ふたりの女、ひとつの宿命
劇場公開日:2023年5月26日
解説
ハンガリーを代表する女性監督メーサーロシュ・マールタが、キャリア初期のイザベル・ユペールを主演に迎え、代理出産をめぐって変容していく2人の女性の関係と、戦争がもたらす残酷な宿命を描いたドラマ。
1936年。ユダヤ人のイレーンは、不妊に悩む裕福な友人スィルヴィアから、彼女の夫との間に子どもをつくって欲しいと頼まれる。生まれた子どもには莫大な財産の相続が約束されたが、イレーンとスィルヴィアの関係は次第に悪化していく。やがて世界ではファシズムが台頭し……。
ユペールがイレーン、「ナイン・マンス」「マリとユリ」にも出演したメーサーロシュ監督作の常連俳優モノリ・リリがスィルヴィアを演じた。日本では「メーサーロシュ・マールタ監督特集上映」(2023年5月26日~、新宿シネマカリテほか全国順次公開)にて劇場初公開。
1980年製作/105分/G/ハンガリー・フランス合作
原題または英題:Orokseg
配給:東映ビデオ
劇場公開日:2023年5月26日
スタッフ・キャスト
- 監督
- メーサーロシュ・マールタ
- 脚本
- コーローディ・イルディコー
- メーサーロシュ・マールタ
- 撮影
- ラガーイ・エレメール
受賞歴
第33回 カンヌ国際映画祭(1980年)
出品
コンペティション部門 | |
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出品作品 | メーサーロシュ・マールタ |