしてもただ茫然とするだけで、撃たなかった(無駄であったとしても)ことで死んだ者への謝罪の一言もありませんでした。
自分はこれらの映画冒頭の描写から、敷島は生きる為にそういう冷静な判断ができる人間と認識したのです。
仮にその通りであったとして、あの時代あの社会あの年代でその決心に至るには、それなりのバックボーンというか理由の描写が必要な気がしますが、映画を見る限り、それは母から生きて帰えれ云々(その内容で当時検閲は通るのかな?)という内容の手紙を受け取ったから……という描写に僅かに特攻拒否の理由が伺えるのみで、実際のところは明確ではありません。
とはいえ、敷島がもし母からの手紙で特攻をボイコットしたならば、終戦後に東京の実家に帰還し、両親が死亡していることを知った際のリアクションは、もっと激しいものであるべきだと感じてしまいます。
母と父と生きて再会する為に、社会全体が後押しし、仲間と共に挑んだ特攻をボイコットした意義が無くなったのですから……。
しかし母の手紙と両親の死へのリアクションは描写こそされたものの、そこまで激しいとは言えないものでした。
そこから話は進み、敷島はノリコとアキコと出会い暮らしていくわけですが……。
ここでの敷島は、あのボロ屋内に赤ん坊のアキコがいるにも関わらず、一度ならず大声でノリコと口論したりしています。
普通のドラマでは、赤ん坊が泣きだすシチュエーションです。
その口論に乗るノリコも大概ですが、ここでの敷島は感情の抑えが利かない人間に見えます。
さらに掃海艇では口を滑らせた小僧に『それ本気で言ってるのか?』と凄み……。
また敷島家の新築祝いの席では、アキコには「お前のとうちゃんじゃないぞ」と言い‥‥‥ノリコとの関係を揶揄した小僧に対し『黙れ!』と凄みます。
(ついでに『海神作戦』説明回での「それで絶対にゴジラを殺せるんですか!?」発言も)
これらは敷島の態度は、PTSDとサバイバーズギルドの描写として評価が高いようですが、特にPTSDとサバイバーズギルドに関する事前知識を持っておたず、作中でそれらの症状がなんたるかの説明が特にない状態で見た自分からしてみれば、敷島は控えめに言っても嫌なヤツという印象を受けます。
またPTSDでサバイバーズギルドあったとしても、敷島が自身の憤りをぶつけたノリコやアキコや掃海艇の面々は、敗戦後の焼け野原の東京で敷島と同等のPTSDとサバイバーズギルドたりえる経験をした人間達であり、敷島だけが溜め込んだ心の傷を吐きだして良いわけでないと感じました。
それに本作での敷島のPTSDは、描写を見る限りではあくまでゴジラ由来であり、戦争が原因とは言い難くあります。
‥‥‥と同時に、戦後のこれらの感情のコントロールが出来ていない敷島の描写は、前述した冒頭の大戸島での敷島の描写で自分が感じたような、この時代で特攻を確信犯的に拒否するだけの冷静さを持つ人間とは、齟齬があるということになります。
そもそも自分が勝手に抱いた敷島のイメージですし、人間とは多面的なものですし、変化もするものなのですが……自分が猛烈な違和感を覚えたのもまた事実です。
それはキャラに一貫性や整合性が無いとも言えるのですから‥‥‥。
なかでも、〈海神作戦〉説明会後の掃海艇メンバーとの居魚屋シーンで、敷島が艇長に言った「俺の戦争がまだ終わって無い」というセリフは、名演ではありましたがその内容には大いに違和感を覚えます。
確信犯的に特攻を拒否した時点で、戦争は敷島自ら終わらせているのですから。
それに、敷島のPTSDは作中描写を見る限りはゴジラが原因であり、戦争ではありません。
戦争のPTSDとゴジラのPTSDとを、意図的か偶発的か分かりませんが、ごっちゃに描いてそう見た者に受け取られるのは、あまり良い事では無い気がします。
そしてこれらの敷島という人物の違和感や齟齬をふくめた描写が、本作を面白くすることには特に寄与してはいないと感じたのです。
……というより、作中の吉岡秀隆さん演じるガクシャの言葉を借りるならば〈最適解〉ではなかったのではないか? と思うのです。
自分なりの結論から言えば……。
“敷島は確信犯的ではなく、単に死の恐怖により思わず特攻から逃げてきた人間にすべきだったんじゃね?”
と思えてならないのです。
特攻の為に離陸はしたものの、土壇場で死の恐怖から大戸島に逃げ込んだ敷島が、それを激しく後悔する中で呉爾羅と遭遇、やはり恐怖で機銃を撃てずに生き残り‥‥‥。
恐怖ゆえに特攻しなかった後悔とPTSDとサバイバーズギルドを抱えながらも、アキコとノリコと出会い、共に暮らすことで症状が癒されていく中、ゴジラと再び遭遇し、銀座でノリコを失ったことで、今度こそ特攻で自分の死をもってしてゴジラを殺そうと思った人間にした方が、余計な引っかかりもなく共感できると主人公足り得ると自分は思ったのです。
このキャラ造形ならば、戦後アキコとノリコと出会って以降の敷島の数々のPTSD関連の描写も、仕方がないと納得がいきます。
また、特攻するつもりはあっても恐怖で逃げたというこの設定でいけば、敷島の「俺の戦争はまだ終わって無い」発言も納得できます。
するつもりはあっても出来なかった特攻をやり遂げることで、自分の戦争が終わると思うのならば筋が通っているからです。
また『ゴジラ-1.0』の根幹的テーマが「生きて抗え」ならば、最初から〈特攻拒否して生きる〉を選択した人間が、クライマックスでやはり〈特攻せずに生きる〉を選ぶ話よりも‥‥‥。
恐怖から特攻できず、ずっと特攻すべきだった=〈死ぬべきだった〉と思っている人間が、戦後のノリコとアキコと澄子や掃海艇の面々との出会いから、クライマックスの土壇場で(生きる)を選んだ方がカタルシスがある気がするのです。
そしてもう一つの◆〈ゴジラ銀座襲撃前の一晩〉で気になった点についてはシンプルです。
掃海艇VSゴジラの後、ゴジラが東京に向かっていると把握しているにも関わらず、東京に帰宅しても、住民はもちろんノリコとアキコに避難を呼びかけるどころか一晩過ごしてノリコを仕事に行かせて(その結果失って)しまうのは、違和感どころではない物語進行に思えます。
ノリコとの一晩のドラマをたっぷりと描きたかったのならば、ゴジラとの遭遇直前の掃海艇でのクルーとの『また東京を火の海にしたくない』云々や、ゴジラ遭遇後、横須賀病院での政府批判を交えた『東京の住民を避難させましょう』の会話を無くした方が良かったのでは? と思えてならないのです。
これらの会話で〈東京〉と限定するのではなく〈関東の太平洋沿岸部〉にゴジラが向かっている程度に情報をボカしておいた方が良かった気がしてありません。
(自分的には件のノリコと敷島の会話は、掃海艇VSゴジラの直前に終わらせることで解決したいところですが)
その他‥‥‥。
◆澄子初登場時、アメリカをすっ飛ばしていきなり敷島に怒りをぶつけたこと。
◆掃海艇で呉爾羅について敷島が語った時、海中で暴れている巨大生物が陸上でも動けて大戸島守備隊を壊滅させたことに驚かない海神丸クルー。
◆掃海艇VSゴジラでの一度目の機雷爆発後、初めてゴジラの顔を真正面から間近で見ても、特にリアクションが無い敷島ふくむ海神丸クルー。
◆敷島は映画前半でノリコとアキコによってPTSDから救われてゆく描写をもっと増やした方が、銀座での悲劇がより際立ったのでは?
◆〈海神作戦〉説明会での敷島の『それで絶対にゴジラを殺せるんですか!?』発言は「そうです」と答えられた場合は敷島はどうするつもりだったのか?
そのセリフはモブに言わせて敷島が『黙れ!』と制した方が良かったのでは?
……などなど細々と重箱の隅的に気になるところはありますが、最も気になったのは前述した二点です。
すでに特大のヒットとなり、スタッフ・キャスト人が暗中模索の中ゼロから生み出した作品に対し、後から完成品を見ただけの素人が好き放題に言うのは短絡的な行いですが、これがこの映画初見時に覚えた違和感を、6回目まで見た中でまとめた末の自分の感想です。
数多ある感想の中で、一つくらいこんな感想があり、ほんの僅かでも何がしかの形で今後の映画業界に寄与することを願います。
全624件中、81~100件目を表示