劇場公開日 2023年5月26日

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クリード 過去の逆襲のレビュー・感想・評価

全107件中、21~40件目を表示

3.5ちよい微妙。 今回の敵は幼馴染。なんでおっさん設定にするの?俳優の...

2023年8月28日
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ちよい微妙。
今回の敵は幼馴染。なんでおっさん設定にするの?俳優の関係か。
で、この幼馴染がちょい悪で描かれているのだが、全然悪くないやん、悪いのはクリードお前とおかんやん!という謎展開(笑)
ラストの対決で主役に負けてほしいと思う不思議。さあ、私の思いは届くか。おぉ、そこから勝つのは無理やって(笑笑)
デビュー戦がタイトル戦とか、この作品ちょっと無理筋が多い。ロッキー出せよ(笑)

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はむひろみ

3.5一人立ちしたクリード。もう、ロッキーの精神は過去の遺産!!

2023年8月14日
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鑑賞方法:VOD

「アドニス・クリード」はロッキーの後継者でした。
前2作品でクリードはロッキーを引き継ぐ者だった。
1作目、2作目にはそれがあった。
この3作目でアドリス・クリードはリッチで人も羨む高層億ジョンの住人。

2015年「クリードチャンプを継ぐ男」でアドニス・クリードは、
金と学歴のある良いとこのお坊ちゃんだった。
なぜなら、孤児院で育ったアドニスはある日訪ねてきた婦人の養子になったから。
その婦人こそロッキーの生涯のライバル・アポロ・クリードの妻、
メアリー・アンだった。
養護施設にいたアポロの隠し子・アドニスをメアリー・アンは
養子として引き取ったのだ。
大卒後アドニスは亡き父アポロに憧れ、ライバルだったロッキーにも憧れて
ロッキーの元を訪れる。
ボクサーになりチャンプを目指す決意をしていた。
妻も親友も失って失意のロッキーはアドニスをチャンプに育てる夢で、
ロッキーもまたかつての生き甲斐を取り戻すのだった。

前置きが長くなりました。
1作目にはロッキー(シルベスター・スタローン)が重要な役で出演しているし、
「ロッキーのテーマ」は掛かるし、
ロッキーの聖地・懐かしきフィラデルフィアも
フィラデルフィア博物館の石畳の階段も
過去そのままの姿で映っています。
そして何よりアドニス役のマイケル・B・ジョーダンは頭が良いが
無名の男だった。
ハングリーだった。
今作はすっかりBIGなハリウッドスターに成長したマイケル・B・ジョーダンの
監督第1作品でもあるのです。
スタローンは出てない。
製作には名前があるが、もうクリードはロッキーを必要としていない。
まるでロッキーを葬ったようだ。
「ロッキーのテーマ」は聴けない。
フィラデルフィアは映らない。
それに近代的な大邸宅に住むクリードにハングリー精神なんて
欠片もないのです。
「クリード炎の宿敵」2018年では、父親アポロ・クリードをリンクで殴り殺した男
イワン・ドラゴの息子・ヴィクター・ドラゴと闘い勝利して
親の敵を仇をとるのでした。
本作「クリード過去の逆襲」
ストーリーは嘗ての養護施設時代にアドニが見捨てた男が、現れて、
「すべては奪ってやる‼️」と脅す。
その男の名はダイヤモンド・デイミアン・アンダーソン。
演じるはいかにも悪相のジョナサン・メジャーズ。
クリードに恨みを持つ彼はヘビー級のチャンピオンとして成り上がり、
クリード(アドニス)は、贖罪とプライドをかけて嘗ての友と闘う・・・
そんなストーリーです。

2作目では難聴の妻ピアンカが妊娠して、その子供に耳の障害が遺伝するのか?
そこにもドラマががあったのです。
愛娘アマーラ・クリードは可愛い盛り。
アドニスとピアンカと手話で意思疎通をする。
ボクシングに興味津々です。

もしかて次作があるとしたら、アマーラがボクサーを目指す、
「ケイコ目を澄ませて」みたいな展開になるかも知れませんね!!

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琥珀糖

3.5過去の人物との決着!?

2023年8月11日
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幼なじみであるデニスとアドニスとの再会!
は、新たな試合に向けての『再開』
でもあった!
アドニスとビアンカ、幼き娘が住む立派な家
を後にしたデニスだったが、、
かつての仲間かと思われた人物が、味方ではなく戦う相手へと変化したところが今作の
見どころかと思いました。

アドニスの娘が父親に対する尊敬の念が
見られました。
デニスからチャンピオンベルトを奪うべく過酷なトレーニングするアドニスは
『斎戒』して励むシーンでした。
ボクシングの試合中、アドニスのボディーに
クリーンヒットしたパンチは
相当の痛手でした。

アドニスの強さだけではなく、賢さを
併せ持った姿を見ることができるストーリーでした。

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美紅

3.5全体的には満足

2023年7月8日
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過去2作は本当に面白かったけど、今作はそれを超えてはないかなって感じでした
ストーリーがちょっと強引に思えて、刑務所を出たての実績もないボクサーがいきなりタイトル戦って無理があるような
とは言っても、冒頭とラストのファイトシーンは迫力あって楽しめたし、ドニーとビアンカの関係もほんとステキで、ビアンカのドニーを想う言葉にはジーンときました
マイケル・B・ジョーダンの身体の仕上がりは本当に素晴らしかったです
スーツ姿もとってもかっこ良くて、ひたすらマイケル・B・ジョーダンのかっこ良さが際立っていました
ついでに、あのアニメはいらんような

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小町

4.0ロサンゼルスの戦神

2023年6月22日
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楽しい

興奮

バラ色の引退生活を送っていたクリードの元にムショあがりの幼馴染が…。クリードの隠された過去と彼との因縁に決着をつけるべく立ち上がる物語。

まず始めに、まだ暫く上映されるだろうと油断してたら都内はまさかの今日が最終日⁉慌てて観に行きました(汗)こんな早く終わるほど小規模タイトルでもないと思ってたが…。

さておき、クリードシリーズ3作目にして最終章。今回も派手なボクシングシーンは健在!!格闘技好きのワタクシとしてはとても楽しめますね♪

ストーリーも幼馴染と…という、漫画のような王道展開だが、いくら何でもプロ実績の無いムショあがりを…って無理がありすぎでしょ!!

しかも、正攻法では無いといえこの結果は…

と、映画にツッコむのもあれですがここらへんのリアリティの無さはちょっと度が…。

でもでも、圧巻の試合シーンは勿論、奥さんや娘、母やトレーナー等々、脇を固める人物達とのサイドストーリーもバッチリ!!

ドラマ作品としても充分に見応えのある作品だった。

もうひとつ言うと、デイムのファイトスタイル…。勿論アレだし褒められたものではないが…1周回ってあれもプロの姿なのかな。

少なくとも、クリーンファイトだとか言って出血部を敢えて避ける某ゴールデン○ーグルなんかよりは個人的に…。

…脱線しましたが、1人のプロボクサーとしての姿も考えさせられた作品だった。

何とかギリギリ劇場で観れてよかった〜。
と、思ったら…これは一体⁉

ぶっ飛びすぎでしょw

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MAR

4.0やっぱり、普通じゃない

2023年6月19日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

興奮

レビューはまだあげれていませんが、「ロッキー」「ロッキー2」「クリード チャンプを継ぐ男」「クリード 炎の宿敵」の4本を予習して鑑賞。本当は、ロッキー全シリーズ見たかったのですが、思った何倍も動員が少なくて、今週末には上映が完全に終わりそうだったので、慌てて劇場へ。IMAXで観たかったのにな〜。まさか映画ランキングに載らないとは。ロッキーが出演していないのがデカいんでしょうね。

マイケル・B・ジョーダンが主演を務めながら、監督・脚本も担当するという新たな試み。そのせいか、評価はシリーズ最低。それもあって、公開からかなり時間が空いちゃったんですけど、普通にめちゃくちゃ良かったですよ?なんでこんなに評価低いんだろうか。前作には負けても、個人的には大満足の物語でした。主演と監督の兼任はいいイメージないけど、見事に覆してくれました。やるじゃん、マイケル。

ドラゴの息子との死闘を繰り広げた前作は、ロッキーサーガ最高傑作であったことは間違いないんだけど、今回も負けじと素晴らしかった。ロッキーの出てこない、完全なるアドニス・クリード単独作品であるため、それほどまでに他作品との繋がりは感じられない。無理くり取ってつけたような話のように捉えることも出来るが、過去の回想シーンもろとも全て、秀逸で、すっごいドラマチックで見応えのあるストーリーが展開されていくから、めちゃくちゃ面白い。これをIMAXで見れなかったことが悔しすぎる。

クリードとビアンカ、そして難聴の娘との家族物語としても抜かりなく面白くて、彼らが抱える葛藤や苦しみもしっかり描けていた。過去2作が大好きで、監督やシルベスタ・スタローンにとても敬意を払っているように感じた作品だった。自分がどのようにして生きていけばいいのか。元チャンプとして、旦那として、父親として、どう向き合っていけばいいのか。大きな転機を目の前にしたクリードの、更なる成長ドラマ。もっと長くてもいいから、色々と描いて欲しかったな。

本作のMVPは間違いなく、ジョナサン・メジャース。やっぱりこの人は、普通じゃない。尋常じゃない。マイケル・B・ジョーダンが描くボクシング映画が、日本の漫画からインスパイアされているということもあって大迫力だし、その上ジョナサンの人間離れした図体と顔つきだから画面が忙しい。力強いパンチが画面から飛び出し、観客まで食らってしまう。ドラゴの息子並に良キャラで、魅力的。今年は「ワイルドスピード ファイヤーブースト」のダンテに次ぐ、最高で最悪な最強キャラでした。

3つも試合を見せてくれたから、たまらなく大興奮。多いが故に、ひと試合ひと試合の中身が薄くなっているようにも思えたけど、とにかく楽しくて、思い詰めた時に背中を押してくれるような強い映画だった。ギリギリになってでも映画館で見てよかった。ビアンカの歌う音楽もまた美しい。色々と粗はあるけど、すごくいい作品だったと思う。また続編があれば、ロッキーシリーズも全て見てから挑もうかな。

余談
実はこの日で映画館連続ログイン14日達成しました笑 自分としては最高記録。水木金と見る予定なのに、火曜日はどうしても見れないのが残念。映画館がホームになっていた今日この頃でした。

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サプライズ

4.0"人生ほど重いパンチは無い!!"を地で行く過去の積弊の恐怖...  立ち塞がる"もう一人の自分"の妄執を断ち切るために錆びた拳でぶつかる神聖かまってちゃん映画!!

2023年6月16日
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 『ロッキー』シリーズのスピンオフ映画の第三弾にしてとうとうロッキー本人は登場しなくなりましたが、"リングを降りた人生こそ本当の闘い""たとえピークを過ぎても、周囲に笑われても筋を通さねばならない時がある"という作品全体を通してのメッセージ性はこの上なくロッキー的であり、むしろ気力・体力共に充実した十全たる王者の奮闘を描いた過去二作よりも、盛りを過ぎた男が無様ながらも力強く足掻く物語は親近感の湧くところです。
 かつての親友からの逆恨みの物語かと思いきや、数十年を経て心も体も鈍くなった中年同士でも本気で向かい合えば互いを認め合える、というなんともハートフルなドラマでありました。

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O次郎(平日はサラリーマン、休日はアマチュア劇団員)

3.0新時代

2023年6月13日
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ラストの謎アニメのインパクト大で本編の印象が薄れるというw

デイム役のジョナサンメジャースが非常によかったです。初登場のしょんぼりおじさんから正体を表した?後の振り幅っぷり

特訓シーン大好き。クライマックスに向けて上がる
でもロッキーとフィラデルフィアで特訓だったら満点だったのに。残念

いきなり12ラウンドにワープ、でずっこけ
カタルシス薄め

次回作どうなる?新時代か⁈

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ぼろんてーる2

5.0ロッキー

2023年6月13日
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鑑賞方法:映画館

単純

興奮

幸せ

ロッキーサーガの1つらしい。
観ていてロッキーだったし、
アドニスはカッコいい
試合シーンは特に。
勉強になるところもあり、
いろいろ面白かった

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トラベラーおっさん

4.0プロデビュー戦が世界タイトル戦というあり得ない設定でしたが、ロッキ...

2023年6月12日
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鑑賞方法:映画館

興奮

プロデビュー戦が世界タイトル戦というあり得ない設定でしたが、ロッキー第1作も無名ボクサーが世界チャンピオンと戦う物語だったので似たようなものでしょう。シルベスター・スタローンは登場せず、僅かな台詞と有名な音楽が一部用いられる程度でした。

ボクシング場面に迫力があり、なかなか楽しめる作品でしたが、日本のアニメの大ファンであるマイケル・B・ジョーダン監督が100年後の宇宙でクリードの魂を受け継いだ若者が活躍する物語らしいSFアニメの予告編?が本編の後で上映されてドン引きでした。何コレ?

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劇場の天使2

5.0封切り前に現実がフィクションを超えてしまったという残念極まりないですが普通に面白いです

2023年6月12日
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デイムを演じているジョナサン・メジャースを巡る現実の方が映画よりも衝撃的だったのは本当に不幸。普通に楽しめる作品ではありましたが、これはデイム目線で描写した方がもっと面白い。刑務所でボッコボコに痛めつけながら打倒クリードを胸に虎視眈々と肉体を作り上げて出所後クリードに会いに行くという序盤だったら俄然燃えると思います。そしてやはり本作でスタローンが出演していないのも残念なポイント。ロッキーなら何もかも失ったデイムを応援しただろうし、ロッキーが敢えてデイムのセコンドに立つという展開だったら何もかも失った男の再生を鮮烈に描写出来たと思います。

本編上映後オマケでついていた短編アニメがバカ丸出しで面白かったです。ジャンプ読み過ぎやろ、マイケル。

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よね

3.5リビング・イン・アメリカ

2023年6月11日
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アポロと言えばやっぱりコレよね。JBめっちゃ格好良いし。ロッキー(スタローン)が空気なのは色々とあったみたいだけども、端々に敬意を感じる作りだったので好感触でした。存外良い奴だけども、やっぱり許せない事はやっているデイムに気持ちを右往左往させられて、気持ちの置き場がフラフラはしておりましたが、クリードとしての〆としては良かったのではないでしょうかね。個人的には」メガロボクス:クリードバージョン(勝手に言ってるだけ)」も楽しみです

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lynx09b

3.0残念

2023年6月10日
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ロッキーシリーズは大好きだし、後継のクリード1,2とも良かった。
今回のは良くない。そもそも試合を全くしていないボクサーをタイトルマッチに上げる事もありえないし、最後のバトルシーンも頂けない。
次回のリベンジを望みたいが、これで完結だっけ。
最後のアニメも良く分からなかった。

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hanataro2

3.0IMAXでみる豪邸

2023年6月9日
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ロスの高台の豪邸!スターが描く金持ち描写はすごいな。
刑務所帰りの友人に成功をみせつける無邪気さ。
征服者カーンもそりゃムカつくでしょ。

拳で殴り合わないと分かり合えない憐れな男たち(褒めてる) アラフォーは過去を清算する季節。後悔も、過ちも、赦しも。

私たちは悪くない。悪いのは監獄というシステムだ!(とは言ってないけど)
実際、前科あったとはいえ、拳銃出しただけで18年は長すぎる。監獄システム。

白(善)、黒(悪)の構図はあれでいいのか?ブラックは悪じゃない。

それにしてもロッキーについてメンションすらないのね。あとメキシコ系のあいつマザコンすぎでは。

デカい音でラップ聞けて満足。
ビアンカの曲も結構良いし。

照明がよくないのかな?なんか肌の色味が変だった。

クリプトドットコム、DAZN、ラルフローレンのステマも満載でアメリカNOW!って感じだった。

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hyvaayota26

3.0リスペクトを感じなかったです。。

2023年6月8日
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ロッキーが好きなので、スピンオフのクリードシリーズができた時は嬉しかったです。ロッキーの親友アポロの息子アドニスが、ロッキーと共に成長していく設定にワクワクしたなぁ。

けど前2作に比べて、今作はロッキーの影すらないんです。。

クリードは引退してセレブなプロデューサーになっちゃって(笑)ハングリーのカケラもない。試合相手や再起のきっかけも薄い。迫力のあったボクシングの試合シーンは、日本アニメに影響を受けたらしい余計な演出で興醒め。

監督兼主演のマイケルBジョーダンはめちゃかっこいいんだけど、シリーズへのリスペクトも感じず何がやりたかったのかな。かろうじて制作にスタローンの名前があったけど、ロッキーの権利で揉めている最中だから、いろいろ難しかったのかもね。

期待が高かったせいか、ちょっと寂しい気分で劇場を出ました😅

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3.0セレブはつらいよ

2023年6月8日
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興奮

ロッキーもクリードも概ね観てるので、前にこういう話あったよな?という今作。まあ、ロッキーの焼き直しがクリードなのだから設定や展開が似てて当然だが、両シリーズに特に思い入れがないせいか、ドラゴ潰して試合のチャンスを得るとか、18年ムショ暮らしでいきなり王者とかさすがに無理あるだろと思ってしまった。幕之内一歩は30年も連載やってて日本王者止まりだったのに(関係ない)。

こんな重要な過去バナを引退してセレブ暮らししてから出されるのもスッキリしない気分。デイムもアドニスを兄弟とか言っといて平気で裏切る信頼感のなさで、どっちにも肩入れできず。浅田真央似の娘が絵を破かれ友達を殴ったことを、アドニスが肯定し妻が否定する構図は、去年のアカデミー賞でのウィル・スミス事件を思い出させたけど、結局アドニスは単なるイキリで現役復帰して闘ったようにも感じた。

あと、みんな言っているとおり最後のアニメはなんだったのか。ディレクションはマイケルBジョーダンじゃないし…。日本人はアニメ好きだからおまけしときましたってこと? 他国でも上映されてるのだろか?

…と、いろいろ書いたけど、ボクシングのシーンはめっちゃ迫力があって飽きずに116分は観ていられた。二人の肉体美もすばらしく、デイムもずっと服着たまま体を見せず、試合で初めて筋肉隆々を披露したのはうまかった。IMAXで観たらもっとよかったのかも。

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ジョンスペ

3.0結果が判っていても面白い…ネタはボクシングだが、内容はプロレス!

2023年6月6日
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泣ける

楽しい

興奮

主演のマイケル・B・ジョーダンが本作で監督デビュー。
過去2作で放棄してきた人間ドラマを織り込もうとしている。
…が、心配無用。深くはないから。

主人公のアドニスは、引退試合を華々しいKO勝利で飾る。
ここで、引退の理由…身体に故障を抱えていることを説明しておけば、最後の決戦をより盛り上げる布石になったのに…と、思う。

引退後、次世代のチャンピオンであるチャベスを自身のジムに招聘して育成している。チャベスにはドラゴを挑戦者に迎え撃つ防衛戦の日が迫っているのだ。
生意気な現役チャンピオンはトレーナーであるデュークを軽視していて、スパーリングパートナーを壊しまくる。アドニスはそんな彼を諭す。
この新旧チャンピオンの確執のドラマでも良かったのではないかと思うが、全く関係はない。

少年時代の兄貴分デイムがアドニスの前に現れて、物語は動き出す。
アドニスとデイムの“過去の因縁”が物語の縦軸になるだろうことは、映画の導入部に置かれたアドニスの少年時代のエピソードで容易に想像ができる。
そして、動き出した物語は当然のように強引に進んでいく。

このシリーズは、いや『ロッキー3』以降、ストーリーは迫力のファイトシーンを見せるための導線に過ぎない。
『ロッキー』『ロッキー2』には場末で暮らす者たちのドラマがあった。特に夢もなく日々を淡々と生きている彼らも、恋をし、贔屓のスポーツチームを応援し、幾ばくかの儲け話に胸を高鳴らせたりする。
そんな市井の人々の期待を一身に背負って、愛する女のため、自分の誇りのため、命をかける男の姿があった。
だが、もうそんなことは不要だ。
迫力のファイトシーンを盛り上げれば良い「ボクシングアクション映画」というジャンルを産み出したのは、他ならぬロッキーシリーズなのだから。

本作にドラゴ(息子)が登場するのは嬉しいが、扱いは実に軽い。
アドニスのスパーリングパートナーを務める展開にも何ら演出はなく、胸熱な場面にはならない。

アドニスの母は、お涙頂戴シーンのために人生を終える。この事はアドニスが戦うことに何ら影響していないのだから気の毒だ。

本作にロッキーは登場しない。アドニスの引退試合にも、アドニスの母親(アポロの妻)の葬儀にも、顔を出さない。アドニスが復帰を決めても、だ。
フィラデルフィアで老後を過ごしているので、ロスまでは来られないのだと納得しておく。
スタローンは本作も製作に名を連ねているが、これは権利の関係であって中身には関与していないのが実態だろうと思う。(本作のストーリーをあまり気に入っていなかった…という話もあったとか)

無茶苦茶な展開で、デイムがチャベスのタイトルに挑戦できることになる。ドラゴは当て馬の体だ。
アドニスが説得して、チャベスが承諾すると、タイトルマッチが組まれる。関係各団体との交渉過程は割愛されているが、タイトル認定団体も興行上の都合を最大限考慮したのだ…と、理解しておく。
その試合会場で、アドニス夫婦が記念撮影をしていたのはサウル“カネロ”アルバレス(ご本人)に見えた。
アンゼたかし氏の字幕ではWBCしか示されていないが、チャベスが持っていたベルトは3本だった。WBCの緑のベルトの他、黒のベルトはWBA、あずき色のベルトはWBOだろう。IBFの赤いベルトがなかったようだが、映画に協力しなかったのだろうか…。
因みに、ボクシングの世界チャンピオンベルトは「持ち回り」ではなく、チャンピオンその人の所有物になる。アドニスが自宅にチャンピオンベルトを飾っていたのは、自分の物だからだ。
タイトルマッチでは、チャンピオンはベルトを携えてリングに上がる。
挑戦者が勝って新チャンピオンが誕生すると、リング上と直後の会見の場は前チャンピオンから借りたベルトを腰に巻くのだが、そのベルトはちゃんと前チャンピオン(所有者)に返却され、新チャンピオンには後日認定団体から新調されたベルトが届けられる仕組みだ。
だから試合後のデイムが不良仲間たちとたむろしている屋外でチャンピオンベルトを持っていたのは、あり得ないかなと思う。
ついでに言うと、新調されたベルトは進呈されるのではなく、新チャンピオンが購入するのだから面白い。
今は団体ごとにデザインが統一されているが、昔はチャンピオンが自由にデザインしていた。だから、具志堅用高のチャンピオンベルトには試合中継を独占契約していた「TBS」のロゴが刻印されていたのだ。
“腰に巻く”と書いたが、最近のチャンピオンはベルトを腰に巻かない。肩に掛けるか、セコンドが高く掲げてタイトルマッチのリングに上がる。私は、ベルトはちゃんと腰に巻いてほしいと思う。
また、試合前のベルト返還のセレモニーも行われない。「持ち回り」ではないことが周知の事実だからだ。そんな儀式にこだわっているのは、日本のプロレスか総合格闘技くらいなのだ。
…余談が過ぎた⤵️

さて、アドニスとデイムの確執とは一体何だったのだろうか。
デイムが逮捕された時にアドニスが逃げたことで恨んでいたのは解る。
だが、アドニスはデイムに裏切られたと知って怒る。母が隠していたデイムの写真が何かを示していたようだが、ちょっと理解できなかった。
デイムは復讐目的でアドニスに近づいていて、このタイトルマッチがアドニスへの復讐になっているのだとすると、デイムの反則を取らなかったレフェリーが絡んでいるとか、そういうことなのだろうか…。
最後の和解のシーンでアドニスがデイムに詫びているが、どうも釈然としない。
そんなことより、反則を使ってチャベスに勝ったデイムに怒ったアドニスが、真っ向勝負でスポーツボクシングを貫き、デイムに過ちを気づかせる…そんな展開の方がスポ根の王道を行けただろうし、試合後の控室での感傷的な場面ではなくリング上で和解まで持っていく勢いが出せただろうと思うのだが、どうだろう。

決戦シーンではシリーズで今までにない演出があって、新鮮でよかったと思う。
勝敗が決する瞬間にビル・コンティのメロディが流れるという定番演出には、判っていても胸が熱くなる。

チャベスvsデイム戦は「SHOW TIME」の中継で、デイムvsアドニス戦は「DAZN」の中継という設定。名物リングアナウンサーのジミー・レノン・ジュニア氏とデイビット・ディアマンテ氏それぞれご本人が出演しているのは、シリーズのセオリーだ。
リアリティの有無に関係なく、このシリーズには米ボクシング界が協力しているし、期待もしているのだ。

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kazz

3.5アニメの様な演出

2023年6月6日
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マイケル・B・ジョーダンが日本のアニメから影響を受けた演出があると言うだけあって、ボクシングシーンがアニメのバトルみたいでした。

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たのくら

3.5スタローンが出てこないのに。

2023年6月6日
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スタローン出てこなくても、しっかり『ロッキー』。

『ダイハード』も『インディジョーンズ』もなし得なかった、主役の世代交代を成し遂げた稀有な作品。

名前が変わろうが、スタローンが絡んでなかろうが、それが『ロッキー』であるなら、見ないでどうする。

色々大味だし、ツッコミどころも満載だし、ストーリーもご都合主義。…まさしく『ロッキー』じゃねーか!

さあ、あの日の少年達よ、面白いかどうかなんて陳腐な価値観はカラスにでも食わして、鳴り響く祭囃子に血をたぎらせるのだ。

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がばちょう

4.0燃える。

2023年6月4日
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監督が言ってるように日本アニメに通じるスポコン展開。わかりやすい。ロッキーサーガにするべくネタつながりはあるがこれ単体で楽しませても良かったのでは。友情と家族愛とど根性。おおどうすぎる。短編アニメは飛ばし過ぎかなー。そこまで拡げなくても…と。

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peanuts