ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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戦争末期〜戦後のボロボロの日本にゴジラが現れてさらに日本がボロボロ...
戦争末期〜戦後のボロボロの日本にゴジラが現れてさらに日本がボロボロにされる話。
あまり装備がない状態からどう戦うのかハラハラドキドキの展開で面白かった。
ゴジラは今までシン・ゴジラしか観た事がなかったけど、より怖さが際立っていて迫力があった気がした。
家族モノとしてもゴジラとしても中途半端
ゴジラ×戦後家族モノなんだけど、
肝心なところが抜けている印象。
・ゴジラの恐怖が薄い
→町中でのゴジラの被害が大して描かれていないし、演出的な絶望感がない。最初に登場した時よりも強くなっているはずなのだが、あまり差を感じない。家族がテーマなのは分かるけど…
・子どもの扱いに違和感
→家族がついに再会するという病室のラストシーン。あれだけ会いたがっていた子供を手前に降ろして、2人だけ抱き合うのはあり得ない。降ろしてから一度も子供が映らず終了。これは演出のセンスが無さすぎる。
戦いに出掛ける時に、寝ている子供を一人で置いて行ったあたりから扱いに疑問符がついていたが、ラストシーンで家族モノとしては落第点となった。
総合して中途半端な出来になってしまったが、映像は良い部分もあったので★3.5です。
ゴジラの出番少なくない?
ゴジラ好きですがガチファンではないので詳しくはありません。
敷島の寝ていて目が覚めるのと、気絶して目が覚めるシーンがやたらと多く、顔アップが多すぎてストーリーに集中しづらく映像の撮り方が気になりました。
役者さん達は時代背景とマッチしていて良かったです。
予定通りの場所に来ちゃうゴジラはともかく、ちょっと昭和な体型のゴジラだったり、背ビレの役割がエヴァのリミッター外れるシーンを思い出すゴジラでした。
もっとゴジラの活躍を見たかったなぁ。
近くに座っていたガチファンと思われる男性グループが終演後楽しそうに話していたので、それなら良かった良かったと思いました。
“モンスター映画”や“ディザスター映画”の中の“人間ドラマ”や“人物描写”という言葉
この手の映画の批評やらレビューやらを読むと、“人間ドラマ”とか“人物描写”とかいう言葉と視点を頻出単語として見かけますよね。
人間が出てきて物語を紡ぐ映画なら、それは全てが人間ドラマだし人物描写が問われるものだと思うんですけどどうでしょう。
怪獣が出てきて暴れたり災害が猛威を振るったりする映画において、殊更にスペクタクルな場面とそうでない場面を“怪獣パート”と“ドラマパート”とかって切り分けて論じられているのを見ると、そりゃあ刺激の強いスペクタクル場面と比べてしまえば、残りのいわゆる“人間ドラマ”は退屈に感じてしまうわなと思います。
カレーライスはルーとライスを混ぜながら食べるのがカレーライスの美味しい食べ方だと思うんですけど、ルーとライスを別々に食べて、「ルーは美味しいけど、ライスは味がしない」とか言ってる人がいれば、そりゃそうでしょうねと思うわけです。
そのライスがコシヒカリなのかササニシキなのか、白米一粒一粒を味わいたいのなら、カレールーはかけない方がいいし、ぶっちゃけカレーの味や刺激を楽しみたいだけなら、ライスをあーだこーだ言うのは野暮だよなぁと思ってしまいます。
カレー好きな人はスパイスがどうとか肉がどうとか調理法がどうとか蘊蓄語る楽しさがあって、それはもうそれで存分にお楽しみくださいという感じですけども、
じゃあこの『ゴジラ-1.0』というカレーライスはどうだったかというと、「私、美味しかったです」という感じです。
さっきからカレーカレー言ってますけど、別にこの『ゴジラ-1.0』にカレーは一切出てきませんけどね。
海外評価が異常に高いのですが
海外評価が異常に高いのですが、ここにきて東宝と山崎監督の戦略が決まった結果なのだろうと感じました。
というのは、最初に私がこの映画に対して感情移入しきれなかった最大要因として、登場人物に状況説明や現在の心境を演劇の様に語らせた脚本の存在があります。
しかし、作品のリアリティラインを意図的に下げてまで説明的な台詞を語らせた点に戦略的な意図があったとしたらどうでしょうか。
おそらく現時点で、米国で公開されたマイナスワンは全てが字幕版であろうと予想します。
ちゃんと確認していませんが、仮に全てが字幕版だとします。すると、どうなるでしょうか。
日本語として冗長な台詞は字幕になった時点でかなりコンパクトに意訳されているはずです。
その際、登場人物本人が今の状況を台詞として語り、だからどう感じているのだと解説してくれてちるのですから、担当した翻訳家は、結果的に登場人物の心境に沿った翻訳をかなり正確に行っているはずです。
とすれば、マイナスワンの演出過剰と思われた幾つかの場面は、海外の人達には字幕というフィルターによって最適化され、より感情移入しやすくなっている可能性があります。
本当のところ、実際どうなのかは私には分かりません。
多分、上に書いた事は私の妄想なのでしょう。
しかし、私にとっては非常に心地良い妄想です。
ゴジラはシン・ゴジラによって、日本の怪獣王としての権威を私達に示してくれました。
マイナスワンは、世界の怪獣王としての権威を示してくれるような気がします。
私の評価は、当初4でした。その理由は、先に書いた台詞があまりに説明的で臭すぎると感じたからです。
しかし、結果的にそれが理由で海外で大成功するのであれば、私は評価を5にします。
そんな次第で、私は将来、マイナスワンの英語吹き替え版を日本語字幕で見てみたいものです。
大切な生命と大切なひと
ゴジラ、バランス悪い
身体のゴツさに比べて、頭小さすぎる気がする。
あと、姿勢良すぎ。もう少し前傾姿勢(猫背気味)な方が「ゴジラ」という感じがあってよかったかも。
映画を見た感想は、はっきり言って「ゴジラでなくてもいいんじゃない?」である。
ざっくりしたあらすじは戦争のトラウマが残る主人公が、ようやく手に入れようとした幸せをゴジラによって壊され、かたきを討つというはなし。
物語としてはすごく良くできているとおもうけど、全体的に暗いし人間模様がメインなので、かたきがゴジラである必要性がかんじられない。
あと、ゴジラのメインテーマを流すのはあそこじゃない、と思ったのは自分だけじゃないと思いたい。
全てが詰まってる秀作!ただの怪獣映画だと思ったら大間違い!
浜辺美波は昭和が似合う
歴代ゴジラ作品の中で最も怖かった作品。特攻隊の生き残りの葛藤が主テーマ。 死に場所を探し、ゴジラとの戦いという絶好の場所を見つけたが、結局生きる道を選択した。浜辺美波は昭和が似合う。モノクロで見たかった作品。
キチンと王道を押さえた熱いストーリーがよい。85点
キチンと鑑賞したのはシンゴジラやギャレスゴジラぐらいなのでファンという訳ではありませんが、あの悪名高きユアストーリー山崎監督かゴジラを撮るということで観てみました。
結果中々の良作だったのではないかと思います。ベタな展開ではありますが、押さえるところはキチンと抑えるお手本のような王道展開で胸が熱くなりました。
神木隆之介演じる主人公の敷島が、自分の戦争を終わらせる為に奔走するというストーリーを貫いていて、それがブレることも無く素晴らしいストーリーだったと思います。
ただ惜しむらくは演技の質。トレンディドラマのような軽めの大袈裟な演技でストーリーの重厚さと乖離しているように感じた場面が多々ありました。
わかりやすさを重視したのかもしれませんが、個人的にはそこがすごく惜しいなと思いました。
それさえなければ100点近い点数をつけたと思います。
しかしながらドラクエでの山崎監督のマイナスイメージはかなり払拭されました。正直驚きです。
これはこれで面白い
下町ゴジラ作戦
戦後当時の状況についてだが、例えば心霊スポット等で自⭕が多発していたというスポットほど調べてみたら多発していたのは現代じゃなく敗戦直後に絶望したり、或いは家族を亡くし生き残っても生き残ったこと等を苦に命絶たれる方が多く安藤サクラさん演じる太田澄子もあの当時なら後追いしてもおかしくない状態の筈が前向きに生きているというのは、ゴジラを当時の人たちの技術を結集させて退治してみせたという展開にしたいがために都合よく話がトントン拍子に進んでおりそこがまず事実とはかけ離れている。神木隆之介の敷島浩一も、大戸島でゴジラと対峙するシーンで皆を守るためにゴジラと戦うじゃなく"天皇陛下のために戦う"でしょう😅ゴジラが誕生した経緯もアメリカが作った生物兵器と言いながらの大戸島ではゴジラと呼ばれていて、じゃゴジラって神なのかならば人工物の放射能を操れるなんて凄いなあじゃなく、何で誕生した?何で暴れた?戦後を題材にしたのならばより当時の情勢を取り入れるべきだし、矛盾点が多すぎます。ゴジラのシーンは迫力があって非常によかったが、脚本が残念としか言いようがない。悪いけど、ゴジラを純粋にエンターテイメントの一つとして楽しむのならば面白いのかもしれない。
善良なヤンチャな男子たちが作り上げたマッチョな映画。
戦後の焼け野原からだんだん復興していく町の様子、崩壊する銀座、もちろん不死身のゴジラの、「恐怖」を通り越し爽快さすら感じさせる表現力には感服。満を辞してのゴジラのテーマが流れる頃、観客はノスタルジックな陶酔の面持ちへと自ら委ねてしまうのは劇場観賞の醍醐味だろう。
ただ、穿った言い方をしますと、あの時代の気分に乗じ、99%男子たちが強く守る立場、映画では1%の存在感の中で(子どもまでがなぜか女の子)、女子たちは銃後の守りに徹する役回り(戦後にもかかわらず)というステレオタイプな文法に、「マッチョな映画だなあ」という印象だけが最後に残った(子どもを隣人に預けて銀座でOL始めた典子はあの時点で本当に自立したかったようには思えない。内面が全く描けていないので判読は不可能だ。そしてこの映画の中では典子だけが銀座で都電に乗っているという状況を作り出すための逆算結果に過ぎない)。
あのカタルシスを経て、敷島の戦争は本当に終わったのだろうか。少なくとも子ども三人失った澄江さんは一生戦争を憎み続けていくに違いない。
ゴジラは鬼舞辻無惨以上?
ゴジラは再生するし、これと言って弱点もないので、鬼滅の刃の鬼舞辻無惨=鬼以上と思われます。
大正と昭和の戦後の話題で時代も違う訳で比較するのも野暮かな?。
脚本の破壊力がゴジラ級
この間、「愛にイナズマ」で日本にはいい役者さんが多いなぁと思ったばっかりだったんですが。ふざけた脚本と演出で役者の芝居はここまで破壊できると示すような作品。
もうゴジラ云々の前に、物語や人物描写がまるで成立してない。台詞回しは学芸会のような有様。佐々木蔵之介なんて、半ばヤケクソ気味に見えたけどね。
神木君はすでに実績あるからいいものの、下手したら今後の役者人生が壊されるんじゃないかと思える迷走ぶり。そしてあの安藤サクラをここまで貶めるのは、逆によくできたなって。演技指導に関しては、樋口真嗣を超えるか。恐ろしいぞ、山崎貴。
怒ってる人はワナワナしてるし、慌ててる人はオロオロしてるし。喧々諤々な会議は、みんな順番待って行儀良く喧々諤々だし。人物描写の引き出しがまるで一般人レベル。神木君は情緒不安定で意味わからんし、子役もまるで制御できてないし。スタジオアリスじゃねーんだわ。こんなカオスならいっそドン・フライとケイン・コスギ連れてくれば良かったのに。
まともに物語も作れないのに、戦争批判とか国家批判とか、一端にメッセージ込めてるのが図々しい。先にやることやってからや。そういうのは。
ゴジラはちょうちょ見つけたみたいに飛行機追っかけてて、大胸筋がすごくてカンガルーみたいで。小さい子供がプールでつける浮き輪みたいなのつけてた。ラストのあれは花山薫オマージュですかね。
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