ラフラフダイのレビュー・感想・評価
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舞台設定に無理がある
笑ったら死んでしまう未知の感染症が蔓延した世界、という舞台設定を描くには予算が足りなさすぎたのではないでしょうか。
物語のほとんどが山奥のコテージで進行するのですが、未知のパンデミックを描くのにこの舞台設定は少し無理があるような気がしました。
冒頭の空撮ドローンなどではなく他に予算をかけて、もう少し広い世界で見せてもらえないかなと鑑賞中ただそれだけを考えていました。
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微笑は神業になりますね
笑うと止まらなくなり更には死んでしまうという病気が蔓延し、法律で笑うことが禁止された世の中で、山奥に小さなコミュニティをつくり暮らす人達の話。
通称「笑い死に」ウイルスが蔓延して2年、世界の人口の5分の1が亡くなり、政府から配布された感情を抑える薬を飲み人々が無感情に生きるという設定だけど…笑わなければ感染しても死なないということは判るけれど、ストーリーからして薬を飲んでも感情が抑えられるだけで無感情ではないですよね?
序盤は感染を恐がる描写もあるのに、感染しているかも知れない人を平気で受け入れたり、薬を飲んでいるからって喋らない少女だったり、最後の落とし方だったりとかなり雑というか無理があるというか。
愛情はあるのかも知れないけれど、お笑い芸人を卑下する言葉を投げる婆ちゃんも、あまりにも繰り返すから結構不快だし、歌にしてもゲリラにしてもちょっとシーンが長くてダレるし、話し自体は判るし言いたいことも伝わるけれど、なんだか色々ダルさを感じる。
設定とかをしっかり作り込んでもっとコミカルかシリアスに振ってくれたらもう少し面白くなりそうな気がするんだけど、なんか色々おしかった。
因みに、どうでも良いけれど日本では土葬は禁止です。
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