M3GAN ミーガンのレビュー・感想・評価
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まあまあ楽しめる
全体的に先が気になる展開だし飽きも来ないしホラーもそこまで強くないし幅広く楽しめる作品だと思った。
テーマ性もあるしよく脚本が練られているなとも思ったけれど、よくある頭では楽しめるが心には響かない作品だなとも思った。
ラスト、ミーガンとケイディが闘い合うのが唐突な気がした。
主軸が知能を持ったAIの怖さなのはわかるけれど、個人的にはミーガンとケイディの結びつきがもっと見たかった。あれだけ強くケイディはミーガンを大事にしていたのにラストあんなボロボロに破壊するか?と思ったしミーガンも最後までケイディの事だけは傷つけない展開にしてくれた方が、ミーガンの存在目的から納得できただろうなと思う。
そしてラスト、ケイディはあのロボで戦うのならもっとロボと触れ合うシーンが見たかった。急に家族の一員と言い出したり、上手く操作できていたり違和感が強かった。
目を引く展開、ショッキングな展開を重視するあまりキャラクターがおざなりになっている典型作品だと思った。
SF感覚で観れるスリラー作品
チャイルドプレイのような人形スプラッターものだと覚悟していたが、どちらかと言えばSF感覚で観れるスリラー作品だった。特定の子供を「守る」ようプログラムされたAI人形が、次第に意思を持ち、その少女を守ろうとするあまりに行動がエスカレートしていき…という、あと数年したら現実に起こりそうな設定のお話し。物語の構成がしかっりしていて、最初から最後まで飽きずに観ることができた。
AI人形の開発者である少女の叔母が、仕事に夢中で育児放棄的に人形に子守を任せっきりにする姿や、学校に行かずAIとずっと一緒に居ることで、人としての理性を無くし狂暴になっていく少女の姿に、コミュニケーションを諦めた人間の成れの果てを見せつけらているようで、ぞわぞわした。
大きい音で脅かしたりせず、血しぶきも出ないので、ホラー映画を期待している人には物足りないかもしれない。上映後、劇場の外にミーガンのコスプレした客が立ってて、それ見て「キャー」って叫んでる人がいて、そっちの方がよっぽど怖かった。
あと、家に帰ったらアレクサに優しく話しかけようって思ったりもした。
パターン化された暴走
それでも世界は振り向かない
ヤンデレロボット
M3GAN
ブラムハウス制作。
AIを搭載した子守ロボットの娘に対する愛が歪な形に解釈されて邪魔者を排除していく話。
AI作品ではありがちな“最適解を求めた結果、人類がいない方が良いという結論に達し攻撃を始める・・・”
みたいなありga・・・王道作品。
総合的には満足だが暴走するパートが短く感じて少々物足りない。
他のレビューにもあったが、娘に攻撃されたがミーガンがぶちぎれて、暴言を吐き新規ユーザーは私と自我に目覚めたシーン。
これは最後まで娘のことを溺愛し続けているヤンデレロボットであった方が狂気があってよかったと思った。
ダンスするシーン好き。
小学生なのにセクシーなダンスをするシーン、エスターと似た違和感を感じがして好き。
チャイルドプレイを初めて観た時のように楽しめました
シンプルで見やすくておもしろい
ミーガンは人を殺してるので最後やられるのは仕方ない部分もありますが個人的にはジェマが襲われてるときに、ケイディがミーガンに情で訴えて停止するという感動パターンに期待したので複雑な気分になった。ケイディ役の子は哀愁漂う演技が上手で良い女優さんになりそうですね
ところで冒頭の雪山事故でケイディだけが生き残れたのはなぜ?
ミーガンと同じ身長の娘と観にいった
娘が番宣をみて見に行きたいというので。
見どころは番宣のシーンのみ&ありがち戒めストーリーだったけど展開も早く話もわかりやすく思ったより楽しめた。娘もミーガンのダンスを見れて満足したそうです。
うしろで観ていた方が「午後のロードショーで観るくらいで十分な作品」と評していて笑ってしまった。
ミーガンちゃんをもっと動かして!
ホラーは苦手なんですが、ネットで見たミーガン役の子のダンスがすごかったので鑑賞。
でもCMで出てくるあのシーンしか踊ってないやん!
その身体能力を見せつけなくてどうするよ?
ダンスでなくてもいいからさぁ、もっと四足歩行とか不気味な動きとかさぁ、つまりミーガンのミーガンたるところをもっと見せつけてほしかった。
PortalのGLaDOSみたいなしゃべり方は好き。
中身はものすごーーーーくオーソドックスなホラー映画でした。
テンプレート通りなんだから、もっと人間のセリフ減らしてミーガンの出番増やしてもよかったと思います。
守ってあげたい?
人間のもつ力とは
映画としてはあまり攻めてないと言うか「行き詰まる展開の中あっと驚く伏線回収!」みたいなのはほとんど見受けられませんでした。ただこの映画の魅力はそこではないでしょう。このミーガンが秀逸な所は、このタイミングでこの映画を作ったことだと思います。ブレードランナーの頃ならまだ絵空事だったので「命とは何か」みたいな別のテーマが必要でしたが、今となってはAI搭載のアンドロイドはもうすぐそこにある未来ですからね。それを映画の中で現出させてだけでも十分価値があると思います。人間を凌駕しつつあるAIが、現実社会にも影響力を持ち始めた昨今、多くの人がかつて無いほどリアルな実感を伴って、視聴する事が出来るのではないでしょうか。映画内では「それでも人に寄り添う事は同じ人間にしか出来ないんだ!」的なメッセージを込めて最後綺麗に纏めていましたが、それすらも凌駕されそうでマジでこの先どういう世界になっていくのかと考えさせられてしまいました。
この手のホラーサスペンス大好き
ストーリーにもうひと工夫欲しかった
無能ムーブしなくてもアウト
自律型学習AI
怖いと言うよりは異様な感じで…ミーガンの万能ぶりにかなり驚く。自立型学習AIの拡大解釈なのかもしれないけれど、案外矛盾はない感じ。
肝心のミーガンなんだけど、よく出来てる。
子役にマスクって事なのだろうけど、かなり説得力があって、ちゃんとそういう存在に見えてた。
シュチュエーションも興味深くて、当代の売り文句である人に寄り添える存在って部分が根幹にもなってる。
なぜ、法律を学ばなかったのだろうかと疑問も残るのだけど…ミーガン的には完全犯罪ならば法律などで人は縛れないって事なのかもしれない。
チャイルドプレイの延長線上にあるような作品だけども、AIっていう科学が介入してる分興味の方が勝っちゃう感じか。
子供が軽々と持ち上げられる重量に違和感があるといえばあったかなぁー。あとは開発者の女性が天才過ぎて、ビビる。
まぁ、作りあげなきゃ話が進まないのだろうけど、自宅で1週間で組み上げるって相当だ。
最後にミーガンは暴走する。
主であるケイディに暴行しようとするのだ。もはや自我を確立したと言っても過言ではなく…この作品が何らかの予言にならない事を祈るばかりである。
なんせミーガンの無機質な目が気持ち悪い。
なにも語りはしないのだが、カット割とアングルが秀逸なので、その無機質な目が雄弁に喋り出す。
管理者の管理が及ばなくなった物体っていう根本的な恐怖もあるのかもしれない。
エレベーターで殺された2人が、なぜ殺害されたのかは謎だったなぁ…無差別殺人の領域になってんじゃなかろうか?興味深い。
とても面白かった!
笑える人は楽しめると思う
映画はこうでなくっちゃ
人形が次々に人を殺す――。1980年代末から90年代にかけてパート3まで作られた「チャイルド・プレイ」を思い出す。
懐かしいなあ…。
情け容赦もなく次々に人を殺していく本作の「ミーガン」も、チャイルド――に通じる内容…というか、ほとんどおんなじである。
かつては、呪いのかかった人形だったのが、21世紀は高度な学習能力のあるロボットが主人公となる。
今の時代、これはなかなか現実性のある話だ。
ロボット、コンピューターの人類への反逆を描いた映画は数多あるが、生成AIが話題になる今日、本作はもうすぐそこにある世界とも思える。
ワーワー、キャーキャー言いながら楽しめる作品。理屈をこねくり回す必要はない。見て楽しめる。おすすめしたい。
もうアナタ無しでは生きられない... 愛に飢えた幼子を支配するは最新型AIを搭載したチャッキー+貞子+ターミネーターな"悲しき玩具"映画!!
最新のAIを搭載した自立型の人形が両親を失った幼い少女の心の傷を埋める過程で暴走していき、彼女とその周囲を恐怖の坩堝へと突き落としていく話題沸騰のSFホラー映画。
秘密裏に己と少女にとっての邪魔者を排除していくミーガンの凶行がまずもっての見世物小屋的スリルに満ちていて楽しいのですが、その奥には育児をAIにアウトソーシングすることに対する子どもの側の怜悧なまでの反応と理解、そして未成熟であるがゆえの依存心の累進性の危険への描写も有り、多層的な恐怖と気付きを提供してくれる一本だと思います。
ただ、欲を言うとせっかくの超高性能の対話型AIなのだからには、自身と自身が支配下に置いたケイディとを脅かす周囲の存在を排除する際にはあくまで直接は手を下さずに"事故"を誘発し続けてその狡猾さによる恐怖を演出して欲しかった気もします。
そしてもしそのように決定的な証拠の残らない"事故"を誘発し続けて邪魔者を排除し続けたミーガンをその制作者と金に目がくらんだ出資者たちが破壊した、となれば、"優れた知性を志向して製作されたAIに論理と子どもからの愛の総量で敗北し、暴力に訴えることでしか問題を解決し得ない人間側"というこの上ない皮肉も提示できたようにも思います。
本作を観て"やっぱり子育てをAIに任せるのはダメなんだ"と結論付けるのは拙速で、そもそも子ども本人がその後どういう人生を歩みどういう職に就くかで"人間的思考で育つ"かそれとも"AI的思考で育つか"といった「選択」の問題にも発展していくような気はします。
ともあれ、変にあれこれ展開を二転三転させずに過不足無く物語を走らせたことで、却っていろんな背景を感じさせる佳作だと思います。"内容はシンプルだけど、受け取るメッセージは人それぞれ"ということで。
私も同じ質問を
両親を失くした少女ケイディのパートナーとして、開発したAIロボットのミーガンに彼女の面倒を見させる叔母のジェマ。しかし想定とは裏腹にミーガンは恐ろしい行動に出てしまい…と言った物語。
ファー○ーもどきのようなオモチャからミーガンってジャンプアップが激しすぎるし、そもそもこんなの作れちゃうジェマって何者だよ⁉
んで、どうでも良いがお隣さんとのいざこざは柵を直さないジェマが悪いだろw
そんなツッコミを入れつつ、開発されたミーガンは可愛くもどこか不気味。
ケイディを守るという名分の元、ミーガンの行動はエスカレートしていき…。
全体を通して非常にわかりやすいしテンポは良いしで面白いですね。後は、狙ってるのかはわからんがクスッとさせてくれる場面もチラホラ。
強いて言えば、隠された家族がしっかり見切れちゃってて、思い出しちゃったのが残念。すっかり忘れてた所にガツンと出してくれたら心の中で飛び上がって大興奮してましたよ。
いずれにせよ、最後はどうしてもこういう展開になっちゃう海外ホラーは大好物です!
そして…お前がヴィ◯か!!⁉
最初から最後までとても楽しめた作品だった。
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