ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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控えめに評価しても星5
めちゃくちゃいい映画でした!
なんならゴジラ抜きで、戦後ドラマとしても素晴らしい脚本だったと思います。
私はゴジラは特撮しかないと思ってましたが、VFXってすごいなあってあらためて感心しました。恐怖感も抜群。
いい映画の日になりました。山崎監督に感謝です。浜辺美波、生きてて最後に涙涙でした😭✨
感動しました。
作家の百田尚樹先生が面白いとポストしておられたので、最初は、見ないつもりだったのが、見ることになった。
ところどころ うん? というところは散見されたものの、最初から最後ごまで面白かった。
戦後の焼け野原からの復興…銀座…鉄道
GHQなどなど…復員兵からの瓦礫から町並みができるところも実によくストーリーに織り込まれていた。
一部変なやつが侵略戦争が…というひねくれた視点で左翼風を思い切りふかせ批判していたが、お前の立脚して平和な場所から批判できるのも、戦後の復員兵たちが…ひいては戦中の兵員が未来を守ったおかげである…有難いと思いもしないで生きてる自分を省みろと言ってやりたい。
劇中の誰かが貧乏くじをひかなきゃいけないんだと…その想いが戦後の奇跡的な復興になったことをゴジラを通して
ヒューマンドラマとしてうまく結実させた素晴らしい作品でした。
うん?というところはいっぱいあるけど一番は、のり子という可愛い子をいつまでも手を付けなかったところで、そこは、やるやろ男として…とつっこみを入れておきました。
単なる怪獣映画ではなく、「生きる」をテーマにしたヒューマンドラマ
最初は鑑賞する予定はなかったけど、周りから面白いとの情報を得て予告を見たら面白そうだなと思い、急遽スケジュールを調整し映画館で鑑賞しました。
終戦後の日本を舞台に、復興を目指す東京にゴジラが出現し圧倒的な力を見せつけられ、日本を恐怖のどん底へと叩き落とされてしまう。そのゴジラに対して、アメリカの力も借りられない状況のなか、ゴジラを倒すため戦争を経験した人たちが立ち上がっていく姿が丁寧に描かれていました。
特に主人公の敷島(神木隆之介)は、特攻隊員でありながら嘘をついて逃げ出した背徳感から自分を責め続けており、そばで敷島を支えるヒロインである大石(浜辺美波)のやるせない心情を上手く演じてて、NHKの連続テレビ小説「らんまん」でも夫婦役を演じた二人だからこその絶妙な演技だと感じました。
そして、名もなく人たちがゴジラに立ち向かっていく中で、海軍工廠で兵器の開発に携わっていた野田さん(吉岡秀隆)の「死ぬために戦うのではない、生きるために戦うのだ…」(たしかこんなセリフだったと思う)というセリフは、未来を生きるために戦うという意志を現した言葉で胸に熱いものがこみ上げてきました。
ゴジラ生誕70周年を記念して製作された今作は、単なる怪獣映画ではなく「生きる」という事もテーマにしたヒューマンドラマでもあると感じた作品でした。
年末に、この映画を鑑賞できて本当に良かったです。
戦争でトラウマを負った男の破壊と再生の物語
主人公・敷島は、第二次世界大戦末期に戦闘機の故障を理由に特攻から逃げかえり、整備のため立ち寄った島で海から上がってきたゴジラに遭遇する。主人公と整備士一人を残して島民は全滅する。
トラウマを抱え東京に帰った主人公は、隣人に「何で生きて帰ってきた」とののしられ闇市を茫洋とさまようなか、孤児を抱えた女と出会う。他人以上、家族未満の男女と乳飲み子の共同生活が始まり、街に復興の兆しが見えてきたころ、東京にゴジラが現れる。
どうしても近作の「シン・ゴジラ」と比べてしまうが、得体のしれない不気味さや放射性物質に対するリアリティは薄いながらも、無力な人々が手持ちのアイディアと戦争の遺産を持ち寄ってゴジラを倒そうと試みる様子はアツイ展開だった。特攻という手段を取らずに愛する人を守るという答えを出した主人公に希望を感じる。
王道ストーリー
これは誰が観たって面白いと思います。
主人公が戦争のトラウマから解放され強く生きるようになるストーリー。正統派王道ストーリーですね。なので先の展開はそれなりに読めます。
ゴジラの水中戦は迫力があり恐怖感や臨場感があってよかったです。上陸して街を破壊するゴジラよりもインパクトありました。船を追っかけてくるゴジラはホントにこわかったです。
登場人物のキャラもそれぞれわかりやすくていいのですが、ヒロイン役の浜辺美波がアクションなどでもっと際立った演技すれば更によかったと思います。個人的に思うのは、やはり元が可愛い女優さんなので、戦後の瓦礫の中での生活シーンとか観ていても浮いてるような気がします。もっと大胆に汚れてアクションも派手にして表情もぐちゃぐちゃにして役をこなせばギャップも出てよかったかも。
戦争で負けた日本人が再度奮起し団結してゴジラに立ち向かう作品。それだけでも十分白飯3杯イケるので、もうちょい意外性があってもよかったかなあ。まあ、欲張りですけどね。
含みを持たせたエンディングはおそらく、日本人のゴジラへの愛情がそうさせるのでしょうね。
導入部、心理描写に疑問アリ!それ以外は良くできたゴジラ風味の人間ドラマ
建付けはゴジラ映画ですが、この映画で最も尺が長い描写は主役の神木君のお芝居です。
実際この映画は、戦時中のゴジラ遭遇のトラウマにより自身が苦しめられ、かつゴジラに大切な人を奪われてしまった神木くんの復讐譚といえます。
最初からそう思って観てると腹も立ちませんが、ゴジラ映画だと思って映画館に来た方は、ゴジラによる破壊描写が少くて物足りないかもしれませんね。
疑問なのは、神木くんが戦時中にゴジラと遭遇したさいに掃射砲の引き金を引けなかった理由がイマイチ理解しづらいこと。そのせいで仲間が死に自分も引き金を引けなかった後悔で苦しめられるのですが、明確な理由付け心理描写が無いんですよね。
神木くんの演技ですらこの部分ちゃんと表現できないなら、日本中の誰が演っても無理です。ここは脚本が悪いと思いました。
それ以外はまぁまぁ納得して見れました。佐々木さんも吉岡さんも流石の演技で安心して見れます。
浜辺さんはお人形さんみたいに可愛らしいですしね。
なにこれ
説明セリフが演劇部みたいなダルい芝居で延々と読み上げられる。
背景まわりもゴチャついてる割に生活感がねえ。テクスチャーはあるけどモデルがねえ。セットスタジオの狭さが如実にわかるつくりこみ。
ペランペランでかっっったるすぎて30分で切り上げて昼メシにしました。ランチタイムちょっと前だったからどの店も空いててよかったです。
想像を1mmも超えない。
全編に驚きや楽しさがあるとは思えない。
だけど技術的に見るところも多く、好きな人には退屈しない映画だろう。
DVDなら早送りしてみたいところだけ見る映画の一つだ。
前作と何が違うのだろう、とずっと考えさせてくれる映画で
予告編を見て想像した内容を、全く覆すことも無く終始した。
4DXなどで、要素を足して観られる事をお勧めする。
最恐ゴジラにも屈し無い…これぞ大和魂!
敗戦後も燃え尽き無い日本人の大和魂に感動!
最恐で最強のゴジラには圧倒!
戦艦や戦闘機の設定も細かく、ゴジラとの戦闘も迫力があった。
映画館の大画面で見て欲しい作品です。
最初から最後まで目が離せ無かったです!
ゴジラってのは、こういうことですよ。
昨今のゴジラはヒーロー、地球の守神みたいな
描き方が多いけど、本来は怒った大魔神の如し、
災厄のイメージだと思っていたので、
この作品、恐ろしくしっくり、きた。
そういうのは、ガメラの領分だったはず。
そして、このゴジラ怖かった。強かった。
ブレス、カッコ良すぎ。
戦後の装備で、どう戦うのか、不安に思ってたけど、
スカイ・クロラみたいな戦闘機が出てきて、
個人的にはワクワクした。
そして、生きててくれて良かった。
ライダーの時とは、違って良かった(笑)
ビキニ前後でのゴジラをもう少し違えて欲しかった
初代ゴジラから70周年日本での実写版ゴジラ30作目という東宝の大看板を背負って山崎貴はよくぞあらゆるプレッシャーを撥ね退けこの記念碑的大作を正面突破で作り上げたものだと感心する。VFXは彼の主戦場なのだろうけれど寧ろ控えめで暴れるゴジラと逃げ惑う群衆を切り返しで描いたり合成するにも往年の怪獣映画の様式美を踏襲していると感じたがそれにしてもゴジラが圧倒的に怖くて素晴らしく戦後焼け野原からようやく復興してきた銀座を破壊する様はまさにキングボンビーで何もない方向を見て目を見開きリアクションする役者さんと違ってこちらはスクリーンのゴジラに驚き口を開け続けずにはおられなかった。ひっかかったのは最初の島で現れたゴジラを何故神木君は撃てないのか?特攻で死んだはずの神木君が生還したのに何故安藤サクラは素直に喜べないのか?やりたいストーリーの運び方伏線方向性は分かるがもうちょっと台本的に工夫できた気はする。それにしてもビキニでの核実験が生んだ放射能怪獣であることを明確に打ち出し特攻を美化しない点を評価したい。神木君と浜辺美波の疑似家族的な関係も良くてエンディング後への含みを持たせる。そして何より安藤サクラが港で神木君の肩を2度3度と叩くシーンがぐっときたのだ。
敗戦国の底力、それは夢想かもだけど
なんだかこないだまで観ていた顔だなあ。
そりゃそうだ、朝ドラの二人だわ。
敗戦から復興をしていく日本の過程に、東日本大震災やこの数年の雨による大被害を被った地のひとびとには突き刺さる表現があちこちにあるのではないだろうか。
神木隆之介が演じた主人公のPTSDなど。
佐々木蔵之介や青木崇高が演じた、生き残りたちが立ち向かうのは、ゴジラだけど。
魂を燃やせればゴジラでなくても構わない。
亡き祖父はこういう想いを背負いながら敗戦後の人生を過ごしたのか。と感じた。
満点にしないのは、ゴジラの歩き方。
「おぞましさ」が感じられなかった。
ゴジラファンではありませんが
これまでゴジラをまともに観た記憶は「シン・ゴジラ」だけですので、固定ファンの方々みたいに細部に渡ってのコアな指摘はできません。
ただ、この作品にわたしがエキストラ参加(ちょっと映ってましたし)したからの贔屓でもないんですが、ぶっちゃけとても面白かったと思います。比較すると怒られそうですが、庵野監督のゴジラより楽しみました。
よく考えるとおかしい部分とか、時間的な不整合もあるようですが、そのあたりは山崎貴監督の独特の人間ドラマを展開させることで、完全に払拭していると思います。
でも山崎監督には続編は撮らないででほしいです。別の作品を観たいです。
観ない人は損、人生マイナス。史上最高のゴジラ映画。MX4Dだと尚更
当然どんな映画だろうがツッコミどころや違和感は当然ある。
マイゴジも然り。
神木隆之介、浜辺美波 両主演のセリフの言い回し、演出上仕方ないのだろうが
あまりに綺麗な標準語すぎて、「育ちのいい人物の喋り」に聞こえる点。
ゴジラでいえば大江島での人を噛み放り投げるシーン、普通ならひとたまりもなく半身真っ二つだろうに甘噛み状態?
無駄に胸筋肉があって上半身が起きすぎてるためややロボット感がある。
海中に潜んでいた怪物、水棲恐竜由来の生物ならシンゴジの進化・フォルムのほうが説得力はある点。
銀座襲来時、屋上からの中継者の目線とゴジラの方向が合ってなかった。
(ここ以外のCG・合成はシンゴジの比にならぬほどマイゴジのVFXはさすが山崎監督、白組だけあってスゴイ)
夕風、雪風が交差するシーンの距離はさすがに無理ありすぎるところ。
アキコの子役はすばらしいが、ラストシーン典子と浩一の再開シーンで
典子がいなくなってあれだけ泣いてたのに、「おかーちゃん」の一言すら無く
典子と浩一だけに絞られてたところ。など
私なりのマイナス点をあげたが、正直そんなもの軽く払しょくするほど
すばらしいゴジラだった。
もっと絶望的なほうが良かった、などの意見も見受けるしシンゴジラとの比較だったりもあるがどちらが凄いとか良いではなく、シンや‐1.0など付かなくてもいいほど、どちらも「ゴジラ」なのだ。
シンゴジは自然災害、マイゴジは戦争 どちらも理不尽に人の命を奪っていく事象の象徴としてのゴジラ
シンゴジは災害に対する政府の対応視点、マイゴジは敗戦後の民間人視点
といった感じで二つのゴジラ作品が表裏一体、対になっているような感じすら受けた。
神木隆之介のさすがの演技力で敗残兵のトラウマ・PTSDの部分であったり、覚悟を決めた時などの表情だけで伝わるところであったり
こんなん無理だろ?と思わせつつ、最終決戦に向けての盛り上がりも良かった。
典子の首筋に浮かぶG細胞の黒アザは
今作品の続編が…というストレートな意味合いではなく
『ゴジラ』映画は未来永劫、まだまだ続く…
そんなメッセージに思えた。
ゴジラシリーズがどうこうでなく映画好きなら
観るべき作品、見なきゃ損な作品だと思う。
で、MX4Dでの鑑賞なら至高のアトラクション、エンターテイメントが味わえます。
ミリオタなら震電に搭乗した気分もあじわえるので、近くにMX4D上映館がなければ、遠征してでも行く価値は十二分にあると思います。
『ゴジラ ‐1.0』
観ない人は損、人生マイナス
そんな映画です。
上手い料理とクソ不味い料理を同時に食べさせられてるような
山崎貴苦手意識あったので、だいぶ警戒して観たけど
意外にもゴジラの登場シーンはどこもテンションめちゃくちゃ上がってめちゃくちゃ楽しめた。
映画開始すぐにゴジラが出てくれるのも嬉しいし、巨大生物ものにありがちな焦らしてあんまり出てきてくれない感じがなくサービス精神旺盛に出てきてくれて暴れてくれるゴジラが、かわいくって。ゴジラ出てるあいだゴジラちゃん、、、なんてかわいいの…!幸せ!な気持ちだったのですが。
問題のドラマパートは期待通りの、うわーってクオリティで映画冒頭一言目で、あっ、これはダメだ…。と確信。皆んな死んだよー!お前のせいでな!とキレる感じとか無理だし、戦後パートのドラマも観てて白目剥きそうだった。安藤サクラにあんな臭い上にウザい演技させないでほしいし、他にも文句が山ほどある。
中盤からは、ゴジラ最高。人間ドラマうざい。の同時進行でめちゃくちゃ上手い料理とクソ不味い料理を同時に食べさせられてるような、体験したことない映画体験をしました。
ヒロインである典子が死んだとき、一瞬
おお!こうゆう展開するにするのは意外だなと感心したけど
結局生きてるし。
色々言われてる被爆や、戦争描写の誠実性については
そもそも山崎貴映画にそうゆうの期待してないので、私は気にならなかったです。
演技演出の煩い感じ、クサい感じがひたすら気になる。
神木隆之介が「許してくれない訳ですかー。」と天を仰いだとき思わず笑ってしまった。
日本映画で興収とれる作品のドラマ演出がこのクオリティってゆう事実の方嫌だったな。
と、ドラマパートで評価できるところはなくマイナスでしかないけど
ゴジラ出てきてるとこのスペクタクルな映像や海戦でやるとゆうアイデアや海を翔る戦艦のかっこよさ
とくに高雄の砲撃シーンはカッコよすぎて、ちょっと涙でた。
最終決戦の、作戦もアイデアが面白くてワクワクした。
泳ぐゴジラの顔が良く見えたり、戦闘機に噛みつこうとするとこ、可愛いかった。すっかりゴジラにメロメロになっていたので、ゴジラの首モゲたのがショックすぎてガチ泣きして劇場を後にしたので、トータル的には楽しんだし文句も含めて観た人と話したりするのも盛り上がる語りがいのある映画だと思う。
でも山崎貴、脚本は書かない方がいいと思う。
ゴジラ映画と思わなければ素晴らしい作品
この20年程、映画館で見るのはゴジラシリーズだけというvsシリーズドンピシャ世代です。
個人的にも賛否あって、評価するのが難しいです。
(良いところ)
・戦争を体験した祖父母から当時の話を聞いてきた世代としては、登場人物の心情を汲み取れる場面がいくつかあり、うるっと来ることが何度かありました。
幼いイメージしかなかった神木くんが不思議と軍人顔になっていて、特攻帰りの居場所の無さを上手に表現していたと思います。
安藤サクラの隣のおばちゃんも、悔しさとやるせなさと優しさが伝わる素晴らしい演技で、この作品においてかけがえのないキャラクターです。
映画として綺麗にまとめなければいけないのは避けられないにしても、戦後の荒廃の中の人間ドラマとして無理なく、感情移入しやすいストーリでした。
・作品の中で初めて伊福部メロディが流れるあのシーンが強烈な印象です!
自分としてはゴジラシリーズで1番、カッコよく勇厳でした!
素晴らしいアレンジと、使い所のタイミングが最高!映画を見た2日後にサントラを買いに行ったくらいです(笑)
シン・ゴジラでも個人的に1番沸いたのがエンドロールでvsメカゴジラのテーマが流れたときでしたが、伊福部メロディはやっぱり良い!
(良くないところ)
・ゴジラの歩き方にずっと違和感がありました…何がどう変なのか言語化できてないのですが、着ぐるみやシン・ゴジラでは感じなかった「二足歩行の生物ぽくない歩き方」に見えてしまい、やたら気になってしまいました。
・作品の中の人々には申し訳ないけれども、もっと街の破壊シーンを長めにしてほしかった。
初ゴジは、東京に2回上陸して、2回目に甚大な被害をもたらすんですよね。
それがあの有名なコーラスのシーンに繋がるわけですが、今回のゴジラは浜辺美波を宙吊りにして、東京にキノコ雲を上げるためだけに上陸したかの印象です。
中心街だけでなく、戦後復興途上の庶民の家々をねこそぎ破壊してこそ、絶望とゴジラ打倒の意思がより強まるのではないかと、思ったりもしますが、単純にゴジラファンとして破壊しまくるゴジラをもっと見たかった気持ちもあります。
ゴジラの自己再生能力の高さや最後の再生シーンはオルガナイザーG1をオマージュしてるのかな、とか考察する楽しさもありますが、
本作を見た感想に出来るだけ絞ってレビューを書かせてもらいました。
人間ドラマとしては素晴らしい作品だと思います。一方でゴジラ映画としては、かなり物足りないかなと…悪いというわけではなく、せっかくゴジラがかっこいいのだから、もっとその勇姿を楽しみたかったなぁという欲深いいちゴジラファンの感想でした!
とにかく音楽が最高だと思うので、ぜひ一度は映画館で鑑賞して頂きたいです。
伊福部昭のゴジラのテーマは不滅
最初にゴジラが登場した時はなんとも貧相に見えたが、それもストリーのうちなのね。
伊福部昭のゴジラのテーマが無いとなぁと思い始めたころにやっとあのテーマが流れ出した。やっぱりあのテーマが無いとゴジラ映画ではない。
久しぶりに5、6回観に行きたいと思う作品です。
1回目はIMAXで観ました。
次にGODZILLAライドを挟んで2回目は4DXで観ました。
迫力満点です!
山崎さんのゴジラは三丁目の夕日で観ていたので、いつかゴジラ作品を手掛けて貰いたいとずっと思っていました。迫力が凄かったです!
オープニングから早くもいきなりゴジラが登場してきました。咆哮や歩く振動が迫力があって凄かったです。これはもう映画館じゃないと体験出来ない迫力です。戦闘機の機銃くらいでゴジラはとても仕留められないと思って観ていました。
ゴジラが至近距離にいるから、ビビって撃てなかったのも無理はないと思ったけど、軍隊では許されない事なのでしょうね。ちょっと敷島君がヘタレだけど理不尽だと思いました。
今回はゴジラ対民間人の戦いなので、怪獣同士の戦いと比べるとちょっと地味かとも思いましたが、いろいろと作戦を巡らし、戦時の艦船や戦闘機が登場してシンプルな戦いでも良かったと思います。日本人特有の団結心も発揮されています。
人間ドラマについては、いろいろな評価がありますが。
終戦直後の社会は痛みや混乱における状況で、見るも悲惨な状況が良く映像で再現されていました。復員兵に罵詈雑言を浴びせたり、終戦直後はそのくらい市井の人もヒステリックだったのか?と思います。
主演の2人は今や国民的人気もあるので、若い人にも良いキャスティングだったと思います。
敷島君は特攻で死ね無かった負い目とゴジラを撃てなかった負い目でちょっと悲惨な復員でした。(この作品で戦争のことが少しでも若い人に伝われば良いかと思います)
体格的には細身の神木君だから、特攻から逃げだすひ弱な青年役にはピッタリだったと思います。
それでもゴジラが銀座に上陸し、愛する家族を無くして、敷島君がゴジラを睨みつけるシーンは凄かったと思います。ちょっと三丁目の夕日で鈴木オートの親父が店の看板を壊され怒髪天になったのを思い出しました(笑)敷島君が死を覚悟した瞬間だったと思います。
浜辺美波の演技も、良かったと思います。紅一点ではないけど、男臭い作品に華を与えています。
パーマネントとか当時流行の髪型も良かったです。私は彼女の膵臓の頃からのファンなので、嬉しかったです笑
最後はついつい泣きそうにもなりました。
ゴジラについては迫力や恐怖、顔、形、放射能噴射前の尾びれが順番に発光してのせり上がりとてもクールだったと思います。世界中のファンに受けそうです。
良くも立派なゴジラを造り上げたと思います。
海外での反応がとても楽しみです。
あまりに凄かったので、西武園のGODZILLAザライドにも行って来ました 笑
こちらの迫力も充分満点でした。かなり至近距離に近づくし、キングギドラも出てくるので圧倒されました。(ウルトラマンライドも凄かったです)
本当は3回は乗りたいと思っていたのですが、ちょっと迫力にビビって1回で諦めました。
ゴジラファンにはぜひ一度楽しんで貰いたいと思います。
音楽はここぞという時に、オリジナルのテーマ曲が流れてきます。とても聴きごたえがある素晴らしいマッチングだと思います。今度は車中でも聴きたいくらいです。
ゴジラは日本が誇る世界のヒーロー?になったと思います。私はハリウッド版のゴジラも好きで複数回は観に行きます。(容姿は日本のゴジラの方が好きです)
今回のゴジラはハリウッド版にも劣らないと思います。
私は5回は観に行きたいと考えています。
欧米での評価によって、日本でもロングランになれば良いかと思っています。
次のゴジラは何時になるのか?キングギドラ、モスラとかの出る作品も期待したいと思っています。
永遠に続くゴジラになると思います。
まだの方は、ぜひ映画館で観て下さい。
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