クリード 過去の逆襲のレビュー・感想・評価
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ダメダメの嵐
オイラ自身の生涯ベスト作品シリーズの「ロッキー」。そしてその流れを組む本作。それなりの期待をして鑑賞。
ん? なんじゃこりゃ?
ロッキーのようなハングリーさを全く感じないグリード。そして急に話がご都合主義的に進むストーリー。薄っぺら過ぎるやろ!全く感情移入できないわ!そして無理矢理、ロッキーを登場させない演出。そしてなによりダメダメな格闘シーン。どの戦いもただの打ち合いで、ロッキーシリーズのような駆け引きやらが全く無い。ラストのタイトルマッチもそのシーンはたったの10分程度。いきなり最終ラウンドって……。一体何を考えて演出しているのか?さらにいうと、最後の試合なんてもっと実況やら観客やら打ちのめされた前チャンピオンやら事前に盛り上がる演出要素が全くできてない。
さらにさらに、久しぶりにリングに立つグリード。練習ではコテンパンなのに本番は、急に強くなってるし。ロッキーは、この途中のトレーニングの過程を大事にしてたぞ。
という事やら、やっぱりスタローンがいない事や、ビルコンティの名曲が無いのは、感動には至らないということだわ。
観客もメチャクチャ少ないし。
全般的には満足
過去2作は本当に面白かったけど、今作はそれを超えてはないかなって感じでした
ストーリーがちょっと強引に思えて、刑務所を出たての実績もないボクサーがいきなりタイトル戦って無理があるような
とは言っても、冒頭とラストのファイトシーンは迫力あって楽しめたし、ドニーとビアンカの関係もほんとステキで、ビアンカがドニーを想う言葉にはジーンときました
マイケル・B・ジョーダンの身体の仕上がりが本当に素晴らしかったです
スーツ姿もとってもかっこ良くて、ひたすらマイケル・B・ジョーダンのかっこ良さが際立っていました
ついでに、あのアニメはいらんような
この番組はDAZNの提供でお送りします。 色々思うところもあったけど、最後の短編アニメで全て吹っ飛んだわっ!∑(゚Д゚)
『ロッキー』シリーズから派生したボクシング映画『クリード』シリーズの第3作。
現役を引退したアドニスの前に、刑務所帰りの旧友デイムが現れる。彼らの間に横たわる因縁が、2人をリングの上へと誘う…。
○キャスト
アドニス・クリード…マイケル・B・ジョーダン(兼監督/製作)。
ビアンカ・クリード…テッサ・トンプソン。
製作にはシルベスター・スタローンも名を連ねている。
ここ数年、『ロッキー』シリーズのプロデューサーであるアーウィン・ウィンクラーとの関係が悪化しているスタローン。
自らが生み出した『ロッキー』シリーズの所有権を主張しているスライですが、それが受け入れられるどころか逆にシリーズから追放されてしまいました…😢
ロッキーのいない『ロッキー』シリーズなんてうなぎが載っていないうな重。そんなもんに価値はあるのか?と思ってしまうが、とりあえず鑑賞してみることに。
本作はシリーズの主演、マイケル・B・ジョーダンの初監督作品。主演が監督もこなすという『ロッキー』シリーズからの伝統を受け継いでいるというのは結構熱い。…スタローンが居ればの話だけどね。
そんなMBJの初陣ですが、まぁそつなくこなしたわね、という印象。
丁寧なストーリーテリングで目立った瑕疵は見当たらないが、バーニング・ハートなポイントも特にない。
優等生な映画ではあるものの、男と男の熱い闘い、ドキドキさせるロマンス、心を震わせる人間ドラマ、そういった『ロッキー』スピリッツが今一つ伝わらなかった。
本作のライバル・デイムは「もしもロッキーがクソ野郎だったら…」というwhat ifなキャラクター。
彼を演じるジョナサン・メジャースといえば、今後の「MCU」シリーズで大ボス・カーンを演じることが決定している次代のスター俳優であるが、どうやらプライベートでは色々とゴタついているらしい。
マネジメント会社から契約を解除された…っておいおい大丈夫か?
今後のキャリアが不安なメジャースだが、今回の演技は文句なしで素晴らしかった✨キレたら何をしでかすかわからない凶暴性を、表情と佇まいで見事に表現!あの何を考えているのかわからない顔面が怖すぎる…´д` ;
何より、ヘビー級ボクサーを演じる上での身体の作り込みがハンパではない!どうやったらあそこまで分厚くなれるんだってくらい筋肉モリモリ。『ロッキー3』の時のミスター・Tにも匹敵するスーパーマッチョ💪
MBJの身体も素晴らしいのだが、メジャースと並ぶと「そんなに細くて大丈夫か…?」と心配な気持ちになってしまう。スピードタイプvsパワータイプの戦いってことなんだろうけど、どうしてもメジャースの方が強そう。作劇的にはそれでいいのか、という気もしますが、メジャースの身体の作り込みには敬意を表したい。
アドニスが過去の過ちと向き合いそれを克服するという、これまで以上にシリアスでダークな物語。そのため、クライマックスまでは結構しんどい思いをしながら鑑賞することになる。
その溜まったフラストレーションがラストのタイトルマッチで一気に発散される!!…という展開になれば良かったんだけど、その試合描写がイマイチなんだよなぁ…。
周囲の観衆が消え去り、リングの上に立つ2人の戦士だけが残る。アニメ好きを公言するMBJらしく、日本のスポーツアニメではお馴染みのこの表現を実写に取り入れている。こういうの『ピンポン』とか『スラムダンク』を思い出しますよね。
まぁぶっちゃけこの演出があんまり上手いこと行っておらずちょっとダサい。
明確に問題ありだと思ったのは、途中の死闘をすっ飛ばして唐突に最終ラウンドが始まっちゃったこと。2人だけの世界での闘いを除けば第1ラウンドと第12ラウンドしか描かれてないじゃない!
やっぱりボクシングって途中経過も大事だと思うのです。起点と終点、そしてその間を繋ぐ心象的な映像だけを観させられても、イマイチ燃えないんだよね🌀
『クリード1』では『ロッキー1』を、『クリード2』では『ロッキー2』と『4』を踏襲したかのような作劇を見せていたこのシリーズだが、本作では『ロッキー3』と『5』からの影響を感じる。ブランクからのカムバックという点では『ファイナル』の香りも少々あるか。
3作品を通して『ロッキー1』〜『ファイナル』までをリビルドしたかのようなこの『クリード』シリーズ。そういうところが優等生的というか堅実というか無難というか面白みに欠けるというか…。
プロデューサーはウィンクラー一族、脚本は『クリード1』の監督だったライアン・クーグラーの弟であるキーナン・クーグラー。ライアンも製作/原案としてクレジットされている。
完全にスタローンの手を離れ、ウィンクラー&クーグラーファミリーに乗っ取られてしまった『ロッキー』シリーズ。映画と実人生が混ざり合ってしまうというのはスライの特徴の一つだが、身内に裏切られて全てを失うなんてまるで『ロッキー5』じゃないか…😅
どこまでいってもロッキー・バルボア=シルベスター・スタローンなんだなぁ…と、本人が出演していないのにも拘らずそう強く思った次第であります。
とまぁなんだかんだと書いてきたけど、エンドクレジット後のオマケ短編アニメの印象が強烈すぎて、ぶっちゃけ映画本編の内容が全部ぶっ飛んだ😂
そりゃ冒頭に「オマケアニメがあります」という説明があったけどさぁ。まさかこんなとんでもない内容だとは思わないじゃないっすか。まさかシリーズの次回作はこれで行くのかMBJ!?
そんなわけで、最終的には「やたらとDAZNのロゴがいっぱいあるな〜。沢山お金を出したんだろうな〜」ということしか覚えていない映画でありました。
うーん…、シリーズの方向性はこれでいいのか?カムバック、スタローン!!
逃げちゃダメだ
ロッキー(スタローン)がいないだけで、なんと薄味な映画に
人としては不完全なロッキーにみんな感情移入していたシリーズなので、アドニスの幸せな家庭を見せられても、ふ~んよかったねーで終わる
映画としてはソツなく作られてはいるが、それだけ〜って感じ(つーか、刑期長くね⁉)
脱・アポロ 独り立ちしたアドニスよ、これから何処へ向かう?
レビュアーさんたちの星の数が芳しくなくて、観ようか悩んだけれど、ロッキーから全シリーズ観ているからねと、情にほだされ行って参りました。
結果、本作においてロッキーやアポロの因縁とか呪縛からやっと解放され、アドニス・クリードとしてのストーリー展開だったので、単体として観ればなかなかの面白さでした。ただ、デイミアン(ジョナサン・メジャース)がいきなりタイトルマッチの設定は、アポロVS.ロッキーとは前提が異なり、無理があったように思えます。
その無理な設定を引っ張り、アドニスが復帰して拳をまみえるところも同様かなぁ。
もう一点気になったのは、アメリカのプロボクシングというビッグマッチですからやむを得ないのかもしれませんが、やたらとスポンサーが前面に出てくるな、と(DAZN・ヘネシー・ラルフローレン?)、ちょっと御用聞き感が強くて鼻につきました。
それらを拭い去ってくれたのはジョナサン・メジャースの演技かと思います。出所後の雨に打たれた子犬のようなオドオドした目つき、それが戴冠後の俺様ドヤ顔へ、そして試合中の弱気が出る表情へとくるくる変わり、ラストは憑き物が落ちたようにすっきりとした子供時代のブラザーへと、お見事でした。
カラダを作り直すシーンなんかはロッキーシリーズへのオマージュを感じて、エイドリアーン!なんて叫びたくなりながらスクリーンを後にしました。
よくできています!
本来ならもっと長編になりそうです
テンポも速いですが観にくさは感じません
評価は低いようですがロッキーが出てこないからかな?
確かに盛り上がりは欠けているようにも思いますが大変良く出来ていると思います
しかしもう次は作らないでほしいです…
クリードはクリードかな
みんなロッキーの影を見てるけど
ジョーダン監督としての一作目
多くを求めすぎかな。
ロッキーでは無くクリードなんで。
それ差し引きしても、今回は及第点で
良いのでは?
確かにロッキーの焼き直しの部分が多い
ドラゴまで出てきて。
さて映画評。
もう少し家族の葛藤とかトレーニングのワクワク感
とか出してほしかった。
そこじゃないかな。ロッキーは逆境から
勝ち進むからこそ楽しい。
その逆境部分が薄かったな。
敵対する敵役も、もう少しクリードを
窮地に落として欲しかった。
何より、最後。
シェイクハンドでは無く、気持ちをぶつけて欲しかった
握手しながらも、最後は殴って欲しかった。号泣しながら
お前を信じてた… もう終わりだ…
位の台詞があってこその打ち勝つのでは?
そう言う直接的な感情表現して欲しかった。
だから平坦でストーリーがつまんない。
次はドラゴ親子の物語
どうなりますか?
そうそうアニメ?
わかるけど、何を描きたいのか?
サイバーなの?
格闘なの?
意味がわかりません。
コレで最後なのかぁ
ちょっと続きそうなイメージだけど??
キルモンガーvs征服者カーン
マイケル・B・ジョーダンとジョナサン・メジャースを見てると思わず全宇宙を巻き込むヴィラン同士のバトルの気もするが、気弱なキッズが仲間を置き去りにして逃げちゃった話。自らの蒔いた種なんだけどね。逃げた奴は金持ちの養子になって世界チャンプになって豪邸とロールスロイスに幸せな家族、誰もが羨むものを手にしている。いやぁ、征服者カーンでなくとも妬むよね。
それはマイケル・B・ジョーダンの私生活とも被るのでは無いか?
全てを手にした男が自らのPVを作るとこんな感じ?
着ているスーツはカッコいいし、車も最高、生活も言うに及ばず、ラルフ・ローレンのビルボード広告にもなっている。無論、トレーニング姿も惚れ惚れすれば、脱いだ姿は男も惚れるほど?
とは言うものの、ムキムキ2人のパドルは迫力満点、3作目で予算も豊富にスタジアムでのなんと豪華な撮影にも感動。ロッキー2での安い成金ぶりと比較すると流石に遠くまできたものですね。
でもライアン・クーグラーが監督でなくとも、スタローンが出てなくとも嫌いにはなれません。
がんばれジョーダン。
23-075
クリード三部作完結。
過去作に比べて、
アガる場面が少ないような、、、
手に汗握る場面も少ないような、、、
ロッキーも出てこないし、、、
ロッキーの良さがかなり薄め。
ドラマに比重を置いた作品ですね😅
点数(3.5)はややおまけかな
マイケル・B・ジョーダン、今までも自身の出演作について製作まで携わっている作品も多くありますが、今作ではライアン・クーグラーから監督を引き継ぎ、いよいよ「監督デビュー作」となりました。いろいろと工夫が見られましたし、全体的にも巧くまとまっていて、それなりに楽しめました。が、、
アドニス(マイケル・B・ジョーダン)、親にもなり、盤石の地位まで上り詰め、財産だけでなく名声をも得ており、すっかりセレブリティな存在で「ハングリー」とは程遠い存在になっています。そんな彼がリングに立つ理由は、自分の蒔いた種の回収。なんなら、巻き込まれた前チャンピオンと挑戦者だった二人は健気にアドニスに寄り添っていて、もはやボクシングにハングリーを語ること自体が時代遅れなのか?
観ていて今一つ、気持ちの盛り上がりはありません。いやいや、「前2作は何なら泣けたけどな」と思いつつも、もしかしたら私はロッキーに泣いていたのかもしれない。だとしたら、今作に足りないのはロッキーだったのか?勿論、そんなことはないと思いますが、、、
作品としてきちんと「ロッキーサーガ」にはなっているように思いますが、少々綺麗にまとまりすぎなのかもしれません。なので、点数(3.5)はややおまけかな。初監督作として及第点だと思いますけど、この調子だと噂の「4」についてやや心配なのも否めません。とは言え、確かに今作がシリーズの最終章という感じもしなかったし、だとしたら今作は「つなぎ」なわけですから(私を)泣かせるストーリーに仕上げる必要はないことも解ります。(どの立場なんだか)
と言うことで、書くことも思い浮かばなくなってきたので、本編とは別の部分について付け加えですが、
本作が始まる前に製作のマイケル・B・ジョーダンからのコメントとして「エンドクレジット後に~」と注釈が入ります。もうこういうパターンは皆さん慣れてますから・・・あ、あれあれれ、無視して帰っていく人多いな。忘れちゃったの?これからなんかあるらしいよ。あ、ほら始まった・・・、、、何なら、その途中で帰っていく人も続きます。私は最後まで観ましたけど、「ロッキーサーガ」、ファンはそういう形でも続くことを臨んでるのだろうか?私個人的には全く興味なく、まさに「蛇足」な感じがして危なく点数減らすところでしたが、ま、これは本編と別物ですからね。。
あっさり味
「ロッキー」シリーズも「クリード」シリーズも大好きなんですが、今作は評価が難しい……
ストーリーとしては、「クリード」一作目と対になっています。
アドニスを施設から連れ出したアポロの妻(クリードの実の母ではない)が余命いくばくもなく、アドニス自身もすでに引退しているところへ、その施設時代の友人がやってくる。
つまり、もし養母が引き取りに来なかったらアドニスもこういう人生を歩んでいたかもしれないという鏡像のような相手であるデイミアン(デイム)。
今作は、まさに「クリード」が描き残してきたアドニスの幼少時代の過去(生い立ち)と闘う話です。
そうした、ストーリーの大枠自体は悪くないと思いました。
しかし、脚本がかなり荒いのはやはり気になりました。
過去が急速に追ってくるということなんでしょうけど、デイムが一気にチャンプになってしまう展開は違和感があるし、養母の死の意味づけもいまいち弱いと感じました。
試合の勝利への展開もロジックが十分でないし、あっさりしすぎでしょう。
「ロッキー」シリーズは大げさな音楽とどん底から這い上がるような過酷な鍛錬の末の勝利が持ち味だと思うんですが、今回はどちらもこれまたあっさり風味でしたね。
あと、残念なのは、娘ちゃんの間違った暴力性が制御された力へと脱皮する展開を絡ませるという手もあったと思うんですが、そこはあまり深掘りされませんでしたね。
ただし、マイケル・B・ジョーダンの肉体の説得力は今作も十分にありました。そういうところは彼のファンです。
あとおまけのアニメはちょっと続きが見たいですね。
意外にオモロ
子どもの頃見てた、ロッキーシリーズの続編?という事で、鑑賞。
ちなみにこれがシリーズ3作目との事ですが、前2作は全く見ておりません。
あまり期待はしてなかったのですが、訳アリの少年時代の親友との対戦というストーリーが、意外にちゃんと練られてて良い。
それと、ボクサー役の俳優が、どの人も本物のボクサーっぽく、それがリアリティー度を高めてて良いです。相手のボクサー役の人は雰囲気がマイク・タイソンにちょっと似てません?
普通に考えればムショに20年近く入ってた人が、いきなり、しかも世界タイトルマッチでデビューとかありえないんですけどね。
まあそこは映画って事で。
こういう格闘技系のものって、男は何かたぎりますよね(笑)。
スタローンは出てないですけど、前2作は出てるんですね。
勝利の時の音楽で、ちょっとだけロッキーのテーマが流れる以外はロッキー色無いので、ロッキーを知らない世代の人でも楽しめるかと。
オレ様の言う通り。
マイケル・B・ジョーダンの主演・監督のオレ様映画。しかも本編後にマイケル肝いりの「クリードの世界観のディストピア格闘アニメ」のダイジェストも流れる。どこまでオレ様なのだろう。痛快だ。
成功しても振り切れないでいた過去との決別。 いい話だなー、子供とリ...
成功しても振り切れないでいた過去との決別。
いい話だなー、子供とリングに上がるのは観客が帰った後に持ってきたかー…と思っていたら、本編終了後に主役俳優の趣味に付き合わされる不思議な時間が待っていたw
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