M3GAN ミーガンのレビュー・感想・評価
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キラードール
可愛いお人形ロボットが殺人鬼というギャップが売りなんでしょう、悪趣味ですが十分怖いですね。
アシモフのロボット3原則は鉄則ですがSFの世界では暴走や反乱が絶えません。
まあ、最初はご主人様を守りたいばかりの過剰防衛の部類かと思わせてだんだんエゴイスティック、サディスティックに変わってゆく過程が不気味でした。
ミーガンが悪い訳ではなくジェマのプログラミングの欠陥が招いた人災でしょう。Aiやロボット工学が画期的に進歩した現代では創造物の結果がもたらすであろう功罪の分析、クリエーター自身の倫理観の関係が極めて重要なフェーズに入ったことは確かですね。
ホラー映画としては斬新な切り口ですが、ホラーは苦手なのでなんとも・・。
ロボットと共存する時代
賢い人形(人がた)ロボットミーガン
可愛いミーガン何処か怖さもあって
ハラハラドキドキの連続でした
経験と共に進化していく
…生成AIロボット
ケイディの話し相手そして遊び相手
彼女を守るミッションを
忠実に果たす
敵と見なしたら容赦なく
傷つけて最終的には人を殺してしまう
…殺人ロボット
こうなると製作者も止めることが
できない
電源オフにしても暴走が止まらない
最後は…ケイディによって止まる
これからの時代
ロボットが進化して生活の中に
溶け込んで一緒に働く時代が
ロボットに助けられる時代が
すぐそこまで…きている
共存する世の中
1985年に映画館で観た『ターミネーター』くらいに楽しめる。(褒め...
最新AI映画に母性愛の行き着く先を見た。
「一分の隙もない完璧な映画」と言ったらハードル上がりすぎるだろうか?
でもこれが自分の素直な感想だ。
102分という短い尺。その中で近未来の世界観を過不足なく説明。人間ドラマを丁寧に描き、伏線を上手く回収しつつ説得力のある脚本で魅せる。ミーガンが闇堕ちしていく理由も理解できるし、故に惹かれてしまうのだろう。
過去の様々な作品へのリスペクトも盛り込みつつ、きっちりと独自のキャラクター性も確立している。見事だ。
この手のジャンル映画としては間違いなく名作と言って良いだろう。
AIモノとしてはスピルバーグの「AI」やアレックス・ガーランドの「エクス・マキナ」、「ターミネーター 2」やブロムカンプの「チャッピー」にも並ぶ傑作だ。
AIを通じた親子関係の変化や、社会がどのように受けいるかといったドラマもリアル。
それでいて最新型人形ホラーとしてもしっかり怖くて面白いという。
SFとホラーのバランス感覚で言うと「スモールソルジャーズ」にも近いか。とにかく見ていて心地良い。
ミーガンは自己学習と果てに、少女を守る為に母親になろうとする。この瞬間、AIはプログラムを超えた。
それを少女も受け入れ、両者は共依存になっていく。
この展開は非常にドラマティックかつスリリングであり、常に緊張感のあるドラマは見ている者を飽きさせない。
しかもこの展開がやがて歪んだ親子同士の対立を生みラストはエイリアン2ですよ!!
めーちゃくちゃ熱い!!
SFとして、ホラーとして、AIものとして、親子の人間ドラマとして。
様々な切り口で語れる名作を、アマプラ配信中のこの機会にぜひ見てほしい。オススメです。
M3GANに釘付け(◡ ω ◡)
今年に入って今まで気になっていた作品ではあるがなかなか映画館に足を運べなかったわたしが久しぶり過ぎるぐらい、しかも1人で鑑賞出来るキッカケを作ってくれたのがM3GANでした。
ブラムハウス作品は今までAmazonプライム様で見ることが多かったから映画館で見るのも初。
内容は期待を裏切らないものでした。
M3GAN役のエイミー・ドナルドが凄い。制作時の段階で既にYahooニュースにあがっていたからチラッと見たら、ロボットらしさを見せつけぬための人間らしい動きを映像を通し伝えるためにかなり拘ったらしく、序盤に出てきた一般的なロボットじゃあれだけのキレッキレのダンスは出来ないよね~というのが圧巻でした👏
個人的にツボにはまったのがM3GANの子守唄がダヴィド・ゲッタのTitanium🤣
成程、チタン製だからって💦
笑い有りながらの、最後は姪っ子ちゃんとの絆が言われた指示を守ろうとM3GANが暴走したことにより、預かっただけの関係がより強化したあたりも描写されていて、怖いけど心あったまる要素もあったりと、素晴らしい作品でした。
チャッキーとは違うね
ミーガン
ミーガン
正直あまり面白くはなかった。
擦られ続けているAIの暴走のお話。主人公の女性やその隣家のおばさんあたりのキャスティングがB級映画のにおいが満載だった。噂ほどの面白さはないと思う。
ただ、ミーガンというものの斬新さ、報復行為のあたりの演出は見事だったと思う。シンプルにカッコよかったし、乗っていけた。
お話が先が読める展開が多く、日曜の深夜とかにやってるとちょうどいいかもしれない。
カメラワークも無駄に綺麗な映像なだけでどちらかというと放送系のニュアンスが感じられた。
あまり刺さらなかったので自分の映画研究からは除くが、今自分がやろうとしている企画に近しいものがあった。狂った人物やものというものは、そこにサスペンス(緊張感)やカタルシスがあるという条件下で、美しく映るのである。
普通は受け入れられないサイコパスたちも、その人物や人となり、周囲の環境を見せるとグッと入り込める。
せっかくの素材が・・・
「ミーガンダンスはスクリーンで見るべき」と思っていきましたw
設定も面白そうだったし。。。
で、途中まではワクワク。
「パーフェクトと思っていたコンピュータが狂いだす」--。
お話は昔の小説でも映画でも手塚治虫のマンガでもあるテッパンネタですが、
そこに完全ヒト型ロボットでデータから学習して推論するAI機能をもち
相手の感情を思いやる能力までも有する設定で
「ここまでお話を膨らませることができるのか」とびっくり
(また、人型ロボットが歌うのは初見だったので、新鮮)。
今までのSF映画では科学的見地を無視してお茶を濁してきた設定を、
実現のめどが立っている先進技術に裏打ちされているのですごくリアル。
※このリアルがなければ、「チャイルドプレイ」のチャッキーだし。
ただ、ストーリーのしめ方が、これまでのSF映画の定番パターン。そこがザンネン。
面白かったけどね。続編があるそうなので、そっちに期待!
思った以上にSFだった。
レンタルビデオで鑑賞。
公開前の情報を観てまず思ったのは「女の子版チャイルドプレイじゃん」だったけど、チャイルドプレイのチャッキーが呪術によって人形に殺人鬼の魂を宿す設定なのに対し、本作はAIの暴走というかなりSF的な設定になってた。
基本的には面白いし、ゴア描写もほぼほぼ写らないしジャンプスケアもほとんどないので、ホラーが苦手な人でも楽しく観られるんじゃないかな。
ただ、個人的にはちょっと乗り切れなかったというか、ケイディとの関係性を描く前半と、ミーガンが暴走しはじめてからの後半がまるで別の映画みたいになってるし、ミーガンのキャラ造形も変わっちゃってるところに違和感を感じた。
あと、そう考えてもミーガンが強すぎるというか、子守りロボットにあのパワーと強度は絶対いらないよねっていう。ミーガンの制作者である主人公のジュマは、あんだけロボットオタクなのにアシモフのロボット三原則を知らないのかしら。
暴走するAI
思ってた映画と全然違うっ!でも面白い!
あなたの為なら何でも殺ります。お友達AI人形、ミーガンです…
ジェイソン・ブラムとジェームズ・ワンが再タッグ。と言っても『インシディアス』の時のようにプロデューサー&監督ではなく、Wプロデューサーとして。
例え定番ネタであっても斬新であり、衝撃的でもあり、エンタメ性抜群。
良質ホラーを世に放ってきた2人が贈るのは、またまた例外に漏れず。
チャッキーやアナベルなどホラーと切っても切り離せない“人形”。
そこに現代的な“AI”をプラス。
定番の人形ホラーをアップデート、ニューバージョン!
新たなホラー・アイコンになりそうな恐怖のお友達AI人形がここに製造完了。
その名は…
おもちゃメーカーの開発者であるジェマはユニークなAI搭載人形を作っていたが、画期的な次のプロジェクトに行き詰まっていた。
そんな時、姉夫婦が事故死。姪のケイディを引き取る事に。
微妙な距離感の2人。が、おもちゃがきっかけで少し距離が縮まる。
ケイディの言葉をヒントに開発が進み、遂に試作が完成したのが…、
“M3GAN(Model 3 Generative Android)”。通称“ミーガン”!
見た目は人間の女の子そっくり。
ペアリングプログラムであなただけの友達に。
学習能力、人工知能指数も非常に高い。
子供にとっては世話役で保護者代わりで、何より友達。
大人にとっては育児の手助けに。
一家に一台…いや、一人。家族の一員も同然。超万能AI人形=ミーガンをあなたの元に!
まずはその見た目。リアル過ぎてちょっと怖いくらい。チャッキーやアナベルといい勝負…?
しかし子供と接する時はしっかり相手の目を見、心に寄り添う。支え、褒め、時には注意し、いつも一緒にいてくれる。世界中に流通したらドラえもんの仕事が無くなるよ…。
ミーガンのお陰で心を閉ざしていたケイディも笑顔を見せるようになる。
ジェマにとってもケイディとの関係や仕事面も両方解決…の筈だった。
ケイディを守るようプログラムされているミーガン。これが惨劇の始まりだった…。
隣家の飼い犬とのトラブル。ちょくちょく敷地に入り、フンまで。遂にはケイディに噛み付く。突然その犬が居なくなり…。
学校体験入学。郊外ワーク中、不良男子がケイディに嫌がらせをしてくる。その男子が突然車に轢かれ…。
いずれの時もケイディの身に何かが。そして必ず傍らに、ミーガンが…。
アイザック・アシモフの“ロボット三原則”。
ロボットは人間に危害を加えてはならない、ロボットは人間に従わなければならない、それに反しない限りロボットは自身を守らなければならない。
ミーガンがプログラムされた“ケイディを守る”もこれらの意味合いの一つに入るだろう。
が、AIの学習能力でそれが過剰に。
ケイディの危害になるものは排除。それは近付けさせないとか遠ざけるとかではなく、文字通りの意味で。
とうとう人を殺める。ロボット三原則に反する…!
が、ミーガンの最大のプログラムは“ケイディを守る”。
究極の人間への献身だが、これが度が過ぎた。
ケイディへ危害だけじゃなく、悲しませたりする者や自身をダウンさせようとする者も例外じゃない。開発者のジェマだって…!
ライブ配信発表会当日、ケイディを愛するミーガンの暴走開始…!
もはや『ターミネーター』…!?
人形が人間を襲う。ホラーの定番。
AIの暴走。いつの時代も。
使い回されたネタなのに、いよいよのこのAI時代、また新味を持って。
その危険性もさることながら、扱う人間側へも教訓や痛烈メッセージ。
ケイディの世話をミーガンに任せっきり。じゃあ、保護者となったジェマはいつケイディと向き合う…?
ミーガンに依存するケイディ。取り上げられた時には猛反抗。キュートな娘だけど、結構利かん坊…?
子供の為や関係円滑のツールとして作った筈が、さらにそれを悪化させ、惨劇にまで…。
なら、AIやロボットの必要の意味は…?
今一度、開発し扱う我々人間が再考しなければならない問題。
そんなテーマを滲ませつつ、勿論本作はエンタメ。
オンモードかオフモードか分からない時のミーガンの表情や人を襲う際の不気味さ、恐ろしさ。
でも、そんなに怖くはない。ホラー苦手でも充分見れる範囲。怖いと言うより、面白い。
ブラックな笑いも散りばめられ、最たるはミーガンが見せる奇抜なダンス。ミーガンを“演じた”エイミー・ドナルドはニュージーランドの子役でプロダンサーでもあるとか。
こんなに凄いAI人形やロボットを作りながら、初歩的なミス目立つ登場人物たちが何だか結構お間抜け。
ミーガンが起こした惨劇だが、元々の責任は開発者のジェマにあり。映画は一応事件解決で終わるが、死者まで出した彼女のその後の処遇の方が恐ろしい…?
開発者としては一流のジェマ。劇中様々な開発品が出てくるが、ハイスペックはミーガンだろうが、ナイス!は“ブルース”でしょう!
世界中でスマッシュヒット。
この怖くてキュートなAI人形の“新型”に期待しない理由なんてない。
次は『M3GAN ver.2』かな? 『M3GANs』かな?
見てて思ったけど、ロボットにしてもAI人形にしても、一番万能で最高の“友達”は、我が日本の未来のネコ型ロボット以外にないね。
稀有なキャラクター
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