「許容できない命に対する倫理観」石門 ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
許容できない命に対する倫理観
いくら両親を助けるためとはいえ、賠償金の代わりに赤ちゃんを提供する・・・というのは
いかがなものか、と思う。
主人公リンの妊娠発覚から出産までの時間軸を描いたドラマであるが、
特段起伏もなく淡々と過ぎていく印象。
お母さんのネットワーク商売は少し笑えたけど、しつこくて鼻についた。
最終的にはコロナ禍となり、赤ちゃんの引き取りがうやむやになった気がする。
想像するに、結局引き取られなかったのではないか。
それと、1シーンが長かったりして、148分というのはさすがに冗長に感じた。
しかし、主演のヤオ・ホングイの体当たりの演技は良かったと思う。
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